5/30(日)松山市内→松前→松山市内→神戸
今日は午前中のみ松前町からQRVし、昼過ぎの高速バスで神戸に戻ります。松前町は今年3月に7MHzでQRVしていますが、その時も珍しがられましたのでハイバンドでの再挑戦です。
帰りのバスはJR松山駅から乗るのでまずは松山駅へ。コインロッカーに荷物を預け市駅に戻りましょう。
市駅からは郡中線です。伊予鉄のダイヤはバスや路面電車含め実にユニークで、始発が遅い上に一般的に運転本数が多い7時・8時台の本数が昼間より少ないのです。郡中線も同様で、平日朝は松前折り返しの列車があるので10分ごとですが土休日は20分ごととなり、15分ごととなる昼間の方が本数が多いのです。終電や最終バスも早く、道後温泉からの最終は22時発です。のんびり風呂に入ることもできないです。
松前駅に到着。前回と同じ移動地に向かいましょう。
途中には鈴木弁当店の跡があります。JR松山駅の駅弁販売業者だったお店で、1938年に駅での弁当販売を開始、1960年に発売した「醤油めし」がヒットし以来松山駅を代表する駅弁となっていました。最盛期は船や港の売店にもお弁当を卸していたもののコンビニの発達で売り上げが落ち、2018年4月に破産してしまいました。私も高浜駅の売店で買っていましたがお店は松前にあったのですね。
松山駅からは駅弁がなくなりましたが、鈴木弁当店のレシピを受け継ぐ形で岡山の駅弁業者「三好野」が「醤油めし」を製造し販売が復活しています。三好野は高松駅の弁当も製造しており、もはや四国内で地場業者が製造しているのは今治と高知だけになりました。
海辺まで到着。アンテナを設営し9時前にスタートです。
ひとまず様子見で上げた18MHzが良さそうなのでこのバンドでスタートです。それほど安定してはいないものの2エリアより東が開いています。やはり「松前町ファーストです」が多いです。ハムログを見ている局なのでしょうか、時に「松前」を「まさき」と読めずに「違ってませんか」と言われる方もいました。確かに独特の地名ですよね。
50MHzは7エリア中心で開いています。お隣の伊予市からJA5RCT局が出ていますが空振りCQが多いようです。やっぱり1エリアが開かないと苦しいのでしょうね。岡山・香川では7MHzだと1エリアとの相性がいい代わりにハイバンドや50MHzでの相性が良くないのですが、愛媛でも6エリアほど距離がないので1エリアが開きにくいのでしょうね。
残り30分のタイミングで21MHzにも出てみます。ただCondxが下がり気味なのかあまり呼ばれずでした。
帰りの電車は松前11時51分発です。引き上げましょう。松前からは18MHzで23局、21MHzで4局の27局でした。ありがとうございました。
土橋駅で下車し歩いて「太陽市」へ。お昼はここのレストランです。JAの施設だけあってとにかく野菜が旨いので満足できます。
今回はカボチャとクリームチーズのサラダ、イカのチリソース、大根煮とジャンボいなり寿司です。高菜のおにぎりはバスで食べます。
帰りはJR松山駅前から高速バスです。JALは19時台の1日1便のみに減便しており、さすがにその時間までQRVを続けるだけのバッテリも体力もありません。翌日は代休なので高速バスで疲れても大丈夫です。途中では酒が買えないので松山駅で調達しておきます。
JR四国バスの「松山エクスプレス」です。西日本JRバスと共同運行しており、市駅には向かわず大街道でお客を拾い松山ICから松山道に入ります。
13時にJR松山駅前を発車。三宮駅前17時42分着予定なので5時間弱かかります。このため3列シートでUSB電源とWiFi付きです。ライバルの伊予鉄・神姫連合の神戸行きが1日2往復に減らされているのでJRの利用です。
川之江ジャンクションからは高松道ではなく徳島道を経由します。徳島県内に入り藍住ICで高速を降りたら少し走って高松道の板野ICからまた高速に入ります。川之江JCT-板野ICは110.2km、川之江JCT-藍住ICは88.1kmと圧倒的に徳島道経由の方が短いためですが、今は全線が4車線化された高松道に対して徳島道は対面通行で70km/hに制限される区間が長く板野ICまでの所要時間はほぼ変わらないとされます(もちろん高速料金は徳島道経由の方が短いので安い)。
前回乗ったときは淡路島で渋滞に引っかかり大幅に遅れましたが今回はスムース。有り難いです。最後に若宮-湊川間で渋滞に巻き込まれたもののずっとスムースで定刻の2分遅れの17時45分に三宮駅前到着です。新快速で帰宅しましょう。
2日間合わせて31局でした。経験のなかった愛媛からのハイバンド運用ですが、特徴がよく分かりました。次回愛媛県からの移動運用は来年3月の予定です。