JF4CADの運用日誌2.5

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福井市内風景印巡り②

2020-08-21 | シャック便り
福井市内の風景印巡りの続きです。

福井照手郵便局から戻って繁華街を北に上がると福井錦町郵便局があります。

付近は繁華街で「夜の街」となっています。一方で「六方焼き」の親玉菓舗、「汐うに」の天たつなど実力派の老舗が点在しています。

福井錦町郵便局の風景印です。こちらに描かれている橋は九十九橋のお隣に架かるさくら橋、銅像は幕末の志士・橋本左内のものです。左内は緒方洪庵に師事し、やがて幕末の名君松平春嶽を補佐するようになり一橋慶喜を将軍に推すものの安政の大獄で獄死し生涯を終えます。春嶽も倒幕派にあらがえず北陸唯一の大国(大和・播磨・伊勢など最も国力の高い13国)であった越前は明治以降目立たない存在となってしまいます。

一方自然が豊かで、鯖江の眼鏡・セーレン・日華化学など高い技術力を持つ企業も多いことから福井は持続可能な社会のモデルになるとも言われています。


福井錦町郵便局の南にヨーロッパ軒総本店があります。ご存知の福井名物ソースカツ丼の発祥の店です。

今回はこちら。「三種盛りスペシャル」です。一番人気のソースカツに加え海老・ミンチカツの3種が楽しめます。ミンチカツは単品だとなぜか「パリ丼」と呼ぶのですが、これも肉汁が一杯で人気が高いみたいです。一度食べてみて以降は気に入ったものを単品で頼むのも楽しいですよ。

お土産は西武百貨店の地下食品売り場にもありますし、駅前「ハピリン」の2階にあるお土産物屋さん、さらに駅ビルのスーパー「プリズムマート」にもあります。越前そばや永平寺ごま豆腐に味カツ(ソースカツ丼の上に乗っているカツ)、地元限定のドリンク「ローヤルさわやか」など色々あって飽きません。


少し時間に余裕があるので今庄で途中下車します。

駅の裏に今庄郵便局があります。

集配も担当している大きな局ですがお客さんは誰もおらず静かなところです。

今庄郵便局の風景印です。

今庄で降りたのは風景印だけでなくこちらも目的。

高野由平商店です。江戸時代に旅籠をやっていた際に若狭藩から甘露梅肉(練り梅)の製法を伝えられ、明治以降は甘露梅肉の製造販売店となっています。もちろん甘露梅肉も絶品なのですがこちらの紅梅液がお目当てです。

甘露梅肉を作る際に梅の実を砂糖漬けにするのですが、その際に出てきた梅シロップを土蔵で数年寝かせたものを「紅梅液」として売っています。これ、氷水で割ると暑さで疲れやすいこの時期の体にぴったりです。

昨年今庄から移動運用でQRVしており、その際に駅の案内所で買ったらあっという間に飲みきってしまったので大きな瓶で買っておきます。添加物など人工的な物は一切使っておらず安心して飲める点もポイントが高いです。甲類焼酎+紅梅液+炭酸水ってのも美味しいと思います。


荷物も一杯になりましたのでこれで帰りましょう。敦賀から大阪までは新快速で2時間少々(福井からは3時間少々)。大阪を17時頃以降に出る電車になると帰宅ラッシュに巻き込まれるため敦賀14時23分発の新快速がいいでしょう。

冒頭の繰り返しとなりますがこれが金沢ですと時間に余裕がなく電車に乗っている時間もさらに往復で3時間程度プラスされるため日帰り金沢は全くオススメしません。一方福井ですとこのように時間に余裕があり、あれこれ見て回って日帰りできます。ホントに金沢がいいのか一度考えてみてもいいと思いますよ。
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