JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

福井市内風景印巡り①

2020-08-20 | シャック便り
風景印巡り、今回は福井市です。

福井市内中心部では福井文京六郵便局を除く全ての郵便局に風景印が配備されています。

福井に行くに近江今津朝8時14分発の福井行きが便利です。乗り換えなしで10時前に福井に着きます。

#青春18切符の時期ですが、この電車を利用しても日帰りの金沢行きは無茶です。敦賀発の最終の新快速の時間を考えると金沢には短時間しかいられません。近江町「以外」の場所で食事して兼六園を早回りしたらもう帰りの電車の時間です。日帰りなら福井の方が時間に余裕があり、永平寺などにも足を伸ばせます。

福井に到着。福井駅周辺は少し歩くと福井大手郵便局があります。

福井駅に一番近い郵便局ですがお客はおらずのんびりムードの局です。

福井大手郵便局の風景印です。福井城址にある県庁が描かれています。

福井城は柴田勝家の時代と江戸時代では異なった場所にあり、江戸時代の福井城があった場所には現在県庁があります。

ちゃんとお堀が残されていて石垣に囲まれる形で県庁があります。

その県庁近くには福井中央郵便局があります。

福井中央郵便局の風景印です。中央郵便局の風景印はどこも総花的な図案になってしまいがちで、こちらも県の花である水仙や県庁へのアクセスとなる御本城橋などが描かれています。

「もう一つこんなのもあるのですが」ということで紹介を受けたのがこちらの消印。記念切手の発売日から数日間のみ使用される印です。


次の郵便局への途中に福井西武があります。

元は「だるまや百貨店」でしたが1970年に西武百貨店と業務提携し「だるまや西武」に、さらに1993年には西武百貨店に合併され「西武福井店」となっています。福井県で唯一の百貨店ですが人口が少ないのでお客は少なく、来年2月末で新館の営業を取りやめるようです。

福井県の小売業は大手が少なく、西武と同じグループのヨーカドーはありませんし、あのイオンすらお店がなく滋賀の平和堂などに限られます。このため百貨店だけが孤立してしまっており、このことも苦戦の理由だとされています。

福井市内では北陸新幹線の延長開業を控え再開発が進んでいます。

こちらは福井銀行の新本店です。

こちらは繊協ビル。元は1階に京福のバスターミナルが入っていましたが撤退し、取り壊されて再開発される予定だそうです。


西武から歩いて5分ほどで福井佐佳枝郵便局です。

ここもお客さんがいません。人のいない街ですね。

福井佐佳枝郵便局の風景印です。描かれている電車は局舎の前を走る福井鉄道のものです。調べてみたら80型という車両のようです。福井鉄道ではかつてこのような路面区間でステップを出して乗降させるタイプの電車を持っていましたが、現在は路面電車規格の床の低い電車に統一しています。

この80型は名義の上では大正時代の南海の車両で戦後すぐに福井鉄道に譲られましたが既に車体が古かったため1956年に車体を鋼製のものに交換、さらに足回りも1987年に交換、その後もちょこちょこと部品交換されたため、2006年の引退時点では南海由来の部品はほぼなくなっていたそうです。


さらに進むと九十九橋という橋があります。江戸時代までは足羽川に架かる唯一の橋だったそうです。しかも城下側の約半分は木橋となっており、万一の際はすぐ壊して防御できるようになっていたそうです。

この九十九橋のたもとに福井照手郵便局があります。

福井照手郵便局の風景印です。もちろん九十九橋が描かれています。


前半はここまで。後半に続きます。
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