いつもお世話になっているJS3OMH倉田さんより、先日の沖縄・波照間島(八重山郡竹富町)からのQRVの画像を頂きましたのでご紹介します。
波照間島へは石垣島の離島ターミナルから安栄観光または波照間海運の船があります。波照間海運は今年8月に揺れの少ない双胴型の高速船を新造したところです。
この船がその新造されたばかりの「ぱいぱてぃろーま」です。倉田さんはアマチュア無線家としては初の乗船かも知れませんねHi
ちなみに八重山の言葉で「ぱい」=南、「ぱてぃろーま」=波照間でして、波照間の南にあるとされた伝説の島「南波照間島」からとられています。琉球王朝時代辺境にあった八重山は重税を課されて苦しい生活だったといわれ、こういった理想郷の伝説は与那国にもあるみたいです。
波照間では宿からQRVされたそうです。宿だと直射日光を避けられますし、電源確保の点でも有利ですね。
アンテナは釣竿アンテナにATだったそうです。ちなみに私だと例の自作フルサイズDPになるところでしょうねHi
小浜島は残念ながらQSOに至らず(そういえば私も小浜ではゼロでした)でしたが、波照間島と石垣をあわせて278QSOだったそうです。クラスタにも乗っていたようですね。
私の方から各局にTwitterでお知らせしたとおり、倉田さんの滞在中熱帯低気圧や台風が次々と沖縄付近で発生し、お天気はよくなかったそうです。波照間では滞在を繰り上げるよう宿の人から勧められたそうです。島の天気は島の方が一番よく知っていますので、こういう場合は勧めに応じた方が無難です。
予定を切り上げて石垣にQSYされ、1泊ののち石垣から那覇経由で無事戻られています。あと1日あとにずれていたら那覇からも脱出できなかったと思われます。無事で何よりでした。
倉田さんも八重山の雰囲気を気に入られたようです。那覇とは違う独特ののんびりさがあって魅力的ですね。お疲れ様でした。