1/13に大阪府枚方市(JCC 2512)国見山に移動してきましたのでご報告します。
昨年交野市に移動したときに枚方の方から「枚方に国見山という山がありますよ 一度行かれるとFBですよ」と教えて頂き、気になっていたのが枚方の国見山です。調べてみると標高は約280mで、JR学研都市線の津田駅から1時間前後で着くようです。地図はこちら。寒気が入り込み寒いですが三田の羽束山より標高が低いので試しに出かけてみることにしました。来月初めの京都コンテストに備え寒さに慣れるにもぴったりです。
最近ガソリン代が高いので電車にしました。途中まで定期があるので津田駅まで片道450円。これならガソリン代より安いですね。津田駅から地図を参考に「おおさか環状歩道」というハイキングコースに入れば国見山に行けるそうですが…
第二京阪道路の建設のため本来の環状歩道は分断されており、迂回してくださいとのこと。かなりのロスになりそうです。
津田サイエンスヒルズの工場や研究施設の中を通ってようやく登山口に再合流です。ここまで駅から40分です。サイエンスヒルズには京阪バスのバス停があるものの、土日は全便運休とのこと。
ここからは割と緩やかな登山路で、谷筋を淡々と登ってゆきます。登山口から20分弱で尾根筋に上がり、すぐに国見山頂上への階段が見えます。これも僅かの距離で頂上に到着です。
頂上はあまり広くありません。そのかわり展望は非常によく、山科~京都~高槻~伊丹空港~大阪市内がはっきり見えます。上の画像でも八幡の男山や京都方面がよく見えていますね。
今日は50MHz用のアンテナとして3エレを持ってきました。風が強いのでいつもよりマストの固定を厳重にして組み付けです。迂回をしたおかげで予定より遅れ9時30分からスタートです。
50MHzのVFOを回してみたものの、やはりほとんど局が出ていないようです。それでも京都・大阪・神戸と満遍なく飛んでくれているようです。京都からは20mWの自作機からもコール頂きました。この出力でもアンテナのビームを向けるとS9まで振ってきます。面白いですね。ただし送電線が500mくらい離れて存在しますので、その方向にビームを向けるとS3ほどのノイズが出てきます。
50MHzのコールが途切れましたので144MHzにQSY。こっちは京阪神のほか奈良方面や三重県名張、うちの常置場所の近所などにも飛んでいるみたいです。ゆっくりQSOしながらお昼にしました。
午後に入って京都市内や高槻には雪雲が流れ始めました。枚方には雪雲が流れ込まないものの、風が強まってきました。厳重にマストを固定していますが、マストがかなりしなるようになり、危険防止のため50MHzのアンテナを片づけ430MHzに載せ替えました。
430MHzはFMにしましたが、滋賀県や愛知県、香川県にも飛んでくれるようです。結構飛びます。予定の13時を過ぎてもコールが途切れず続けていましたが、さすがに風で寒くなり、この辺が限界ということで14時40分過ぎで撤収することとしました。
津田駅への途中にスーパー銭湯がありましたのでこれ幸いということで暖まってきました。
国見山はビーム方向によっては送電線のノイズが絡むみたいです。その代わり2エリア方面をはじめあちこちにそこそこ飛ぶみたいです。帰りに一風呂も可能ですのでゆっくり運用にはいいと思います。
本日は50MHzで12局、144MHzで18局、430MHzで11局の計41局とQSOできました。各局ありがとうございました。次回は京都コンテストになりそうです。場所はこちらの予定です↓
私の運用場所の近くにも送電線がありましたが,7MHzではほとんど影響はありませんでした.今日は「中国の龍」も静かでしたし^^;).
今日は18MHzとかもオープンしていたようで、HFのディションがよかったようですね。その影響で50MHzにQRVされる方が少なかったのかも知れません。
あと1月半程で3月,ハイバンド,6mともに開けることが多くなってくれればいいんですが...
今年はさすがに無理ですが、来年あたりからは50MHzでも春分や秋分前後にTEPでVKとかが聞こえてくるかも知れませんね。私もHFのアンテナ用にケーブルキャッチャーを買おうかと思っています。
SF作家の野尻抱介さん(http://njb.virtualave.net/web/index2.htm)のアンテナ設営方法は,ユニークで興味深いです.