5/24(金)那覇→渡名喜→那覇
今日は渡名喜に行ってみましょう。渡名喜は2008年以来になり、最も長く再訪していなかったところでした。
渡名喜島(島尻郡渡名喜村)への唯一のアクセスが久米商船のフェリーです。人口が少ない渡名喜へは通常那覇と久米島の双方からの1便目のみが寄港し、その時間差は数十分しかありません。宿泊しないとQRVできないのですが、春~秋の金曜は久米島発の2便目も渡名喜に寄港するため那覇からの日帰りができます。滞在時間は5時間弱確保できます。頑張ってQSOしてあとは船で寝ればいいという次第。
泊埠頭(09:00発)→渡名喜(10:55着) ※渡名喜島滞在時間4時間40分
渡名喜(15:35発)→泊埠頭(17:30着)
渡名喜は戦災を受けなかったため竹富島のような古民家が並ぶ貴重な風景が残っていますが、アクセスが悪い上に商店は分かりにくいわお昼ご飯を食べられるところもほとんどないわで訪れる観光客は僅かしかおらず、観光地化されていないのがかえって魅力です。
私は2008年に渡名喜からQRVしていますが、村の人口は当時から200人減って300人になっているそうです。その直後渡名喜でロケが行われた長澤まさみさん主演の映画「群青(2009年)」が公開されましたが、不入りで早々に上映を打ち切る映画館が続出する大コケに終わり、渡名喜が注目されることはありませんでした。長澤さん自身も「モテキ(2011年)」の好演で復活するまでしばらく低迷することになります。
その後2016年に某グループが渡名喜からまとまった日数QRV、各バンドに出たのですが、新型コロナウイルスの影響で島を閉ざしていたのでなかなかQSOできないところになっていました。
渡名喜は港湾事情が貧弱なため予め宿を出る前に久米商船のサイトで出航予定を確認します。7時30分に就欠航が決まるようです。往復問題なしとのこと。泊埠頭に向かいましょう。
久米商船は「フェリー琉球」と「フェリー海邦」の2隻を持っています。2012年に「フェリーなは」を置き換えるため「フェリー琉球」を新造、残った「ニューくめしま」も早いうちに置き換えられるかと思っていたのですが実現せず、ようやく2019年に「フェリー海邦」が就航し置き換えられています。お互い航海速力が19ノットで揃えられたため、どちらが入っても同じダイヤです。
乗船券を買い、かまぼこ屋のはずなのに今や弁当屋となっているマーミヤかまぼこでお弁当を買ったら船に乗りましょう。
本日は「フェリー海邦」です。大分の臼杵造船で建造された1,196t・航海速力19ノットのフェリーです。渡名喜まで2時間、久米島まで3時間以上かかるので座敷が広めに取ってあるのが特徴です。
寝てた方が楽なので座敷を確保。程なく出航です。デッキに出て50が開いていないか試してみたいところですがfxEsは低いまま、雨も降ってきましたので寝ておきましょう。
11時に渡名喜港到着。久しぶりです。雨の中集落を抜けて前回と同じ小高い丘に向かいます。
その前に渡名喜郵便局へ。最近沖縄では那覇中央局が管轄する各郵便局への風景印の配備が進められており、沖縄の離島市町村で唯一風景印がなかった渡名喜も風景印ができましたのでもらいましょう。
渡名喜局の風景印です。村の花・カワラナデシコに村のキャラクター・フーちゃん、渡名喜島を描いています。
風よけのフクギが植えられて迷路みたいに見えるのが渡名喜の集落の特徴です。いい雰囲気なのですが観光客はほとんどいません。どこに行っても外国人観光客を見かけるようになった沖縄では貴重なところかも知れませんね。
集落を抜けて丘が見えました。ここに東屋があって日除け(今日は雨除けですね)できるので登ってQRVします。誰も来ないので迷惑にならないでしょう。
東屋は建て替えられて大きくなっていました。
18MHzのダイポールを用意します。11時45分にスタート。・・・誰もいません。CQを出しても全然反応がありません。ようやくで1局沖縄本島の局に呼ばれる程度です。
続けても8エリアの局にたまに呼ばれるくらいで全然ダメです。せっかくの渡名喜なんだけどなぁ・・・
仕方ないのでお昼です。
泊で買ってきたお弁当はこちら。ご飯の上にどっさりとおかずが載せられた沖縄らしいお弁当です。おかずの魚フライがコロッケになっていたりと一見同じように見えても違うお弁当が並んでいますのでホント悩むんですよね。
14時前後から雨が強くなります。Condxは変わらずで、21MHzも50MHzも開く気配すらありません。
そろそろ時間なので片付けます。渡名喜はダイヤ上15時20分着で15時35分着なのですが、乗下船が終わるとすぐ出港となります。このため15時20分には港にいる必要があります。
ターミナルでは船の出航時刻前になるとお土産の販売があります。並ぶ商品は時期により違うようで、本日はもちきび、クッキーと漬物が出ています。もちきびを買いました。
久米島で折り返した「フェリー海邦」が渡名喜に戻ってきました。船内ではゆっくり寝ることにします。
泊埠頭に戻ってきました。定宿に引き上げましょう。
荷物を下ろしたらサンエーで買い物を。明日の朝ご飯のパンに加えてポーク缶とかコンビーフハッシュとかを買い込みます。サンエーは年々配当を引き上げていて、先日は1株あたり110円(昨年は74円)を受け取りました。このため「サンエーからもらう配当」が「毎年サンエーで使うお金」を逆転しましたhi これだけ配当を出しても期末に548億円のキャッシュを持っているので財務は健全なようです。
#一応株主として投資先の決算はチェックしていますhi
夕食は「うりずん」へ。仕次ぎの「咲元」をのんびりとのみながら料理を楽しみましょう。りうぼうで明日の飲み物とかを買って宿に戻ります。
本日は合わせて6局でした。お手上げでした。ありがとうございました。
今日は渡名喜に行ってみましょう。渡名喜は2008年以来になり、最も長く再訪していなかったところでした。
渡名喜島(島尻郡渡名喜村)への唯一のアクセスが久米商船のフェリーです。人口が少ない渡名喜へは通常那覇と久米島の双方からの1便目のみが寄港し、その時間差は数十分しかありません。宿泊しないとQRVできないのですが、春~秋の金曜は久米島発の2便目も渡名喜に寄港するため那覇からの日帰りができます。滞在時間は5時間弱確保できます。頑張ってQSOしてあとは船で寝ればいいという次第。
泊埠頭(09:00発)→渡名喜(10:55着) ※渡名喜島滞在時間4時間40分
渡名喜(15:35発)→泊埠頭(17:30着)
渡名喜は戦災を受けなかったため竹富島のような古民家が並ぶ貴重な風景が残っていますが、アクセスが悪い上に商店は分かりにくいわお昼ご飯を食べられるところもほとんどないわで訪れる観光客は僅かしかおらず、観光地化されていないのがかえって魅力です。
私は2008年に渡名喜からQRVしていますが、村の人口は当時から200人減って300人になっているそうです。その直後渡名喜でロケが行われた長澤まさみさん主演の映画「群青(2009年)」が公開されましたが、不入りで早々に上映を打ち切る映画館が続出する大コケに終わり、渡名喜が注目されることはありませんでした。長澤さん自身も「モテキ(2011年)」の好演で復活するまでしばらく低迷することになります。
その後2016年に某グループが渡名喜からまとまった日数QRV、各バンドに出たのですが、新型コロナウイルスの影響で島を閉ざしていたのでなかなかQSOできないところになっていました。
渡名喜は港湾事情が貧弱なため予め宿を出る前に久米商船のサイトで出航予定を確認します。7時30分に就欠航が決まるようです。往復問題なしとのこと。泊埠頭に向かいましょう。
久米商船は「フェリー琉球」と「フェリー海邦」の2隻を持っています。2012年に「フェリーなは」を置き換えるため「フェリー琉球」を新造、残った「ニューくめしま」も早いうちに置き換えられるかと思っていたのですが実現せず、ようやく2019年に「フェリー海邦」が就航し置き換えられています。お互い航海速力が19ノットで揃えられたため、どちらが入っても同じダイヤです。
乗船券を買い、かまぼこ屋のはずなのに今や弁当屋となっているマーミヤかまぼこでお弁当を買ったら船に乗りましょう。
本日は「フェリー海邦」です。大分の臼杵造船で建造された1,196t・航海速力19ノットのフェリーです。渡名喜まで2時間、久米島まで3時間以上かかるので座敷が広めに取ってあるのが特徴です。
寝てた方が楽なので座敷を確保。程なく出航です。デッキに出て50が開いていないか試してみたいところですがfxEsは低いまま、雨も降ってきましたので寝ておきましょう。
11時に渡名喜港到着。久しぶりです。雨の中集落を抜けて前回と同じ小高い丘に向かいます。
その前に渡名喜郵便局へ。最近沖縄では那覇中央局が管轄する各郵便局への風景印の配備が進められており、沖縄の離島市町村で唯一風景印がなかった渡名喜も風景印ができましたのでもらいましょう。
渡名喜局の風景印です。村の花・カワラナデシコに村のキャラクター・フーちゃん、渡名喜島を描いています。
風よけのフクギが植えられて迷路みたいに見えるのが渡名喜の集落の特徴です。いい雰囲気なのですが観光客はほとんどいません。どこに行っても外国人観光客を見かけるようになった沖縄では貴重なところかも知れませんね。
集落を抜けて丘が見えました。ここに東屋があって日除け(今日は雨除けですね)できるので登ってQRVします。誰も来ないので迷惑にならないでしょう。
東屋は建て替えられて大きくなっていました。
18MHzのダイポールを用意します。11時45分にスタート。・・・誰もいません。CQを出しても全然反応がありません。ようやくで1局沖縄本島の局に呼ばれる程度です。
続けても8エリアの局にたまに呼ばれるくらいで全然ダメです。せっかくの渡名喜なんだけどなぁ・・・
仕方ないのでお昼です。
泊で買ってきたお弁当はこちら。ご飯の上にどっさりとおかずが載せられた沖縄らしいお弁当です。おかずの魚フライがコロッケになっていたりと一見同じように見えても違うお弁当が並んでいますのでホント悩むんですよね。
14時前後から雨が強くなります。Condxは変わらずで、21MHzも50MHzも開く気配すらありません。
そろそろ時間なので片付けます。渡名喜はダイヤ上15時20分着で15時35分着なのですが、乗下船が終わるとすぐ出港となります。このため15時20分には港にいる必要があります。
ターミナルでは船の出航時刻前になるとお土産の販売があります。並ぶ商品は時期により違うようで、本日はもちきび、クッキーと漬物が出ています。もちきびを買いました。
久米島で折り返した「フェリー海邦」が渡名喜に戻ってきました。船内ではゆっくり寝ることにします。
泊埠頭に戻ってきました。定宿に引き上げましょう。
荷物を下ろしたらサンエーで買い物を。明日の朝ご飯のパンに加えてポーク缶とかコンビーフハッシュとかを買い込みます。サンエーは年々配当を引き上げていて、先日は1株あたり110円(昨年は74円)を受け取りました。このため「サンエーからもらう配当」が「毎年サンエーで使うお金」を逆転しましたhi これだけ配当を出しても期末に548億円のキャッシュを持っているので財務は健全なようです。
#一応株主として投資先の決算はチェックしていますhi
夕食は「うりずん」へ。仕次ぎの「咲元」をのんびりとのみながら料理を楽しみましょう。りうぼうで明日の飲み物とかを買って宿に戻ります。
本日は合わせて6局でした。お手上げでした。ありがとうございました。