JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

滋賀県大津市(JCC 2301)移動運用報告

2024-08-04 | 移動運用結果報告
8/4(日)に滋賀県大津市(JCC 2301)比叡山に移動運用に行ってきましたのでご報告します。

今年の夏はひときわ暑く、移動運用のできる場所は限られます。標高200~300m台の山では気温が麓とあまり変わらないことから危険ですし、500mを越えるような山で早朝から行ける場所は限られます。なかなか良い場所がなく今年も比叡山にしました。

もたて山のいつもの場所でしたら木陰で涼しいメリットがありますがモービルホイップくらいしか上げることができないので144か430かになります。やはり飛びが面白いのは144MHzですから144をメインにします。430はハンディ機のFT-70Dで少し出る程度にしたいと思います。144はNR22Lを使ってみます。


比叡山坂本駅で下車し、駅前のコンビニでお昼と飲み物を調達します。お茶は別に1本凍らせたものを持ち込んでいます。

坂本ケーブルの駅に到着。始発は8時です。まだ時間があるので近くの開けたところでFT-70Dを取り出してQRVします。もちろん坂本も大津市なのでマルチが変わることがなくQRVしても構いません。3局だけできました。

今日の気温はこんな感じ。いつもより気温が高めですが35度を超えるような猛暑を考えたら涼しいと言えそうです。

途中のもたて山駅で降ろしてもらい、廃キャンプ場から出ます。他人の邪魔にならないですし、朝礼台程度の高さしかないものの展望台があってここにアンテナを据え付けることで僅かでも地上高を稼ぐことができます。もちろんここで何年か続けていますのでNR22Lにラジアルを取り付けるなど毎年少しずつ飛びを改良して加えています。今年思いついたのがこれ。

廃キャンプ場の倉庫に置かれたままになっている物を活用して下駄を履かせました。僅かでも地上高を上げることができます。


8時35分にスタート。144.250から上へ聞こえている局を呼んで稼いでゆきます。狙い通り東方向が良く聞こえます。

ご存知の通りかつて3エリアでは144MHzのSSBが盛んでしたが、当時アクティブだった人たちが高齢になったりSKになったりで局数が大幅に減っています。このため3エリア内よりもむしろ東方向(2エリアや0エリア、あわよくば1エリア)を狙う方がスコアが取れる状態です。比叡山はその点2エリアに近く、東方向のロケーションもFBですからもってこいの場所と言えます。

どれだけかというと17(山梨)とか14(茨城)とかが聞こえており声をかけてQSOできています。惜しかったのが07(福島)で、一瞬上がったタイミングで声をかけて気付いてくれたもののSが落ちてしまい交信成立に至らずでした。何W出しても聞こえない相手とはQSOできないが聞こえる相手は上がったタイミングで呼ぶと5Wでもできます。逆に言えばそれだけ東方向に強いロケーションなのです。車では来ることができないので事実上私専用の移動地ですhi

その後も2エリアが普通に聞こえるのでスコアを作ることができます。

ちなみに430はFT-70D+ハンディ機用のホイップを基台に取り付けています。

この写真の右がそれです。少しでも地上高を稼ぐためこんな手を使いましたhi 左の木々を突き抜けたアンテナが144MHz用です。地上高は威力ですhi


11時を回ってバンド内は閑散としてきましたが、固定局を拾えるので少しずつですが伸びてゆきます。ここから午後・・・だったのですが

急に大雨となりました。

急いで機材を廃キャンプ場の倉庫に運び込み事なきを得ましたが断続的に雨となる見込みでこれ以上の続行は危険と判断しここで終了としました。粘ればさらに15局程度いけそうだったのになぁ・・・


雨の弱まったタイミングでもたて山駅に引き上げです。帰宅した途端再び雷雨となり、このタイミングが正解だったみたいですね。

本日は144MHzで85局、430MHzで13局の98局でした。ありがとうございました。
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