JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

西国三十三ヵ所追試めぐり④

2022-01-25 | 御朱印めぐり
西国の追試シリーズ、残るは24番の中山寺です。

阪急宝塚線の中山観音駅で下車すればすぐです。

中山寺はいいお天気です。

以前にご紹介済みですので詳細は省略しますが、お参りしやすいお寺になっています。

菊も飾られて賑やかです。

本堂まではエスカレーターにエレベーターもあります。

中山寺の御朱印と御詠歌です。これで追試が終わりました。


これだけでは惜しいので清荒神にも足を伸ばしてみましょう。

清荒神も清荒神駅下車になります。ホームには昔ながらの看板柱があります。

ところで阪急宝塚線は元は「箕面有馬電気軌道」という社名で有馬を目指していたとされていますが、実際は計画段階から宝塚止まりで有馬は単に大風呂敷を広げただけではなかったのかという説もあります。

石橋-宝塚間では江戸時代から栄えていた池田は絶対通るべきルートですが、池田から西側では中山寺・清荒神と古くから参詣客を集めていたお寺を結んでおり、参詣鉄道という位置付けで捉えることができます。ところがこのルートは起伏が大きく、今のJR宝塚線のように国道176号より南側(あるいは176号の路面上)は起伏が少ないので線路を敷設しやすいですし、平地も多いので住宅開発には向いてますよね。なのに敢えてこのルートを取っているのは当初から中山寺や清荒神の参詣客を狙っていたと考えられます。参詣鉄道だと考えると温泉開発を目論んだ宝塚を終点にしておけば事足りる訳で、有馬まで伸ばす気は元よりなかったと考えられます。しかも宝塚から先の有馬への具体的なルートをはっきり示した資料も残っていません。

清荒神からは商店街を歩いてゆきます。一本道なので迷うことはないです。

ずーっと参拝客目当ての店が続きます。

中国道の下をくぐって勾配が急になってくるとお店の並び方が変わってきます。ただお正月とかしか営業しない店もあるようで、営業している店の方が少ないです。

ようやく山門です。

清荒神は「清荒神清澄寺」が正式名の真言三宝宗のお寺です。宇多天皇の勅願により896年に創建されたお寺です。現在地で伽藍が整備されたのは19世紀半ばで、本尊は大日如来です。合わせて三宝荒神社があり、お寺の中に神社が存在する形です。一般的には荒神さんが有名なのでお寺なのか神社なのかよく分からない形になっています。

こちらが荒神さんを祀る拝殿です。

こちらが大日如来を祀る本堂です。

清荒神の御朱印は荒神さんとご本尊の両方頂けます。


清荒神の駅まで戻ると「コウペンちゃん号」でした。


これで追試は完了。あとはもう一度谷汲山華厳寺にお参りに行きましょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする