JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

池上本門寺・身延山御首題巡り④

2020-12-06 | 御朱印めぐり
身延山の御首題巡りの続きです。

久遠寺エリアを見て回ったので次は奥の院です。標高1,153mの山頂まで登山で2時間ですが、ロープウエイなら7分です。

観光協会でもらった割引券を使い、さらに「GoTo」のクーポンも使えたので安く行けました。

わずか7分ですがこんな風に駿河湾が見えてきます。

さらに富士山も。

奥の院に到着です。標高は1,100m以上ありますが、日蓮は毎日この山に登り安房の両親に思いを馳せたそうです。もちろん安房は見えませんが富士山や駿河湾などが見えて絶景です。430MHzのリグでも持ってくればよかったですね。

思親閣はこの坂の上にあります。

受付で御首題をお願いしお参りしてきます。さすがに毎日上り下りがは厳しいため宿舎があるそうです。

思親閣の御首題です。


お昼ご飯はロープウエイ山上駅の2階で。

名物は湯葉カレーです。

身延山の湯葉を使っているそうです。

ロープウエイで下山しましょう。


帰りのバスまでは1時間弱です。三門前の観光協会でもらったイラストマップを見て目に御利益のある日朝堂に行ってみます。

日朝は第11代の久遠寺法主で、それまで日蓮の草庵跡地にあった久遠寺を現在の場所に移転させ大きなお寺にした功績を持ちます。61歳で失明するものの「まだやり残したことがある」と強い意志を持ち続けたところ視力が回復したといいます。このため目に御利益があるとされています。日朝堂は宿坊でもある覚林坊が管理しています。お堂のインターホンを押すと覚林坊から来てくれます。「日朝水」という目薬を分けてもらえます。せっかくなのでお願いしました。

また御首題をお願いすると快く引き受けてもらえました。書いている間に色々お話を伺いましたが、京都の日蓮宗寺院のお坊さんも僧侶の資格を得るためには身延山での修行が必要なのだそうです。

見開きの御首題です。若い上人は「父親の代とはまた違ったことがやってみたい」と話され、見開きの御首題もその一環なのだそうです。ぜひ歴史を繋いでいっていただきたいと思います。


そろそろバス乗り場に戻りましょう。帰りは特急「ふじかわ」で静岡に行き「ひかり」で新大阪です。

っとその前に身延駅前の「栄昇堂」へ。こちらも身延まんじゅうの有名店です。お店に入るとお客が結構いまして「30個」とか飛ぶように売れています。

「ふじかわ」が到着。甲府-身延-富士宮-富士-静岡の特急で、富士川沿いをのんびり走ります。

「ふじかわ」の車内で身延まんじゅうの食べ比べです。甲乙つけがたい美味しさでした。


今回池上本門寺・身延山と回ってみましたがなかなか面白かったです。日蓮宗に限らず浄土宗にしても天台宗にしてもたどってきた歴史の積み重ねが現代につながっているわけで、それらを知ってお参りするとまた興味深いなぁと感じます。


今回の御首題情報です。もちろん「御朱印」も頂けるはずです。
池上本門寺  本堂の受付で授与。御首題料は「志納」。
大坊本行寺  寺務所受付で授与。御首題料は「志納」。
厳定院    庫裏で授与。500円。
久遠寺報恩閣 受付で授与。御首題料は「志納」。
久遠寺祖廟  常唱殿の受付で授与。御首題料は「志納」。
久遠寺思親閣 受付で授与。御首題料は「志納」。
日朝堂    堂内または管理する覚林坊で授与。御首題料は「志納」。

「志納」の場合は額は自由(お気持ちで、と言われます)。通常は御朱印料の相場である300円で構いません。お堂を見せていただいた、茶菓を頂いた、など厚い対応をして頂いた場合は500円のほうがベターかと思います。
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