JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

香川移動運用報告②

2019-03-11 | 移動運用結果報告
3/9(土)神戸→高松→丸亀→本島→丸亀→多度津→高松
神戸7時5分発の始発の高速バスで高松に向かいます。4社連合で西日本JRバスの担当になります。

案内があって乗り場に行くと10人ほどの列が。動かないのでおかしいな、と思うと「乗車券をお持ちの方を先に改札しています」とのこと。どうも無予約で乗車券を買わずに乗る客が多いようです。高速舞子で乗り込んできてほぼ満席でした。

緑PAで少し休憩があります。

バスは高松道に入ります。昨日付で高松道の全線4車線化工事が完成しました。これまで対面交通区間があったので制限速度が70km/hでしたが、80km/hへの引き上げが行われました。これまでは対面区間のところでもたついている感がありましたが4車線化でスムースになりました。

フットバスは4月からダイヤ改正を行い5分前後時間短縮をする一方4社連合はダイヤ改正を行うものの時間短縮は行わないようです。このため特に高松行きは早着する可能性が高くなりそうです。

12分早着で高松中央ICを出たものの乗車券を買わずに乗った客は現金精算となり、降車時に時間がかかります。このため高松駅に着いたのは所定到着時刻より2分だけ早い9時55分でした。今回は幸い無予約客が全員乗れましたが、満席で断られる可能性もあったわけで予約をお勧めしたいです。スマホで予約からキャッシュレス決済までできます。

使わない荷物をコインロッカーに預け、駅のスーパー・エースワンで弁当を買って10時4分発の観音寺行きの快速に乗車します。

高松-観音寺・琴平はほぼこの赤い電車が使われています。10時29分に丸亀駅に到着。徒歩で丸亀港に向かいます。

丸亀(10:40発) → 本島(11:15着) 本島在島時間3時間
本島(14:15発) → 丸亀(14:35着)

10時40分発のフェリーに乗り、本島14時15分発の客船で引き上げる予定です。Condxが悪い場合は12時35分発のフェリーで引き上げます。

乗船券を買って「ほんじま丸」に乗り込みます。2006年に本瓦造船で建造された398t・航海速力13.0ノットの備讃型フェリーです。本瓦造船は福岡市営渡船「レインボーのこ」の建造で知られています。

同じく丸亀港から発着する備讃フェリーの「しわく丸」が公設民営(船は市が所有し運航は民間)になった際に「ほんじま丸」も市が買い取り運航は引き続き本島汽船が担う形になっています。

本島汽船は今でこそ丸亀-牛島-本島のみの小さな会社ですが、かつては船大工をやっていたり、瀬戸内海各地に船を出していたようです。社長の旧家には伊藤若冲の掛軸が残されており相当の財力があったとみられます。

「ほんじま丸」は全便牛島里浦を通過します。11時15分到着予定ですので船内で先にお昼を食べておきましょう。備讃瀬戸だと揺れないので酔わないからお弁当も楽に食べられますhi

税別190円ののり弁当です。安いですね~

本島港に到着。港の裏側で設営です。いい具合に柵がありダイポールを上げることができます。港近くにQRVできるところがあるのは有り難いです。


準備ができ11時45分にスタート。1エリアがオープンしておりバンド内混雑気味です。岡山・香川からですと7MHzで大票田の1エリアがオープンしやすく有り難いです。ようやく空き周波数を見つけてCQを出します。

クラスタに載せて頂くと一気に呼ばれるようになりました。本島は前回(2014年)は実質1時間あまりの短時間でしたので「本島ファーストです」という方が多かったです。

Condxがよいと2・3・6エリアが聞こえてきます。ただ不安定で長続きしないことが多いですね。まだまだなんでしょうかね・・・

帰りの船は14時15分発。13時50分で終了とします。最後はSが落ちてきたものの依然として1エリアが開いていました。予定通り終了、片付けましょう。本島からは76局でした。


本島港に戻りましょう。帰りの船に間に合いました。

帰りは「ブルーオーシャン2」です。牛島里浦経由便です。牛島は1名が下船し3名乗船でした。

丸亀港に到着。道すがらの「石川うどん」が15時までの営業でギリギリセーフですからうどんにします。

定番の「ちく玉天(ちくわ天+半熟卵天)」は売り切れでしたが「ちくわ天はできる」とのことでしたのでかけうどんのトッピングとして頼みました。おいしかったです。


このまま高松に引き上げてもいいのですが時間に余裕があるので多度津に行ってみます。

15時8分発の琴平行きで一旦多度津へ。15時14分に着きます。16時58分の快速に乗れば17時30分過ぎには高松に着くのでQRVできそうです。

道すがらには「きしゃば」とある石柱が立っています。鹿児島には騎射場、沖縄には喜舎場という地名がありますが、どちらでもなく「汽車場(=駅)」という意味ではないかとのこと。船と鉄道の結節点だった多度津は宇高航路の開設で高松にその地位を奪われますが、今も稼働中のJR四国の多度津工場が歴史を伝えています。

もう八重桜が咲いています。

15時40分に再スタート。

多度津町ファーストです」という方が結構います。今は出てくる局がいないと聞いていますので良かったです。とはいえCondxが良くなく、1エリアがすぐに聞こえなくなり7・8が中心です。もう今日のオープンはおしまい、という感じです。

バッテリの残り容量が心許なくなってきたこともあり16時58分より1本早い16時30分発で引き上げます。多度津からは8局でした。


今日3回目の赤い電車で高松駅に戻りましょう。

JR四国は今月のダイヤ改正で徳島県を走る牟岐線の末端区間(阿南-海部)で並行して走る徳島バスの高速バスとの連絡輸送を始めるそうです。昼間を中心に阿南から先は列車の運転を取りやめ、バスに乗ってもらう形にするそうです。この区間は高速道を走っていませんし座席にも余裕があるそうですから既存インフラをそのまま活用できます。

JRとしては利用が少ない路線での赤字を減らせますし、徳島バスも僅かながら増発も何もせず稼ぐことができます。しかも高速バス用の車両ですから乗客も快適です。公共交通を守るという点では理にかなったアイデアだと思います。


高松駅に到着。いつも通り琴電瓦町駅近くの宿を予約しています。高松築港駅まで行くのが面倒&運賃が少し高いので琴電バスです。琴電バスはこれまで「Iruca」というグループ内のICカードのみ対応でしたが、今月からICOCAが利用できるようになりました。おかげで支払いが楽になりました。

JR西日本の「ICOCA」に頑ななまでに対抗して「PiTaPa」を支えてきた阪急もついにICOCA定期券を発行することが決まり、関西でのICカード戦争はICOCAが勝利しました。発行枚数が多ければ多いほど1枚当たりのシステム維持費が安くなる訳ですから、今後乱立したICカードの整理統合が進むと思われます。福岡市交通局の「はやかけん」も発行枚数が少なく、西鉄の「nimoca」かJR九州の「SUGOCA」のどちらかに吸収されるのでしょうね(恐らくnimocaでしょう)。


瓦町FLAGの地下にある新鮮市場きむらで半生うどんと明日の飲み物を買ったら夕食にします。「おなじみ」で洋食にしました。オープンキッチンで華麗な技を魅せてくれます。

お腹を満たしたのでお目当てのシャムロックで飲んでみます。いつものスプリングバンクに加えキルホーマンも飲んでみます。キルホーマンは2005年に設立されたアイラ島にある蒸留所です。200年以上の歴史を誇る蒸留所もあるスコットランドでは新参者で、ようやく12年物がリリースされたところです。シャムロックのオーナー・前川さんにとってはキルホーマンの立ち上げとお店を立ち上げた年が同じで「同級生的存在」なのだそうです。日本向けの商品を出すなど意欲的な商品も出していますので注目していい蒸留所だと思います。

今夜も大満足でした。


本日は本島・多度津合わせて計84局でした。ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする