JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

屋久島移動運用報告③

2018-02-28 | 移動運用結果報告
2/23(金)伊丹→鹿児島空港→屋久島空港→楠川→永田→一湊→安房(続き)
安房-空港-宮之浦は県道沿いに集落が続きますが、宮之浦から先は人家が途切れがちで主要な集落は一湊と永田しかありません。島の北にあたるこのエリアは冬の季節風をまともに受けるため寒いそうで、逆に宮之浦岳などが壁になる南の平内などは風が穏やかで冬でも暖かいのだそうです。


永田に到着。屋久島では数少ない浜辺があり、ウミガメが産卵に来るそうです。ここから先は島の南西にある栗生まで集落はなくバスもここが終点となります。バスの折り返し時間が9分ですから永田では風景印のみとします。バスの待機場から川を挟んで反対側にある永田郵便局に駆け込んで風景印をお願いしました。

折り返しのバスで今度は一湊へ。「いっそう」と読みサバ漁が盛んな漁師町だそうです。また西郷隆盛が徳之島に流される際に屋久島に立ち寄っており、記念碑が一湊にあります。

13時52分に一湊バス停到着。集落にあった中学校が閉校しているなど高齢化が進んでいる感じです。近くにある郵便局で風景印をもらいました。

今年は海が荒れる日が多い上にせっかく釣り上げても釣っている途中でサメに食われることもあって鯖は不漁なのだそうです。


一湊は滝アワード「布引の滝」の対象になりますからQRVしてみましょう。宮之浦方向に歩き布引の滝公園を目指します。

滝の目の前の公園です。東屋もトイレもあるので便利ですよね。

アンテナを張り14時25分に再スタートです。

4~6エリア中心でオープンしていますが、午前中の楠川に比べて明らかにCondxが落ちている感じです。さすがに一湊まで来る移動局は少ないのか「布引の滝ファーストです」という方が結構いました。

布引の滝公園の近くに一湊入口のバス停があり、ここからバスに乗れます。バスは15時23分発と最終の17時28分発があります。最終だと空港ターミナルの閉館時刻(18時)を過ぎてしまい預けた荷物を取り出せなくなるため15時23分発にします。

14時50分を回って明らかにCondxが落ちてきました。最後一押しとならずでした。15時で終了、撤収しバス停に向かいましょう。一湊からは23局でした。


40分ほどバスに乗ってようやく空港に到着。荷物を引き取りました。次のバスを1時間待つのはさすがにきついのでグリーンホテルまでは10分ほどタクシーを利用しました。

宿に到着。

こんな感じで館内はいい雰囲気です。

宿に荷物を下ろし、向かいにあるスーパーの「たなか屋」で明日のパンなどを買っておきました。タンカンも出ていたので1箱買って発送もお願いしています。タンカンは大きなサイズがオススメだそうです。

このタンカンは翌午前中にヤマトの宅急便で集荷され、昼過ぎにフェリー屋久島2に載せられて屋久島を出航、夕方鹿児島本土に到着したらすぐ積み替えられて翌夕方には手元に届きました。自宅に届けてくれたドライバーさんも「屋久島から翌日着ってすごいね」と驚いてました。


夕食はホテル近くのお寿司屋兼居酒屋「いその香り」へ。

待ち客も出るほど盛況なので早めの時間から入店します。幸いまだ席が空いていました。

屋久島の焼酎と地魚の握りをつまみながら楽しめました。もちろん醤油は鹿児島の甘い醤油です。一般的な醤油もあるんですが鹿児島の魚には甘い醤油の方が合っているように思います。大満足でした。

お会計を済ませたらタンカンを1個もらいました。


ホテルの大浴場でのんびり。疲れが取れました。風呂上がりに「いその香り」でもらったタンカンをいただきましょう。

バッテリの充電をセットにして寝ることにします。ちなみに屋久島の電力の多くは屋久島電工の水力発電で賄っているとのこと。屋久島電工は電力のかかる炭化ケイ素を製造しており、発電コストの安い自前の発電所で発電し余った分を島内に供給しているそうです。そのため電圧の安定度が本土より低いとされています。


本日はあわせて64局でした。ありがとうございました。
コメント
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