JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

福岡移動運用報告④

2012-06-14 | 移動運用結果報告

6/3(日) 福岡市内→玄界島→福岡市内→筑紫野市→福岡市内→伊丹
本日は最終日です。

今日は朝から玄界島に行き、昼に戻って筑紫野市をこなして夜のJAL2060便で帰る予定です。

玄界島も何度目かになりますので島についてのご紹介は省略します。過去にQSOした分のQSLが私の方に届いているのですが、「玄界島」と書かれずに「玄海島」と書かれているQSLが多かったです。これは仮名漢字変換で「げんかい」と打つと「玄海」としか出ないためだろうと思われます。「玄界」と「玄海」の違いは何か?と言いますと「玄海」とは「玄界灘」の省略形なのだそうです。

 
朝の玄界島行きは博多ふ頭を7時10分か8時50分に出ます。さすがに7時10分はつらいため8時50分に乗ります。これなら現地で10時前にはスタートできます。帰りは12時10分の予定です。

西鉄バスで博多ふ頭に到着。

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案内があったので乗り場に行きます。今日の玄界島行きは双胴船の「きんいん3」です。

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本来は単胴の「ニューげんかい」なんですが、例年この時期はドック入りしているため「きんいん3」が入っています。双胴船は横揺れが少ないのでラッキーです。

能古島を過ぎると少し波が高くなるものの横揺れは少なく快適です。この船なら小呂島も少しは楽なんでしょうけどお客が少ないため使ってもらえません。

ちなみにニューおろしまがドック入りするとニューげんかいが小呂島航路に入ります。しかしながらニューげんかいでは玄界灘の波に対して力負けするみたいで5分ほど余計に時間がかかり、欠航になる可能性も高くなるそうです。

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35分で玄界島に到着。復興でニュータウンになった集落が目の前に広がります。今日はいいお天気になりました。

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無人島の大机島もよく見えます。玄界島やお隣の小机島とともに博多湾と玄界灘の境界を作っています。玄界島同様に先の大地震で崖崩れ等の被害が出たため海上保安庁では危険防止のため渡島しないように呼びかけています。

集落を歩いて抜けてゆきます。玄界島も現在は民宿や食堂がなく、日帰りが基本となります。もっと多くの人に今の島の姿を見てもらえるように集落全体で宿泊施設や食堂(もしくは弁当販売)を運営してもいいのではないでしょうか。市に施設を作ってもらって島民のNPOで運営するのも面白いのではないのかな、と思います。

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いつもの高台に到着。今日はクラスタに21MHzのQRVが上がっていたため、50MHzと21MHzのダイポールを張ってみました。

10時前から21MHzでスタートです。昨日よりは確かにマシではありますが、今日もやはりCondxが良くないです。昨日の18MHzと今日の21MHzが同じくらいの開き方です。何か悲しいくらいダメですね。

50MHzはスキャッターで9エリアの移動局が聞こえた程度です。2エレでは聞こえてもスキャッターに参戦できませんから残念です。

終了1時間前に21MHzを下ろして18MHzにQSY。こっちの方がまだましでした。1エリアや0エリアからコールが返ってきます。11時を回ると晴れて暑くなってきました。日焼け止めを塗っているので日焼けはセーフですがどんどん暑くなってきます。なのに寒すぎるCondxです。

今日はお弁当を用意していないため11時45分で終了し撤収です。Condxも悪いのでここで撤収が正解のようです。急いで片づけをして12時10分の船に乗り込みます。玄界島からは18MHzで25局、21MHzで10局、50MHzで4局の計40局でした。

 
博多ふ頭に到着。お昼を食べてないのでどこかでお昼にしましょう。暑い上に昨日の疲れもあって餃子とかは食べられそうにないため、ウエストうどんで冷たいおろしぶっかけうどんにしました。ウエストうどんは福岡のあちこちにあり、手軽に食べられる店です。

満足したら西鉄で二日市に行きます。二日市温泉に行くついでに筑紫野市の移動運用もチャレンジです。ハイバンドや50MHzの筑紫野市は少なく、ニーズはありそうです。

前回と同じ天拝山の公園にアンテナを張りました。21MHzを張ったものの8エリアが弱く聞こえる程度でさっぱりダメです。

 

JH6BPG 松尾さんが来られましたので世間話です。「今週末はバンドが死んどる」「年々オープンしなくなっている」と言われている通りです。この状態では正直お手上げです。そうそう、「この前の小浜島は呼んだけどダメだった」とのことです。大変申し訳ないことをしました。
小浜島はとにかく1局でも多くとハイペースでパイルをさばいたものの、オープンが3エリア中心で3エリアから離れるにつれてSが弱かったため6エリアでは不利だったものと思われます。確かに6エリアはSが弱めで他に潰されるケースが多かったように思います。

ハイペースでパイルをさばくのがいいのか、エリア指定をやった方がいいのか判断の分かれるところですね。結局死んだバンドでは何もできず0局でした。

 
締めはやっぱり二日市温泉です。松尾さんに車で送って頂きました。安くて泉質がよく、疲れが取れるので最終日の定番です。疲れて硬くなっていた筋肉をほぐしておきます。JR二日市駅から博多駅に戻ります。二日市の駅では名物の梅が枝餅がいい匂いなので買ったところ、なんと焼きたてをくれました。ひときわおいしかったです。

 

JAL2060便で伊丹に戻ります。この便もCRJ200。幸い隣の席が空席でしたから少しは快適でした。

 
今回は18MHzで90局、21MHzで19局、50MHzで10局の計120局でした。6月だというのにCondxの極悪状態が続き、18MHzですら苦しい状態でした。今年は何かおかしいですね。そんな中でも小呂島や玄界島でQSOいただけた東日本の方が何局かありましたので、所期の目的は達成できたものと思います。

 
小呂島への移動運用は当面のニーズを満たしたこと、福岡市内に前泊の必要がありスケジュールや予算面での制約が大きいことから今回をもってしばらくお休みします。玄界島は7MHzのリクエストがありましたのでハイバンドのオフシーズンとなる秋以降に一度行きたいと思います。

次回福岡は7月の3連休になります。博多祇園山笠の見物を兼ねたもので、バンドは今回と同じく18/21/50MHzです。もし福岡市近辺で場所のリクエストがあればお願いします。

コメント
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