JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2012-06-06 | シャック便り

[琉球エアーコミューター全路線がマイルの対象に]
今まで琉球エアーコミューターではJALマイレージバンクの対象路線が一部路線に限られていましたが、7/18よりこれが撤廃され全路線がマイル対象となります。あわせて9/1搭乗分より全路線が特典航空券の対象ともなります。

ちなみに航空路線としては最短と言われる南大東-北大東間は8マイルだそうです。奄美大島-喜界島間の16マイルを抜いてJMBでは最小のフライトマイルとなります。

個人的に大東島路線や多良間が加算されるのは大きいです。

 
[今年も三宅島へのジェット船の試験運航を実施]
昨年実施された東海汽船のジェット船による三宅島への試験運航が今年も行われることになりました。

6月下旬の18日・25~27日で1日1往復です。残念ながらいずれも平日で土休日の運航はありません。往路は竹芝→館山→大島→三宅島、復路は三宅島→大島→熱海→大島→館山→竹芝です。大島-三宅島間が1時間15分なので非常に速いです。

東海汽船では片道のお試しキャンペーンも行っています。興味のある方は応募してみて下さい。

 

[かめりあ丸の後継船は橘丸に決定]

東海汽船からもう一つ。老朽化の著しい「かめりあ丸」の後継として三菱重工下関で建造が開始された新しい船の名前が「橘丸」に決まったそうです。東海汽船では前身の東京湾汽船を含めれば3代目の橘丸となります。

命名はアンクルトリスでおなじみの東海汽船名誉船長・柳原良平さんです。2代目橘丸は「東京湾の女王」とも呼ばれたエースで、昭和48年に引退して以来約40年ぶりに名前が復活します。新しい橘丸は2代目橘丸が初期に採用していた黄土色とオリーブ色のカラーリングになるそうです。

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これが2代目橘丸です。このカラーリングは戦後のもののようです。

 
[おがさわら丸の二等定員を減員]
小笠原へのほぼ唯一の交通手段である小笠原海運の「おがさわら丸」は二等の定員を減員することになりました。二等の定員は810名から542名になります。

小笠原がユネスコの世界自然遺産に指定されて以来観光客が増え、それに伴う自然破壊が問題となりつつあることが原因だそうです。一方で船に慣れない観光客から「狭い」との苦情が絶えないこともあり、二等の1人あたりのスペースを広げ敷き毛布からマットレスにアップグレードさせて快適性を向上させるそうです。

運賃の変更は今のところないようですが、減員により会社の収益は当然減るわけで、二等運賃は今後引き上げられる可能性もあるかと思います。

これに伴い小笠原への渡航はやや困難になると思われますが、年間2桁ものグループがJD1でQRVしていますから影響はほとんどないでしょう。現在は奄美諸島とか伊豆諸島とかの方がよほどレアだろうと思います。

特二等以上については変更はないそうです。

 
[たこフェリーが復活を断念し解散]
明石と淡路島を結んでいた明石淡路フェリー(たこフェリー)が会社を解散することを決めました。これにより休止中の航路は正式に廃止となります。

たこフェリーは元をたどれば日本道路公団の航路(海上国道)で、明石海峡大橋の開通後は第三セクターにより運営が続けられてきました。需要を掘り起こそうと船体にユニークなタコのイラストを描いたり、オリジナルグッズの販売などの経営努力をしていましたが、「1000円高速」の影響をまともに受けて利用が激減、所有する船を全て売却し航路を休止していました。

その後は中古の小型フェリーによる復活なども検討されたものの採算や資金調達の目処が立たず、かといって航路を廃止すれば桟橋や可動橋などの港湾施設の撤去に費用がかかることから廃止にもできない行き詰まり状態に陥っていました。このたび桟橋など災害用に残すことで撤去費の減免に道筋が付き、航路廃止と会社解散に至ったようです。

コメント
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