JF4CADの運用日誌2.5

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渡嘉敷島移動運用メモ

2009-06-09 | インポート

渡嘉敷島移動運用メモ


 


[島尻郡渡嘉敷村]
渡嘉敷村は慶良間諸島の村で沖縄本島南部や久米島・大東諸島など同じ島尻郡に属します。慶良間諸島の東側が渡嘉敷村、西側が座間味村と考えると分かりやすいです。



渡嘉敷村は人口約700人。有人島の渡嘉敷島と前島(数名がいる模様)に加え観光無人島のナガンヌ島をはじめとしたいくつかの無人島を村域としています。西側の座間味島との間にある海峡では冬になると鯨がよく見られるそうです。


 


渡嘉敷島は200m級の山が幾重にも重なってできた島で、わずかに開けた平地に渡嘉敷・渡嘉志久・阿波連の3つの集落があります。森林が多いため水に恵まれ稲作も行われています。港のある渡嘉敷集落に行政機構が集まっています。



近年は阿波連を中心としたマリンリゾートで人気を集め、那覇からも日帰りができるため多くの観光客が訪れています。


 



[島内での運用]
マリンリゾートは島の西側にある阿波連集落が中心ですが、本土方向が山に阻まれますので阿波連は運用には不向きです。島の東側にある渡嘉敷集落には高台にいくつかの展望台があり、これらから本土方向は海で開けていますから、こちらからのQRVが有利と思います。



毎度の注意ですが沖縄は日差しが強く、熱中症や重度の日焼けになる危険がありますから、必ず公園にある東屋や車の中などで運用するようにしてください。


 


那覇から近いのに移動運用は極めて少なく、年間に1~2件。ハイバンドなどは2年に1回程度のようです。渡嘉敷村で免許されているのは社団局1局のみですが、ほとんどQRVしていないのではないかと思われます。


 



[島へのアクセス]
那覇(泊港)から渡嘉敷港へ1日1往復の村営フェリー「フェリーけらま」と2往復の高速船「マリンライナーとかしき」があります(季節により変動あり)。



フェリーけらまの所要時間は70分、マリンライナーとかしきは35分です。マリンライナーとかしきは2ヶ月前から電話予約可能です。詳しくは那覇にある村の事務所まで電話してください。






航海時間が短いので船酔いはあまり心配いりませんが、心配な方は酔い止め薬を飲んで乗ることをお勧めします。フェリーの場合は和室で横になることをお勧めします。


 


前島へは定期航路がなく、那覇の漁協を通じて漁船をチャーターする必要があります。ナガンヌ島は泊から観光会社のクルーザーで行くことができます。


 



[島内でのアクセス]
阿波連集落への送迎バスがあります。日によっては電話予約がないと運休することもありますので、観光協会にお問い合わせください。タクシーは1台あります。他にもレンタカーやレンタサイクルの貸し出しがあります(アップダウンがきついので自転車はつらいです)。


 



[宿泊施設]
リゾートホテルから民宿まで多数の宿があり、宿泊には苦労しません。しかしながら阿波連集落が宿泊のメインですのでロケーションにご注意ください。詳しくは役場や観光協会に問い合わせてください。


 



[島内の店]
食堂がいくつかあり、食事の問題はなさそうです。商店でお弁当を見ませんでしたので、泊で買ってくるかお弁当を宿で頼むのがベターです。


 



[注意点]
渡嘉敷島にはハブがいますのでご注意ください。


 



[おみやげ]
特産品はマグロジャーキー。島で取れたマグロを加工したもので、濃いめの味がお酒のアテにぴったりと高い評価を得ています。軽くてかさばらず1袋200円からのお手軽価格も魅力です。


 


また、島むんというお店が島で取れた果物を使ったジャムやゼリーを売っています。こちらもあっさりしておいしいと評判、しかも渡嘉敷島限定販売でお勧めです。どちらも港のターミナルにある売店で売っています。



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