1/23に打ち上げられた人工衛星「いぶき」の相乗りで打ち上げられた小型衛星のうち、消息不明となっている「かがやき」(ソラン)の続報が各新聞等でも取り上げられています。
これらを総合すると、かがやきの軌道への投入は成功した模様であり、アメリカのNORADによって確認されているとのことです(日本のJAXAもこの情報を確認済み)。しかしながら依然として電波が捕捉できていないようです。
「かがやき」の基地局は東京・長野・宮崎にあり、東海大学の湘南校舎でも追跡を行っているそうですが、いずれも信号を確認できていないとのこと。
今のところ衛星の電源が入っていないかアンテナを伸ばすことができず電波が弱い状態になっているのではないか、と考えられているようです。ソランでは軌道情報を公開し追跡への協力を呼びかけています。
人工衛星の場合は何があるか分からないそうで、打ち上げ後数十日後にビーコンが捉えられたケースもあったそうですし、AO-7のように停波後11年経って突然復活した例もあります。何とか見つかって欲しいと思います。