見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

Blog生活1周年

2005-05-21 23:34:00 | 日常生活
 Blogを初めてちょうど1年が過ぎた。続かなくなったら、いつやめてもいいや、という気持ちで始めたものだが、すっかり生活の一部になってしまった。

 1年前の5月でも、既にgooだけで40,000~50,000件のblogが立ち上がっていて、私など後発の部類だと思っていたが、あれよあれよという間に件数が伸びて、今や210,000件を突破している。すごい。

 もともと日本人は「日記好き」だと言われている。文学史をひもとけば、日記作品が目白押しだ。しかし、こんなにたくさんの個人が、人目に触れる(可能性のある)文章を日々公開し、また、他人のそれを読むという時代はかつてなかったと思う。

 たぶん日本人の言語能力には、必ず何らかの影響が現れると思う。私は、短い期間であるが、教壇に立っていた経験があるので、つい、国語教育への影響を考えてしまうが、現場の教師たちは、このことに気づいているだろうか。

 これまで、ネットに関しては、チャットとかメールとかの「閉じたコミュニケーション」が主流で、どちらかというと悪影響が論じられていたけれど、ブログにはプラスの可能性を感じる。もちろん早期に「ブログ作法」(開かれた世界にむかって、個人が発言する作法)を身につけることが大切だ。まず、教師がその作法を理解できているかどうかが問われるだろう。

 かたい話はこれくらいにして、Blog生活はなかなか楽しい。記事が溜まってくると、検索にひっかかるのか、それなりにアクセス数も増えてくる。(だから、最近ブログを始めたばかりの皆さんもがんばってね!)

 思わぬ有名人からコメントを貰ったり、記事によっては悪意あるコメントも貰った。私の勤め先は明らかにしてないつもりだが、どこでどう類推をつけたのか「ここ、ブログ書いている人いる?」と聞かれてしまったこともある。

 何度かコメントやTBを貰った方のサイトに、半年ぶりくらいで訪ねていったら、引越し(本人が)されて、すっかり生活が一変した由が書いてあって、会ったこともない方なのに、しみじみしてしまったり。

 コメントやTBを下さった方々への返信もあまりマメにしてないし、自分からトラックバックをつける方法も最近やっと覚えたばかりのものぐさブロガーであるが、この1年、アクセスしてくださった方々ありがとう。どうやらまだ続きます。

コメント (2)
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