○鎌倉国宝館 特別展『鎌倉の至宝-国宝・重要文化財-』
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/
例年、鎌倉国宝館では新春に名宝展が行われていたが、今年はゴールデンウィークにこの企画を持ってきた。新しいお客を呼び込むには、いいアイディアなのではないかと思う。
たびたび国宝館に通っている私にとって、一度は見たことのある展示品がほとんどだが、「当麻曼荼羅縁起」と「頬焼阿弥陀縁起」の2つの絵巻が見られるのはやはり嬉しい。そのほかにも、絵画にいいものが出ている。個人的には円覚寺蔵の「被帽地蔵菩薩像」(高麗時代)が好きだ。
初顔は「仏光国師坐像」。ふだんは円覚寺の開山堂に安置され、拝観することができないそうだが、平成16年度に保存修理されたことを記念して、特別に出品されてた。いかにも鎌倉時代らしい、内省的で控えめな、しかし個性のはっきりした肖像彫刻である。
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/
例年、鎌倉国宝館では新春に名宝展が行われていたが、今年はゴールデンウィークにこの企画を持ってきた。新しいお客を呼び込むには、いいアイディアなのではないかと思う。
たびたび国宝館に通っている私にとって、一度は見たことのある展示品がほとんどだが、「当麻曼荼羅縁起」と「頬焼阿弥陀縁起」の2つの絵巻が見られるのはやはり嬉しい。そのほかにも、絵画にいいものが出ている。個人的には円覚寺蔵の「被帽地蔵菩薩像」(高麗時代)が好きだ。
初顔は「仏光国師坐像」。ふだんは円覚寺の開山堂に安置され、拝観することができないそうだが、平成16年度に保存修理されたことを記念して、特別に出品されてた。いかにも鎌倉時代らしい、内省的で控えめな、しかし個性のはっきりした肖像彫刻である。