柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

白駒の池

2012年10月16日 | 旅行など
 「苔の森」を通過して、眼下に水面が見えてきました。
ちょっと下ると、そこは絶景ポイントであり、定番ポイントでした。多くのカメラマンが陣取って撮影に夢中です。
気の弱い私はベストポイントを確保できません。
適当な所に三脚を立て、そのポイントから同じような構図しか撮ることができませんでした。














 それでも息を呑むような、鮮やかな紅葉に、すっかり魅せられて満足でした。
いくつかのベストポイントがあるようです。そのためには「白駒の池の周回コース」を歩かなければなりません。
このたびほど、自分の体力、脚力不足を嘆かわしく思ったことはありません。
いい作品を生み出すのも、体力がベースなのですね。そして、その上に気力が乗っかるのだと思いました。

 

撮影旅二日目

2012年10月16日 | 旅行など
 私たち「老連秋葉写真クラブ」の撮影旅も、二日目(10日)となりました。

 朝の8時には、全員集合。バスは「メルヘン街道(国道299)」を走ります。
まず、目指すは「横谷峡渓谷の上流ポイント・横谷観音入り口」です。
ようやく,ちらほらの紅葉でした。

 バスを降りて「横谷観音展望台」まで歩くとはるか下方に「王滝」が見えました。
「300mmの望遠」で引き寄せて撮ってみました。足達者な何人かは,勢いよく渓谷への道を降りたようです。
私の場合は、下っただけ登ってこなければなりませんから、あっさり諦めてしまいました。








 再び動き出したバスは、高度を上げながら右手に「八ヶ岳」の峰々を見ながら「麦草峠」を超えました。
「白駒の池駐車場」到着です。駐車場はほぼ満車状態でした。
歩き出すと、人々と言うよりは「カメラマン、カメラマン」です。いやはや、でした。

 「白駒の池」への道の両側は見事な苔「苔の森」でした。
惜しむらくは、雨が降らなかったのでしょうか、ちょっと湿り気がほしい状態でした。






 次回は、いよいよ本命「白駒の池」で、見事な紅葉に遭遇です。

撮影の楽しさ

2012年10月14日 | 旅行など
 「乙女滝」の撮影を切り上げて、渓谷の道から一般道へ登り、さらにホテルへの坂道を歩いていると、
その坂道の脇に勢いよく流れている「流れ」を発見しました。
その流れは、一般道の下を通って渓谷に流れ込んでいるようでした。どうも、「乙女滝」の水源のように思われます。

 これは思いがけない発見でした。さっそく、改めて三脚を伸ばして、カシャリ、カシャリ。








 その晩は、ホテルのステージ付き広間での大宴会となりました。
カラオケは自由にお使いください、と言うことでした。
宴会の途中からカラオケ大会となり、日頃の練習成果の発表とばかりに、入れ替わり立ち替わりの「歌自慢」でした。

 さらに、2次会の盛会を抜け出してベランダから夜空を眺めると、雲も出ているけどお星さまも、ちらほら。
そこで、お友達と三脚を担いで、「浴衣とはんてん」姿にスニーカーで外に出てみました。
いやー、寒くて震いながら、ISO感度を上げ開放にして数十秒のシャッター。
生まれて初めての「お星さま撮影」でした。モニターでは何も見えないのに写っていたのに感激でした。




 今回の「星空」は、まさに試しにでした。一度体験しておけば、あれこれの配慮もできてハードルも下がることでしょう。
何しろ、街灯などの照明もあるホテル前庭での「ちょっと試し撮影」ですから、雲も樹木も一緒でした。


乙女滝2

2012年10月13日 | 旅行など
 撮影に夢中になっていたのですが、いつの間にか夕暮れの風情となってきていました。

 飛沫をとばしていた風もおさまったようです。改めて「乙女滝」を撮り直してみました。














 少しずつ引きながら、シャッターを切ってみました。
「乙女滝」撮影のために、ISO感度を「100」に減感して、3段減光の「NDフィルター」を装着していました。
夕暮れとなり、ようやくシャッター速度も10分の1秒前後で切れるようになりました。

 荒々しい滝も、穏やかに写りました。「乙女滝」ですから、こちらの表現で好かったのでしょうか。

乙女滝1

2012年10月12日 | 旅行など
 さて9日(火)、「諏訪IC」から茅野市に入り「横谷峡」にあるホテルに到着。

 ホテルで諸連絡を確認して、各班毎4人ずつで一部屋となりました。ひとまず部屋に落ち着きましたが、
すぐに必要なカメラなど機材を持って出かけることにしました。

 今日のメインターゲットはホテルから歩いて10分ほどの「横谷峡谷・乙女滝」です。
ぐんぐん谷底近くまで下りました。すでに多くのカメラマンが撮影に夢中となっていました。

 初めてお目にかかる「乙女滝」ですから、普段の水量はわかりません。この日は、かなり水量が多いのでしょうか。
その上、ベストな撮影位置が風下となっていて滝の飛沫でカメラも濡れる状態でした。
「乙女滝」どころか、これでは「じゃじゃ馬娘滝」という風情でした。














 撮影に挑戦し始めた時刻は、すでに午後4時近くでした。
めまぐるしく陽射しの様子も変化していました。全体的には、じょじょに夕闇が迫ってきていました。
また、風のようすも変わってきていました。

 いろいろと撮影条件や撮影場所を変えてみたりしました。短時間ながら、どんどん変化していく「乙女滝」の
表情は、撮っても撮っても、撮り尽くせないものでした。
やはり「乙女滝」なのでしょうね。すっかり、その魅力の虜になってしまっていたようです。
 次回に、もう一度「乙女滝」を載せてみますね。

安曇野IC

2012年10月11日 | 旅行など
 私たちの「老連秋葉写真クラブ」では、この時期毎年1泊の撮影旅行です。

 今年は、長野県「安曇野のわさび田」と「蓼科方面(横谷渓谷、白駒の池)」や「八千穂高原」がポイントです。
多少費用は嵩んでも、安全、ゆとり、に配慮したプランとなりました。

 9日(火)朝8時、新津駅西口を新潟交通「サロン付きバス」がスタート。総勢17名、ガイドさん付きです。
新津スマートICより磐越道に入り、北陸道、上信越道、長野自動車道と走りました。

 「米山サービスエリア」から、「柏崎刈羽原子力発電所」を望遠しました。
原子力発電を必要としない、そんな時代がきてくれないものか、などと思っています。


 「姨捨サービスエリア」から「善光寺平」の様子です。
新潟平野って「千曲川」が運んでくれた堆積物で生まれているわけだろうから、母なる川なのだよなあ、そんな感慨がよぎりました。


 つい最近、「豊科IC」から「安曇野IC」と名称が変わった「安曇野IC」で降りて、「大王わさび農場」に着きました。
到着は、ちょうどお昼時でしたので準備されていた「わさび味の定食」でした。
わっぱ飯や豆腐など、わさびの風味でとてもおいしくて満足できました。


 何度訪ねて来ても、素敵な風景ですね。






 わさび農場のあちこちを撮りまくって、心地よく疲れた体に「わさび味アイス最中」は最高でした。

 再び「安曇野IC」から、「諏訪IC」、そして「横谷峡」にある宿に向かいました。
夕食前に横谷峡「乙女滝」撮影に挑戦が予定されていました。

季節の移ろい

2012年10月08日 | 日々これ好日
 なんとか、ウォーキングは頑張っています。
ちょっと欲が出て、この頃朝と夕方の二回歩くことが続きました。なんと一万歩をキープできました。

 確実に「季節は巡る」を実感するこの頃です。
どんどん夜の部分が長くなって来ています。夜明けが遅くなり、日が沈む時刻がずいぶん早くなりました。

 阿賀野市の「瓢湖」には、日曜日(7日)には「白鳥」の先遣隊が到着しているそうです。
何度目かの「白鳥撮影」のシーズンとなりました。どんな風に撮ったら良いのだろうか。

 我が家の「彼岸花」、今年はどうかなと思っていたのですが、ようやく、それらしき芽が出てきました。
紹介できるのは、いつころになるのでしょうか。どうして、こうも遅い育ちなのでしょうかね。

 いつものように、ウォーキングの成果を紹介します。
ご近所の畑に、真っ白な「彼岸花」が咲いていました。気品のあるお花だと思います。


 また、朝方の雨に濡れている「紅の彼岸花」も素敵だと思いました。


 今を盛りに至る所で目にするコスモスです。なんとか表現を工夫するのですが、どうも満足できません。


 「四季咲き桜」ですよ、と教えていただき高倍率レンズを精一杯伸ばして、迫ってみました。


 まだ、頑張っていた「朝顔の花」、夏のなごりを感じました。

ギャラリー「木り香」

2012年10月07日 | お出かけ
 金曜日(5日)の午後のことでした。
家内に誘われて、阿賀野市五頭山麓に「ギャラリー木り香(きりか)」を訪ねました。

 「緑と花の古民家風ギャラリー」というキャッチフレーズでした。
文字通り「五頭山麓」の森の中に、しゃれた古民家風の建物がありました。


 まだオープンして間もないのでしょうか。まず、新しいウッドデッキでコーヒーをいただきました。
ほんとは、お食事「欧風セラピーランチ」などを楽しめるようでしたが、私どもはお昼をとってからのお出かけでした。

 じつは、ちょとした会話の中で、コーヒーを入れてくださった女性の方が、カメラマンであることがわかりました。
ニコンカメラでのフィルム撮影だそうです。どうも、ただ者では無いと直感しました。駆け出しの私には「胸ドキ」でした。


 その、ウッドデッキでコーヒーをいただきながら、柔らかい秋の陽射しを浴びた木々をパチリでした。










 「木り香」さんでは、一階ギャラリーで「常滑焼」のコーヒカップや手作りアクセサリー「トンボ玉展」が行われていました。

 つぎに、二階ギャラリーに上がりました。
もうびっくりの連続でした。思わず息を呑みました。
最初の部屋には「和紙への写真印刷」という、そのソフトにして品のある大作「風景写真」の数々。
そして、ソファーの上に無造作に置かれていた数冊の写真集、いずれもこのギャラリー館主「村上雲雄」さんの作品でした。

 また別室に移ると、
そこには「福島潟」の早朝、四季折々の様子を撮った「全倍写真」が額縁に納まって、デーンとありました。
この作品が、実は先ほどのコーヒーを入れてくださった方の作品でした。圧倒される福島潟でした。

 帰りには「村上」さんから、ご挨拶をいただいたりして、素敵なひとときに感謝しながら帰ってきました。

ウォーキングの継続

2012年10月05日 | 日々これ好日
 何とか「ウォーキング」を続けています。
なにか大げさのようですが、わずか「5,000歩」以上を目標としています。
 カメラを手にしてのウォーキングですから、かなりいい加減なものです。

 やはり路傍に咲く野の花は、なんと言っても素敵です。フラワー店などの園芸品とは比べものになりませんね。








 昨日紹介していました「大欅」の根元に、小さいモミジの葉が紅葉していました。


 我が家の「ムクゲの花」です。

 このムクゲの木は、我が家の庭木としては、あまりに大きく樹高も高くなりすぎたように思っています。
なにしろ、ものすごく成長が早い木です。他の樹木の生長の妨げになってきています。
花が終わり、葉を落としてしまった頃に、思い切った枝おろしをして、樹形を小さくしようと思っています。
でも、これって人間の勝手な都合ですよね。申し分けない、となりの椿の木も大きくなりたいらしいのだよ。

つらいウォーキング

2012年10月04日 | 日々これ好日
 実は、今月からまじめに「ウォーキング」をしようと思っているのです。
今日は4日ですが、なんとか頑張ってきました。

 是には魂胆があるのです。この9,10日と長野県の安曇野それに蓼科方面(乙女滝や八千穂高原など)での撮影会に参加します。
重いリュックと三脚などの機材を持って、それなりに歩かなければなりません。

 雪があり寒いから、雨だから、暑いから、などと言いながら渋ってきたのに、このにわかウォーキングを家内に笑われています。

 それでも、秋まさに「マチュア・豊穣」の季節です。
カメラ持参のウォーキングもけっこう楽しいものとなっています。

 まずは、茂りに茂った夏草ども、もう負けそうです。


 アスファルト舗装の継ぎ目に、しっかりと生えている雑草のたくましさ。




 遊歩道にかかる名も無き橋です。でも、ちょっといいもの見つけたな、とパチリ。


 ぎょっ、としたのは「真柄家」の「新潟市天然記念物の大欅」に枯れ枝が目立ったことでした。大丈夫かな。


 我が家では「ムラサキシキブ」がみごとです。


 さてご覧いただいている皆様へ、ご案内があります。
月が変わり、私の写真が一枚ずつですが、「まちの駅・ぽっぽ」と「東洋館ホール・小さな美術館」に展示されています。
秋葉区では,今月中旬に「新津鉄道まつり」です。そのことに合わせての作品です。いずれも「柄目木庵」でも紹介していました。
また、我が家の「お茶の間ギャラリー」に10月の写真を架けてみました。
どうぞ、このブログの「ブックマーク・柄目木庵収蔵庫」からお入りください。

水と土の芸術祭

2012年10月03日 | 日々これ好日
 新潟市の「水と土の芸術祭」が、あちこちで作品展示が行われているようです。

 新潟市は「水と土」による堆積平野にあるわけですから、まことに確かなネーミング「水と土の芸術祭」ではあります。
様々なイベント(アートプロジェクト、市民プロジェクト、シンポジウムなど)が新潟市のそれぞれの「区」毎に行われています。
 私は先月末の頃、メイン会場となっている中央区の新潟港「万代島旧水揚場」の会場のいくつかを見て回ってきました。

 「旧水産会館」の二階に吹き込む「風」


 部屋一杯に張られた「細いテグス」


「おもしろ半分制作所」の内部、「アジト」ともいうようです。


 「大かまぼこ」という会場での作品。まずは「廃棄された電気製品の散乱と壁面への画像」


 「横倒しになってしまった車」の残骸

 
 天上からつり下げられた「舫いロープ」群


 旧水産加工場で活躍していたであろう無数に並べられた長靴など


 いずれの作品も、首をかしげたり、考え込んでみたり、理解に苦しみました。
ただ、ふと気づくと、「アート」って、こうでなければならないと言うような既成の観念にとらわれず、
表現というものはもっともっと自由であって良いのかな。

 私自身はカメラなどを振り回して「表現を楽しんで」などと言っているけど、実は自らの呪縛のなかに、
どっぷりと浸かっているだけでは無いのか、創造などとは縁遠い感性しかないのだ。
そんな風にも思われた一日でした。

神無月

2012年10月01日 | 日々これ好日
 昨晩は台風17号通過に備えて「着衣」のままベッドに横になっていました。
昨晩の23時頃から午前2時頃まで,ぐっすりと眠ってしまいました。
目を覚まされるほどの「強風雨」もなく、台風は通過していったようでした。よかった。
被害に遭われた皆さんには、心からお見舞い申し上げます。

 さっそく、今朝ほどカメラ(D80)を持って、ウォーキングに出かけてみました。
ほんとに、あちらこちら「秋、秋、あき」でした。


 あの酷暑の中、精一杯咲き続けた「ヒマワリ」も、今はうなだれてしまっていました。ご苦労さん!


 散歩道の桜並木で、枝の一部ながら「桜紅葉」が見られました。


 「ツユクサ」かなと思っているのですが、違うようでもありますが、可憐な群生に和みます。




 あちこちに今盛り「彼岸花」ですね。


 ようやくにして、暑くも無く寒くも無く快適な時期となりました。
暑さに閉口して、ずーっとやすんでいた「ウォーキング」を、足慣らしで先週末から、こっそりはじめていました。
今日、10月からできれば休まずに「ウォーキング」をしようと決意しているのですが、どうなることでしょうか。
さいわい、カメラを片手に歩いていると、とても楽しくもあるのです。
きょろきょろ目をあちこち。いろんな被写体が見つかります。どうも、ウォーキングより撮影に夢中になっています。
まあ、それでも良いのではと思っています。