柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

奈良への旅(平城宮跡)

2010年11月25日 | フォトギャラリー
 私たち夫婦二人の奈良散策も、二日目の午後となりました。

 現在の奈良市中心部から、バスで1300年前の中心地「平城宮跡」にやってきました。
今年は「平城遷都1300年」の節目であり、さまざまな「記念祭」が行われていました。

 この平城宮が予想以上に広大であることにびっくりしました。
天皇はじめ官僚たちの勤務する館なども多くあって、政治の中心・官庁街でもあったようです。

 まずは入り口「朱雀門」、一番奥には「第一次大極殿」、両者の間を外壁が取り巻いていました。
これらが復元さていたのですが、実際の遺構は、この何倍かになっているようでした。






 「大極殿」は鮮やかな朱色でした。屋根には「しび」が上がっています。
内部には「玉座」がありました。このような玉座から「聖武天皇」により「大仏造立の詔(みことのり)」があったのでしょうか。








 ここから「奈良時代」が始まったわけです。

 さて、私たちは午前中には「奈良公園」、午後からは「平城宮跡」を訪ねましたが、
とにかく、どちらも広大な敷地です。私たちの「歩数」は「2万歩」をはるかに超えていました。
さすがに帰りのバスの中では「ウトウト状態」でした。

 明日は、「西の京」、それに時代を遡り飛鳥時代「法隆寺」にまで足を延ばせるでしょうか。

 今年、私たちが「奈良への旅」を思い立ったのは、もちろん「平城遷都」の節目であるということでもあります。
さらに、新潟市から長岡市に変更になりましたが、今年「新潟県近代美術館(長岡市)」で「奈良の古寺と仏像展」がありました。
私たち二人は、このとき拝観した数々の仏像に深く感銘を受けました。
このことが「奈良への旅」を思い立ったもう一つの訳でもありました。

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