柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

モールスキー

2006年02月27日 | アマチュア無線
 発行直後に買い込んでいた「モールス・キーと電信の世界」という本をようやく読み終えた。

 途中まで読んで、中断していたが最近集中的に読んでみた。
有線・無線の歴史とそれに伴う「モールス・キー」や関連する事柄などについて、多くの写真や資料を駆使して、「うんちく」を傾けられている。
すばらしい内容でよくぞまとめられたなあ、と思う。
とても参考になった。

 私の場合は、CWのキーイングに関しては、
最初から「縦振り電鍵」で習熟することは無理だと思っていた。
だから、迷わず「パドル」操作から始めている。
しかも、右手用にセットされたパドルを、そっくり左に持ってきて、左手で操作するようにしている。まったく違和感もない。
今では、右手では打てないようである。

 何年たってもキーイングはへたくそである。何年たってもたどたどしい。
そこで、「パドル」が悪いからだろうなどと道具のせいにしたりして、パドルも何台か取り替えたりもした。
今では、すっかり手になじんでいる3台のパドルが現役である。
 
 机の上でまず動きだすことのない「ケンプロのキーヤー」は、とても使い心地がよい。
 「バイブロのパドル」は、その作りの確かさにほれ込んでいる。何よりも美しい。今はさらに使い込んで手になじませようと思っている。
 同じバイブロの「コードウオーリアJr.」はミニパドルで移動運用のときに使っている。
 
 特別のこだわりがあるわけではないが、やはり相性のようなもの、使い心地のよいものが私なりにあるようだ。

 ところで、さっぱり耳の方が上達しない。
早いCWの聞き取りやコンピュータに打ち込みながらの聞き取りには、大変苦労している。
 すこしでも上達しようと「CW-freak」などのソフトの助けを借りて練習したこともある。でも、長続きせずまったく上達はしない。
それでも最近は、「ボケ防止」にCWはいいのではないだろうか、などと情けないようなことを考えて時々は、そのソフトで練習をしている。

 ハムログには私のキャッチフレーズ「スロー・ライフとスローCWを楽しんでいます」と出てくる。
それでいいのだ。それでいいのだ!

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