柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

千の風にいやされて

2005年06月13日 | 日々これ好日
 今日は、途中からお天気もよくなり熱からず寒からずとなった。

 珍しいことであるが、今日は不思議なことに「4エリア」だけが50MHzで開けたようで、何局かのサービスをいただいた。SSBでは、1stQSOのことが多い。

 その後、いつものウォーキングをして運動不足の解消に努めた。
かっこつける訳ではないが、家に帰ったら妙に音楽を聴きたい気分になった。
チャイコフスキーのCDが偶然そこにあった。「交響曲6番・悲愴」、この局は若い頃、なぜかLP版で買っていた。好きになろうと思い我慢して何度か聴いたという思い出がある。
でも、今日はまったくすんなりとその美しい調べにいやされた。

 癒されたといえば、「新垣勉さんの歌唱」で知った新井満さんの写真詩集「千の風になって」である。その後、その写真詩集を読まれた読者からの便りをもとに「佐保美恵子さん」のまとめられた本「千の風にいやされて」と新井満さんのCD「千の風になって・再生」を買って、それぞれ読んだり、繰り返し聴いていた。
 ほんとにすばらしい本で、心洗われる思いであった。
いろんな境遇の方がこの写真詩集でいやされていった様子をまとめられているのだが、じつは、多くのインタビューを通してまとめられた著者の佐保美恵子さんという方の人柄というか、思いやりのあるやさしが伝わってくるのであった。
 CDは「千の風になって」を自ら翻訳してメロディーをつけたご自身・新井満さんが歌っている。
歌手でもあるとは言っているが、素朴な歌い方はこの詩にぴったりである。アルバムバージョン、シングル・リミックス・バージョン、オーケストラバージョンと同じ局をそれぞれの味わいで聴けるのでとっても素敵である。
 生きていくことへの勇気をもらえるような気がする。

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