柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

ウィーンの大通り

2006年01月12日 | 音楽など
 連日の雪害報道である。さぞかしお困りであろうと心からお見舞い申し上げたい。
新潟県でもここ新潟市は10cm程度の積雪である。数日間続いている降雪の無い日がありがたい。
こうして書いている今も日差しがまぶしいくらいである。
お日様、がんばってくださいね!

 昨日は今年の「New Year Special Concert」を「りゅーとぴあコンサートホール」で堪能してきた。
 今年はウィーンを代表するいくつかのオーケストラからなるメンバー(Corso Wien)による演奏会である。
Corsoとは「大通り」を意味するそうです。ウィーンの情緒や文化は、ウィーンの通りのあちこち(曲目)で、また、ウィーンのあちこちから来た楽人たちの演奏で楽しんだり味わってほしいということなのでしょうか。

 第一部はウィーンといえば、やはりモーツアルトやベートーベン、シュトラウス一家となろう。「モーツアルト」の作品から2曲であった。
 ディベルティメント ニ長調 K.136
 クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
 特にクラリネット協奏曲は、CDで何度も聞いている曲であり、彼の最後の作品でもあり、とても印象深く聴くことができた。
クラリネットのソリストと指揮者、16人編成のオーケストラの息もぴったりで、クラリネットってこんなに素敵な音色だったっけ、と思いながらも気分はリラックス、リラックス。
リラックス効果故にお医者様お勧めのモーツアルトだと頷けた。

 休憩時には、みなさんホワイエで思い思いの軽食やドリンクをとられるが、これがまたコンサートの雰囲気をぐっと盛り上げてくれる。
初めてサントリーホールで、このような体験をしたときにとても新鮮なリッチな気分になったことを思い出す。あのときのことが、病み付きになるきっかけだったのかもしれない。

 さあ、第二部はパーカッションや管楽器もたくさんになった。
何曲ものワルツやポルカが次々と軽快に演奏された。でも、春を渇望する私の耳に「ワルツ・春の声」は何といってもうれしい曲であった。

 ついに、アンコールタイムとなった。
まだまだ、ほら、あの曲の演奏が無いじゃあないか。
そうですね。
ニューイヤーコンサートというからには「美しく青きドナウ」です。
もちろん「ラデツキー行進曲」です。すばらしっかたです。
みんなで拍手拍手で痛くなった手をさすりながら、会場を後にしたのでした。


 実は今度の日曜日に、地元新津でもう一度「ニューイヤーコンサート」が聴ける予定である。今度は地元アマチュアである新潟交響楽団の演奏で楽しむことになっています。

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2 コメント

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うらやましい (小林 修治)
2006-01-12 22:03:15
近くにあれば飛んで行くのにね。高田は僻地です。15日は一斉除雪で交通止めです。春が待ち遠しい。
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ほんとにご苦労様です。 (JA0AAQ/羽入)
2006-01-13 19:50:14
 夕方のテレビで上越市の雪下ろしの様子を拝見しました。もう、ほんとに大変ですね。

今度は一転して暖気だそうです。

どうぞ、怪我などされませぬように、うまく処理されてください。無理をしないように!
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