今日は、私の所属する「JARL新津クラブ」がホストクラブとなって研修会を行った。
場所は、新津支所市民会館の一室である。10時にはほぼ全員が集合。
テーマは「ゲルマラジオの製作」ということで、小学生男女6人と付き添いのお父さん、お母さんが3人。それに大人男女2名の参加となった。
あらかじめ用意されていた「ゲルマラジオ・キット」の8セットで講習会が始まった。
講師は我がクラブのベテラン「Tさん」である。
いつもは高校生を相手の方であるが、今日ばかりは勝手が違ったようで、説明の図や言葉遣いも、いかにしてわかっていただけるかと、苦心の様子が伺えた。
私たちクラブ員がほぼマンツーマンでアシスタントとして「今日の生徒さんたち」の指導・お手伝いにあたった。
簡単なラジオの原理や製作手順などの説明も終わり、いよいよトロイダルコアにコイルを80回ほど巻きつける作業からはじまった。綿巻き銅線を巻きつけていくのだが、これが意外と難しかったようである。
結局、コイルを固定して、ポリバリコンなどのパーツをつけ終わると、お昼休みの時間となった。
午後からは、いよいよ「半田付け」作業となった。
銅線の端に半田メッキをする作業で半田付けの練習をした。しかし、パーツ間を銅線で結んだりする作業では、半田ごてを持つ手もおぼつかなくてなかなかできないようである。この辺になると、我々アシスタントの出番ともなってしまった。
あらかじめ、屋外から引き込んだ「エナメル線15mほどのアンテナ」を準備しておいた。次々と完成した「ゲルマラジオ」を持ってきては、アンテナ線につないでみている。ダイヤルを回す緊張した顔がほころびて歓声が上がる。
しかし、どうしても聞こえてこない作品も出てきた。「T先生」がチェックをしてくださって全員のラジオがなんとか完成した。
でも、「一局しかきこえないよ。音が小さいね。」などと不満も出てきた。
最後に、皆さんには、アンテナ用の「エナメル線」をおみやげに、また夜にもぜひ聞いてみることをを勧めたりして、今日の講習会は無事終了しました。
私たちは、いつものミーティングとはずいぶん勝手が違って、いつになくくたびれました。でも、完成した喜びに「さっとほころびた笑顔」で報われた気がしました。そして私たち自身が、うんと若い頃に体験したことを「宝石のように大事に育ててきているラジオ少年」でもあるわけです。
彼らにも、そんなことを「そっと」期待したいのですが、どうなのでしょうか。
場所は、新津支所市民会館の一室である。10時にはほぼ全員が集合。
テーマは「ゲルマラジオの製作」ということで、小学生男女6人と付き添いのお父さん、お母さんが3人。それに大人男女2名の参加となった。
あらかじめ用意されていた「ゲルマラジオ・キット」の8セットで講習会が始まった。
講師は我がクラブのベテラン「Tさん」である。
いつもは高校生を相手の方であるが、今日ばかりは勝手が違ったようで、説明の図や言葉遣いも、いかにしてわかっていただけるかと、苦心の様子が伺えた。
私たちクラブ員がほぼマンツーマンでアシスタントとして「今日の生徒さんたち」の指導・お手伝いにあたった。
簡単なラジオの原理や製作手順などの説明も終わり、いよいよトロイダルコアにコイルを80回ほど巻きつける作業からはじまった。綿巻き銅線を巻きつけていくのだが、これが意外と難しかったようである。
結局、コイルを固定して、ポリバリコンなどのパーツをつけ終わると、お昼休みの時間となった。
午後からは、いよいよ「半田付け」作業となった。
銅線の端に半田メッキをする作業で半田付けの練習をした。しかし、パーツ間を銅線で結んだりする作業では、半田ごてを持つ手もおぼつかなくてなかなかできないようである。この辺になると、我々アシスタントの出番ともなってしまった。
あらかじめ、屋外から引き込んだ「エナメル線15mほどのアンテナ」を準備しておいた。次々と完成した「ゲルマラジオ」を持ってきては、アンテナ線につないでみている。ダイヤルを回す緊張した顔がほころびて歓声が上がる。
しかし、どうしても聞こえてこない作品も出てきた。「T先生」がチェックをしてくださって全員のラジオがなんとか完成した。
でも、「一局しかきこえないよ。音が小さいね。」などと不満も出てきた。
最後に、皆さんには、アンテナ用の「エナメル線」をおみやげに、また夜にもぜひ聞いてみることをを勧めたりして、今日の講習会は無事終了しました。
私たちは、いつものミーティングとはずいぶん勝手が違って、いつになくくたびれました。でも、完成した喜びに「さっとほころびた笑顔」で報われた気がしました。そして私たち自身が、うんと若い頃に体験したことを「宝石のように大事に育ててきているラジオ少年」でもあるわけです。
彼らにも、そんなことを「そっと」期待したいのですが、どうなのでしょうか。