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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

「氷河の末端」に迫れ!温暖化の最前線で奮闘 テレビ取材のリアル【北極ノート】

2023-08-31 | 先住民族関連
テレ朝[2023/08/30 18:00]
 夏の北極。霧が立ち込める気温1度の朝に、ドローンを担いで「氷河の末端」を目指します。
道なき道を登って歩くこと1時間半。たどり着いた全長10kmの氷河の端には、どんな光景が広がっていたのか。
 グリーンランドにある極北の村「カナック」に滞在したテレビ朝日の松本拓也、屋比久就平の取材班は今夏、気候変動を調査する日本人研究者や野生動物、先住民の暮らしを伝え続けました。
レストランが1軒もない村で、食事はどうしたのか。撮影後は何をして過ごしていたのか。
テレビ記者の、忙しくも楽しい取材生活の一日を紹介します。
※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000313697.html

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実写『ゴールデンカムイ』キャスト・ビジュアル一挙紹介

2023-08-30 | アイヌ民族関連
シネマトゥデイ2023年8月30日

 野田サトルのシリーズ累計2,500万部(※2023年8月時点)を突破する同名漫画を山崎賢人主演で実写映画化する『ゴールデンカムイ』(2024年1月19日公開)。本作のメインキャスト14名、並びにビジュアルを紹介します(※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記)。脚本は『キングダム』シリーズの黒岩勉、監督は『HiGH&LOW』シリーズの久保茂昭。
あらすじ
 激動の明治後期、気高き北の大地・北海道。日露戦争においてもっとも過酷な戦場となった二〇三高地での鬼神のごとき戦いぶりに「不死身の杉元」と異名を付けられた日露戦争の英雄・杉元佐一は、ある目的のために大金を手に入れるべく、北海道で砂金採りに明け暮れていた。そこで杉元は、アイヌ民族から強奪された莫大な金塊の存在を知る。金塊を奪った男「のっぺら坊」は、捕まる直前に金塊をとある場所に隠し、そのありかを記した刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた。囚人の刺青は24人全員で一つの暗号になるという。
 そんな折、野生のヒグマの襲撃を受けた杉元を、ひとりのアイヌの少女が救う。「アシリパ」という名の少女は、金塊を奪った男に父親を殺されていた。金塊を追う杉元と、父の仇を討ちたいアシリパは、行動を共にすることとなる。同じく金塊を狙うのは、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉。日露戦争で命を懸けて戦いながらも報われなかった師団員のため、北海道征服を目論んでおり、金塊をその軍資金代わりに必要としていた。そして、もう一人、戊辰戦争で戦死したとされていた新選組の「鬼の副長」こと土方歳三が脱獄囚の中におり、かつての盟友・永倉新八と合流し、自らの野望実現のため、金塊を追い求めていた。
キャスト
杉元佐一(すぎもと・さいち/演:山崎賢人)
 鬼神のごとき戦いぶりから“不死身の杉元”の異名をとる元軍人。
コメント
 「ゴールデンカムイ」は大人気の原作なのでとてもプレッシャーに感じましたが、お話を伺った時に“絶対面白くなる”という確信がありました。信頼しているチームとまた一緒に新しいことへ挑戦できるということも自分の中では大きかったです。今まで成長していく役が多かったのですが、杉元という役では、乗り越えた後の失ってしまったものや忘れてしまった感覚を取り戻していく男を表現できればと考えていました。自分も年を重ねて、今まで見せたことのないものをたくさん出す事が出来たのではないかと思います。原作者の野田先生にお会いした時に「味方ですから」と言ってくださりとても嬉しく思いましたし、心強かったです。撮影は、大自然の中や豪華なセットで1つ1つ丁寧に創り上げてる達成感がありました。完成が楽しみです。
アシリパ(演:山田杏奈)
 自然の中で生きるための豊富な知識を持ち、北海道の過酷な大地で生きるアイヌの少女。
コメント
 今回「ゴールデンカムイ」という沢山の方々に愛されている漫画の実写化に携わらせていただくことになり、本当に光栄です。同時に年齢や身長など原作と異なる部分に不安も感じましたが、自分に任せていただいたことに責任を持って演じようと覚悟しました。現場で演じるほどにアシリパの意思を持って進む姿、想いの強さに共感し彼女がより好きになりました。スタッフ、キャスト全員でもっと良いものにしようと話し合い、進めていきました。それぞれの作品に対する愛と役に対する愛に溢れた温かく幸せな現場でした。杉元役の山崎さんと長期にわたってご一緒するのは今回が初めてだったのですが、山崎さんとなら杉元とアシリパとしての、相棒としての関係性を築いていけると撮影が始まってすぐに感じました。映画を皆さまのもとに送り出せる日がとても楽しみです、どうぞよろしくお願いします!
尾形百之助 (おがた・ひゃくのすけ/演:眞栄田郷敦)
 大日本帝国陸軍第七師団上等兵。凄腕のスナイパー。
コメント
 原作でも尾形は大好きだったので、演じられて光栄でした。漫画の魅力を活かしながら、魂を吹き込めたらなと。みなさんのリアルかつ再現度の高いキャラクター、原作にも登場するロケ地やセット、雪山などの大自然での撮影はどれも「ゴールデンカムイ」の世界観そのもので、自然と尾形として生きれていたような気がします。が、尾形百之助の魅力はまだまだこんなもんじゃない。今から続編希望です。ご期待ください。
白石由竹 (しらいし・よしたけ/演:矢本悠馬)
 “脱獄王”の異名をとる天才脱獄犯。
コメント
 元々、原作を読んでいて、お話をいただく前から、実写化するなら自分の推しメンの白石由竹を演じたいと思っていたので、こういう巡り合わせは役者冥利につきるというか、役者をやっていて良かったなと感じました。初日は、白石が好きすぎて、勝手に自分でプレッシャーをかけ、ガチガチになっていましたが、見た目は限界があるので、白石が持っている内面をリスペクトし、模写しつつ自分の解釈とオリジナリティを混ぜられたらと演じました。体も鍛えたので、その仕上がりも観て頂きたいですし、ヌルヌルの白石の見せ場もあるので、気持ち悪いシーンになっていたら嬉しいです。「ゴールデンカムイ」ファンの皆さんに楽しんで頂ける、良い出来になっていると思います。
月島基(つきしま・はじめ/演:工藤阿須加)
 大日本帝国陸軍第七師団軍曹。同部隊上司である鶴見中尉の側近。
コメント
 元々原作のファンで、連載当時からずっと読み続けてきた作品だったので、お話をいただいた時は、心から嬉しく思いました。月島役が自分に務まるのかという不安、プレッシャーが正直ありましたが監督やスタッフのみなさんを信じやり切るだけだと思い、参加させていただきました。漫画の世界観やビジュアルを各部署の皆さんが細部に渡って一つ一つ丁寧に作り上げてくださっているので、 その素晴らしさに毎回驚かされていました。僕も原作ファンとして楽しみにしていますし、観てくださる方にも楽しんでいただける作品になっていると思います!
二階堂浩平/洋平(にかいどう・こうへい/ようへい/演:柳俊太郎※「柳」は木へんに夘が正式表記)
 大日本帝国陸軍第七師団一等卒。挙動や性格までそっくりな双子の軍人。
コメント
 元々、原作のファンだったので、お話を頂いた時は自分が「ゴールデンカムイ」という世界の中に参加できるという喜びと驚きで、率直にとても嬉しかったです。二階堂兄弟は、魅力的なキャラクターなので、その良さをどう引き出そうかという責任感と、大作なので撮影の空気感を想像してワクワクしていました。原作ファンの方々にも二階堂兄弟を楽しみにしている方が多いと思うので、期待に応えられるよう、狂気を見せるシーンは振り切って、ぶっ飛んで演じました。真冬の北海道ロケは寒さとの闘いでしたが、「ゴールデンカムイ」を撮影しているんだという実感が湧きました。これぞ「ゴールデンカムイ」という世界観で過ごせてとても幸せな現場でした。
谷垣源次郎(たにがき・げんじろう/演:大谷亮平)
 大日本帝国陸軍第七師団一等卒。東北マタギの生まれで、山で生きる術を身に付けている。
コメント
 多くのファンを持つ人気作品に参加できたことを大変嬉しく思っています。癖の強いキャラクターが多い中での谷垣の実直で誠実な人間性に魅力を感じたので、演じる上で現場にて湧き上がる感情を大切に、その気持ちをなるべくストレートに出すよう心掛けました。原作者の野田先生からも谷垣に関しては格別の愛情を注いでいらっしゃると伺ったので、とにかく彼の良さを消さないように私自身も役に愛情を込めて演じさせていただきました。皆さんにご覧いただける日を楽しみにしています。
牛山辰馬(うしやま・たつうま/演:勝矢)
 “不敗の牛山”と呼ばれる柔道の達人。大柄で強靭な肉体と、石のように硬い頭を持つ。
コメント
 「ゴールデンカムイ」が実写化されるニュースを見た時に、「牛山やらせてくれないかな」と別の現場でも話していたのですが、その直後にお話をいただき、大喜びしました。やりたいと思える役をいただき本当に光栄なので、全身全霊全力でやっていきたいと思いました。スタッフ皆さんの力ですごい牛山の外側が出来上がったので、それに負けないように内面も埋めたいと思って演じていました。日本全国から“チンポ先生”と呼ばれるような男になりたいです!
永倉新八(ながくら・しんぱち/演:木場勝己)
 元・新選組二番隊組長で“新選組最強の剣士”と呼ばれた剣の達人。
コメント
 役者になって、53年程経ちましたが、漫画原作の作品に出演させていただくのは、今回が初めてです。共演の舘さんとは、同い年ですが、36年ぶりに現場で再会し、改めて“お互い長いことやってきたんだなぁ”と、しみじみしました。40年以上前、20代の時に「カムイ」というスナックをやっていたので、不思議な縁を感じています。記念すべき作品に出会いました。原作ファンの方がたくさん見ていただくことになると思うので、その方たちの持っている印象に近づけたいと思っていましたが、是非、キャラクターの新しい一面としても観ていただけたらと思います。
フチ(演:大方斐紗子)
 アシリパの祖母。アイヌの古い教えを大切に日々を生きている。
コメント
 今回アイヌの役を初めてやらせていただきました。アイヌ民族の風習や方言が分からないので最初は苦労しましたがアイヌ語監修の中川先生をはじめとしたスタッフの皆さん、共演者の皆さんのおかげで最後までやり遂げる事が出来ました。ありがとうございました。
後藤竹千代(ごとう・たけちよ/演:マキタスポーツ)
 北海道に砂金を探しに来た杉元が出会う男。
コメント
 今回、人気作の「ゴールデンカムイ」に出演できると聞いた時は、非常に光栄でした。「ゴールデンカムイ」は奇想天外でもありますが、リアリティもあり、人間の欲望が詰め込まれたエンターテインメント作品です。加えて、歴史的な大河も物語には備わっており、色々な角度で味わえる作品に関われたことは嬉しかったです。私が演じる後藤竹千代は、物語の起点となる役です。それゆえ「原作と違うじゃない」と言われないように、でもマキタスポーツらしさは失わないように緊張感を持って演じたのを覚えています。全くの善人がいないところが面白い作品だと思いますので、皆さんも心の向くままに楽しんでください。
大叔父(おおおじ/演:秋辺デボ)
 アシリパの大叔父。フチと同様、アシリパの幸せを願っている。
コメント
 原作の漫画は一見したところ、ハードな描写が多く、俺とは縁遠い世界だと思っていました! それが運命の悪戯か? アイヌ文化監修をすることになり、どういうわけか? 大叔父(原作では叔父)に抜擢され、慌てて原作を読み、手の平返しに好きな漫画となりました(笑)やれる準備は髭を伸ばし髪の毛も伸ばしたこと。アイヌにとって髭は古来から大切なたしなみでした! 撮影は一流のスタッフ、役者、監督に囲まれてアイヌ民族の一人として思いっきりやらせてもらったと実感しました。空想でありながら現実感あふれるこの映画がスクリーンいっぱいに映し出され、映画ファンの皆様に届くことを期待しております! ソンノ・イヤイライケレ!
鶴見篤四郎(つるみ・とくしろう/演:玉木宏)
 大日本帝国陸軍第七師団中尉。情報収集や分析能力に長けている。日露戦争で前頭部を損傷し、プロテクターで保護している。
コメント
 僕自身、「ゴールデンカムイ」のファンなので、大変な作品になるということは承知していました。それを踏まえても今作に参加できることが楽しみでした。今回いただいた鶴見中尉という役は、とてもやりがいのあるキャラクターなので、演じることができて嬉しいの一言です。原作を読んでいて感じた、先の読めない怖さや恐ろしさ、一筋縄では掴み切れない所をお芝居でも出せたらと思って演じました。原作へのリスペクトを込めて、原作ファンの皆さんにも満足していただける作品になるよう、キャストの一員として臨みました。出来上がりが楽しみです。
土方歳三(ひじかた・としぞう/演:舘ひろし)
 元新選組・鬼の副長。戊辰戦争で戦死したとされていたが、政治犯として幽閉され生きながらえていた。
コメント
 有名な原作の映像化に、参加させてもらい大変嬉しい思いです。今作は、実は土方が生きていたら…という設定ですが、土方歳三というのは、常々演じてみたいと思っていた役でした。土方は、誰よりも武士ということに憧れ、武士よりも武士らしくしたいという想いがあったのではないかと、原作漫画に加え、土方の本も読み直し、イメージを膨らませ、演じさせていただきました。漫画を読んだ時に、それぞれがイメージする世界があると思いますが、今作はそれを超えた映像を皆さんにお見せできるのではないかと、今から公開が楽しみです。是非、期待していて下さい。
(C)2024 映画「ゴールデンカムイ」製作委員会
https://www.cinematoday.jp/page/A0008899

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蘭越生活館の移転新築を 千歳アイヌ協会が市に要望

2023-08-30 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年8月29日 23:04

千歳アイヌ協会の取り組みなどを話す中村吉雄会長(左端)
 【千歳】千歳アイヌ協会は29日、アイヌ文化の地元拠点となっている蘭越生活館(新星1)の老朽化に伴う移転新築など計9項目を市に要望した。
 要望は、市が今後策定する2024年度から5年間の「第2期千歳市アイヌ施策推進地域計画」に反映してもらおうと行った。
 ・・・・・
(工藤さえら)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/900510/

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アイヌ神話 木版画で表現 札幌の芸術家・結城さんが北広島で個展

2023-08-30 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年8月29日 22:33

会場に並ぶアイヌ神話をモチーフにした木版画を前にする結城幸司さん
 【北広島】札幌在住の芸術家結城幸司さん(59)の個展「来たかった森のものがたり」が市内富ケ岡のギャラリー黒い森美術館で開かれている。アイヌ神話をモチーフにした木版画など25点が展示されている。
 結城さんは札幌の芸術家集団アイヌアートプロジェクト代表として、アイヌ神話の世界観を版画や音楽で現代的に表現している。札幌アイヌ協会の共同代表も務めている。
 ・・・・
 入場無料。9月6日までの月―水曜日の午前10時半~午後3時半。(金子文太郎)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/900487/

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共生の道、どう歩む ウポポイ開業3年記念しシンポ

2023-08-30 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年8月29日 21:30

北大アイヌ・先住民研究センターの加藤博文センター長(右)と対談する国立アイヌ民族博物館の佐々木史郎館長
 【白老】胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」の開業3周年を記念したシンポジウム「共生の道をいかに歩むのか」が29日、ウポポイで開かれた。
 ウポポイの中核施設である国立アイヌ民族博物館と北大アイヌ・先住民研究センター(札幌)の共催。会場で50人、オンラインで150人が参加した。
 博物館の佐々木史郎館長と研究センターの加藤博文センター長が対談。佐々木館長は、
 ・・・・
(斎藤雅史)
※「北原モコットゥナシ教授」のシは小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/900424/

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アイヌ文化の発信拠点“ウポポイ”開業3年 記念シンポジウム(動画)

2023-08-30 | アイヌ民族関連
NHK08月29日 18時55分

胆振の白老町にあるアイヌ文化の発信拠点、ウポポイで、開業3年を記念するシンポジウムが開かれました。
このシンポジウムは、ウポポイが開業してから先月で3年を迎えたことを記念して29日開かれ、オンラインも含めておよそ200人が参加しました。
この中で、ウポポイの中核施設、国立アイヌ民族博物館の佐々木史郎館長と、北海道大学アイヌ・先住民研究センターの加藤博文センター長の対談が行われました。
佐々木館長は、アイヌ民族が和人との交易で手に入れ、儀礼などで使われていた鉄製品や漆器などを展示していることに触れ、「『狩猟採集社会』といったアイヌ民族のイメージを壊していきたい」とその狙いを語りました。
また、加藤センター長は、「北海道のアイヌ民族の歴史をえがく過程で、アイヌ民族自身が関わる機会がほとんどなかった」と指摘した上で、アイヌ民族博物館の役割の1つとして、「展示を通じて、アイヌ民族の独自の歴史をつくっていくこと」をあげました。
対談を終えた佐々木館長は、「アイヌ民族が今を生きている民族だということを理解してもらいたい。そして、非常にすばらしい文化をつくり、これからもどんどん築いていくことを知ってほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230829/7000060430.html

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札幌・アイヌ民族文化祭 古式舞踊を披露 北大2教員講演 歴史など学び直しを /北海道

2023-08-30 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2023/8/29 地方版 有料記事 826文字

エムシリムセを披露する札幌ウポポ保存会=札幌市中央区で2023年8月26日、安味伸一撮影
 先住民族アイヌの文化を理解する「アイヌ民族文化祭」が26日、札幌市中央区のかでるホールで開かれた。北海道アイヌ協会が主催。北海道大アイヌ・先住民研究センターの教員2人の講演やユネスコ無形文化遺産のアイヌ古式舞踊の公演などがあり、多面的な視点からアイヌの文化を学ぶ機会となった。
 今年で36回目。協会の大川勝理事長は「いわゆるアイヌ施策推進法の制定から5年が経過することから、改めてアイヌ民族の文化や歴史の学び直しを主眼に企画した。多文化共生社会の実現について一層の理解が広がることを願っている」とあいさつ。
 樺太アイヌがルーツの北原モコットゥナシ教授は、「アイヌ・環日本海地域の神話」をテーマに講演。「和人の『柿争い』や朝鮮の『虎退治』などとおなじみの話に共通性と個性があり、民族の枠を超えて共通の文化を持っている。文化はいつも人間とつながり、人が文化を担ってきた。文化と人はセットで考えるべきだ」と強調した。
 ・・・・・
【安味伸一】
https://mainichi.jp/articles/20230829/ddl/k01/040/038000c

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「白い恋人」×『ゴールデンカムイ』コラボ缶マグネット、“脱獄王”白石やアシㇼパら歴代デザイン復刻

2023-08-30 | アイヌ民族関連
ファッションプレス2023年8月29日 13時30分

北海道銘菓「白い恋人」で知られる石屋製菓から、TVアニメ『ゴールデンカムイ』とのコラボレーションによる限定缶マグネットが登場。2023年10月1日(日)より、白い恋人パーク内「ショップ・ピカデリー」や「ISHIYA札幌大通本店」ほかで数量限定で発売される。
「白い恋人」×『ゴールデンカムイ』コラボ缶マグネット
野田サトルによる同名の漫画作品を原作とするTVアニメ『ゴールデンカムイ』は、アイヌ文化を色濃く取り入れた、北海道が舞台の冒険活劇。そんな『ゴールデンカムイ』と北海道銘菓「白い恋人」は、2018年より「白い恋人」の36枚入缶に、様々なキャラクターのオリジナルイラストをプリントしたコラボレーション缶を展開してきた。
「白石由竹」や「鶴見中尉」など歴代デザインをプリント
今回のコラボレーションでは、「白い恋人」のラング・ド・シャ入りではなく、「白い恋人」の缶を模したマグネット「白い恋人オリジナルマグネット」とコラボレート。オリジナルイラストを配した缶マグネットがラインナップする。
デザインは、「白石編~脱獄王より愛を込めて」「鯉登少尉編~薩摩隼人より愛を込めて」「アシㇼパ&レタㇻ」「鶴見中尉」の歴代4種のデザインをすべて復刻。コンパクトな白い恋人オリジナルマグネットに凝縮している。
【詳細】
白い恋人オリジナルマグネット缶『ゴールデンカムイ』コラボ缶シリーズデザイン
発売日:2023年10月1日(日)~なくなり次第終了
販売場所:白い恋人パーク ショップ・ピカデリー(営業時間:10:00~18:00)、ISHIYA札幌大通本店(営業時間:10:00~20:00)、イシヤオンラインショップアネックス
※イシヤオンラインショップは10月1日(日)10:00より販売開始
※送料は別途かかる
価格:4,950円
絵柄:「白石由竹」・「鯉登少尉」・「アシㇼパ」「レタㇻ」・「鶴見中尉」
マグネットサイズ:約幅4.5cm×奥行4cm×高さ2.5cm
※なくなり次第販売終了
※事前予約・取り置きは不可
※電話注文なし
※ひとり2セットまで
※転売目的での購入不可
※販売店舗、営業時間は急遽変更になる場合あり
https://news.livedoor.com/article/detail/24887819/

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米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、ネイティブ・アメリカン等のための図書館サービス支援プログラムに約570万ドルを助成

2023-08-30 | 先住民族関連
カレントアウェアネス-R2023年08月29日
2023年8月24日、米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)が、ネイティブ・アメリカン、アラスカ先住民族およびハワイ先住民族の組織による図書館サービスの支援・改善を目的とした3つのプログラムを通じて、総額576万3,000ドルを助成することを発表しました。
既存の図書館運営のサポートや中核的な図書館サービスの維持を目的とするNative American Library Services Basic Grantsとして、合計約156万ドルが144の先住民族、アラスカ先住民族の村等に助成されます。Basic Grantsに申請した団体のうち、11州の29部族に対してNative American Library Services Enhancement Grantsとして合計約375万ドルが助成されます。また、ハワイ先住民族のために活動する3つのNPOを対象に、Native Hawaiian Library Services Grantsとして合計約45万ドルが助成されます。
IMLS Awards $5.7 Million to Strengthen Library Services for Tribal Communities, Native Hawaiians(IMLS, 2023/8/24)
https://imls.gov/news/imls-awards-57-million-strengthen-library-services-tribal-communities-native-hawaiians
参考:
ネイティブ・アメリカンの学生の学術図書館利用経験(文献紹介)[2022年06月15日]
https://current.ndl.go.jp/car/46318
米国博物館・図書館サービス機構(IMLS)、ネイティブ・アメリカンとネイティブ・ハワイアンのための図書館サービス支援プログラムに400万ドルを助成 [2017年08月29日]
https://current.ndl.go.jp/car/34581
CA875 – Native Americansのための図書館サービス:居留地図書館の報告から / 柳下み咲
カレントアウェアネス No.165 1993.05.20
https://current.ndl.go.jp/ca875
https://current.ndl.go.jp/car/190943

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登山中の少年「お手柄」 わなにかかったクマを見つけ通報 救出に協力/台湾

2023-08-30 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾2023/08/29 18:27:29

東部・花蓮県卓渓郷の山中で27日、登山していた少年2人がわなにかかったタイワンツキノワグマを見つけ、農業部(農業省)林業・自然保育署花蓮分署に通報した。クマはその後、駆け付けた職員らによって救出された。同分署は、野生動物の救出作業に協力したとして、少年2人を表彰する方針だ。
同分署によると、少年2人は動物の鳴き声を聞き、クマを発見したという。通報を受け、職員30人が現場に急行した。
職員らはクマに麻酔を打った上で開けた場所に搬送。クマはわなにかかってから少なくとも2日経過していたとみられ、右足が壊死(えし)していたため、現場で切断手術を受けた。
クマは雌で体重34キロ。現在は野生動物の保護センターで保護されている。今後傷口の回復を待って野生に返される見通し。
少年2人は通報後も救出が終わるまで現場に残り、作業に協力した。同分署では謝礼を贈り、表彰するとしている。
花蓮県には原住民(先住民)族が多く暮らし、山中には狩りのためにわなが仕掛けられている場合がある。だが最近4カ月にはクマがわなにかかる被害が6件起きているとし、対策が急がれる。
同分署ではクマを見つけた際には通報するように呼びかけている。
(写真:農業部林業・自然保育署花蓮分署提供/李先鳳/編集:齊藤啓介)
https://japan.focustaiwan.tw/photos/202308295002

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W杯2次ラウンド進出へ強敵・オーストラリアの要注意選手は? ホーバスHCも「めちゃ強い」と警戒

2023-08-30 | 先住民族関連
日テレ8/29(火) 14:30配信

日本が29日に対戦するバスケ・オーストラリア代表(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)
◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023 1次ラウンドE組 日本代表-オーストラリア代表(29日、沖縄アリーナ)
【画像】27日終了時点でのグループE順位表
フィンランド代表から大金星をあげたトム・ホーバスHC率いる日本代表。次戦は29日、2次ラウンド進出をかけオーストラリア代表と対戦します。
NBA選手9人を擁する世界ランク3位のオーストラリアはグループEの中で最上位。前回大会では4位、21年の東京五輪では銅メダルに輝きました。過去の国際大会での対戦成績はオーストラリアの8勝1敗と、日本にとっては分の悪い相手です。
警戒が必要なのが、ガードのパティ・ミルズ選手。今季、NBA・ネッツで渡邊雄太選手とチームメートだったミルズ選手。身長は183cmと決して大きくありませんが、広いシュートレンジと、ディフェンスをほんろうするスピードとテクニックで、チームトップの平均23.0得点を記録しています。第2戦のドイツ戦でも、チームが劣勢に立たされた場面で13連続得点をマークし、チームを鼓舞する姿が印象的でした。
また、東京五輪の開会式では、オーストラリア初の先住民族として国旗の旗手を務め、オーストラリアのスポーツ界で最も権威のあるドン・アワードを受賞するなど非常に人気の高い選手です。
そして、そのミルズ選手とバックコートでコンビを組む20歳のジョシュ・ギディー選手も要注意選手です。NBAのサンダーに所属し、史上最年少でトリプルダブルを記録。身長203cmと大型のガードながら視野の広さと判断力に優れ、あのレブロン・ジェームズ選手もプレーを絶賛しています。今大会でも平均15.5得点、5.5アシスト、5.0リバウンドと全てにおいてチーム2位以上の成績を残しています。
その強さをホーバスHCも警戒していて、勝利したフィンランド戦後「あさってもこういうバスケがしたい。簡単に言うけど、オーストラリアはめちゃ強いから難しいかもしれない。けど私たちは信じてる」とコメントを残していました。
会場につめかけたファンの声援を背に、再び歴史的勝利をあげることができるか。そして、アジア1位になりパリ五輪出場権をつかむことができるか、日本代表の挑戦は続きます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e453f87dc21f7cef9cb3eb9f1466f498caf2bb57

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4年ぶり、45校来日!ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド主催「ニュージーランド留学フェア2023」10月1日(日)東京にて開催決定

2023-08-30 | 先住民族関連
ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランド2023年8月29日 15時39分
ニュージーランドの学校の担当者と個別相談ができる機会をお見逃しなく!タレントの野口絵子さん、元ラグビー日本代表のカーン・ヘスケスさんのトークショーもお楽しみに!
* ニュージーランド大使館 エデュケーション・ニュージーランドは、10 月1日(日)に4年ぶりとなる「ニュージーランド留学フェア2023」(協力:ニュージーランド政府観光局、ニュージーランド航空)を、六本木ヒルズ アカデミーヒルズで開催します。
今回の留学フェアでは、ニュージーランドから、世界トップレベルの小学校(5歳~)、中学・高校、国立総合大学、国立工科大学、私立高等教育機関、英語学校など45校(予定)の担当者が来日します。来場者がニュージーランドの学校や教育機関の担当者と個別相談ができる、年に一度のイベントです。
冒頭では、ニュージーランドの公用語※1の一つである、先住民マオリ語で歌う「ワイアタ」のパフォーマンスをお届けするほか、ニュージーランドへの留学を目指す小中高生・大学生や保護者のために、「ニュージーランド留学・観光最新情報セミナー」、「奨学金セミナー」、「留学生のためのキャリアセミナー」も同時開催いたします。また、今年はスペシャルゲストとして、ニュージーランドの教育とゆかりの深い、タレントの野口絵子さん、元ラグビー日本代表のカーン・ヘスケスさんのトークショーも予定されています。
教育水準が高く、治安が良く、人権が守られている国として知られるニュージーランドには、中学・高校生を中心に、日本から毎年約1万人※2の留学生が渡航しています。今年は、5つのテーマ※3:①優れた教育 ②未来を見据えたデジタル教育 ③ウェルビーング ④サステナビリティへの高い意識 ⑤多様性豊かで寛容な人々 を設け、ニュージーランドの教育・留学の知られざる魅力をお伝えいたします。
当日は来場者全員に、エデュケーション・ニュージーランドのオリジナル・エコバッグをプレゼントするほか、先着順で、ニュージーランドのカフェ文化が体験できる、ニュージーランド産のクッキーとコーヒーもプレゼントいたします。
■「ニュージーランド留学フェア2023」プログラム詳細
日時:2023年10月1日(日)12:45 ~ 17:00(入場無料、入退室自由)
会場:六本木ヒルズ アカデミーヒルズ
東京都港区六本木6-10-1 森タワー49階
https://www.academyhills.com/aboutus/access/index.html
協力:ニュージーランド政府観光局、ニュージーランド航空
協賛:iki Espresso / Cookie Time Japan Co., Ltd.
プログラム
12:45-13:00 開会宣言・オープニング
ヘイミッシュ・クーパー駐日ニュージーランド大使による歓迎のご挨拶
ニュージーランド先住民マオリ語で歌う「ワイアタ(唱歌)」
13:00-13:30  ニュージーランド留学・観光最新情報セミナー
13:45-14:30 スペシャルトークショー1:ゲスト 野口絵子さん
14:45-15:30スペシャルトークショー2:ゲスト カーン・ヘスケスさん(元ラグビー日本代表)
15:40-16:25日本学生支援機構(JASSO)・トビタテ!留学JAPAN奨学金セミナー
16:30-16:50留学生のためのキャリアセミナー(株式会社ディスコ)
留学フェア特設サイト事前登録および詳細はこちら:
https://www.studywithnewzealand.govt.nz/ja/new-zealand-education-fair-japan
要事前参加登録
■参加校内訳
参加校一覧は特設サイトにてご覧いただけます
<種別>(一部重複)
小学校 5校
中学・高校 35校
国立総合大学 3校
国立工科大学 代表団体
私立高等教育機関 2校
英語学校 5校
<地域別> (一部重複)
オークランド 15校
クライストチャーチ 8校
ウェリントン 2校
ダニーデン 6校
クイーンズタウン 3校
ネーピア 2校
その他 10校
※1 ニュージーランドの公用語は、英語、先住民マオリ語、手話です。
※2 2019年エデュケーション・ニュージーランドのデータに基づく
※3 詳細は以下「ニュージーランドで学ぶ5つの理由」をご参照ください。 
※4 本イベントは一般の生徒・学生やまた保護者向けです。教員、留学エージェントを含む教育関係者の方々は10月2日、3日開催の「【教育関係者向け】ニュージーランド留学セミナー・個別相談会」にご参加ください。
東京会場:10月2日(月)ザ・リッツカールトン・東京 
詳細/参加登録:https://enzjapanagentseminar2023tokyo.peatix.com
大阪会場:10月3日(火)ザ・リッツカールトン・大阪 
詳細/参加登録:https://enzjapanagentseminar2023osaka.peatix.com

「ニュージーランド留学フェア2019」の様子     
      【エデュケーション・ニュージーランドについて】
エデュケーション・ニュージーランド(ENZ)は、独立政府機関として、ニュージーランド政府の掲げる国際教育戦略に基づき、国際教育や教育交流がニュージーランド社会にもたらす社会・文化・経済面価値を創造する役割を担っています。ENZは、世界18か所に拠点を置き、約100名の職員が勤務しています。ニュージーランド国内の小・中学・高等学校、英語学校、私立高等専門教育機関、国立工科大学、国立総合大学等といった教育機関と連携を図り、また海外の拠点においては、ニュージーランド政府関連機関、海外政府機関、教育機関と協力して、未来教育の構築、ニュージーランド教育機関の国際化や国際交流の機会の創出に努めています。
ENZ公式サイト https://enz.govt.nz/
ENZ公式留学サイト https://www.studywithnewzealand.govt.nz/
 ①優れた教育
 ニュージーランドにある国立総合大学8校すべてが、「QS世界大学ランキング」で上位3%にランクインしています。ニュージーランドの教育機関で取得した学位や資格はニュージーランド国内、また国際的に認められているため、進学や将来のキャリアの幅が広がります。
 ②未来を見据えたデジタル教育
 ニュージーランドはデジタルイノベーションを推進する電子国家でもあるため、デジタル教育は小学校から始まります。イギリスのエコノミスト誌調査部門が毎年発表する「未来教育指数:Worldwide Education for  the Future Index」において、ニュージーランドの教育制度は、3年連続英語圏で1位となるなど、生徒の将来を見据えたニュージーランドのデジタル教育は世界的に高く評価されています。
 ③ウェルビーイング
 ニュージーランドは留学生が安心して生活でき、自立できる環境が整っています。ニュージーランドは世界で初めて「留学生の生活保障に関する服務規程」を設けており、ホームステイの手配やメンタルヘルスを含め、留学生の生活面でのケアを保証しています。2017年には「留学生のためのウェルビーイング戦略」を設けるなど、政府としてさらに留学生の生活保障に力を入れています。
 ④サステナビリティへの高い意識
 Kaitiakitanga(カイティアキタンガ)という先住民マオリ語には、自らが自然の守り手として環境を大切にしよう、という意味が込められており、ニュージーランドの環境保護への取り組みの中核をなす理念となっています。ニュージーランドの大学はすべて、持続可能なキャンパスとコミュニティの構築・維持に取り組んでおり、研究・教育の分野でも積極的に貢献しています。
 ⑤多様性豊かで寛容な人々
 ニュージーランドは異なる文化や経験を持つ人々を受け入れ、留学生を温かく迎えています。ニュージーランドには、心をオープンにしてあらゆる国・文化の人々を受け入れる文化があります。優しさ、寛容、友情を大切にするニュージーランドでは、誰もが公平に扱われ、家庭も公共の場でも安全に暮らせる社会を基盤としています。また、マオリはニュージーランドの先住民であり、マオリ文化はニュージーランドの日常生活で重要な役割を担っています。たとえ短期間の滞在であっても、マオリの習慣や概念を学び、理解し、尊重することが大切です。ニュージーランドの学校や大学では、マオリ語のクラスも開講しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000071959.html

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エア・カナダ、「トリップムービー撮影の旅」モニター募集キャンペーンを開始

2023-08-30 | 先住民族関連
観光経済新聞2023年8月29日
 エア・カナダは2023年8月22日、カナダ観光局の協力のもと、「トリップムービー撮影の旅」モニター募集キャンペーンを開始したと発表した。実際にカナダを訪れて自身の体験をトリップムービー(動画)を通して共有可能な、旅行モニター10人を募集する。モニターに選考者には、エア・カナダの往復航空券(エコノミークラス)と現地費用のサポート費(10万円)を贈る。渡航期間は2023年10月16日~12月10日、モニターの募集期間は2023年8月22日~9月11日。
 エア・カナダ アジア太平洋地区統括支社長のワイス貴代は次のように述べています。
「カナダは息をのむような大自然、多種多様な文化や歴史、個性豊かなグルメ、温かい人々などユニークな体験の宝庫です。是非実際にカナダにご旅行いただき、ご自身の体験をトリップムービーに収めてご共有下さい。10名様という限られた募集人数ですが、皆様のご応募を心よりお待ち申し上げております」
 お選び頂けるコースは下記のAコース「バンクーバー」、Bコース「トロント」、Cコース「モントリオール」の3コースの中の1コースです。

Aコース「バンクーバー」:
 海と山に囲まれたカナダ西海岸の街バンクーバーは、年間を通して穏やかな気候に恵まれた街。大都会にいながら、本格的なスケールの自然アクティビティ、サーモンをはじめとした環境に優しい食体験、トーテムポールや先住民文化に触れることも。フェリーに乗ってビクトリアを訪れたり、オカナガンでワイナリーを巡ったり、バンクーバーを拠点にさまざまな体験が待っています。
Bコース「トロント」:
 東部カナダ、オンタリオ州トロントは、多種多様な文化が集まるカナダ最大の都市。世界各国のグルメを味わい、美術館や博物館を巡り、スポーツ、エンターテイメントを満喫しましょう。少し足を延ばせば、世界三大瀑布のナイアガラの滝、紅葉で有名なアルゴンキン州立公園など、息を呑むような自然の中で、他では味わえないユニークな体験も味わえます。
Cコース「モントリオール」:
 北米のパリと称される東部カナダ、ケベック州モントリオールは、歴史と現代が融合する街。ユネスコデザイン都市に指定されるなど、街中が個性豊かなアート、独自の文化があふれています。さらに足を延ばせばケベックシティやローレンシャン高原など、秋の紅葉で知られるメープル街道を旅するにも便利です。東部カナダの歴史・文化に触れながら、感性を刺激する体験を。
エア・カナダについて
 エア・カナダは、カナダ最大手の航空会社で、世界最大の航空会社ネットワークであるスターアライアンスの創設メンバーです。エア・カナダは、カナダ、米国および世界6大陸の180以上の空港をダイレクトに結ぶ定期便を運航しており、英スカイトラックス社の調査で4つ星ランクを獲得しています。エア・カナダのアエロプランプログラムは、カナダを代表するトラベルロイヤルティプログラムであり、45の加盟航空会社を擁する世界最大の航空ネットワークのご利用により、ポイントを獲得・交換いただけるほか、商品やホテル、レンタカーなどにもポイントを幅広くご利用いただけます。貨物部門であるエア・カナダ カーゴは、エア・カナダの旅客機および貨物専用機を利用して、世界6大陸の数百もの都市に貨物運送サービスを提供しています。 エア・カナダは、事業全体における温室効果ガス排出量を2050年までに実質ゼロにすることを目指しています。エア・カナダの株式はカナダのTSXと米国のOTCQXで公開されています。
https://www.kankokeizai.com/エア・カナダ、「トリップムービー撮影の旅」モ/

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複雑な世界を複雑なまま扱う「プルリバース(多元社会)」のためのガバナンスとは?:「Agile Governance Summit」 レポート

2023-08-30 | 先住民族関連
WIRED2023.08.29
さまざまな社会がもつ価値観の差を画一化しない、真に多元的な社会を担保するにはどのようなガバナンスが求められるのだろうか? 「プルリバース(多元社会)」をテーマに、G7デジタル・技術大臣会合の関連イベントとして開催された「Agile Governance Summit」でそのヒントを探った。
技術が急速に発達し、社会が目まぐるしい速さで変容するなか、規制やガバナンスにも進化が求められている。その議論で近年よく聞かれるのが「アジャイルガバナンス」という言葉だ。
「わたしたちは『マルチステークホルダーによる、分散的でアジャイル(機動的)なガバナンス』のことをアジャイルガバナンスと呼んでいます」
そう語るのは、世界経済フォーラム(WEF)/第四次産業革命日本センターのアジャイルガバナンスプロジェクトスペシャリストである隅屋輝佳だ。政府主導の従来のガバナンスを超え、市民や企業が参加し、各現場が自律分散的かつ柔軟にガバナンスをしていくアジャイルガバナンスを、WEFはデジタル時代の新たなガバナンスモデルとして研究してきた。
その議論を深めるためのサミット「Agile Governance Summit」が、4月のG7デジタル・技術大臣会合の関連イベントとしてWEFの主催で開催された。キーワードは「プルリバース(多元社会)」だ。
先住民たちの蜂起から始まった議論
人類学者のアルトゥーロ・エスコバルが広めた「プルリバース」は、人間と自然、そして人工物を含むあらゆるものが相互に影響を与え合う、多様性を包摂した世界観を指す概念だ。世界はひとつの絶対的な価値基準に基づいた単一社会からなるわけではなく、複数の価値基準や社会が独立して集まっているものであることを表現している(なお、ひとつの場や社会に多様な人がいることを表す多様性は、そうした社会が独立して複数あることまでは必ずしも表しておらず、多元性やプルリバースとは異なるレイヤーの概念であることに注意したい)。
プルリバースをサミットのテーマにした理由について、隅屋はサミットの冒頭でこう語った。
「これまでのわたしたちの世界にはそうした複雑性を許容できるガバナンスや、それを支える技術がありませんでした。しかし、サイバーとフィジカルが混じり合う『CPS(Cyber-Physical Systems)社会』におけるガバナンスは、わたしたちの複雑な社会を複雑なままに扱うことができるのではないかと思ったんです」
では、そもそもプルリバースはどのような文脈から生まれた概念なのだろうか? イタリアのザンクトガレン大学の准教授で、プルリバースについて研究するフェデリコ・ルイセッティはひとつめのセッションのなかで、「プルリバースを語るうえで、1994年のサパティスタの蜂起は外せない」と語っている。
サパティスタとは、メキシコのチアパス州で結成された先住民主体の組織だ。広大な原生林を擁し、マヤ文明が栄えた土地でもあるチアパスは、スペインによる征服を受けて以来500年以上にわたって強制労働とプランテーションによる生態系破壊の犠牲となった。
「宗主国は、大西洋奴隷貿易という人類史上最大かつ最も残酷な人の強制移動と搾取の上に富を築いてきました。これによる集中的な資源開発に依存する持続不可能な生活モデルが広まり、それが現在の気候変動や環境の破壊にも大きく寄与しています」と、ルイセッティは語る。こうした背景のもと、先住民が自らの価値観や経済、文化に従って、平和的に共存する権利を主張したのがサパティスタの蜂起だった。世界のなかで同じ生活や技術を求めるような普遍的な原則から脱却することで、共存が達成できるとサパティスタたちは考えたのだ。
「サパティスタが掲げた政治的ユートピアに触発され、プルリバースという言葉は90年代半ばにラテンアメリカの脱植民地主義者の間で流行し始め、やがて共同生活のパラダイムへと発展しました」
一極集中への批判
プルリバースの概念が現代の問題に対する単一の解決策を提示するものではないと前置きしたうえで、ルイセッティはこう説明する。「プルリバースは、グローバルガバナンスに対する画一的なアプローチに疑問を投げかけるものです。既成概念に挑戦し、優先順位を見直し、社会テクノロジー環境にこれまでと違う見方を提案しようというものです。その原則は、一極集中への批判にあります」
こうした一極集中は、CPS社会でも発生しうる。 ひと握りの企業や国家が主導する広範なデジタル化は、社会の不平等や天然資源の搾取を加速し、強化し、自動化させるからだ。
「学者たちはこれを『モノ・テクノロジー主義』と呼んでいます」と、ルイセッティは語る。「テクノロジーは本来、普遍的で均質なものではありません。複数の文脈とステークホルダーの上に成り立っているのです」
そうしたモノ・テクノロジーから脱却し、真に多元的な世界をつくるために、わたしたちは生態系に学ぶ必要があるとルイセッティは呼びかける。「CPSは自然の複雑性や多様性から学び、自然を尊重することが求められます。モノテクノロジーは、人類や生物の惑星規模の多様性を単純化する権利はもたないのです」
後半のディスカッションでは、一極集中から脱却する具体的な方法についても議論された。このセッションのもうひとりの登壇者であり、ガバナンスDXの新たな原則「ガバナンス・プリンシプル」の策定に尽力した京都大学法学研究科教授の稲谷龍彦は、近江商人の経営哲学である「三方よし」の考え方を例に挙げてこう語った。
「『三方よし』は、買い手と売り手、世間の3つによい影響がなければ、商売が持続しないという考え方です。そうした考え方を理解してもらい、その理解に従って商売をしていく人たちが本当に報われるような仕組みづくりが必要になります。それによって、分散型でマルチステークホルダーなアプローチが回っていくのではないでしょうか」
所有とガバナンスを分散化させる
そうした分散型システムを探究している団体のひとつが、経済学者のグレン・ワイルが設立したRadicalxChangeだ。同団体はブロックチェーンや人工知能(AI)を活用し、次世代の社会制度の在り方を提唱してきた。
例えば、RadicalxChangeが考案した「二次の投票(クアドラティック・ボーティング:QV)」は、問題に最も関係のある人が意思決定において最大の決定権をもつ投票の仕組みだ。数がモノを言う多数決とは異なるこの意思決定の仕組みは、多元的な社会の在り方のヒントになるかもしれない。
ふたつめのセッションでは、「所有権」をテーマに、RadicalxChangeのプレジデントであるマット・プルーウィットと弁護士の水野祐が対談した。
所有権は、対象物に対する権力を保証するものであると同時に、責任を負わせるものでもある。「例えば建物を所有するということは、逆に言うと、建物のメンテナンスをしなくてはならないということですよね」と、プルーウィットは語る。しかし、権力は最大化したいが責任は最小化したいという意思が常にはたらくことに問題があると彼は指摘する。
この権力と責任の不一致を最小限にするためにRadicalxChangeが提唱するのが、「部分的共有所有権(Partial Common Ownership:PCO)」という考え方だ。これは、所有権を「期間限定で所有する権利」と、それ以外の「残留所有権(Residual Rights)」に分け、後者をコミュニティに付与する方法である。
芸術作品を例に考えてみよう。まず「期間限定で所有する権利」は1年という期限付きで所有、使用、展示する権利が与えられる。一方、「残留所有権」をもつコミュニティは、この芸術作品の展示方法や管理についてルールを設定できる仕組みだ。所有の期限が過ぎると作品は強制的にオークションにかけられ、落札価格の一部がコミュニティに還元される。こうすることで、ひとりが永久的にすべてを決定する、つまり永遠にガバナンスする権利をもつことを防ごうというのだ。
この仕組みは、資本主義を前提としたものなのだろうか? そう水野が質問すると、プルーウィットは「所有権がもつ市場インセンティブとガバナンス機能というふたつの側面を切り分けて考えるものです」と答えた。
「PCOにおいて、市場のインセンティブは高くなっています。一方、残留所有権をもつ人たちは市場のインセンティブに影響されずに所有に対して自由なルールを設けられるので、資産を柔軟に使えるようになるのです」
テクノロジーへの恐れと分断
一方、最後のセッションでは、テクノロジーと民主主義の現在の関係について危惧する声もあがった。
CPS社会における民主主義を議論するこのセッションに登壇したのは、対話を通じた民主主義のあり方の開発にかかわっているDanish Design Centre(DDC)クリスチャン・ベイソン、テクノロジーを通じた包括的な社会の実現を語った『The Equality Machine』の著者であるオーリー・ローベル、そして慶應義塾大学法科大学院教授の山本龍彦だ。
このなかでローベルは、「恐れ」が民主主義的なテクノロジーのありかたに水を差していると指摘した。「民主主義や参加型の政治を考えるとき、わたしたちには共通の言語と理解が必要です。しかし、いまはテクノロジーへの恐れが先行して、民主主義的な参加プロセスが損なわれています」
こうした恐れによる拒絶を超え、テクノロジーに対する議論に人々が参加するためには、まず啓蒙や教育が必要だとローベルは語る。「自分たちがしていることについて、合理的に会話する準備をしなくてはなりません」
ベイソンもまた、自身の子ども時代にPCを教育に利用するかしないかについて大きく意見が割れていたことに触れこう語った。「いつの時代もテクノロジーに対する恐れはあると思います。ただし、テクノロジーをどう使うかという意思決定をマシンにまかせてはなりません。その中心には、常に人間を含むすべての生き物がいるべきなのです」
また参加者からの質疑応答では、議論を尽くすことが民主主義の重要な要素であるという前提のもと、AIがそうした議論をファシリテーションすることでよりよい意思決定につながる可能性はあるかという質問も出た。これに対してローベルは、ロボットが老人や子どもたちのコミュニケーションや理解を助けている事例を挙げ、次のように語っている。
「いまわたしたちが直面している民主主義の問題は、グループ同士が対立してしまってお互いに話すらしない分断の状態にあると思っています。そこにロボットやAIが入ることで、人が理解しやすい情報の提供方法だったり、コミュニケーションの方法が生まれるかもしれません」
いかに議論を「ひらく」か
プルリバースをテーマに、G7デジタル・技術大臣会合の関連イベントとして招待制で開催された今回のサミット。ふたつめのセッションに登壇した弁護士の水野は、ディスカッションの最後でこう指摘している。
「WEFやG7で所有権制度の問い直しをすること自体が、非常に欺瞞的であり、先進諸国の搾取的であり、大いなる矛盾を抱えていると思います。一方、所有権をアップデートすることで、ガバナンスや民主主義の未来が大きく変わる可能性もあるということに気づくきっかけをもらいました」
サミットで多く語られたのは、プルリバースを前提に「いかにガバナンスをひらくか」という議論だった。それを実践するには、まずサミットの輪の外にも今回の議論を広めていくことが不可欠だろう。
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プルリバース時代のガバナンスを考える「Agile Governance Summit」の見どころ
技術や社会の急激な変化に対応し、人間以外も含むあらゆる存在の多様性を包摂するガバナンスとは何か? その答えを多様な背景と専門性をもつ参加者と共に探る「Agile Governance Summit」が、2023年4月27日(木)に開催される。その見どころやガバナンスをめぐる議論や課題を、サミットを運営する隅屋輝佳に訊いた。キーワードは「プルリバース(多元社会)」だ。
デジタル・デモクラシーによって多元主義を実現する:グレン・ワイル──特集「THE WORLD IN 2023」
AIやクリプトによって民主主義の基盤が破壊されようとしているなか、いま必要なのは、より多元的な意思決定やコラボレーションを促すテクノロジーへの投資だと、経済学者のグレン・ワイルは考えている。
次の10年を見通すためのインサイト(洞察)が詰まった選りすぐりのロングリード(長編記事)を、週替わりのテーマに合わせてお届けする会員サービス「WIRED SZ メンバーシップ」。無料で参加できるイベントも用意される刺激に満ちたサービスは、無料トライアルを実施中!詳細はこちら。
https://wired.jp/article/agile-governance-summit-2023-report/

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浦幌「集楽」初のイベント 市内のアイヌ料理店主が企画

2023-08-30 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞2023/08/29 9:35

 【浦幌】帯広市内のアイヌ料理店店主、豊川純子さん(47)が、「集楽」と名付けた浦幌町内の私有地(十勝太187)で26日、初めてのイベントが開かれた。フリースペースとして開放され、飲食やTシャツの...
●この記事は会員限定です。
https://kachimai.jp/article/index.php?no=592397

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