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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

函館から新たな遺骨4柱も 帯広のアイヌ共同納骨堂慰霊祭

2023-08-07 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞2023/08/06 15:55
 帯広アイヌ協会(笹村昭義会長)主催の「アイヌ共同納骨堂慰霊祭」が6日、市内のつつじが丘霊園で開かれた。今夏は、現在安置されている324柱に加え、市立函館博物館所蔵のアイヌ研究関連資料の中から見つ...
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https://kachimai.jp/article/index.php?no=202386154228

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カナダ観光局、国際シンポジウム「先住民観光の挑戦」を9月14日に北大で開催

2023-08-07 | 先住民族関連
観光経済新聞2023年8月6日

カナダ観光局は、国際シンポジウム「先住民観光の挑戦」を9月14日に北大で開催する。
カナダ観光局(日本地区代表:半藤将代)は、北海道大学観光学高等研究センター、アイヌ民族文化財団、国立民族学博物館と共催で、2023年9月14日(木)、北海道大学(北海道札幌市)にて、先住民族の文化実践およびエンパワーメントの機会としての観光のあり方を考えるシンポジウムを開催します。
先住民族が独自の文化を安心して実践し、主体的に外部に発信していくことは、先住民族への理解と関心を促すと同時に、コミュニティとしての誇りや自信を深める原動力となります。本シンポジウムでは、北太平洋を囲む先住民族であるアイヌとカナダ西海岸先住民族が対話し、未来に向けた文化伝承と観光の関わりについて相互に学び合います。共生社会をつくるための有力な手段である先住民主体の観光の役割を考えることを目的とします。
当日は、世界の先住民観光を主導するカナダ先住民観光協会会長兼CEOキース・ヘンリー(Keith Henry)による基調講演『カナダ先住民観光の意義と未来』をはじめ、先住民文化伝承と観光の促進に貢献するカナダ西海岸の先住民アーティストや、北海道のアイヌ民族のアーティストの方々を招聘し、現在の取り組み事例を発表いたします。
<概要>
日時:2023年9月14日(木) 13時~17時
会場:北海道大学 人文・社会科学部の教室(共同講義室W103)
題名:先住民観光の挑戦
言語:日本語/英語 ※逐次通訳対応
主催:北海道大学観光学高等研究センター、アイヌ民族文化財団、国立民族学博物館、カナダ観光局
協力:日本カナダ学会、エア・カナダ
後援:カナダ大使館、北海道アイヌ協会
定員:200名 ※このシンポジウムにはどなたでもお申込みいただけます
費用:参加費無料
申込:以下のウェブサイトより事前申し込み
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdhv9gagpW95-ZKiDJ95zkdYxr4VfP5iC_V_e7_1a8m5v7ZKg/viewform
<プログラム>
■13:00-13:10
<開会挨拶>
半藤将代(カナダ観光局)/ 村木美幸(アイヌ民族文化財団)
■13:10-14:10
<基調講演>
『カナダ先住民観光の意義と未来』
・キース・ヘンリー/Keith Henry(カナダ先住民観光協会会長兼CEO)
■14:15-15:00
<講演>
『カナダ西海岸の先住民観光の取り組み事例』
・ジスガング・ニカ・コリソン/Jisgang Nika Collison(ハイダ・グワイ)
・アンディ・エバーソン/Andy Everson(コモックス)
■15:05-15:50
<講演>
『アイヌ文化伝承と新たな取り組み事例』
・関根真紀(アイヌ工芸家/平取)
・藤戸康平(アイヌアート彫刻家/阿寒)
・野本正博(民族共生象徴空間運営本部副本部長/白老)
■16:00-17:00
<パネルディスカッション>
『先住民の文化実践およびエンパワーメントの機会としての観光のあり方』
「文化伝承」と「観光」をどう結びつけるか。自分たちの物語を分かち合う観光のかたちとは。未来の共生社会をつくる観光の力などについて対話を深めます。
・岸上伸啓(国立民族学博物館)※モデレーター
・ジム・ハート/Jim Hart(ハイダ・グワイ)
・クリスチャン・ホワイト/Christian White(ハイダ・グワイ)
・エイプリル・ホワイト/April White(ハイダ・グワイ)
・ジスガング・ニカ・コリソン/Jisgang Nika Collison(ハイダ・グワイ)
・アンディ・エバーソン/Andy Everson(コモックス)
・関根真紀(アイヌ工芸家/平取)
・藤戸康平(アイヌアート彫刻家/阿寒)
・野本正博(民族共生象徴空間運営本部副本部長/白老)
<注意事項>
・スケジュールは予告なく変更する場合がございます。
・プログラム進行の妨げや、登壇者、他の来場者の迷惑になると主催者が判断するような言動があった場合は、強制で退出頂く可能性がございます。
https://www.kankokeizai.com/カナダ観光局、国際シンポジウム「先住民観光の/

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[時代の証言者]グレートジャーニー 関野吉晴<5>トウチャン家との親交

2023-08-07 | 先住民族関連
読売新聞2023/08/07 05:00
グレートジャーニー 関野吉晴

マチゲンガ族の男にとって狩りは一番の楽しみ
 ペルーの先住民マチゲンガ族と暮らし始めた僕は、ある一家と特に親しく交流するようになります。彼らの言葉を学び始めた頃、1人ずつ名前を尋ねることから始めました。
 ところが、この作業がなかなかはかどらない。会話が食い違い、答えにたどり着けません。スペイン語がわかる先住民の案内人を通じて詳しく聞くと、彼らには名前がないことがわかりました。村には2家族17人が暮らしていました。村にいる限りは、「アパ(お父さん)」「ノシント(娘)」といった関係を表す呼び方で足りるらしい。
 一方の家族から「名前をつけてほしい」と頼まれたので、家長の男の人はトウチャン、その妻はカアチャン、子供たちにもハポン、ソロソロといった具合に、適当な名前をつけました。
 ハポンはスペイン語で日本、ソロソロは幼いころ、動作がゆっくりだったから。どうせ一時的なおふざけだろうと思っていたら、一家はその後もずっと、その名前で呼び合うようになりました。
 僕はみんなから「ヨシ」とか「セキノ」とか呼ばれていました。森の中をよく一緒に旅したものです。
 目的地を定め、距離を稼ごうとする僕とは違い、トウチャンたちは先を急ぎません。午後になると決まって前進を拒みます。「ヨシ、足が痛いよ」とか、「セキノ、疲れたから休もう」とか、理由はいろいろ。いつもはのんびりしてる彼らは移動中は走るようにして進みます。それなのに、早く休もうというのです。
 泣き落としが効かなければ、休むしかありません。野営が決まると、彼らは30分ぐらいで簡単な小屋を作ってしまいます。ところが、そこですぐ休むかというと、そうはならない。弓矢を持ち、 嬉々(きき)として森に入って行くのです。
 マチゲンガの男にとって、荷物を背にして歩くのはつらいだけの労働。狩りは 生業(なりわい)であり、一番の楽しみです。獲物の動きを観察して足跡を読む。先の展開を予測するには、エサになる植物の知識も必要です。経験と想像力を総動員して、獲物を追い詰めます。
 獲物がゼロの日もあれば、大物が捕れる日もある。肉がある間は狩りはお休み。食って寝るだけの日々です。みんなで分け合い、食べ尽くします。獲物を持ち帰れば、家族も喜ぶ。苦労があっても、狩猟は楽しいわけです。僕は自分の半生を思い返し、考え込んでしまいました。
 工業社会とか、情報社会とかいっても、その基盤は農耕社会です。種まき、水やり、草刈りと続く労働は将来の収穫のためにある。
 受験戦争をくぐり抜け、高校、大学と進んだとしても、その先には就職があり、会社でもポストをめぐる競争があります。将来のため、喜びはいつも先送りです。
 今を楽しむマチゲンガ族の生き方を、大学生だった僕は心底うらやましいと思いました。 (探検家、医師)
https://www.yomiuri.co.jp/serial/jidai/20230806-OYT8T50018/

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『アストリッドとラファエル』シーズン3・第3回、白骨化した遺体が見つかる

2023-08-07 | 先住民族関連
岩手日報2023.08.06

NHK総合『アストリッドとラファエル3 文書係の事件録』第3回(8月6日放送)より
 NHK総合で海外ドラマ『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』シーズン3(毎週日曜 後11:00、全8回)の第3回「死を忘るなかれ」が今夜(6日)放送される。鋭い観察眼を持つ文書係アストリッドと猪突猛進型の警視ラファエル、正反対の女性バディが難事件を解決するフランス発の人気犯罪ミステリー。
 第3回は、カナダの先住民の衣装を着て凶器を持ち、「私が彼を殺した」とつぶやいていた若い女性が保護される。意識もうろうとした彼女がいた場所の近くから、死後20年以上経過し、白骨化した遺体が見つかる。頭蓋骨に刺さった破片は、凶器の欠けた箇所と一致したが、当時幼かった彼女の犯行とは考えられない。ラファエルたちの調査で、約20年前にカナダの先住民の代表団がその地に滞在しており、別の殺人事件が起きていたことがわかる。
 第2回では、ラファエルとの捜査を続けるために司法警察員の資格を得なければならないアストリッドは警察学校を受験。さらに、日本食料品店のテツオと“恋人”になるべく一歩を踏み出した。
 一方、ラファエルは、同期の二コラがほかの女性(ラファエルと二コラの部下のアルチュールの妹・エマ)と付き合い始めてイライラ(!?)。シーズン2の最終回でラファエルの元カレのクズっぷりに二コラが一撃をくらわせて以来、二コラのことが気になり出していたラファエル。二コラは長年思いを寄せていたラファエルから恋愛対象として見られていなかったことをやっと受け入れたようで…。アストリッドの初めての恋、すれ違うラファエルと二コラにも注目だ。
(C)Patrick FOUQUE / JLA PRODUCTIONS / FRANCE TELEVISIONS
https://www.iwate-np.co.jp/article/oricon/2289917

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「バービー炎上」で気になるアメリカの原爆教育、「原爆投下必要だった」という議論に変化も

2023-08-07 | 先住民族関連
東洋経済8/6 11:32 配信

「原爆ミーム」に公式サイトが反応したことで炎上騒動になっている映画『バービー』。そもそもアメリカの人たちは原爆をどのように教えられているのだろうか(写真:Eric Thayer/Bloomberg)
 映画『バービー』をめぐる原爆ミーム画像に日本人が怒りをあらわにしていることは、アメリカでも報じられてはいるが、実際のアメリカ人たちはどう受け止めているのだろうか。筆者がかつて住んでいた、ミシガン州の2人の現役社会科教師に今回インタビューしてわかったのは、「原爆によって戦争を終わらせることができた」というアメリカ側の正当性だけを教える教育に「変化」が訪れているということだ。
■「無神経」という言葉では足りない愚劣な行為
 映画『バービー』をめぐる原爆ミーム画像に日本人が怒りをあらわにしていることは、アメリカでも報じられてはいるが、実際のアメリカ人たちはどう受け止めているのだろうか。筆者がかつて住んでいた、ミシガン州の2人の現役社会科教師に今回インタビューしてわかったのは、「原爆によって戦争を終わらせることができた」というアメリカ側の正当性だけを教える教育に「変化」が訪れているということだ。
 「アメリカ人の1人として本当に恥ずかしい。日本の人々に謝罪したい。多数の市民の命を奪った原爆をジョークのネタにするなんて、何を考えているんだ。『無神経』という言葉ではとても足りない愚劣な行為に、私は激怒している。自分たちの無知さや傲慢さを世界中に晒す行為そのものだ」。
 こう話すのは、中西部ミシガン州在住の高校教師、マーク・ポントニさん(67)。公立高校で「アメリカ史」や「世界史」などの授業を教えている。
 そもそも、原爆や第二次世界大戦について、アメリカの公立学校の生徒たちが学ぶ機会は、どのぐらいあるのだろうか? 
 「ミシガン州の公立高校では『アメリカ史』は必修科目。『世界史』も合わせると、生徒たちは第二次大戦と原爆については、高校在学中に最低でも2科目を通して学ぶことになっている」とポントニさんは言う。 
 授業では特に「第二次大戦時のモラル」に焦点を置き、ユニークな試みを行っている。その1つが、ハリー・トルーマン大統領を「戦争犯罪裁判」にかける、というもの。原爆投下を決断した同大統領は「戦争犯罪人か否か」を問う裁判で、生徒たちが証人や裁判官、検察官、弁護士や陪審員の役を担い、実際の法廷さながらの論議を、約7日間に渡って繰り広げる。
 「戦時下のリーダーだった当時の大統領の決断に異論をはさむべきではない、とこの国ではよく語られてきた。でもはたしてそうなのか、生徒たち自身の頭で考えて欲しいから」とポントニさん。
 「私個人は、罪もない市民の頭上に原爆を落とすという行為を正当化することはできないし、自国がした行為を誇りに思ったことはない」が、教室内では生徒たちが自由に議論し、自分たちなりの決定を下すプロセスを見守る役を務める。「大統領は戦犯」という判決が出る年もあれば、「無罪」と判定される年もある。
 これまでに多かったのは、「広島の投下に関しては戦争を終結させる意図でトルーマンは『無罪』だが、2度目の長崎の投下に対しては『有罪』」という判決。この判決を広島の市民に伝えたら、彼らがどう受け止めるかと思うか、という点もポントニさんは生徒たちに問いかける。
 このほかにもホロコースト、東京大空襲、日本軍の中国侵略などをカバーし、ネット上でアクセスできる映像や画像も積極的に使い、生徒たちが「戦時中のリーダーの決断が、その土地に住む人々に具体的にどんな影響を及ぼしたか」を考えられるように心がけているという。
■「自分が無知だったことに怒りを覚える」
 「どの国のリーダーも倫理的に見て正当化できない行為を行ってきた。それが戦争であり、そんな事実を分析するツールとスキルを生徒たちに習得してほしい」とポントニさん。
 1週間の「裁判」に参加する生徒たちはそれぞれの立場から議論を展開するために、原爆について詳細にリサーチする。授業が終了すると「今まで原爆に関して自分たちはほとんど何も教えられてこなかった。これまでの教育の杜撰さと自分が無知だったことに怒りを覚える」という感想が書かれたカードが、生徒たちから数枚は必ず届くという。
 一方、ポントニさん自身が高校生だった頃に受けた歴史の授業は、それとはまったく違ったものだった。
 「原爆こそが戦争を終結させた。原爆投下により、多くのアメリカ軍人の命と多くの日本人の命を救ったのがトルーマンだ」と教えられた。当時はそんな教えに疑問を抱いたとしても、一生徒がアクセスできる歴史の資料や映像はごく限られていた。
 また、ポントニさんの妻の父親は、20代で沖縄戦に軍人として派遣されており「原爆があのタイミングで投下されなければ自分は沖縄で戦死していたかもしれない」と、何度か義理父本人から聞かされることもあった。
 「何かを信じることと、事実を見極めることは似ているようだけど明確に違う。それを生徒たちに学んで欲しい」とポントニさん。自国の戦争行為について批判精神を持ちつつ学ぶことは、罪悪感や違和感に向き合う行為であり「決してラクではないし、心地よいものでもないけど、それを避けないでほしい」と生徒たちに伝えている。
■平和資料館で受けた大きな衝撃
 原爆についてより深く学びたいと、自らの資金と時間を費やしてこの7月に広島を訪れたのが、26歳の社会科教師のザック・ナポントさんだ。
 「広島平和記念資料館に入る時はさすがに緊張した。すすり泣きが聞こえてきたし、この惨状を日本の人々にもたらしたのは、紛れもなく自分の国なんだってことを改めて突きつけられたから」と彼は言う。
 原子爆弾という兵器が、いかに瞬時に大量の人間を殺戮したか、そして、人体にどんな影響を及ぼしたか、資料を読み込んではきたものの、実際の展示を目の当たりにして、ナポントさんは想像以上の衝撃を受けた。「特に、生き残った被爆者たちが当時の記憶を元に描いた絵の描写のインパクトが強烈だった」。
 流血しながら佇んでいる人々、川に浮かぶ無数の死体、やけどで皮膚が溶ける中、赤ん坊を抱えている母親などの絵画の写真を撮りながら、すべての展示を3時間以上かけてじっくり見た。
 「アメリカから友人5人と行ったんだけど、資料館を出てきた後は、全員が座り込んで、無言でしばらく動けなかった」。
 資料館を訪れる前に、友人の1人は「アメリカの博物館もそうだけど、自国に都合が悪い事実はきっと日本側は展示していないよね」と予想していた。だが、実際に平和資料館の中に入ると、導入部分の展示から、日本が中国を侵略した事実が明記されており「客観的な史実をカバーした展示だ」という印象を抱いたという。
 現在20代半ばのナポントさん自身が高校生だった時には、教師から「原爆の正当性」を一方的に教えられるということは、特になかった。それでも「原爆投下は果たして戦争終結に必要だったのか?」という議論にはこれまでの人生で何度も接してきて、それにうんざりしていた。
 原爆資料館の展示を見ながら、原爆の開発完成から実際の投下日までにかなりのテスト期間があることにナポントさんは注目した。日本のどの都市に何日に投下するのか、アメリカ側が吟味しつつ、核実験をアメリカの砂漠地帯で重ねていた日々だ。
 「原爆の完成から実際の投下までの時間で、日本が近いうちに降伏するだろうことは十分予想できたと、今史実を調べればわかる。21万人以上の民間人を殺戮する原爆を落とす正当性などどこにもなかった」とナポントさんは結論づける。
■「原爆は必要だったか」という議論はもういらない
 ナポントさんは、仲間の社会科教師たちと「ヒットラーを非人道的な悪として生徒たちに教えるのであれば、原爆も非人道的な悪である、と教えてどこがいけないのだろうか?」という議論をしたことがある。
 「もちろん、教師として善悪を生徒に教室で押しつけるのは避けるべきだし、あらゆる史実を客観的に生徒に提供して、彼らがそこから自ら学べるようにすべきということはわかってる。でも、原爆は必要だったか、という議論にはもういいかげん終止符を打つべき時代が来ていると思う」
 ネイティブ・アメリカンの血をひくナポントさんは、幼い頃から先住民が虐殺されてきた歴史や、黒人の奴隷制の歴史の史料を図書館で片っ端から読み漁り、学校の教室で教えられることには、つねに批判精神を持ち続けてきた。
 ドイツに原爆を投下せず、日本に2回投下したという史実には「アジア人に対する人種差別の側面があったことは当時の資料を細かく調べればもう明らかだ」と前述のポントニさんも断言する。
 20代のナポントさんはまた、「ソーシャル・メディア・シチズンシップ」の科目を自ら立ち上げて中学校で教えている。TikTokなどのSNSを自在に使いこなすローティーンの生徒たちに、アルゴリズムによる縛りをいかにうまく突破して、ネット上で正確な情報や資料にたどり着けるか、も教えている。
 「でも、どんなにネットで映像や画像を調べ尽くしても、広島を自分で実際に訪れて見て感じた経験とは比べものにならない。アメリカ人の子どもたち全員が、広島を修学旅行で訪れることが必須になってほしいと切実に願う」と語った。
https://finance.yahoo.co.jp/news/detail/8a8ec5f0536eafc5af0f75590fdb44206e768efc

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【函館市】ついに函館上陸。北海道を舞台にした熱い物語の連載完結記念展『ゴールデンカムイ展』

2023-08-07 | アイヌ民族関連
Yahoo!ニュース8/6(日) 10:01しらたま。ライター(函館市)

2022年4月に連載が完結した漫画「ゴールデンカムイ」。
北海道・樺太を舞台にした漫画であり、完結記念としてこれまで全国4か所で『ゴールデンカムイ展』が開催されてきました。
そしてこの『ゴールデンカムイ展』が7月下旬よりついに函館に上陸しました。
基本情報
開催場所:丸井今井函館店 7階催事場(函館市本町32-15)
期  間:2023年7月22日(土)~9月10日(日)
時  間:10:00~18:30(入場は終了時間の1時間前まで)
料  金:一般・大学生1,800円/中学・高校生1,400円/小学生 900円 
グッズ(アクリル万年カレンダー)付き 4,000円※数量限定
『ゴールデンカムイ展』は丸井今井函館店の7階催事場で開催されています。
丸井今井は市電「五稜郭公園前」電停のすぐ目の前にあり、正面入り口も彩られているためわかりやすくワクワクしますね。
さっそく会場へ!
会場へ着くと大きなパネルがお出迎えしてくれます。
受付で入場券を渡し中へ入っていきます。
第1ゾーンは作品に出てくる主要なキャラクターたちが紹介されています。
人物の紹介とともに着用している服や使用している武器のモデル品なども一緒に展示されています。
第七師団の着ている軍服なども見ることができるため、ファンの方にとっては登場人物をより深く知ることができる空間なのではないでしょうか。
第2ゾーンは物語でも欠かせない刺青が彫られた囚人24名が紹介されています。
網走監獄内をイメージした空間で"手配書"というかたちで1人1人紹介されており、モデルとなった人物に関する新聞記事なども展示されているため見応えがあります。
第3ゾーンは物語の中で登場した、北の大地に基づく暮らし、食、歴史背景などが資料と一緒に紹介されています。
「ゴールデンカムイ」は食事をするシーンも印象的であり、そこで登場する北海道アイヌの食事のサンプルや調理道具なども展示されていました。
当時の文化などについてのゾーンのため、説明を真剣に読んでいる方も多くいらっしゃいました。
第4ゾーンは作中の3つの大きな戦いを時系列順にイラストと登場人物の言葉などで紹介しています。
迫力のある空間とともに使用した武器のモデルも展示されており、これまでのゾーンとは違う空気感が漂っていました。
第4ゾーンは中央にある武器の展示モデルの撮影をしている方が多かった印象です。
展示品に迫力があるため戦いのシーンを思い出しながら見ている方も多いのではないかと思いました。
第5ゾーンは厳選された50点以上ものイラストが壁一面を彩っています。
こちらは始まりから今までを見られるゾーンで、すべてカラーイラストのため一気に温度感が伝わり物語全体や登場人物1人1人を思い浮かべられる空間となっています。
説明書きなどはない分、すべてのカラーイラストを余すことなく楽しめます。
『ゴールデンカムイ展』は展示品を楽しめるほかに、入場者限定でグッズを購入することができます。
さらに入場特典として作者である野田サトル先生による描きおろしのイラストを使用したミニ色紙が日替わりでもらうことができます。
※ミニ色紙の配付は、チケットまたは招待券の枚数分に限ります。チケットや招待券をお持ちでない、未就学児の方や障害者手帳などのご提示による入場者の方(介護者の方含む)への配付はありません。(『ゴールデンカムイ展』丸井今井ホームページより引用)
会場に行く際は時間に余裕をもって行くことをお勧めします。
筆者も会場を出たあとに時計を見たら1時間以上経っており、ゆっくりと楽しませていただきました。(体感ではあっという間でした)
物語のなかでも作品の終盤に函館が出てくる作品「ゴールデンカムイ」。
連載完結記念展が行われている間に『ゴールデンカムイ展』と作品の空気を感じるために函館の街を散策しに足を運んでみてはいかがでしょうか。
◎『ゴールデンカムイ展 函館会場』◎
・開催場所:丸井今井函館店 7階催事場/函館市本町32番15号(Googleマップ)
・アクセス:市電「五稜郭公園前」目の前
・期  間:2023年7月22日(土)~9月10日(日)
・時  間:10:00~18:30(入場は終了時間の1時間前まで)
・料  金:一般・大学生1,800円/中学・高校生1,400円/小学生 900円 
  グッズ(アクリル万年カレンダー)付き 4,000円※数量限定
・駐車場 :有(丸井今井ホームページ詳細)
・公  式:『ゴールデンカムイ展』ホームページ(外部リンク)
・公  式:丸井今井ホームページ(外部リンク)
※鑑賞する際には注意事項があります。入口で読み注意事項を守りながらぜひ楽しんでください。
~丸井今井函館店 様 『ゴールデンカムイ展』掲載に伴いご協力ありがとうございました。~
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/315f0f4d86a18c5b4e5a08684b3cd3395382985b

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