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先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

浦幌の海沿いイベントスペースに 帯広の豊川さん開設第1弾 26日、アイヌ伝統曲ライブ

2023-08-18 | アイヌ民族関連
会員限定記事
北海道新聞2023年8月17日 22:01(8月17日 22:28更新)

海を見渡せる屋外イベントスペース「集楽」で、ライブの来場を呼びかける豊川純子さん(右)と容子さん(左)
 【浦幌】帯広市内でアイヌ料理店「ポンチセ」を営む帯広市在住の豊川純子さん(47)が、浦幌町十勝太の海沿いの土地を取得し、屋外イベントスペースとしての活用を始める。第1弾として26日、アイヌ文化の伝統曲と舞踊を取り入れたバンドのライブ「月と海」を開催し、今後は一般利用も受け入れる考えだ。
 純子さんは、十勝太の海岸のまっすぐに伸びる砂浜や眺望が気に入り、約25年間、たびたび訪れている。季節ごとに移り変わる自然の美しさにほれ込み、約3千坪を1月に購入した。「楽しい音や空気が集まる場所にしたい」と、この場所を「集楽(しゅうらく)」と名付け「家族で楽しめるイベントなど、幅広く利用してもらいたい」と話す。
 ライブは土地の起伏や高低差を生かし、ステージに見立てて行う。椅子や敷物などは参加者持参とし、自然そのままのイベントスペースとなっている。
 バンドは札幌、十勝などで活動する「nincup(ニンチュプ)」で、ボーカル担当は純子さんの妹で札幌市在住の容子さん(45)。
・・・・・
 イベントスペースは十勝太187。午後7時半から(開場午後6時)で、1人2千円(中学生以下無料)、雨天中止。屋台が出店し、豚骨と野菜を煮込んだアイヌ料理や、クラフトビールなどの販売も予定している。参加は予約受け付けフォーム、電話090・5468・3811などで申し込む。(中川明紀、写真も)
※「ニンチュプ」の「プ」は小さい字。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/894504

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国際シンポジウム「先住民観光の挑戦」、アイヌ民族とカナダの先住民観光トップらの対話と事例発表、北海道大学で開催、参加無料 -9月14日(PR)

2023-08-18 | アイヌ民族関連
トラベルボイス2023年08月17日

2023年9月14日(木)、カナダ観光局と北海道大学観光学高等研究センター、アイヌ民族文化財団、国立民族学博物館などによる国際シンポジウム「先住民観光の挑戦」が、北海道大学で開催される。参加費無料。日本語と英語の逐次通訳付き。
同シンポジウムは、先住民文化の実践とエンパワーメントの機会としての観光のあり方や、共生社会の実現に向けて先住民が主体となる観光の役割を考えることを目的に開催。日本のアイヌ民族とカナダの先住民族のリーダーやアーティストの講演や対話、事例発表を通して文化伝承と観光の関りを学ぶ。
先住民族が独自の文化を実践し、観光を通して外部に発信することは、地域や文化に対する外部からの理解と関心を促すとともに、その文化を次の世代に受け継いでいくコミュニティの誇りや自信を深める機会となる。また、地域の文化を深く知りたい観光客にとって高付加価値な観光コンテンツとなる先住民文化を、「持続可能な観光」や「再生型観光」につなげる数多くのヒントも得られる。
⇒イベント詳細
⇒参加申し込み(無料)
⇒プログラム(一部抜粋)
* 基調講演「カナダ先住民観光の意義と未来」
* カナダ先住民観光協会会長兼CEO キース・ヘンリー氏
* 講演「カナダ西海岸の先住民観光の取り組み事例」
* 講演「アイヌ文化伝承と新たな取り組み事例」
* パネルディスカッション「先住民族の文化実践およびエンパワーメントの機会としての観光のあり方」
~「文化伝承」と「観光」をどう結びつけるか。自分たちの物語を分かち合う観光のかたちとは。未来の共生社会をつくる観光の力などについて対話を深める~
⇒登壇者プロフィール(PDFファイル)
⇒対象者
* どなたでも申し込み可能。特に、先住民観光や文化伝承に関心のある観光関係者やDMO、組織団体や、共生社会を目指す自治体など
概要は以下のとおり。
開催概要
* タイトル:国際シンポジウム「先住民観光の挑戦」
* 開催日時:2023年9月14日(木) 13:00~17:00 
* 会場:北海道大学 人文・社会科学部の教室(共同講義室W103)
* 定員:200名
* 参加費:無料 ※事前申し込み
* 対象:どなたでも申し込み可能。特に、先住民観光や文化伝承に関心のある観光関係者やDMO、組織団体や、共生社会を目指す自治体など
* 言語:日本語/英語 ※逐次通訳対応
* 主催:北海道大学観光学高等研究センター、アイヌ民族文化財団、国立民族学博物館、カナダ観光局
* 協力:日本カナダ学会、エア・カナダ
* 後援:カナダ大使館、北海道アイヌ協会
* イベント詳細
* 参加申し込み
* 問合せ先:国際シンポジウム「先住民観光の挑戦」事務局
* info@canada-ainu-symposium.jp 
https://www.travelvoice.jp/20230817-153991

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毎回大好評の【てしかがスタイル会議】Vol.3の開催が決定!

2023-08-18 | アイヌ民族関連
毎回大好評の【てしかがスタイル会議】Vol.3の開催が決定!
9月10日(日)9時30分からオンラインで実施 無料チケットから寄付チケットまで幅広く準備
てしかがスタイル2023年8月17日 11時00分
今回のテーマは、「生物多様性と持続可能性」。フードロス対策や地方創生の事業に成功している方々が登場。アイヌ文化の伝承森づくりについても必見です。
てしかがスタイル会議vol.3 - 生物多様性と持続可能性 - 
【開催概要】
 ■日時:2023年9月10日(日)9:30~15:00
■開催方法:オンライン 
■参加費用:無料 ※寄付チケットのご用意もあります(今後の活動のために支援いただける方は、こちらをご購入いただけますと幸いです。)
■参考方法:以下よりお申込みください。
https://peatix.com/event/3646668/view
【てしかがスタイル会議とは】
「てしかがスタイル会議」は、弟子屈のかけがえのない自然・文化を生かし、ニューノーマル時代に通用する新しい永続的な地方創生モデルを構築すべく、さまざまな事業領域に挑戦し続ける「てしかがスタイル」のプロジェクト活動の一環として開催しています。
てしかがスタイル会議 代表発起人 加藤侑子
京都市生まれ。 幼少期に自ら体験した経済的困難などから「こどもたちが貧困によって涙することのない世界」 を目指し、ミャンマーでマイクロファイナンス機関「MJI Enterprise Co., Ltd.」を運営。 金融を通じて、貧困削減・ジェンダー平等・教育機会の提供に取り組む。2018年には、ワラム株式会社を設立し、社会的投資を促進する活動を開始。 同年、Living in Peace代表理事・龔とメンバーが来緬したことをきっかけに、「LIPミャンマー貧困削減ファンド」の立上げを決め、ミュージックセキュリティーズ株式会社、Living in Peace、MJI /ワラムの3社で業務提携に至る。 同ファンドには日本の個人投資家が合計700人、6千万円以上が参加。 誰もが参加できる「社会的投資のエコシステム」「やさしいおかね」のある未来を目指す。
https://www.living-in-peace.org/people/partners-katoy/
【当日のスケジュール】 
当日はオープニング・クロージングセッションを含めたプログラムを予定しております。
・9:30ー9:45   【オープニングセッション】
4回目を迎えた「てしかがスタイル会議」。「てしかがスタイル会議」の目的や目指す世界についてお話します。
・9:55ー10:35 【セッション ①】
 地域にあるものこそが宝。ピンチが生んだ葉っぱビジネス 
 株式会社いろどり 取締役 粟飯原 啓吾(あいはら けいご)氏 
人口1600人の徳島県上勝町で新たな事業を立ち上げ、地元の高齢者を巻き込んだ取組みとともに、人口減少で働き手が減る一方で、未来に向けて関係人口を増やすチャレンジについて、お話いただきます。年々、少子高齢化や過疎化が国内で問題になる中、自然とともに生き、地域の生活者と都市をつなぐビジネスの挑戦については必見です。
粟飯原 啓吾(あいはら けいご)氏
大阪出身、2011年上勝町に移住、㈱いろどりに入社。 入社後は主に町の移住促進事業に従事、2018年からは彩事業を支えるICTシステム「彩システム」の管理責任者も務める。 2020年からは労働者派遣の仕組みを活用した「いろどりヘルパー」制度を立ち上げ葉っぱビジネスの後継者育成に注力している。 趣味は阿波踊り、マラソン、たこ焼き屋、ボーカル 1級山彦認定士、ほら吹き検定名人。
・11:00ー12:20【トークセッション】
 隠れフードロスをなくせ!Well-Foodサービスへの挑戦
 株式会社トリプルバリュー  Chief Exciting Officer 山本 龍太(やまもと りゅうた)氏
 うんてん洋菓子店  代表 兼 パティシエ 運天 智絵(うんてん ともえ)氏
農家が丹精込めて作った野菜・果実(約200万t)が、さまざな理由により市場に出回らない現状(=フードロス)があります。このフードロスを減らし、ビジネスにどうつなげていくか。企業のCSRではなく、CSVとしての可能性について議論をします。
山本 龍太(やまもと りゅうた)氏
2018年にグロービスにてMBA(経営学修士)を取得。 2020年エンゲージメントカード事業を、2023年フードロス事業Re.BooooN!をスタート。
運天 智絵(うんてん ともえ)氏 
沖縄県生まれ。18年洋菓子屋でパティシエの経験を積み、2021年12月よりうんてん洋菓子店をオープンさせ、代表兼パティシエを務める。実家が農家で、大切に育てた作物が捨てられていくのを目の当たりにしてきた実体験から、「規格外のフルーツも、そうでないものも、農家さんが同じように大切に育てたもの」という想いのもと、生産者さんにとっても「うれしい」がめぐる、人にも地球にもやさしいをお菓子をつくっている。
・13:30ー14:10 【セッション ②】
 300年続く森へ。アイヌ文化継承の 森づくり
 株式会社平取町アイヌ文化振興公社 「21世紀・アイヌ文化伝承の森」プロジェクト
 主任 木村 美咲(きむら みさき)氏 
北海道平取町では、アイヌが大切にしてきたイオル型多層林を生かし、300年続く森づくりを行っています。その取り組みをお話いただき、生物多様性を守る森づくりとは何か、我々が得られる示唆は何かについて、自然と人との共生について考えていきます。

木村 美咲(きむら みさき)氏 
北海道平取町二風谷生まれ。子どもの頃から二風谷にて アイヌ文化に触れながら育つ。 東京で就職した後、二風谷に戻り現職に就く。 「21世紀・アイヌ文化伝承の森」プロジェクトでは、かつてのアイヌが利用してきたイオルの再生を目指し 森づくりに取り組んでいる。
・14:20ー15:00 【クロージングセッション】 
※ご興味があるセッションや当日のご予定に合わせて視聴いただけます。
※各セッション後には、質疑応答の時間も設けています。
「てしかがスタイル会議」については、以下もぜひご覧ください。
<リリース>
■てしかがスタイル会議 6月30日に大盛況にて開催
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000104178.html
■てしかがスタイル会議Vol.2の動画を公開
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000104178.html
<note>
■てしかがスタイル会議の目指す姿は地方創生につながる「北海道版のダボス会議&MICEプロジェクト」
https://note.com/teshikagastyle/n/ndacee295ee6f
■てしかがスタイル会議Vol.0が始動
https://note.com/teshikagastyle/n/n85193f0bf2f3
■てしかがスタイル会議Vol.1を開催しました。
https://note.com/teshikagastyle/n/nfee017222053
■<アーカイブ動画公開!>【てしかがスタイル会議Vol.2】開催報告
https://note.com/teshikagastyle/n/n90166563c09f
【てしかがスタイルとは】
 北海道弟子屈町で誕生した、かけがえのない文化・自然を生かした永続的な事業モデル・地方創生モデルの構築を考え、持続可能な町づくりの実現を目指すために全国からメンバーが集まったプロジェクトです。今年の3月に一般社団法人になりました。
一般社団法人 てしかがスタイル代表 加藤敏明
てしかがスタイルの運営を行う。 地方創生をデザインする一級建築士として北海道への移住促進と地域創生を目指すフロンティアライフ事業を立ち上げる。 得意領域は北海道グルメのブランド開発。趣味は海外旅行、グルメツアー。美術館巡りと芸術鑑賞。 1998年「北国からの贈り物」を創業。 2018年「加藤水産」代表取締役に就任。
【各種SNSアカウント】
note: https://note.com/teshikagastyle
Instagram:https://www.instagram.com/teshikaga_style/
Twitter: https://twitter.com/Teshikaga_style
LINE:https://lin.ee/72t8VLe
<弟子屈(てしかが)町とその魅力>
弟子屈町は、北海道の東(道東)の中心に位置します。国立公園を多く有する、素晴らしい自然環境を持つ地域です。 たんちょう釧路空港、女満別空港、中標津空港、各空港より車で1時間のため、北海道民のみならず本州からも観光客が多く訪れます。
2つの湖を抱くこの町は、山々が連なる北西部には日本最大のカルデラ湖の屈斜路湖(くっしゃろこ)、東部の高原地帯には世界で2番目に透明度が高い摩周湖(ましゅうこ)を抱き、町のほぼ中央には釧路川が縦貫する水と緑の豊かな町です。希少な自然のなかで育まれた独自の土地と、弟子屈を愛する人々に守られてきた文化を持つ弟子屈町を、ぜひ多くの方に知っていただければと思います。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000104178.html

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ザ・バンドのロビー・ロバートソンが80歳で死去

2023-08-18 | 先住民族関連
ミュージックライフクラブ2023.08.17

ザ・バンド(The Band)のリード・ギタリスト/ソングライターのロビー・ロバートソン(Robbie Robertson)が8月9日、80歳で死去しました。
マネージャーが訃報を伝えており、ロバートソンは長い闘病生活の末、ロサンゼルスにて家族に見守られながら亡くなったそうです。ロバートソンは最近、マーティン・スコセッシ監督の映画『Killer of the Flower Moon』(10月公開予定)の音楽プロジェクトを完成させたばかりでした。
1943年にトロントで生まれたロバートソンは、カナダの先住民保護区(Six Nations of the Grand River Riserve)に住むモホーク族の母方の家族から音楽を学び、10代の時にトロントでロニー・ホーキンス(2022年5月31日MLCニュース)と出会い、1958年にホーキンスのバック・バンド、ザ・ホークス(The Hawks)に加入しました。
ホークスは、1963年までホーキンスのバックを務めていましたが、ロバートソンがボブ・ディランのアルバム『Blonde On Blonde』にギターで参加したことを機に、1965年からディランのバック・バンドになり、1968年にホークスからザ・バンドに改名しました。
ザ・バンドは、1968年にデビュー・アルバム『Music From Big Pink』を発表し、同作にはロバートソンが書いたバンド最大のヒット曲「The Weight」や、ディランが共作した「Tears of Rage」(邦題「怒りの涙」)、「This Wheel’s on Fire」(「火の車」)、ディランの曲「I Shall Be Released」が収録され、ゴールド・ディスクに認定されました。
翌1969年の「ウッドストック・フェスティバル」に出演したバンドは、同年セカンド・アルバム『The Band』を発表、1970年のサード・アルバム『Stage Fright』と1972年の『Rock Of Ages』も高く評価され、この3枚もプラチナやゴールドに認定されましたが、1973年の『Moondog Matinee』以降、メンバーのドラッグ問題やロバートソンのソングライティング・クレジットを巡って亀裂が生じ、1976年11月25日にサンフランシスコのウィンターランド・ボールルームでフェアウェル・コンサート「The Last Waltz」を行なった後、ザ・バンドは解散しました。
このコンサートには、ボブ・ディランやエリック・クラプトン、リンゴ・スター、マディ・ウォーターズ、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェルをはじめとする豪華ゲストが出演し、マーティン・スコセッシ監督の下、1978年にドキュメンタリー映画『The Last Waltz』として公開され、3枚組LPのサウンドトラックとしてもリリースされました。
ロバートソンは、解散後もバンドのメンバーとサイド・プロジェクトなどで活動を続けていましたが、80年代と90年代のザ・バンド再結成には参加せず、1987年から6枚のソロ・アルバムをリリースし、2019年の『Sinematic』(2019年7月26日、30日MLCニュース参照)が最後のアルバムになりました。
また、ニール・ダイアモンド1976年のアルバム『Beautiful Noise』のプロデューサーを務め、同作に収録された「Dry Your Eyes」を共作したほか、トム・ペティやリンゴ・スター、坂本龍一らのアルバムにゲスト参加し、映画『The Last Waltz』で関係を築いたマーティン・スコセッシ監督の『Raging Bull』『Casino』『The Wolf of Wall Street』『The Irishman』などに音楽を提供していました。
なお、ザ・バンドは1994年に「ロックの殿堂」入りを果たし、ロバートソンは2003年にカナダの「ウォーク・オブ・フェイム」に名前が刻まれ、2008年にザ・バンドと共に「グラミー賞生涯功労賞」を受賞、2011年にカナダの「ソングライターの殿堂」入りを果たしました。
2016年には自叙伝『Testimony』(邦題『ザ・バンドの青春』)が出版され、同書に基づくドキュメンタリー映画『Once Were Brothers:Robbie Robertson and The Band』が、2019年に公開されています(2019年5月10日MLCニュース)。
安らかなる眠りをお祈りいたします。
https://www.musiclifeclub.com/news/20230817_06.html

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豪首相、改憲達成へ与党引き締め 先住民問題、支持低下で

2023-08-18 | 先住民族関連
時事通信8/17(木) 20:31配信
 【シドニー時事】オーストラリアのアルバニージー首相は17日、与党・労働党大会で党首として演説した。
 この中で先住民の地位確立のための憲法改正について「国をより良く変えることになる。共に成し遂げよう」と訴えた。改憲への支持は低下傾向にあり、有権者に対する働き掛けを強めるよう引き締めを図った形だ。
 改憲案は、先住民のアボリジニとトレス海峡諸島民を「最初の豪州人」と認め、議会と政府に意見具申できる代表機関を創設するという内容。10~12月に国民投票が行われる。同首相は「先住民の健康、住宅、教育、雇用を改善し、非先住民との格差を解消する」と意義を強調した。
 最近の複数の世論調査で、改憲への反対が賛成を上回っている。15日に公表された豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド系の調査は賛成46%、反対54%だった。同調査は5月まで賛成が優勢だったが、6月に賛否が逆転し、その後、差が広がっている。
 先住民の代表機関について、反対派は「国防から金融政策まで何にでも介入するだろう」と主張。賛成派は「誤った情報を流すな」と反対派を批判しているが、支持減退に歯止めをかけられない状況にある。 
https://news.yahoo.co.jp/articles/f614ce5f87f60a9ef6d57f6a154215bec72ed08c

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