(苫小牧民報 2013年 8/7)
アイヌ語で「こんにちは」を意味する白老町の「イランカラプテ」キャンペーンがスタートした。アイヌ文化に関心を持ってもらおうと、ポスターを作り、教育機関や事業所など260カ所に配布してPR。夏の観光シーズン本番を迎え、全町的な啓発活動を展開する。国が整備を進める「民族共生の象徴となる空間」(象徴空間)と連動させながら、アイヌ文化の浸透を図る考えだ。
ポスターはA3判。「こんにちは(イランカラプテ)からはじめよう」、「ありがとう(イヤイライケレ)のきもちをこめて」というキャッチフレーズを掲載。米国のハワイで使われる「アロハ」や、沖縄の「めんそーれ」など、おもてなしのキーワードとして定着させる狙いがある。
アイヌ民族の長老を意味する「エカシ」をイメージした男性のかわいらしいイラストなどを含め、デザインのほとんどを町職員が考案。町内の小中学校や保育園10箇所と、商工会や観光協会、建設業協会などに加盟する250事業所にも配布し、施設利用者や訪問客などに積極的にアピールしている。
また、アイヌ施策推進グループがある町役場2階の応接スペースで、民族衣装やアイヌ刺しゅうを施したランチョンマットなどの展示も始めている。
http://www.tomamin.co.jp/2013083481
アイヌ語で「こんにちは」を意味する白老町の「イランカラプテ」キャンペーンがスタートした。アイヌ文化に関心を持ってもらおうと、ポスターを作り、教育機関や事業所など260カ所に配布してPR。夏の観光シーズン本番を迎え、全町的な啓発活動を展開する。国が整備を進める「民族共生の象徴となる空間」(象徴空間)と連動させながら、アイヌ文化の浸透を図る考えだ。
ポスターはA3判。「こんにちは(イランカラプテ)からはじめよう」、「ありがとう(イヤイライケレ)のきもちをこめて」というキャッチフレーズを掲載。米国のハワイで使われる「アロハ」や、沖縄の「めんそーれ」など、おもてなしのキーワードとして定着させる狙いがある。
アイヌ民族の長老を意味する「エカシ」をイメージした男性のかわいらしいイラストなどを含め、デザインのほとんどを町職員が考案。町内の小中学校や保育園10箇所と、商工会や観光協会、建設業協会などに加盟する250事業所にも配布し、施設利用者や訪問客などに積極的にアピールしている。
また、アイヌ施策推進グループがある町役場2階の応接スペースで、民族衣装やアイヌ刺しゅうを施したランチョンマットなどの展示も始めている。
http://www.tomamin.co.jp/2013083481