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アイヌ民族博物館など文化庁長官が視察

2013-08-27 | アイヌ民族関連
(2013年8月27日 読売新聞)
 文化庁の青柳正規長官は26日、白老町のポロト湖畔を訪れて国が整備する「民族共生の象徴となる空間」の予定地と、隣接する営業中の民間のアイヌ民族博物館を視察した。青柳長官は視察後、象徴空間の中核施設として新設される国立博物館の基本構想を今月中にも示す考えを明らかにした。
 象徴空間はポロト湖畔を、国立博物館などの「博物館ゾーン」と、自然を体感できる「中央広場ゾーン」、アイヌ民族の集落を再現しているアイヌ民族博物館を生かした「体験・交流ゾーン」に3分する。アイヌ民族の歴史や文化を知ってもらうよう、国が基本構想をまとめている。
 青柳長官は、戸田安彦・白老町長と加藤忠・北海道アイヌ協会理事長とポロト湖畔を歩いたり、アイヌ民族博物館でムックリの演奏や踊り、歌を聴いたりした。
 青柳長官は、記者団に対して「(象徴空間の整備に)ふさわしい場所という印象と感じた」と述べた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130827-OYT8T00046.htm

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「クールジャパン」全在外公館で展示へ 215品目、世界へPR

2013-08-27 | アイヌ民族関連
msn産経ニュース 2013.8.26 09:47
 政府は25日、日本の伝統文化を世界に売り出す「クールジャパン戦略」の一環として、大使館など全在外公館に伝統工芸品の展示スペースを設け、海外での販路拡大に乗り出す方針を固めた。日本の伝統工芸品は30年前のピーク時に比べ生産額で5分の1、従業者数で4分の1まで落ち込んでおり、日本文化の対外発信強化と合わせ、存続を後押しする。
 経済産業省によると、伝統工芸品は博多人形(福岡)や津軽塗(青森)など215品目。今年3月には北海道のアイヌ民族ゆかりの文様が入った木彫りの「二風谷イタ」が新たに指定され、全国47都道府県で指定工芸品が誕生した。
 ただ伝統工芸品は現在の生活様式になじみにくく、国内需要は右肩下がりが続いている。政府は生活様式に沿った新商品開発や販路開拓のための支援補助金として、平成25年度予算で3億6000万円を計上しているが、伝統工芸の火を絶やさないためには、新たな市場としてさらなる海外展開が不可欠と判断した。
 これまでも「日本の伝統・文化を紹介したい」と申し出た在外公館では、五月人形や茶道具をセットにした「基本キット」や、掛け軸などを展示してきた。ただ、品目は限られ、展示が可能な在外公館も全体(204カ所)の半数以下の90カ所にとどまっている。
 外務省では伝統工芸品を利用した対外広報戦略の窓口を一本化。販路拡大に向けた準備を進める。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/130826/plc13082609490008-n1.htm

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