中央社フォーカス台湾2025/04/17 17:50
パラオから台東に向け航海するアリンガノマイス=台東県政府提供
双胴カヌー「アリンガノマイス」が20日、太平洋の島国・パラオから台湾に向けて出発する。星の動きや風の向きなどを読んで航海し、5月に東部・台東に到着する予定。乗組員10人の中には、台湾原住民(先住民)族タオ族の男性も含まれている。
台東県政府によると、ミクロネシアボヤージング協会と共同で計画した。計器を使わないで航海する。アリンガノマイスはポリネシアに伝わる航海用カヌーで全長17メートル、甲板の幅は5メートル。20日に行われる出発式にはパラオ大統領が出席する他、台東のアミ族とタオ族の長老たちが航海の無事を祈る儀式を行うという。
・・・・・