苫小牧民報 (2013年 8/29)
アイヌ語のあいさつ「イランカラプテ(こんにちは)」を、北海道のおもてなしの言葉として普及を図る「イランカラプテキャンペーン」の開始イベントが28日、新千歳空港国内線ターミナルビル2階のセンタープラザで開かれた。アイヌ伝統の古式舞踊が披露されたほか、アイヌ文様とハートを組み合わせたロゴマークを発表した。
キャンペーンは、政府と道、道内自治体、北海道アイヌ協会、大学など14の団体・大学・行政で組織する同推進協議会(会長・小西昭内閣審議官)の主催している。イランカラプテの言葉を広め、おもてなしの心と、アイヌ文化に関心・興味を持ってもらおうと取り組む。13~15年の3カ年の事業。インターネットで情報発信し、空港や道の駅での展示、文化体験イベントの開催、ポスター・パンフレットの作製などを行う。趣旨に賛同する団体や個人のサポーターも募集する。
空港でのセレモニーには約70人が出席。小西会長が「アイヌ文化により関心を持っていただくため、民間、学識者、行政とできるだけ広い方々の協力を得て進めたい」とあいさつ。キャンペーンのロゴマークをお披露目したほか、アイヌ民族博物館(白老町)の職員が古式舞踊や伝統楽器ムックリ(口琴)、弦楽器トンコリを演奏した。
北海道アイヌ協会の加藤忠理事長はロゴマークを「ハートが素晴らしい柔らかな表現」と話し、「(キャンペーンは)日本の健全な他民族共生社会の出発になる」と語った。
セレモニー参加者は、東京からの到着客の出迎えも行った。
http://www.tomamin.co.jp/2013084196
アイヌ語のあいさつ「イランカラプテ(こんにちは)」を、北海道のおもてなしの言葉として普及を図る「イランカラプテキャンペーン」の開始イベントが28日、新千歳空港国内線ターミナルビル2階のセンタープラザで開かれた。アイヌ伝統の古式舞踊が披露されたほか、アイヌ文様とハートを組み合わせたロゴマークを発表した。
キャンペーンは、政府と道、道内自治体、北海道アイヌ協会、大学など14の団体・大学・行政で組織する同推進協議会(会長・小西昭内閣審議官)の主催している。イランカラプテの言葉を広め、おもてなしの心と、アイヌ文化に関心・興味を持ってもらおうと取り組む。13~15年の3カ年の事業。インターネットで情報発信し、空港や道の駅での展示、文化体験イベントの開催、ポスター・パンフレットの作製などを行う。趣旨に賛同する団体や個人のサポーターも募集する。
空港でのセレモニーには約70人が出席。小西会長が「アイヌ文化により関心を持っていただくため、民間、学識者、行政とできるだけ広い方々の協力を得て進めたい」とあいさつ。キャンペーンのロゴマークをお披露目したほか、アイヌ民族博物館(白老町)の職員が古式舞踊や伝統楽器ムックリ(口琴)、弦楽器トンコリを演奏した。
北海道アイヌ協会の加藤忠理事長はロゴマークを「ハートが素晴らしい柔らかな表現」と話し、「(キャンペーンは)日本の健全な他民族共生社会の出発になる」と語った。
セレモニー参加者は、東京からの到着客の出迎えも行った。
http://www.tomamin.co.jp/2013084196