(北海道新聞 05/30 10:46)
【函館】明治の函館の豪商・相馬哲平の私邸で、昨年3月から空き家となっている函館市指定の伝統的建造物、旧相馬邸が6月1日から一般公開される。江戸中期の松前で活躍した絵師・小玉貞良(ていりょう)が江差の繁栄の様子を描いた「江差屏風(びょうぶ)」やアイヌ絵巻を展示。北海道の歴史・文化を物語る観光施設に生まれ変わる。
元町地区にある旧相馬邸は1908年(明治41年)の建築。木造一部2階建て、延べ680平方メートルで、鳳凰(ほうおう)の欄間、大理石の暖炉のある洋間など和洋折衷の造り。不動産業のエステート企画(函館)が取得し、函館ゆかりの勝海舟の書や旧相馬家の調度品など約80点を展示する。
江差屏風は縦1・6メートル、横3・6メートル。ニシン漁でにぎわう1750年ごろの江差の町と人々の生活を描写。アイヌ絵巻は縦30センチ、長さ約8メートルで、貞良の弟子の作品とされ、イヨマンテ(クマ送り)の儀式が描かれている。入館料は一般500円。午前9時~午後5時開館で第1、第3木曜日は休館。旧相馬邸(電)0138・26・1560。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/234205.html
【函館】明治の函館の豪商・相馬哲平の私邸で、昨年3月から空き家となっている函館市指定の伝統的建造物、旧相馬邸が6月1日から一般公開される。江戸中期の松前で活躍した絵師・小玉貞良(ていりょう)が江差の繁栄の様子を描いた「江差屏風(びょうぶ)」やアイヌ絵巻を展示。北海道の歴史・文化を物語る観光施設に生まれ変わる。
元町地区にある旧相馬邸は1908年(明治41年)の建築。木造一部2階建て、延べ680平方メートルで、鳳凰(ほうおう)の欄間、大理石の暖炉のある洋間など和洋折衷の造り。不動産業のエステート企画(函館)が取得し、函館ゆかりの勝海舟の書や旧相馬家の調度品など約80点を展示する。
江差屏風は縦1・6メートル、横3・6メートル。ニシン漁でにぎわう1750年ごろの江差の町と人々の生活を描写。アイヌ絵巻は縦30センチ、長さ約8メートルで、貞良の弟子の作品とされ、イヨマンテ(クマ送り)の儀式が描かれている。入館料は一般500円。午前9時~午後5時開館で第1、第3木曜日は休館。旧相馬邸(電)0138・26・1560。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/culture/234205.html