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グランマザー4人来崎 先住民の知恵を環境保全と平和に

2010-11-02 | 先住民族関連
(ながさきニュース 11月1日)

 先住民らの知恵を環境保全や平和に生かそうと活動する「世界を救う13人のグランマザー(おばあちゃん)」のシンポジウム「鎮魂と平和の祈り 子どもたちの子どもたちへ美しい地球を贈ろう」が31日、長崎市平野町の長崎原爆資料館で開かれた。約250人が出席し、民族衣装姿のグランマザー4人が「先の世代の子どもたちの幸せを願いましょう」などと平和のメッセージを伝えた。
 グランマザーは先住民や少数民族。名古屋で開かれた生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に合わせて10人が来日。うち4人が被爆地長崎を訪れた。
 シンポは、兵庫県宝塚市に事務局がある市民組織「いのちプロジェクト」が主催。ブラジル・アマゾンのクララ・シノブ・イウラさんは日本語で「長崎には悲しい歴史がある。今は光の町と感じるが、人は(悲しいことを)忘れる。広島、長崎のことを伝えることが大事」と語った。また「子どもは山や川で遊んだことが一番記憶に残る」と地球環境を守ることの大切さも述べた。
 メキシコ・マザテック族のフリエタ・カシミロさんは「他人を尊敬し愛してこそ信じ合って話ができる」、米ホピ族のモナ・ポラッカさんは「笑顔は平和を表す」、アマゾンのマリア・リースィー・カンポス・フレイレさんは「先祖はさまざまな抑圧と戦争の影響を受けた。平和の種を分かち合いたい」とそれぞれ述べた。祈りを込めた歌を披露する場面もあった。
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20101101/02.shtml
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