朝日新聞 2015年11月13日03時00分 古沢孝樹
岐阜大学地域科学部助教の山口未花子さん(38)が、狩猟文化の発信や交流拠点「狩猟採集文化研究所」を揖斐川町の山間部に開設した。獣害対策だけではなく、狩猟を通した人と動物の密接な関係も伝えたい考え。こうした内容に特化した研究所は珍しい。
研究所の開設では、岐阜大が「地(知)の拠点整備事業」(大学COC事業)で助成し、地元住民らが協力。施設は空き家だった民家を利用した。山口さんは代表者として、その運営にあたる。
山口さんは人間の生活と関わりが深い動物と向き合いたいと、カナダで狩猟を続けている先住民カスカ族の生活を研究。ヘラジカなどの大型動物は猟銃で、ビーバーなど小型動物はワナで狩猟をしている。
残り:507文字/全文:808文字
http://www.asahi.com/articles/ASHC95WGNHC9OHGB00N.html
岐阜大学地域科学部助教の山口未花子さん(38)が、狩猟文化の発信や交流拠点「狩猟採集文化研究所」を揖斐川町の山間部に開設した。獣害対策だけではなく、狩猟を通した人と動物の密接な関係も伝えたい考え。こうした内容に特化した研究所は珍しい。
研究所の開設では、岐阜大が「地(知)の拠点整備事業」(大学COC事業)で助成し、地元住民らが協力。施設は空き家だった民家を利用した。山口さんは代表者として、その運営にあたる。
山口さんは人間の生活と関わりが深い動物と向き合いたいと、カナダで狩猟を続けている先住民カスカ族の生活を研究。ヘラジカなどの大型動物は猟銃で、ビーバーなど小型動物はワナで狩猟をしている。
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http://www.asahi.com/articles/ASHC95WGNHC9OHGB00N.html