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バリアフリーで道内観光 道振興機構がルートづくり

2020-09-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞 09/25 12:13 更新
 道内観光をPRする北海道観光振興機構(札幌)は、障害者や高齢者らが旅行しやすいバリアフリーの観光ルートづくりに取り組んでいる。来夏の東京五輪・パラリンピック開催で道内の旅行者増が見込まれ、高齢者や障害者の旅の需要も増えると予想。モニターツアーを重ね、新型コロナウイルスの感染予防にも配慮した旅行商品づくりを目指す。
 モニターツアーは車いす利用者と家族らが対象で、10月にかけて2回行い、移動や食事、トイレなどの利便性をチェックし、高齢者や障害者が気軽に旅を楽しめるルートや施設を検討する。
 9月中は札幌発1泊2日で胆振管内白老町のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」や洞爺湖を巡るほか、10月は新千歳発で飛行機を利用し、知床半島を訪れる。参加者の評価などを参考に結果をまとめ、来年度の旅行商品に役立てる。
 機構は7~8月、道内でバリアフリー観光を行う札幌の旅行会社などを通じ、全国の障害者や高齢者ら約370人にアンケートして旅行需要を調べた。7割が「道内旅行に行きたい」と答え、魅力として温泉や食事を挙げた。ただその一方でトイレや移動、入浴に不安を訴える人が多かった。また新型コロナの影響で外出を控えがちな人もいた。
 機構は「高齢な方も障害のある方も、家族で安心して観光を楽しめる環境を整えたい」としている。(野呂有里)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/463808
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