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塩月桃甫と中村地平のドキュメンタリー 台湾の映画祭で上映へ

2024-07-31 | 先住民族関連

NHK07月30日 12時12分

西都市出身の画家・塩月桃甫と宮崎市出身の作家・中村地平の生涯をたどったドキュメンタリー映画が、2人がゆかりのある台湾の映画祭で上映されることになりました。
2人の映画が上映されるのは、宮崎県が友好交流協定を結ぶ台湾の桃園市で来月開かれる「桃園映画祭」です。
1886年生まれの塩月桃甫は、戦前、旧制台北高校で教師を務めるかたわら、現地の先住民族に魅せられて多くの作品を描き、「台湾の近代美術の礎を築いた」と評価されています。
台北高校での桃甫の教え子だった中村地平も、台湾の風土や人々のおおらかな気質をテーマにした「南方文学」を提唱し、戦前の文壇では太宰治と並び称されるほどの評価を受けました。
2人の映画は、美術家の小松孝英さんが台湾でのロケも行って完成させました。
映画は、来月16日からの映画祭で招待作品として上映され、小松さんも舞台挨拶を行うということです。
小松さんは、「日本統治時代に複雑な思いを持つ人も多いが、よいところも悪いところも含めて、『2人の映画を見たい』と思ってくれる人がいる、上映させてくれる場所があるということがすごくうれしい。観光やグルメにとどまらない、宮崎と台湾の文化交流につなげていきたい」と話していました。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20240730/5060018765.html

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