先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌの人々見つめて 日常、祭りなど 前橋で写真展

2013-07-17 | アイヌ民族関連
東京新聞 2013年7月15日
 アイヌ民族の聖地といわれる北海道・二風谷(にぶたに)に住むアイヌの人々を撮り続けている宇井真紀子さんの写真展「アイヌ、風の肖像」が、前橋市敷島町のフリッツ・アートセンターで開かれている。
 宇井さんは一九九二年にアイヌの活動家アシリレラさんと出会って以来、アイヌの人々を撮り続けてきた。アシリレラさんや家族の日常のほか、伝統の祭り、北米や豪州の先住民族との交流、二風谷ダム建設の反対運動などの写真約五十点を展示している。
 フリッツ・アートセンター代表の小見純一さんは「シンプルな生き方には参考になるところが多い」と企画の狙いを話す。二十一日まで。入場無料。午前十一時~午後七時。火曜日休館。(伊藤弘喜)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20130715/CK2013071502000168.html

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アイヌの伝統・くらしに学べ!いま求められる「自然を敬い共に暮らす知恵」

2013-07-17 | アイヌ民族関連
J-CASTニュース-2013/07/14
【Journeys in Japan「アイヌの音色 北海道・阿寒湖」】  BS1 07月17日(水) 03:00 ~03:28
アイヌの伝統工芸や芸能を「新たなスタイル」で発信する若者たちが活躍している。北海道東部・阿寒湖畔にある北海道最大のアイヌコタン(集落)で、現代の生活にも息づく「自然を敬う姿勢」など伝統的なアイヌの価値観に触れる。
長い間、アイヌ文化は差別や軽視、無知や無関心の扱いを受け、ようやく近年になって法整備などがなされた。その間もアイヌの人たちは自らの工芸や舞踊、儀礼などを継承し、さらに洗練させてきた。
世界の先住民の事例を研究し、観光を利用したアイヌ文化の理解向上や資金獲得を図る動きもある。民族音楽との融合をテーマに活躍する尺八奏者のジョン・海山・ネプチューンさんが阿寒湖を旅し、竹製のアイヌ楽器「ムックリ(口琴)」の制作や演奏の体験を通して、アイヌの世界観を知る。
http://www.j-cast.com/tv/2013/07/15179270.html

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ブラジル政策のかげに… 先住民の叫び

2013-07-17 | 先住民族関連
<日テレNEWS24  2013年7月12日 16:56 >
 ブラジルでは、サトウキビなどを原料とする“バイオ燃料”の拡大が様々な問題をもたらしている。その中のひとつ、先住民の生活への影響を取材した。
 1970年代のオイルショック以降、ブラジルはサトウキビによるバイオ燃料を積極的に推進してきた。今ではすべてのエネルギーの約15%を、サトウキビがまかなうまでに普及した。しかし、二酸化炭素の排出が少なく、環境に優しいこのエネルギーが、いま、深刻な問題を引き起こしていた。
 ブラジル政府の特別な許可をとり、ブラジル中西部の南マットグロッソ州にある先住民が住む集落を訪ねた。あいさつを快く返してくれたのは、先住民・グアラニー族のリーダーであるラディオ・ヴェロンさんだ。69家族が暮らすこの集落の“ある場所”へ案内してくれた。
 「今ここで遠くまで見えるすべての土地が、本来は私たちの土地なのです。本当に悲しくなります」
 ヴェロンさんが見つめる先ではトラクターが地面を耕し、バイオ燃料の原料となるサトウキビや大豆の畑を広げているまっただ中だった。
 かつて“森の民”と呼ばれたグアラニー族は、約500年前にブラジルにポルトガル人が来るはるか前から、森で暮らし、森と共に生きてきた。しかし、ブラジル政府は先住民の存在を無視して、土地をポルトガル人に分け与えたため、グアラニー族は土地を追われ、狭い集落での暮らしを余儀なくされた。2010年にようやく政府は、9700ヘクタールの広大な土地がグアラニー族のものだと認定したが、バイオ燃料の需要の急増と共に畑を拡大してきた農場主は、土地の受け渡しを拒み、現在も裁判で争われているのだ。2001年、土地争いの中で先住民のリーダーだったヴェロンさんの父親が、農場主の関係者から殺害されるという事件も起きた。それでもヴェロンさんはこう語る。
 「殺されるのは怖くない。怖いのはどんどん森林が伐採されて、私たちの聖なる土地が失われることです」
 土地を追われたグアラニー族は厳しい生活を強いられていた。グアラニー族の女性・フェリパさんは家の周りにイモを植え、それを売って収入を得ているという。家の中を見せてもらうと、そこにあったのは米だった。1か月に1度、政府から米や豆が配給され、それで生活をしているのだ。
 「食べるものが十分でなく子供たちが飢えて、お腹を空かせているのです」
 フェリパさんは現状をこう語ってくれた。家族6人が電気の無いこの家で暮らすが、配給だけでは足りず、中には栄養失調になる子供もいるという。ブラジル政府は、こうした土地争いをどう見ているのだろうか。国立先住民保護財団のニシジマ所長は「一番の問題は、政府が地主に補償するためのお金を払えないことです。私たちにできることは限られています」と語る。バイオ燃料を推進する政府の政策が、結果的に先住民の暮らしを追い詰め、政府がその生活を支援するという皮肉。ヴェロンさんは、グアラニー族の悲痛な思いを訴える。
 「私たちは、ずっと政府の援助に依存して生活していきたくないのです。ちゃんと畑を作り、自分たちの力で生活していきたいのです」
 世界に誇る“環境に優しい”エネルギーがもたらした思わぬ影響。ブラジルは、いま、大きな課題に直面している。
http://news24.jp/articles/2013/07/12/10232179.html

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テイクオフ:豪州先住民の音を世界中…[社会]

2013-07-17 | 先住民族関連
NNA.ASIA- 2013年7月12日(金曜日) オーストラリア
豪州先住民の音を世界中に広めた、音楽グループ「ヨスー・インディ」のユノピング氏が亡くなったのは先月。同氏は、北部準州出身アボリジニでは初の大学修了者で、アボリジニ初の学校長だった。
ところで、豪州マスコミ界ではユノピング氏の名前の表記が問題になった。ユノピング氏の出身部族など、一部のアボリジニは、死者への敬意から死者の伝統的な名前を口にすることを避けるからだ。これが拡大され、死者の写真や動画を避ける集団もいる。マスコミでは報道の正確性を問うべきかで議論になったが、遺族の要望に従い、セカンド・ネームの「ユノピング氏」と報道されていた。
名前を口にしないことが敬意を表すという感覚は、文化の違う日本人には難しい感覚だ。しかし、彼らからすれば「戒名」を付ける習慣がそうかもしれない。(頼徳)
https://news.nna.jp/free/news/20130712aud001A.html

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アイヌ文化触れて 伝統衣装や工芸品 函館空港で作品展始まる

2013-07-17 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 07/09 20:32)
 函館空港アイヌ芸術民工芸作品展のオープニングセレモニーが7日、同空港ギャラリーで開かれ、アイヌ民族の伝統的な踊りが披露された。
 NPO法人道南マウコピリカの会(加藤敬人理事長)の主催で、アイヌ文化への理解を深め、多様な文化の発展を目指す内閣官房アイヌ総合政策室の「イランカラプテ(こんにちは)」キャンペーンの一環。
 作品展は6月15日に始まり、伝統的な衣装や、現代のアイヌ民族の作家が作った陶器、クジラ漁を再現した木工品など41点を展示している
 この日は、関係者のテープカットの後、加藤理事長による弓の舞「ク リムセ」などが披露され、観光客や来場者ら約30人から大きな拍手が送られた。函館市の主婦藤本春美さん(67)は「全国、海外の人にアイヌ民族の作品を見てもらえる良い機会ですね」と話していた。作品展は9月14日まで。(本庄彩芳)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki2/478550.html

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アイヌ民族衣装の限定テディベア、新千歳空港でシュタイフ発売

2013-07-17 | アイヌ民族関連
<北海道新聞7月13日朝刊掲載>
 【千歳】テディベアで知られるドイツの老舗メーカー、シュタイフのぬいぐるみを新千歳空港内で展示販売する施設「シュタイフネイチャーワールド」は、アイヌ民族の伝統衣装をまとった同施設限定のテディベア(7875円)を販売する。12日から予約受け付けを始めた。
 このテディベアは、同施設の開業2周年記念の商品で限定100体。体長24センチで、ぬいぐるみをシュタイフが作り、国内のぬいぐるみ専門の衣装メーカーが、アイヌ民族の伝統衣装を参考にしてデザインした。
 同施設限定のテディベアは、2011年7月の開業記念に作った真っ白なぬいぐるみ以来、2点目。同施設を運営する、えんれいしゃ(札幌)の担当者は「北海道らしいテディベアを作れた」としている。商品の引き渡しは8月上旬の見込み。予約は同施設(電)0123・45・8510へ。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/479284.html

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