京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより
広島浅野藩初代藩主、
長晟(ながあきら)1620年に、
泉水屋敷の築成に取り掛かる、
作庭者は家老の上田宗箇(茶人)、
1786年、
京の庭師、
清水七郎右衛門により改修される、
広島駅より徒歩15分、
京橋川の畔に建つ、
池泉回遊式の広大な庭園、
池を望む清風館、
白い障子が眩しい、
優雅な花頭窓、
玄関、
回り込むと、
茶室、
池に架かる跨虹橋(ここうきょう)、
石灯籠から覗く、
紅葉するもみじ、
庭園に迫る高層ビル、
さらに庭園の奥に進み入る、
その2、
海に浮かぶ神殿の構想、
干満に景色を変える妙、
大鳥居まで満ちていた潮が、
やがて神殿に及んで来る、
回廊の美しさ、
反り橋、
確かに確かに、
奉納された菰樽、
賀茂鶴、
一代などなどずらりと並ぶ、
その奥に、
床柱は砂上の上に、
客神社本殿・拝殿、
その向こうに五重塔が覗く、
砂地に潮だまり、
「鏡の池」、
雨に濡れる木橋、
能舞台、
潮が満ち、
薪能で、
炎が波間に揺れるさまが思い浮ぶ、
潮が満ちて来る、
シラサギが振り返る、
高台に豊国神社(千畳閣)が建つ、
柱を額縁に銀杏が少し黄葉し出す、
見下ろすと厳島神社、
別儀、
茶店にて焼き牡蠣と賀茂鶴、