名古屋季節だより

京都・静岡・宝塚・東京・横浜、
そして尾張名古屋からの季節だより

321 「処暑にて候」

2014-08-23 07:26:37 | 日記



 二十四節気、

 処暑、

 朝夕に、冷気を覚える候となるが、

 しかし、名ばかりの暦の上、



 びわこりトリートセンターの窓では、蟷螂だったが、

 事務局の窓には、

 カミキリムシが、ご機嫌伺いに来ていた、



    




 地蔵通りの、

 白樺の木が、少し白い木肌を見せてはいるが、



    



 葉っぱは、なお、真夏の濃緑の色合いであった、



    



 何度見ても美しいブドウの房、蜻蛉ガラスのような色彩の一粒一粒に、秋の宝石を見る、



    



 名残の朝顔が美しい、



    



 鬼子母神の朝顔市にも劣らぬ、横町の、


    



 






 附けたり、

 キリスト教保育連盟


 機関紙「ともに育つ」7月号


 「百花繚乱の憂い」

 
 初夏になると一斉に花が咲き、

 辺りは名も知らぬ花で埋まってしまうくらいです。

 様々な花が咲くのですが、

 同じ種類の花は、

 時を一にして咲くのかと言えばそうとも言えません。

 早咲きもあれば、

 名残の花となって時期に遅れて咲いている場合だってあります。

 まして南北に長い日本では桜前線のように、

 咲く時期は地域によって大きくずれていきます。

 そのずれていることに、

 それぞれその地の趣が出ると言えるでしょう。

 花ですらそうならば、

 況や子どもの成長にこそ、

 早咲きもあれば、

 遅咲きもあります。

 
 成長は、

 むしろ個性の表れなのですが、

 早い遅いが一番気になっているのは、

 その子のことを一番考えていると思い込んでいる親かもしれません。

 人生をいかに生きるという目標に向かって歩むのに、

 特急列車、

 普通列車、

 どちらで行くのが良いのでしょうか。

 目標を達成するだけならば特急列車かもしれません。

 でも、普通列車で行くと駅ごとの土地の様子を知ったり、

 思いがけない出会いが生まれるかもしれません。

 豊かな人生とはどちらをいうのかは難しいところですが、

 一人一人の子供に与えられている賜物を親が信じていれば、

 子は安心して育つものです。

 (思い悩むな マタイ 6:25-34)





 



 










  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする