秋田県と山形県との県境に立つ鳥海山、
十数キロ西には日本海、
細い海岸線に「有耶無耶の関跡」がある、
鳥海山の麓に、「元滝伏流水」がある、
まさしく岩から染み出る石清水、
駐車場より小さな川沿いの道を歩く、
辺りは杉林が続く、
すくっと立つ姿は、見事、
ここかしこに秋の風情すら感じる、
湧きだす水の豊富さに驚く、
鳥海山に降った雪が、地下を通り年月を経て湧き出すとか、
この地では、苔との調和が実に美しい、
岩に苔、
モスグリーンと清冽な白水、
精気に満ち溢れた日本の森、
辺りの空間は、緑と化している、
この緑の空間こそ、森の精との出会いを感じる日であった。
本日より3日間、
関東地区新任教師研修会が東山荘で開かれる。
富士の伏流水もまた格別、
柿田川湧水の清冽なこと