石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

2月26日本日はくにたち政治経済研究会に出席しました

2008年02月26日 | Weblog
 こんにちは明日より3月議会を控えている国立市議会議員の石井伸之です。本日は日中、関口市長の施政方針表明に対する会派代表質問の原稿を作っておりますが、少しでも良い質問をしようと思い、インターネットを中心に資料を集めると、少し作っては、「こちらの資料を引用してみては」と、思ってまた直しての繰り返しでなかなかまとまりません。

 会派代表質問がこの状況では、一般質問の原稿作りに入れるはずも無く、この先が思いやられます。議員にとっては議場が戦場ですから、少しでも良い質問をして前向きな答弁を引き出す為に、あの手この手を使ってあらゆる方面から質問するのですが、一番効果的なのは相手を褒めることだと思います。

 人間は誰でも認められたいという気持ちが根底に流れていますので、万人が認める形でその功績をたたえることが、難しい議論でもお互いの協調点を見出していくことができます。

 いくら野党の立場だからといって、関口市長に対して実現不可能なことを訴えるのは卑怯な議論でしかありません。国立市の財政状況を考えながら、多少の無理であれば「こうすれば実現可能ではないか」という建設的な議論をしていき、少しでも国立市が発展するように努力します。

 さて、話は変わって本日午後7時30分より国立駅南口の第五池田ビル4階にてくにたち政治経済研究会があり、今回は清化園跡地活用についてパネルディスカッションが行われ、松嶋議員と国立市政策推進室長、南区自治会の方がパネリストとなっておりました。

 私は清化園特別委員会に所属しておりましたので、大まかな流れをこの日記でも逐次説明させていただきました。しかし、松嶋議員の一歩引いた形で外から見た清化園跡地の表現は大変興味深いものでした。

 どうしても昔のことを知っていると、し尿処理をするときに薬液を投入したときの何とも言えない匂いが出ることやダイオキシンに汚染されていたことが一番に出てきてしまいますが、一歩引いた立場では冷静に財政的な判断をされておりました。

 土地開発公社から国立市が買い戻す費用はおよそ16億7千万円となっており、この金額を月々720万円で20年間のレンタル料で差し引きするものですが、しかし、16億7千万円のうち4億円だけを拠出して残りは起債で少しずつ返すことになっております。すると、その利子で16億7千万円が19億を超えてしまうので、この部分を固定資産税や法人市民税・法人事業税などでカバーするということです。

 南区自治会の方より、今回の三菱地所の提案は医療施設が抜けてしまい残念だが、南区公会堂を組み入れたりスーパーマーケットなどの地域に必要な施設を組み入れていただき80%満足しているそうです。

 政策推進室長からは、あらゆる他市の失敗例に学んだそうです。これを例えて「夕張方式」と名付けていましたが、その主な失敗は周辺住民の声に耳を傾けず、行政主導で進んだ為に、周辺住民や議会の理解が得られず頓挫したと言っておりました。

 清化園跡地活用検討特別委員会の手から離れた後に、企画部政策推進室の中で様々な検討がされ、こういった素晴らしい企業が来ていただいたことに感謝すると共に、この事業が平成22年5月に開業してから軌道に乗るように協力したいと思います。

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