石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

8月6日本日は日本会議主催で行われる一色正春氏の講演を聞きました

2011年08月06日 | Weblog
 こんにちは、日本会議国立国分寺支部副支部長を務めさせていただいている石井伸之です。

 本日は午前中に明日行われる第六小学校育成会の夏祭り行事に向けて、憩いの広場前を流れる矢川の川掃除と魚のつかみ取り場所を確保する為の網を設置しました。

 消防団の訓練で実際に矢川の流れを堰き止め、消火用の水を確保するということを行った際にも矢川の急な流れを認識しておりましたが、本日も網を設置する際に意外と強い流れに翻弄されました

 それでも無事に網を設置し、川底の石や砂を掃き出して綺麗にすると、小さな子供達が早速遊んでおります。幾ら真夏とは言え矢川の水温は低く、数時間川の中に入っていただけでも体が冷えてしまい帰宅するとお腹が緩くなってしまいました

 午後からは池尻大橋駅徒歩3分の距離にある大橋会館という場所で、日本会議主催による一色正春氏の講演会へインターン生と共に行きました。

 皆さんもご存じの通り、一色氏はSengoku38というハンドルネールでユーチューブへ中国漁船が日本巡視船へ衝突する映像を流した方で、海上保安官という立場でありながらもどうしてそういった行動をとったのか、マスコミでは様々な形で報道されているところです。

 どうしてもマスコミが流す情報にはある種の「ベクトル」が掛かっていると感じる私としては、一色氏本人から何故あのビデオを流したのか知りたいと思い、本日の講演会に参加しました。

 正直なところ一色氏がビデオを流さなければ、中国漁船が巡視船へ衝突した事実も分からず、真実は闇の中でしたが、公務員が業務の中で知りえた情報をユーチューブに流すことに対しては如何なものかと感じております。

 できれば一色氏ではなく、正式なルートで国が情報公開の一環として適切な情報を国民の皆様へ伝えるというのが筋であると思います。

 来賓として呼ばれている自民党所属の都議会議員である小磯都議から冒頭の挨拶があり、その中で日本最西端の島、与那国島の防衛について触れられ、この島は台湾から111キロという国境の島にも関わらず、警察官が2名常駐しているだけで、本来であれば自衛隊が常駐して有事に備えるべきとの話がありました。

 さて、いよいよ一色氏の講演に入りました。昭和42年生まれの44歳となる一色氏は、京都府に生まれ国立富山商船高等千万学校を卒業後、オイルタンカーやLPGタンカーに乗船、その後民間金融会社や広告業を経て、平成10年より海上保安庁に勤務し、平成22年12月に退官するという経歴を持っており、海上保安庁が中途採用をしていることを初めて知りました。

 風貌は真面目な体育会系で優しそうな感じがしており、とてもそういった行動を起こすような方に見えないというのが、私の正直な第一印象でした。

 演題は「私が尖閣ビデオを流した理由」となっており、まずは中国漁船が衝突してきた状況の説明があり、当初は単なる中国漁船の違法操業ということから、中国漁船を360度から写真を撮影行い、その時は緊迫した様子は全く無く、撮影者も落ち着いておりましたが、突如として中国漁船がエンジン全開にして巡視船「よなくに」へ衝突してきたそうです。

 その当時日本政府は頑なに情報を隠ぺいしていたことによって、世界世論も「日本が悪いのではないか」という方向へ傾きつつありましたが、当時の一色氏は誰かが真実を伝えてくれると思い傍観者の立場をとっておりました。

 しかし、誰からも真実は報道されず中国国内の反日デモや日本企業への対応は過激化し、日本の立場が悪くなっていく状況を見るに見かね、とにかく多くの方へ真実を伝えたいという思いでアメリカのCNAにビデオを送ったが取り上げられる事は無く、結果的にSengoku38という名前で11月4日にとある漫画喫茶からユーチューブへ投稿したそうです。

 一色氏が繰り返すのは、自分は日本国民として国民の方々へ真実を知って欲しかったという一念だったと言われておりました。そして、流した情報を元に国民が考え、国民自身が判断する材料にして欲しいとの言葉の裏には、国やマスコミが流さない情報が数多くあり、それを極力知って欲しいと言われておりました。

 また、日本政府やマスコミは自民党政権でも民主党政権でも中国に対する配慮という名の元に、東シナ海におけるガス田の問題など対立する様々な問題を先送りしようとする姿勢が見え隠れしているそうです。

 日本は北方領土が当時のソ連に奪われ、竹島が韓国に奪われている中で、尖閣諸島が中国に狙われております。講演の中でもいつどこで中国軍が大規模な軍事演習という名の元に、尖閣諸島を実効支配し始めた際、日本が毅然とした態度をとることが出来るかどうか不安であると言われておりました。

 そして、一色氏は平成22年11月4日の夜にユーチューブへ投降したことによって、自分の役目は終わったと思っていたところ、週刊誌を始めとするマスコミは本人に関することですら正確性は50%以下であったことから、より正確に当時の状況を伝えたいと思い、こうしてマイクを持っているそうです

 一昨年の総選挙のように、国民が間違った情報に踊らされた結果、今の状況があることから、国民へ正しい情報を元に正しい判断をすることが大切だと言われておりました。

 こうやって尖閣諸島の状況を日本国民が認識することによって、日本人が固有の領土である尖閣諸島を諦めないということが大事だそうです。

 以前もお話したように、尖閣諸島周辺は好漁場となっており、日本漁船も周辺海域へ漁に出たいそうですが、はえ縄漁といって10キロも長く縄を伸ばして操業していると、日本漁船がそこを横切らずに迂回するそうですが、中国漁船は平気で横断し、高価な漁具を切断して行くとも言われ、日本漁船は尖閣諸島周辺に漁へ出なくなっていると言われております
 
 石垣島や宮古島、沖縄本島周辺で漁をする方々からは、尖閣諸島周辺で安心して操業できるように違法操業を適切に処罰できる法改正を望む声も聞いておりますので、そういう声を国民の方々には知って欲しいとの熱い訴えには、私としても胸を打たれました。

 最後に質疑応答の時間があり、ユーチューブに投稿したハンドルネームSengoku38の由縁についての質問には、どこでも答えていないように、由縁は無いというのが回答だそうです。

 そして、一色氏は8月15日に放映される「たけしのTVタックル」に出演することになっているとのことなので、そちらを注目したいと思います。

 夜には体育協会事業部の事業部会が行われ、10月10日に行われる「くにたちウオーキング」に向けて様々な件で話し合いました。その中で、東日本大震災被災者に向けてどういった支援が出来るかどうか?という部分は大変盛り上がり、様々なアイデアが出た中で募金箱を置くと共に素晴らしい意見が出ました。

 参加費は事前申し込みで大人500円子供200円、当日申し込みは大人700円子供300円となっており、事前申込期間は9月9日~10月9日午前9時~午後5時の体育館開館日(最終日は正午まで)となっており、受付場所は総合体育館1階事務所です。多くの方に参加いただけると嬉しく思います。


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