呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

さっ、寒いぃー!

2012-01-31 | 徒然なるままに

仙台の寒さが、オヤジの錆びついた体には堪える。
なんでこんなに寒いんだろう。仙台ってこんなに寒かった?
我が実家は築40年以上のボロ家なので、エアコンと石油ストーブを併用しても、さっぱり暖まらない。
まして暖房のない廊下や風呂場、玄関などは3分と立っていられない。
僕はデブなので、基本的に自分の体温で布団も暖まる。だから子供のころは別として、それなりの年齢以降は、アンカも電気毛布も使ったことがなかった。だっていくら布団が冷たくても、潜り込んで3分もすれば自分の体温で暖かくなるんだもの。
でもさすがに今年は電気敷き毛布を使っている。親父が使っていたものだ。
いやぁ~、電気敷き毛布って快適だねぇ~。寝るときベッドに入った瞬間がこんなに暖かいなんて! 幸せ!!
「仙台って、こんなに寒かったっけ?」と聞いたら、お袋初め会社のメンバーも「今年は特別」と言っていた。
そうか特別か。でもまさに体に堪える寒さだ。ちょっと冷え過ぎだ。

PS)
画像は、我が家の2階(僕の部屋)からの雪景色。寒いはずだ!



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急性腸炎

2012-01-29 | 健康の話
月曜は朝からイマイチ調子が悪かった。
でも午後に気仙沼支社で打ち合わせがあり、午前中から出かけなくてはならない。
なんか熱っぽくて、寒風吹き晒す県庁前のバス停で、気仙沼行のバスを待っているのも辛かった。
「風邪かなぁ、正月にインフルエンザをやったばかりなのに…」気仙沼までバスで2時間半、結局ずーっと寝ていた(うつらうつらしていた)。
帰りはJRで一ノ関経由新幹線。これまた寝てばかり。
仙台駅から母に電話をして、お粥の用意を頼んだ。なんか食欲もないし、胃やおなかの調子も悪い。
家に帰って熱を測ったら37.7℃。やっぱり風邪かなぁ~。10時過ぎにはベッドに入った…。
11時過ぎに、腹の調子が悪くてベッドから飛び起きた。2階から階段を駆け下りトイレに駆け込む。
もうそのあとは1時間ごとに朝まで下痢が続いた。尾籠な話で恐縮ですが、油断するとお尻から水が漏れだしそうだ。本気でおむつが欲しいと思った。

結局ほとんど寝れずに朝になり、当然会社はお休み。
朝から近所の医者に行ったら「急性腸炎でしょうねぇ。なんか生もの食べました?」
う~ん、そういえば土曜日にスーパーで買ってきた生牡蠣を食べたけど、それが原因だったらすぐ影響が出るよな。何が原因なんだろう。
病院では点滴をしてもらって昼前に帰ってきた。久しぶりの点滴だ。(3年ぐらい前の蜂窩織炎以来?)
家では寝ていたけど、やっぱり下痢気味で寝られなかった。
翌日は熱も下がり下痢もほとんど収まったが、胃やお腹がちょっと痛いし気持ちも乗らないので休むことにした。
正月に引き続き、また平日の連休。久しぶりの北国の冬に体がついていかないのかなぁ。今年は寒いもんね。休み癖もつきそうだ…。




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第13回 男の合唱まつり in みやぎ

2012-01-29 | 合唱

先週の日曜日は「男の合唱まつり」に参加した。
この合唱祭は、13年前に宮城県内の男声合唱関係者が「お母さんコーラスだけでなく、お父さんたちも定年後の人生を充実したものにするため合唱をやろう。いや若者も集まるように『男の』合唱まつりにしょう」と立ち上げたそうだ。
今年は中学生の合唱部から年配者の合唱団まで34団体が参加した。

開始30分前に抽選で順番を決める。出演順に参加合唱団ののぼりを舞台に張出し、さぁスタート!
1団体の持ち時間は7分で、1秒でも?オーバーすると一升瓶1本を拠出するルールとなっている。
老いから若きまで、4人のカルテットから50人超えの大団体まで、みんな心から楽しそうに歌っていた。そう、それは上手に歌うに越したことはない。リズムもハモりもしっかりすれば、より合唱を楽しめる。
でもあまり細かいことを言わずに元気に楽しく歌おうよ!お祭りだもの。男の合唱まつりだもの。
この祭りの副題は「いざ歌え、いざ乾杯!」
ハイ、僕がいつも言っている「呑めや、歌えや!」と同じ精神。男声合唱はこれでなくっちゃ!

PS)
そうはいっても、もう少しまじめな感想を…。
当日、中学生の合唱団(部)が1つ、高校生が2つ、大学生が1つ、参加していた。
中学生の歌声は瑞々しいが、まだ子供の声。でも普段はテニス部や卓球部、パソコン部に籍を置く男子中学生が「男だけで歌う」ために集まった。偉い!この楽しさを十分堪能してほしい。
高校生になると、さすがに本格的だ。でも1つの団は3つの高校の混合チーム。単独では合唱団として成立しないということ。とても上手だっただけに残念だ。
大学は、東北学院大学グリークラブ。かつての超名門グリーも、今や7名。それも2名は女子だ。同グリーOBの叔父(東京在住)が嘆いていたが、そういう時代ということ。
最近漫画の影響もあり、女子中高生はバンドブームだ。吹奏楽も盛んだが女学生が多い。大学のグリークラブも衰退…。学生の音楽界に男が見当たらなくなった。
男はいったいどこで何をやっているんだ?


*上記画像は、東北学院大学グリークラブOB合唱団。下記は我が合唱団Pの指揮者Cさんの書(だよね?)。






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市民センターコンサート

2012-01-24 | 合唱

合唱団Pが普段練習している仙台片平市民センター。今回、この市民センターを練習会場としている4つのアマチュア合唱団が集まって、「歌声で地域に元気を届けよう!」コンサートが開催された。僕もPの一員として参加した。
当日は朝から結構の雪で、あまり一般の観客は集まらなかったが、まぁ合唱団同士で聴きあうのもいいですね。
このコンサートには、市民センターの近所の東北学院大学グリークラブOB会合唱団が招待されていた。
合唱団Pには学院大学グリー出身者が多い。そういう関係もあって、グリーOB会合唱団とPが最後に合同演奏を行うことになった。
曲はまさに学院グリーOBの竹花氏が編曲をした宮城の民謡「斉太郎節」、そしてなんと竹花さんご自身が当日OB合唱団の一員として参加されていて、編曲者自身の指揮で歌うことが出来た。
男声合唱をあまり知らない方(僕もそうなんですけど)にはピンと来ないでしょうが、これは凄いことなんです。世の男声合唱団の定番曲を、編曲者自身の指揮で歌えるんて!
随分ゆっくりの演奏だったが、50名を越えるメンバーによる斉太郎節はなかなかの迫力でとてもよかった。
仙台に帰ってきて地元の男声合唱団に参加し、そんな恩恵に預かるなんて、偶然もあるけど幸せなことです。




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山下達郎“PERFORMANCE 2011-2012”

2012-01-24 | コンサート・LIVE・演劇などの話

山下達郎の仙台公演を聴きに行った。
前回のツアーに引き続き2度目の“達郎ワールド”だ。いやぁ~凄い! 楽しい! ノルっちゃ!!

◎山下達郎 PERFORMANCE 2011-2012
・日時:2012年1月15日(日) 18:00開演
・場所:イズミティー21

本来は、東京エレクトロンホール(宮城県民会館)で開催の予定だった。それがあの大震災で仙台市内でも老舗のコンサートホールは大打撃を受け、9か月経っても使用不能だった。達郎のコンサートも開催が危ぶまれたが、たまたま?イズミティー21ホールが当初の予定通りの日時で確保でき、無事開催の運びとなったそうだ。良かった!!

開演予定時間の6時になると、コンサート開始を告げる場内アナウンスが流れた。会場はちょっと異常な興奮と熱気に包まれ「おぉぉ~」というどよめきと拍手が起こる。
ほどなく暗転の舞台にバックバンドのメンバーがスタンバイした。さぁ~、いよいよ始まるよぉ~~!
「こんばんは、仙台!ようこそ仙台!」の達郎の掛け声で、コンサートは始まった!!


いやぁ~、良かったなぁ~!59歳の還暦直前の達郎だけど、ホントにカッコ良い!
一番新しいアルバム「RAE OB HOPE」からピックアップした曲が良いなぁ~。もちろん新曲だけでなく、40年近く前のデビューバンド・SUGAR BABEの曲から今までのヒット曲を万遍なく散りばめたセットリスト。
途中には毎度おなじみのアカペラコーナーもあり、今回は2回もマイクなしの地声の歌声を披露した。いくら1500名収容のコンサートホールとはいえ、還暦直前の人の歌声とは思えない。
バックバンドもみんな凄い。ドラムとサックス以外はみんな50代だそうだけど、みんな上手だなぁ。カッコいいなぁ。
達郎のコンサートというと、舞台セットも楽しみだ。前回はアメリカンの民家(農家?)か宿屋風のセットだった。今回は?と期待していら、ニューヨークのハドソン川(僕の勝手な想像)の橋のたもとにある楽器屋さんと、その店前のストリートという設定だ。
いかにもミュージカルのセットみたいで、楽しい。こういうところにも「素敵なショー」を演出しようという達郎の思いが表れている。

毎回のコンサートで「お決まり」の演出がいくつもある。達郎は自らそれらを「ガラパゴス」と呼び、「まぁもうこうなったらいつまでも続けますよ」と言っていた。
そして、自分はライブ出身なので、還暦を過ぎても、声が出なくなるまで歌えなくなるまでライブツアーを続けると宣言していた。
未曾有の大災害に対して、自分はミュージシャンだから歌うことしかできない。自分が歌うことが役に立つなら、いつまでも歌い続けるとも。
達郎さん、あなたが仙台で渾身のライブをやってくれたことで、間違いなく被災地のみんなは元気づけられていますよ。
真底楽しいコンサートだった。5月まで続くライブツアー、もう一度ぐらいどこかで聴きたいな。


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VW GOLF

2012-01-15 | 徒然なるままに

正月の川崎往復は、車で行った。
母親も、乗ってしまえばドアツードアで川崎に着くし、荷物もあったし、それにせっかく新車にしたのだから長距離ドライブをしたかったので。

いやぁ~、まさに「手前味噌」ではありますが、いいクルマであります。
国産中型車(マークXやスカイラインなど)と比べたらボディの全長は短く小さめだが、全幅は変わらず、十分な安定感がある。そのボディをわずか1400CCのエンジンで引っ張る。
アウディなど他のヨーロッパ車にも採用されている「TSIエンジン」の直噴+過給の威力、7速DSGトランスミッション(トルコンではありません)の高効率性という先進の技術の賜物だろうが、まさに運転していて楽しいし気持ちが良い。母親も「安心して乗っていられるね」と言っていた。
まぁ、前の車がもう8年経っていたから、その比較でGolfの良さが際立つんだろうし、今の国産車も最新テクノロジーを駆使しているので、同様の快適さがあるんだろうけどね。

もちろん満足度100%というわけではなく、不満もあります。
やっぱりローギア時や発進時のアクセルワークは気を使う。どうもギクシャク感が抜けない。ターボのせいというよりは、燃料の電子制御の設定の問題じゃないんだろうか。1グレード上のツインチャージャーだと、そのあたりは気にならないのかな?
なんて、メカのことはあまり詳しくはない(特に今の車は複雑で分からん)んだけど、ちょっと運転しにくいなぁ。
あと、やっぱり慣れないのはスイッチ類の操作性。それに間歇ワイパーの勝手な動き、ライトもなんだか分からないが、勝手に動く…。

でも、今回仙台―川崎往復の800Kmを走って、燃費は16Km/㍑だった。これには大満足だ。前のスカイラインの倍、給油なしで往復できた。素晴らしい!
スタッドレスタイヤに替えてあるが、東北道を100Km/h+αで滑らかに気持ちよく走る。まさに国産の中型車並みの乗り心地です。
まだ3千回転以上エンジンを回していない。(その機会がない)
春になったら、レッドゾーンまで回してみよう!?




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墓参り~次男のこと

2012-01-15 | 家族のこと

正月の2日に、母と次男とで妻の墓参りに行ってきた。
僕も随分久しぶりだったけど、墓石はきれいで、華やかな花も供えてある。
「あれ、誰か来てくれたのかな…?」そうしたら次男が「オレ、年末に来た」とボソッと言う。「なんだ、それならそうと言えばいいのに」
その場で次男には言わなかったけど、一人で来たの?誰かと一緒?
電車で来る道のりは教えてあったから、もちろん一人でも来れるだろうが、供えてあった花がピンクや青色でとても鮮やかだった。次男が選んだのかなぁ~?
別に彼女と来たって良いんだけどね。

僕が仙台に戻った今、川崎のマンションには次男が一人で住んでいる。前にも書いているように、住んでいるといっても、仕事の関係で(?)毎日は帰って来ずに週に2~3回のようだ。
別に二十歳を過ぎた“社会人”なのだから、親がどうこう言うつもりはない。もう自分で自分のことをやる責任を持つ社会人だ。
それに本来なら、今頃はまだ就活中の大学生だったのに、自らの意志で学生の気楽な身分を放棄したのだから、何をか況や!
次男はバンド活動に夢中で、プロを目指したいようだ。う~ん、別に邪魔はしないけど音楽は趣味にしておいたらいいのになぁ。
仕事は某外食産業の準社員。まぁ一応社員だから社会保険もついているので一安心だが、それでも時給制のようなもので不安定な身分だ。今はまだ若くて独り身だから問題はないけど、将来はどうするんだろう。
彼女が出来て子供でも出来ちゃったらどうするんだろう。結婚するなんてことになったら、今の生活(仕事や稼ぎやバンド活動)は一気に立ち行かなくなる。いつまでも独りでいるのかい?この生活を何年続けるの?いつになったらバンドで食えるようになるつもり??
いくら成人した一人の大人で、自分の責任でやっているといっても、親としてどうも安心できない。息子のことで安心できないと、自分の人生が将来にわたって不安定な気になってしまう。
なんとかならんのかねぇ~。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
そんな状況の中で、川崎のマンションの売却を検討している。
だって、やっぱり僕がたまに上京するため、息子がたまに帰ってくるために、マンションを置いておくなんて、無駄過ぎる。ローンも2000万も残っているんだから!
マンションを売却して、仙台の実家を建て替えるか、市内のもっと平らで便利なところにマンションを買うか…。息子の生活支援より、母や僕の人生設計のほうがまずは優先しなければならない。





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呑む気オヤジの、観る!~辰の5「ブラック・スワン」

2012-01-14 | 映画(DVD)の話
ブラック・スワン [DVD]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン



♪DVD「ブラック・スワン」

お正月のDVD鑑賞第5弾。この映画も、予告編などで興味があって観たいと思っていた作品。

バレエ団のニナは「白鳥の湖」のプリマ「オデット」の大役を任される。しかしプリマは同時に黒鳥である「オディール」役もこなさなくてはならない。
バレエの技術は高く優等生のニナはオデット役は完璧だが、邪悪で官能的な悪魔の娘オディール役はなかなかうまく演じられない。
舞台監督は「自分から男を誘ってみろ。もっと自分を解放しろ!」と迫るが、殻を破れない。更に代役を任命されたリリーは黒鳥にぴったりの奔放な小悪魔。
ニナは、黒鳥になり切れず不安と焦りと恐怖に葛藤し、精神的バランスも崩していく。しかし本番初日のニナの演技は完璧で、観客の大絶賛を浴びるが…。

う~ん、よくできた映画だなぁ~。ニナが悩んで葛藤して、白と黒の狭間でもがき苦しむところが良く描かれている。(ただ、観ていて痛々しく居たたまれなくなるところもあるけど)
それと、ニナ役のナタリー・ポートマンは、子供のころにバレエの経験があるらしいが、10か月で完璧にプリマになり切った。ほとんどのシーンで本人が踊っているとのことだ。そりゃ、凄い!アカデミー賞最優秀主演女優賞は納得だ。
「最後の忠臣蔵」もとても良かったけれど、こういう外国映画で、いわゆる名匠・鬼才といわれる監督の作品は、本当に見応えがある。
比べること自体にあまり意味はないが、普通の邦画とは格が違うなぁ~。
ハートマーク、4つ半!

~~~~~~~~~~~~~
ところで、音楽としての「白鳥の湖」は随分聴いてきた。以前にも書いたかもしれないが、子供のころ、我が家で初めてポータブルステレオ(今の人は分からないよね)を買ったときに、同時に買ったレコード(45回転のシングル)が「ウルトラセブン」「天国と地獄序曲」そして「白鳥の湖(抜粋)」だった。懐かしいなぁ~。
で、バレエ「白鳥の湖」は、生で観たことがない。一度ぜひ観てみたいね。
でも考えてみると、今はあんまり公演がないような気がする。ヨーロッパのバレエ団もあまりしょっちゅうは来日していない?
日本のバレエ人口は、どうなんでしょうかね。


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呑む気オヤジの、観る!辰の4~「最後の忠臣蔵」

2012-01-09 | 映画(DVD)の話
最後の忠臣蔵 [DVD]
クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ



♪DVD「最後の忠臣蔵」

正月休み用に借りたDVDは、インフルエンザ等もあって結局2本観ずに返却した。その後、なんたって10連休となったため、また借りてきた。映画をこんなに続けてみるなんて普段はできないので、一生懸命?観ました。
先の2本があまりにも暗かったので、ちょっと目先を変えた邦画を借りてきた。「最後の忠臣蔵」これも前から観たかったし、原作も読みたいと思っていた。

いやぁ~、「阪急電車」や「告白」、「白夜行」が決して軽い映画だとは思わない。でもこの映画と比べると、重厚さが違うなぁ。
赤穂浪士の吉良邸討入りの際に、大石内蔵助から特命を受けてその後も生きながらえた二人の藩士。その一人寺坂吉衛門は、赤穂義士の家族や藩士たちに生き証人として討入りの様子を伝えるよう命を受ける。
また瀬尾孫左衛門は、大内内蔵助の忘れ形見を無事成人させる任務を引き受ける。
討入りの10数年後に再会した二人は…。

これ以上のストーリーには触れないが、武士って切ないなぁ~、辛いなぁ~、でもカッコいいなぁ~!
孫左役の役所広司は、朴訥でまじめで、ひたむきさの中に秘めたる忠義心を持つ侍の役を好演した。
こういう映画と比較すると、「白夜行」や「阪急電車」はどうしても見劣りする。まぁ比較すること自体が無意味かもしれないけど…。
ぜひご覧ください。日本映画の出来の良さに感心されることでしょう。



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呑む気オヤジの、観る!辰の3~「白夜行」

2012-01-08 | 映画(DVD)の話
白夜行 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン



♪DVD「白夜行」

正月DVD鑑賞第3弾。
う~ん、これも随分前に原作を読んで、TVドラマもちょっと観て、なかなか面白かった。でもやっぱり、暗い。これまた「告白」と同様、正月早々に観る映画じゃないなぁ。

この話も犯人を推理する醍醐味があるミステリーだから、内容については触れないことにする。(まだ読んだり観たりしていない方がいるでしょうから…。と言いつつもネタバレはあります)
一人の女性を一途に愛し、彼女のためなら身を挺して何でもやる男。その一途な愛を踏み台にして華やかなビジネス界にのし上がっていく女。そして数十年前の殺人事件の犯人を、時効後も執念で追い続ける老刑事…。何ともやるせない気持ちにさせられる作品だ。
原作が普通の文庫本2冊分ぐらいある分厚さの長編なので、そのエッセンスをコンパクト?にまとめた映画のほうがストーリーや各人物の心情が理解しやすい面はある。でも、その分薄っぺらな印象を受けたのも事実。
暗い過去を背負い、幼馴染の献身的な愛を当然のごとく受け入れ、したたかに生きる雪穂役の堀北真希は、悪くないんだけど、暗いだけでしたたかさが伝わらなかった。亮司役の高良健吾も然り。執念を燃やす刑事の船越英一郎はイマイチ存在感がないし…。
TVドラマはほとんど見なかったけれど、綾瀬はるかと山田孝之のほうがピンとくる。特に山田の、あの暗く狂気を秘めた眼差しはピッタリだ。
小説の映像化はホントに難しいね。

小説は超長編で、結構読むのに時間がかかったと思う。でも映画は2時間で最初から最後までストーリーを追うことができる。特にこの映画は基本的に忠実に原作をトレースしているので、「なるほど、こういう意味か。こういうことね」というところが結構あった。
で、気になるのは、その後雪穂はどうなったんだろう、ということ。直接手を下さなくてもそれなりに捜査の対象となるのではないだろうか。
そうなればビジネスにだって大きな影響が出てくるはずだ。それもしたたかに乗り越えるのかなぁ~。
映画を観終わって、そんなことが気になった。



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正月早々、インフルエンザ?

2012-01-07 | 健康の話

この正月は、31日から3日まで川崎で過ごし、3日中には仙台に戻る予定にしていた。
3日の午前中から帰る準備をしていたら、なんか熱っぽくなってきた。あれ、これって高熱の予感だぞ。体の節々も軋みだしてきたし…。
10時半ごろ熱を測ったら37.2℃、ちょっと高いぐらいだなぁ。12時に測ったら、おぉ~、38.2℃だぁ~。
インフルエンザかなぁ~。2週間前に予防接種したのになぁ。年末年始は、そんなに人混みに行っていないのになぁ。

川崎市医師会がやっている休日診療所に行ってみた。インフルエンザの検査をやったが、まだ発熱直後なので正確な結果は出ないという。医師は「解熱剤を出すので、明日になっても熱が下がらなかったらまた来なさい」結局仙台に戻るのを1日延期した。
翌日、やはり熱が37度台から下がらないので、朝のうちにもう一度診療所へ。再度検査をしたが、また陰性だった。昨日とは別の医師が「予防接種をしていると陰性にならない場合があるんですよね。取り敢えずタミフルを1日分出します。仙台に帰ったら、もう一度病院に行ってください」
インフルエンザなら、今週は会社には行けない。でもやっぱりもう仙台に戻らないと。4日の午後に仙台に向けて出発した。
まぁ熱もそれほど高くなかったし、渋滞も全くなく順調に仙台に帰ってきました。
仙台での主治医である従兄弟の内科に行ったら「予防接種をしているし、タミフルも1日飲んでしまったので、もう検査しても意味がないですね。多分インフルエンザだろうから、今週は会社を休みなさい」
おぉ~、これは困った。でも嬉しい(本音)。31日から4日までの5連休のはずだったのに、なんと5~6日を休めば一気に10連休になるじゃないか!
熱も下がってしまったし、さぁ家でなにをやろうかな。震災以来(僕の引っ越し以来)気になっていた実家の部屋の片づけと模様替え、合唱の音取り、溜まった新聞の目通し、年明けから頑張ると決めた読書、そうそう、DVD鑑賞!
時間が足りないなぁ~。

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呑む気オヤジの、観る!辰の2~「告白」

2012-01-07 | 映画(DVD)の話
告白 【DVD特別価格版】 [DVD]
クリエーター情報なし
東宝



♪DVD「告白」

正月用に借りたDVDの2枚目。
随分前に原作を読んで、そのあまりの救いのなさに滅入ってしまったが、松たか子がTVCMで見せる今までとは全く違うキャラクターに興味があって、ぜひ観たいと思っていた。それがこの前も書いたように、ずーっとバタバタしていてDVDを借りる余裕もなく今になってしまった。

原作の「救いのなさ」」については、以前の我がブログをご覧ください。で、映画は?
そりゃぁ、あのTVCMの松たか子の表情を観れば想像がつくよね。そう、想像していた通り、原作の通り、全く救いのない、これでもかぁ~という怨嗟と恩讐と憎悪と悔悟にまみれた映画だった。
要はそれらがすべての内容なので、あまり詳しく語っても仕方がないし、語りたくもない。
見るとはなしに見ていた母親が「正月から暗い映画をやっているねぇ」「これは、DVD!」{そうだろうねぇ…」ハイ、これが全てです。

~~~~~~
そうは言っても、ストーリーとは関係ないところでの感想を1つ2つ…。
松たか子は、今までにないキャラクターを上手く演じたと思う。完膚なきまでの「悪人」ぶりは見事だ。
それから追い詰められて登校拒否となる犯人生徒の母親役の木村佳乃。息子の狂気に振り回され途方に暮れる母親役を熱演していた。成長したねぇ。熟女の色気さえ感じさせる。
岡田将生の能天気な熱血教師役も上手。
生徒側の中心人物、クラス委員美月役の橋本愛も、この作品以降ブレークしたらしい…。
綾瀬はるかに女教師役をやらせてみるのも面白いんかも。
この辺りを注目しながら観るのなら、お勧めします。
「お勧め度」では星2つ半だけど、映画そのものの出来としてはかな?



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呑む気オヤジの、観る!辰の1~「阪急電車・片道15分の軌跡」

2012-01-06 | 映画(DVD)の話
阪急電車 片道15分の奇跡 [DVD]
クリエーター情報なし
ポニーキャニオン



♪DVD「阪急電車・片道15分の軌跡」

仙台に転勤になってから、仕事が忙しくて映画やTV、DVDなどをゆっくり観る時間がなくなった。土日も2つの合唱団の練習などがあり、ほとんど家にいない状態が続いたこともある。
元々は映画好き。年末年始ぐらいはゆっくり映画を観よう!
ということで、観たかったのに見逃した映画のDVDを5本借りてきた。「阪急電車」「告白」「白夜行」「岳~ガク」「ブラック・スワン」
洋画が1本だけで、あとは邦画だ。洋画の新作・準新作の棚を見回しても、「これが観たい!」というのがほとんどなかった。日本映画界は頑張っているなぁ。

まず1本目は「阪急電車・片道15分の軌跡」
これは、例の仙台支店読書部で話題になっていた作品で、小説もいいけど映画も「胸キュン」だと、関西出身のオジサンが言っていた。じゃぁ、まずDVDを観てみようじゃないか!

阪急今津線、宝塚と西宮北口を15分で結ぶ関西のローカル線(?)。
この電車を利用する老若男女それぞれのやるせない人生。嫁との確執に悩む老夫人、結婚式直前に婚約を破棄され、腹いせに純白のドレスで披露宴に出席するOL、彼氏のDVに悩む女子大生、都会に馴染めない大学生のカップル、有閑マダムの派手な付き合いに疲れ果てる主婦、etc。彼らは、15分の阪急電車の中ですれ違うごとに微妙な触れ合いが生じる…。

なるほど、なかなか胸の奥がキュっとなるような切なくて暖かいお話だ。片道わずか15分の道程で微妙に絡み合うそれぞれの人生。さっきまで全くの他人だったお互いが、ちょっとしたきっかけで微妙に影響し合う…。
実際には有り得そうもないことではあるが、でもひょっとしたらそういう出会いもあるかもしれない、と思わせる趣がある。
そんな趣に、茶色のレトロな阪急電車の車体が、これまたマッチする。銀色のイマ風の車両じゃ様にならない。
関西オヤジが絶賛していたけれど、今津線の沿線を知っている人が観たら、そりゃより一層「胸キュン」だろうなぁ。僕だって目蒲線や池上線を舞台にした人生ドラマがあれば、胸にジンジン来ます。(だから僕はカラオケで「池上線」を歌うのです!)
関東・東北人が観てもホワッと暖まる秀作でありました。



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お節料理

2012-01-05 | 食べ物・お酒の話

今年の正月は父の喪中だったが、でもやっぱりみんなで集まって「今年もよろしく!」で一杯呑みたい。
ということで、母と川崎に行き、弟家族と二男とで過ごすことにした。
30日まで普通通り仕事だったので、31日に車で川崎に向かった。仙台―川崎だと、途中昼飯を食べたりすると、やっぱり6時間近くかかる。でも我がGolfはなかなかスムーズな走りで、快適にロングドライブが出来ました。お袋も「全然疲れなかったねぇ」と申しております。

喪中だから、本来お節料理は用意しないんだろうが、そうは言っても煮しめや雑煮だけじゃ物足りない。まぁお節を食べても、親父も文句は言うまい。今年も友人Sにお願いして、京樽のお節を用意した。Sのお勧めで、新作の和洋折衷の三段重ねです!
それと弟の嫁さんが作ってきた手羽煮とマカロニサラダ、お袋のうま煮にお雑煮…。結局いつものお正月と一緒だった。
昼過ぎから乾杯。二男はほとんど呑まないので、弟と二人でグビグビ。
いやぁ、よく呑んだなぁ。二人で、ビールロング缶を6本、日本酒を約7合、焼酎四合瓶を1本。例の如く、僕の記憶は途中から消えてしまった。そういえば、暗くなってから弟家族をマンションのエントランスまで見送ったような気がする。
弟も毎年ヘロヘロになるのだが、今回は前以てきつく言われていたようで?電車の中でも普通にして帰ったそうだ。偉い!
正月の家族団欒の場に父と長男がいないのはさみしいものだ。でもそれも致し方がないこと。段々そういう場面が多くなるということだ。
もう少ししたら、息子家族と正月を過ごすようになるかな?当面、いや随分先まで無理だろうなぁ~。



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2012年の初頭に想うこと

2012-01-03 | 徒然なるままに



皆様、お正月はいかがお過ごしでしょうか。
昨年父を亡くしたため、今年の正月は「喪中」です。あまり拘るつもりもありませんが、一応習わしですから、新年のご挨拶は控えさせていただきます…。

それでも、新しい年の初めに、昨年を振り返り、今年の抱負(というほど立派なものじゃないが)について整理をしておきたい。
まず、一昨年から考えていた生れ故郷の仙台へのUターン。これはいろいろあったが、結果的にまさにグッドタイミング、幸運かつ寄寓な巡り合わせで実現した。
3月の大震災がなければ、多分今年の仙台異動はなかった。これはまさに寄寓な縁か。そして間接的ではあるが、父が震災の影響もあって7月に亡くなった。父が亡くなった日の朝に、仙台転勤の内示が出た。これはある意味グッドタイミングだし、一方では父に転勤を伝えられずバッドタイミング。
でも、母が一人暮らしになるところに僕が実家に戻り、これはまさに幸運だった。母は連れ合いを亡くした悲しみや空虚感に浸る間もなく、息子の面倒を見ることになった。僕にとってもグッドタイミングだ。
さて、仙台転勤して5カ月が過ぎ、その後どう?
まぁ、仕事はどこにいても楽なことはない。今どき楽をして給料をもらうなんて有り得ないから。これまでとは別な意味で大変なところもあるが、頑張るしかない。所詮?あと5年ですから…。(もうそういう歳です!)
取り敢えず、母とお互いに二人暮らしのメリットを享受しつつ、仲良く?やっている。


さて、今年はどんな年にしたい?何をやりたい?何を目指す?
う~~ん、まずはやっぱり「健康第一」だね。仙台に帰って母親と暮らし始めて、痩せるどころかちょっと体重が増えてしまった。これはまずい。
母親も昔は料理が得意だったけれど、今はとても手の込んだものは無理で、出掛けた帰りにデパ地下でおかずを買ってきたりすることが多い。それでもほとんど毎日晩酌をして、そのあとに「ご飯炊いたけど、少し食べる?」の誘惑に負けて、しっかり白米を食べてしまう。これが美味いんだなぁ~。特にササニシキやヒトメボレの新米は美味い!
ということで、まず今年の目標は「10kg減量、休肝日を週2日」です!
毎年同じようなことを言っていると思うが(去年のブログは見返しておりません)、そろそろ本気で(これも去年書いたような気がする)やらないと、まずい気がする。
なんか、このままでは早死にしそうだよね。もう女房もいないし、息子たちもそれなりに独立状態だから、早死にしても良いんだけど、やぱりあと20年ぐらいはいろいろ楽しみたい。(それでも20年しかないの?)
それに、中途半端に「ヨイヨイ」になって生きていくのは絶対にいやだ。息子や周りに迷惑は掛けたくない。そのためには、体重を減らし、肝臓を休め、足腰を鍛え、脳を活性化しないとね。
どうも同年代の仲間と比べると、いろいろなところの老化が早いような気がする。ヤバイぞ!!

さて、仕事は…。実はなんとかして後2~3年でリタイアできないかと、真剣に?考えている。完全リタイアは出来なくても、アルバイト的な仕事で食っていけないか…。でも真剣に検討してみても、それは無理そうだ。
そうだよなぁ、世の中そんなに甘くはないよなぁ。でもなぁ、年収200万円でもやれないことはないんだけどなぁ。でもそれじゃ好きなこと(合唱?)をやったり、定期的に横浜を往復したり、たまには旅行に行ったりは無理だよなぁ。やっぱり仕事を頑張らないとダメか。
でもそれでも、60歳になったらリタイアしたい。そのためにはどうすれば良いか、これをしっかり検討していきたいと考えている。だって、もうあと5年だよ!

趣味はどうする?
ついに合唱団を2つ掛け持ちすることになってしまった。仕事をリタイアされた方は、2つも3つも掛け持ちする方が多いが、現役にとっては結構きつい。まして横浜と仙台に離れていて、それぞれ目一杯活動を行っている合唱団だ。
僕もそれほど器用でもなく、曲の覚えも良い方ではない。ましてぱっぱと初見で歌えるわけではない。これは結構のプレッシャーです。でもまさに「乗りかけた船」だから、当面一生懸命やってみようと思う。
だって、男声合唱は僕の一生の趣味、ライフワークにして行くつもりなのだから。

その他にやりたいことは?
ハイ、ぜひローカル線の旅(青春18きっぷなど)はやりたいね。今年は日本海から山陰地方に行ってみたい。それから、せっかく車を新車にしたので、ドライブもやりたい。キャンプ道具を持って道の駅を巡るなんていうのも楽しそう。でもGOLFの中で寝るのは大変だな。ワゴンにすれば良かった?
それから、今年ということではないけど、海外旅行にも行きたい。一人身で気楽な立場だ。フラッっと旅行が出来たら良いよね。ヨーロッパに行きたいです。
でも、まずは合唱団の先輩が赴任している台湾にはぜひ行きたい。今年中に行きたいと思います。Eさん、よろしくお願いいたします。

あとは、鉄道模型にプラモデル、読書に映画鑑賞、写真もやりたい…。
なんて、いろいろ広がるけれど、これは「健康とお金」が必要だ。う~ん、やっぱりダイエットして足腰鍛えて、あと最低でも60まではしっかり仕事をしないとダメか…。
旅行とか一緒に行く人、募集中です!もちろん、老若男女問いません。まぁ、30代から同年配ぐらいまでの女性なら大歓迎ですが…(^^;)


*画像は、川崎のマンションからの元旦の眺望。雲が多く、かつ高層ビルが増えて、初日の出は拝めなかった。



コメント (7)
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