呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

オヤジの読書感想文~丑の3「永代橋崩落」

2009-03-30 | 本の話

♪「永代橋崩落」杉本苑子著 中央公論文庫

先日門前仲町で呑んだ時、小説の話になった。
このあたり(門仲、深川、木場など)を題材とした時代小説は面白いという話。
この前書いたように、富岡八幡宮や深川不動尊、その仲見世あたりは秋山小兵衛や長谷川平蔵あたりがいかにも闊歩していそうな雰囲気がある。
池波正太郎も面白いし、平岩弓枝、山本一力なども江戸下町情緒溢れる人情話がなんとも良い。
そんな話をしていたら、団長が「杉本苑子の『永代橋崩落』読みましたか?なかなか良いですよ」と仰る。
そうしたらTマネージャー(団長の奥さん)が「今日、持っているから貸そうか?」
元々江戸時代劇好きの僕は「ハイ、読みます!」

文化4年(西暦1807年)旧暦8月に起こった永代橋の崩落事故。
その日は30数年ぶりに富岡八幡宮の祭礼が復活し執り行われた。
江戸日本橋側から深川八幡宮に大川(現隅田川)を渡るのに一番近道の永代橋。
架橋100年来、最低限の普請を重ねて来た永代橋は、殺到する群衆の重みに耐えられなかった。
崩れ折れた橋から後ろから押されて次々に大川に転落する通行人。
2千名以上が溺死または行方不明となる大惨事となった・・・。

その未曾有の惨事に直接に間接に巻き込まれた下級武士、商人、市井の人々の悲喜こもごもを8つの話にまとめた短編集だ。
どの話も胸がぐっと詰まる。
こんなはずではなかったのに、なんでこんなことに、亡くなった方々には申し訳ないがお陰さまで・・・。
藤沢周平の地方下級武士の話もすごく良いが、やっぱり江戸庶民の人情味溢れる話はぐっと心に迫ってくる。

う~~ん、やっぱり小説っていいですね。
合唱練習のための音取りiPodも大切だが、やっぱり本を読もうっと!

PS)
Tマネージャーから文庫本を借りたんだけど、中に挟まってたのが富岡八幡宮のお札入れの和紙の袋?
門前仲町で呑む前に寄ったのでしょうか。
「永代橋崩落」のしおりが富岡八幡宮のお札入れ?
マネージャー、なかなか粋じゃぁありませんかぃ!
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介護施設訪問(2009/3/28)

2009-03-29 | コンサート・LIVE・演劇などの話

横浜市旭区の介護施設を、男声合唱団で訪問した。
昨年の2月に引き続きで、2回目の演奏となる。
1階から~3階までの各フロアで入居者向けに30分ずつ歌った。
合唱団としては3曲、そして入居者の皆さんとは、春らしく「春が来た」「仰げば尊し」「故郷」「埴生の宿」などを歌った。
皆さんと一緒に歌うときは団員は散らばって、聴衆の中に入って一緒に歌う。
皆さん、楽しそうで、一生懸命聴いてくださるし、一生懸命歌っていらっしゃる。
僕は「故郷」「仰げば尊し」は昔からダメだった。
聴くと必ずウルウルしてしまう。
特に「故郷」は、以前にも書いたように、学生時代から一人暮らしをし、親に経済的負担や心配を掛け、その分のお返しとなる親孝行を未だに出来ていないことの反省から、まともに聴いたり歌ったりが出来ない。
今回は、聴衆の皆さんが、84歳の父親や78歳の母親とダブってしまい、どうしてもまともな感覚では歌うことが出来なかった。
「故郷」を歌いながら、一生懸命声を出してくださる皆さんに両親の姿を重ねてしまい、涙を堪えるのに精一杯だった。

結局フロアごとに3ステージをこなしたが、間にケアマネージャーのKさんのお話も伺う事が出来た。
詳細はまた別の日に譲るが、今の日本の老人医療制度、介護保険制度、介護事業への国の補助等のシャビーさなど、いろいろ貴重なお話を聞く事が出来た。
とても勉強になった一日でありました。

1回30分というものの、3ステージもやったので喉もカラカラ。
結局毎度の居酒屋に集合し、反省会を実施。
今回は反省会参加者も少なく、5時から呑み始めて7時前にはお開きとなった。
団長曰く、「何十年もここで呑んでいますが、7時前に店を出たなんて初めてです!」
まぁそういうと時があっていいさ。
結局神保町で花見と称して集まって呑んでいる友人たちと合流し、
帰りはいつもの練習と同様の時間帯に・・・。
要は、今日一日散々呑んだ?ということです。
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オヤジの読書感想文~丑の2「氷の華」

2009-03-29 | 本の話
氷の華 (幻冬舎文庫)
天野 節子
幻冬舎

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♪「氷の華」天野節子著 幻冬舎文庫

う~~ん、久々に読み応えのある、本格的なミステリーを読んだ気がする。
この緊張感、緻密さ、最後のどんでん返し、そして重厚感・・・。素晴らしい!

資産家の家系に生まれ、なに不自由なく夫と豪邸で過ごす恭子。
唯一の悩みは不妊症で夫との間で子宝に恵まれないこと。
ある日夫の愛人を名乗る女性から電話が入る。
その女性は夫の子供を身篭っていると告げ、分かれて欲しいと迫る。
恭子はその女性に殺意を抱き、突き止めた女性の住まいに向かう・・・。

恭子とベテラン刑事の戸田との応酬で火花が散る。
う~ん、見事だなぁ。
そしてラストには、これまた見事などんでん返しが待っていた・・・!
凄い、面白い!結構分厚い文庫本だが、1週間で一気に読んでしまった。
ウン、普段iPodを聴いている僕が、1週間でこの本を読了することは、凄い。
TVドラマでもやったらしい。ドラマでどのように描くのか、是非見てみたいものだ。
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オヤジの読書感想文~丑の1「狼男だよ」

2009-03-29 | 本の話
狼男だよ―アダルト・ウルフガイシリーズ〈1〉 (ハルキ文庫)
平井 和正
角川春樹事務所

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♪「狼男だよ」平井和正著 角川文庫(上記画像は現在のハル文庫版)

丑年の記念すべき?第一冊目は、先輩から回ってきた「狼男だよ」
実はこの本は昨年末から読み始めたのだが、読了が1月末になってしまった。
普通に読めば2~3日でも読める本だ。
前から書いているように、最近は読書よりも合唱の音取り音源を聴くほうに集中しているため、ほとんど本を読んでいない。
結構の読書好きだったんだけどねぇ・・・。

随分前に読み終わっており、まぁはっきり言って中身の濃い小説ではないので、ほとんど内容を忘れてしまった。
でも前にヤングウルフシリーズのところで書いたように、一昔どころか二つか三つ昔の話だ。
高度成長を続ける昭和30~40年代の元気な日本が舞台。
今とは全然シチュエーションが違う。
狼男はあくまでも不死身で強靭で、敵をばったばったと倒してゆく。
今の時代的には荒唐無稽もいいところだ。
まぁいいか!という感じ。
昔は面白かったんだけどね、今の複雑怪奇な世の中ではあまりにも単純だ。
それも時代、仕方がないことだね。
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弥生三月、花の宴~その2~SIAM ORCHID

2009-03-27 | 食べ物・お酒の話

ちょっと偶然が重なって、友人と東京駅近辺で食事をすることになった。
で、行ったのが八重洲地下街の「SIAM ORCHID」(サイアムオーキッド)
タイ料理の店だ。

最近、会社のオジサン方で、辛い食事が流行っている。
昼食といえば、坦々麺、スンドゥブチゲ、カルビクッパ・・・、辛いものが多い。
僕も辛い物好き。
そんなこともあってタイ料理は大好き。
昔大嫌いだったパクチーもあまり気にならなくなってきた。
この日もタイ料理の辛さは気にならない。
生春巻き、鶏肉ロースト、トムヤンクン、ムール貝の卵とじ、etc・・・。
それにピリ辛、甘辛のタレ、ナンプラーなど、料理にかけたり付けたりする薬味もまた美味い。
店も広くて綺麗だし、もちろん食事も美味しい。それに結構安かった。
またひとつ我が「ご飯食べに行きたい店リスト」に1店加えることが出来た。

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ボイストレーニング(2009/3/26)

2009-03-26 | コンサート・LIVE・演劇などの話

まずは普通に発声練習をやったあと「今日はちょっと面白いことをやってみましょう」
I先生が取り出したのが、A4の紙いっぱいにプリントされた「の」の字。
「アでもエでも、発声するときには常に『の』を意識して歌いましょう」
「でもただ意識するのは難しいから、目の前の『の』を見ながら発声してみてください」

なるほど、「の」の字を見るだけで喉の奥の上側が広がり、いわゆる「軟口葢発声」になる。
「声を出すときは常に目ん玉の奥と鼻の穴の裏側をガバッと拡げるつもりで!」
(I先生は女性です…)
いつもながらI先生のレッスンはユニークで、かつ有意義だ。
皆さん、騙されたと思って目の前に「の」の字を置き、何を歌うときでも「の」を意識して、口を縦に開けて歌ってごらんなさい。
確実に良い声になっていますよ!

I先生のボイトレを受け始めてちょうど1年となった。
仕事も忙しくなってきたし、いろいろ思うところもあり、少しお休みすることにした。
最初は月2回、その後は月イチのレッスンだった。
発声練習中心だったが、とても楽しく声を出すことが出来た。

これから歌を志す方、特に初心者はジャンルを問わずボイストレーニングを受けることをお勧めする。
せめて月1回やれば全然違う。
先生、再開の際はまた宜しくお願いいたします!
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弥生三月、花の宴~その1

2009-03-25 | 食べ物・お酒の話

ちょっと前のことだが、男声合唱団の千葉方面勤務メンバーで呑むことになった。
浦安勤務の団長ご夫妻、西船橋の若手Kクン、そしてなぜか横浜在住の千葉には関係ないOさん、そして幕張勤務の僕。
場所は門前仲町。
団長、なかなか渋いところを選びましたね!

門仲駅に6時半に集合だったが、少し早めに会社を出たので、富岡八幡宮と深川不動尊を参拝してきた。
う~ん、なかなか風情があるよね。
前にも書いたような気がするが、「剣客商売」の秋山小兵衛や「鬼平犯科帳」の長谷川平蔵あたりがひょいと出て来そうな雰囲気。
深川不動の仲見世もいい感じだ。

さてどこの店に?
深川不動の向かい側は路地一本入ると、がらっと雰囲気が変わる。
江戸時代の色街の面影が残る呑み屋街で、いかにも深川の旦那衆や辰巳芸者衆が行き交う小路だ。
そんな中でお目当ての店は満席で予約がなければ入れず。
仕方がないので「築地市場」というチェーン店居酒屋?という感じの店に入った。
しかしそんな思いは杞憂に終わった。いや~、とても良い店でした。
刺身も美味しいし、焼き魚やその他の肴もとても美味しかった。
全国の日本酒も勢揃い。
これは拾い物、ぜひまた来たい。
このあたりは、いい感じだなぁ~。
また江戸下町そぞろ歩きの虫が、むずむずしてきた・・・。


「まぐろのワイン」のチラシに釣られて呑んでしまったオーストラリアの赤ワイン。
まぐろの水揚げがあるオーストラリアの南岸のワインらしい・・・。



なめろう&我が良き仲間(先輩?)方
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ピアノのトイレマット~楽しいなぁ!

2009-03-24 | 徒然なるままに

以前に楽譜柄のバスマットを購入したときにブログに載せた。
それを見た合唱団のピアニストYさんが、「生協だったら、トイレマットもあるよ」と教えてくれた。
このたび、漸く注文のチラシで見つけた!
早速購入しました。早く配達されないかな!

ハイ、翌週の木曜日に配達されました。
こんな感じです。カワイイネ!
でも、上京中の母が「なんか黒いところが汚れが目立ちそうね」だって。
確かになぁ・・・。まぁでも、そんなもんですよ。
大して長持ちしなくても、当分楽しければそれで善し!
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春の彼岸

2009-03-23 | 家族のこと

春のお彼岸です。
以前は、お彼岸と言えば休日で仕事が休み!ぐらいしか考えていなかったが、さすがに妻を亡くすとちゃんとお墓参りに行かないと、と思ってしまう。

今年は3連休。
20日の中日には義母が来て、墓参りに行って来た。
昼間こそ雨が降ったが、その後は天気も良く霊園の周りの雑木林にそよそよと春の風が吹き渡っていた。まさに「千の風に」の世界だ。
我が妻の眠る霊園は「横浜聖地霊園」と言って、横浜ズーラシアの近く。
高台で雑木林に囲まれている。
これからの季節は墓参りの後、東屋でボケェ~としていると気持ちが良い。
今度弁当でも持って「ロッキー」よろしく、妻の墓石の前で昼飯でも食べようか・・・。

22日は仙台の両親も来てくれた。
仙台を9時ごろ出発し、我が家には昼前に到着。
少し休んだ後、墓参りに出掛けた。今日は次男も一緒。
次男クン、君は母親の墓前に何を祈ったのだい?
ちゃんとこれからことを報告出来たのかい?
母親の墓前で、後悔はないと言い切れたのかい??

夜は家の近くの焼肉屋にみんなで行った。
相変わらず息子たちはよく食べる。
もちろんオヤジも息子に負けずに食べる。
肉を相当食べて、そのあとクッパ系で締める。
あぁ~、やっぱり肉は美味いなぁ!
ジジババも普段に比べ随分食べていたようだ。
次男の壮行会を兼ねて、乾杯しようと思っていたが、言い出しそびれた。
次男よ、許せ!
ちゃんと自分で人生を切り開けよ!
キミの将来に乾杯だ!!

(次男の大学中退がほぼ決定・・・)

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男声合唱練習(2009/3/21)

2009-03-22 | コンサート・LIVE・演劇などの話

男声合唱練習日。
この日の午前中は、先日の「木のぼりコンサート」でアンサンブルを組んだ「アラフォー」の練習も行った。
男声のカルテットと、女性も入れた混声のアンサンブルを楽しみたい、と始めたものだ。
でもなぜアラフォー?とっくに50を超えているじゃない?
堅いことを言いなさんな。Around=適当に、ということですよ・・・?
こっちの方は、まだ始めたばかりでこれからというところ。
今後の活動方針決定と個人練習が重要だね。

さて男声合唱。
先週は東京郊外散策&Ⅰ邸での懇親・反省会で練習がなかったから久しぶりという感じがする。
例によって男声合唱組曲の音取りと、ロシア民謡の新曲をひとつ。そしてドイツ歌曲他を練習した。
来週末は県内の介護施設でミニコンサートがある。
今までやったことのある曲を披露するが、それでも一応練習しておかないと・・・。

歌っていると時間はあっという間。
さぁ、反省会です。
喉渇いたぁ~、ビールが呑みた~い!
本日のスタートが52本目で、もう54本目がなくなりそうです。
帰り際に確認したら、なんと56本目に口をつけていた。
ということは17~18人で、3升以上呑んだことになる。
なにが控えめにだ!結局沢山呑んでしまった!
まあそれでも水も呑みながらで、なるべく酔わないようにして、一応記憶を保持しつつ何とか無事帰ってきた。
6時過ぎから呑み始めて、結局いつもの11時25分の京浜東北線で帰った。最後に残ったのは結局いつものⅠさん?
あぁ~、もっト控えめにしないと・・・。
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パソコンが…

2009-03-19 | 徒然なるままに

自宅のパソコンがイマイチ調子が悪い。
しばらく前から立ち上がりの速度が遅いし、各ソフトの動きも悪い。
iTunesなんか、遅くてイライラする。

そう思っていたら、最近ディスプレイがチカチカと暗くなったり明るくなったりし始めた…。
あぁ~、そろそろ寿命かなぁ。
調べたら2003年9月に購入している。5年半か~。
画像だって結構綺麗だし、HDDだってまだ余裕あるし、去年メモリ増設したし。
買い替えとなるとデータ移すの面倒だし…。
第一金がない。iPod Touch買っちゃったしなぁ。
(この件はいずれまた)

明日いきなりディスプレイがプツンて切れて真っ暗にならないことを祈っています。
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詩人の故郷へ

2009-03-16 | コンサート・LIVE・演劇などの話

今、合唱団で練習している男声合唱組曲に所縁の深い東京郊外の地域を散策に出掛けた。
少しでも曲の生まれた背景や作者の心情を汲み取ろうということだ。
男声合唱団の約半数が参加、みんなまじめだねぇ。

JRの某駅に1時半に集合し、みんなでテクテクと歩き始めた。
最初のうちこそ、前夜の春の大嵐の影響が残っていて、雨がぽつぽつ降っていたが、歩いているうちに雨も上がった。
このあたりは、昔は富裕な農家が多かったのだろうか。
今でも一軒一軒のお宅が、広々とした敷地を取っていて、庭も立派に手入れが行き届いている。
どこのお宅にも梅の花が咲き、見事なものだ。
あと2週間後ぐらいだと、さぞかし桜も素晴らしいだろう。
いろいろ謂れのある寺社や昔の学校の名残の場所などを散策しながら、某詩人の生家を目指した。



その生家は、今は資料館になっている。
最初のうちにゆっくり散策したものだから、資料館の時間に間に合わなくなりそうになり、後半は黙々と歩いた。
総距離約4Km、せっせと歩くと結構きつい。
漸く生家にたどり着き、時間をかけて資料を拝見した。
う~ん、本人もご家族もいろいろ大変な人生だったんだなぁ~。
(なんのことだか、よく分かりませんよね・・・)
最後はすっかり雨が上がって青空が広がり、夕方の柔らかい日差しが射す生家の庭でその詩人の曲をみんなで歌った。
今回の散策の大きな目的のひとつが、この歌を生家で歌うこと。
屋外にも拘らず、結構まとまった響きの演奏が出来た。なかなか感動的でありました。
他にお客さん(聴衆)がいなかったのは、ちょっと残念!?

さて本日の締めは、その近所に居を構えるⅠさん宅での反省会だ。
随分大勢で押しかけることになり、Ⅰさんも奥さんも大変だったことだろう。
でもお酒もいろいろメンバーが持ち寄り、例によって呑めや歌えやで大変盛り上がりました。
本当にお世話になりました、ありがとうございました。
生家で合唱も出来たし、きっちり反省会もやれたし、とても有意義でかつ楽しい散策会でありました。お疲れ様でした!




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東銀座・千里浜

2009-03-13 | 食べ物・お酒の話

会社の先輩Oさんと、同僚Kっつぁんと東銀座の「千里浜」で呑んだ。
Oさんは僕の今の職場の前任者。
いろいろ相談ごともあり呑むことになったのだが、共通の友人であるKを誘ったために、あまり話が出来なかった。
なんといってもKっつぁんは無類の話し好き(?)
調子に乗ってくると彼の話は止まらなくなる。
仙台弁丸出しでまくし立てるので、こっちはほとんど聞き役。
まぁ、でも彼のポジティブであっけらかんとした話を聞いてるとこっちまで元気になるので、全然嫌じゃないんだけどね。

千里浜は今までも何度か書いているけれど、東銀座にある昔ながらの居酒屋だ。
5時というと、もう結構席は一杯だ。
魚が美味い。今回はあら煮(ブリ?=山盛り)に、メバル煮付け、しめ鯖、白子ポン酢、そして関東ではあまり見ない鰊焼き、etc・・・。
鰊は美味いなぁ。北海道で食べるものより少し小ぶりだけど、でも味は良かった。
あぁ~、また北海道に行きたいなぁ。


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訃報

2009-03-12 | コンサート・LIVE・演劇などの話

男声合唱団のメンバーYさんが急逝された。
2週間ほど前に脳出血で倒れられたが、症状は軽微で多少体に麻痺は残っているものの話も出来て比較的お元気と聞いていた。
ところが急に心不全を併発されて帰らぬ人となった由。

パートは僕と一緒の2ndテナー。いつも一人置いて僕の隣の隣で歌っていらした。
享年75歳。70歳近くまで現役で仕事を続けられ、リタイア後は3~5つの合唱団を掛け持ちされ、合唱に所縁のある諸外国を旅行することを楽しみにされていた。
まじめで温厚で、いつもニコニコされながら歌っていらした。
最近ピアノを習い始めたとかで、先日の音楽祭に参加したときも、練習場でピアニストのYaさんに「Yさん、ピアノの連弾しましょうよ!」と誘われ、はにかみながら鍵盤に向かっていた姿を思い出す。
75歳といえばそれなりの年齢だが、まだ好きなことをやりだしてから5~6年しか経っていない。
まだまだやり足りなかったことだろう。
Yさん、空の上にも合唱団はありますか?
そちらでも合唱をやって、皆さんを和ませてください。
こちらでは、Yさんの分までみんなで頑張ります。
空の上から見ていてくださいね!

御通夜には、Yさんの生前の交友の広さを物語るように、大勢の合唱関係の仲間が集まった。
お坊さんの読経も終わり焼香も一段落したところで、合唱仲間みんなでYさんが好きだった「はるかな友に」を合唱した。
目の前に横たわるYさんもきっと歌っていたに違いない。
男声合唱団関係者で駅前でお清めを行った。
その席でも2曲ほどYさんに献歌を行った。
まさに僕たちらしいYさんの送別会であった。



「はるかな友に」

静かな夜更けに いつもいつも
思い出すのは お前のこと
お休み 安らかに
たどれ 夢路
お休み 楽しく
今宵もまた
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My favorite songs~その2

2009-03-08 | コンサート・LIVE・演劇などの話
You Tube で「their hearts were・・・」の画像を探していたら、こんな映像があった。




アメリカの若者が、山下達郎よろしく自分で多重録音したもののようだ。上手いね!
それでこの楽譜から音が取れないだろうかと画像を拡大したり戻したり、いろいろやってみたが結局画質が悪くて読み取れなかった。
この楽譜を参考に実際の音を取ろうと随分頑張ってみたが、やっぱり厳しいね。
こういう複雑なハーモニーが重なる曲は、耳で聴いて音を取るのはきつい。
それでなんとかして、この楽譜が手に入らないかと、散々ネットの中を行ったり来たりした。

そして、漸く見つけました!やったー!! You Tubeの楽譜と同じ編曲だ。
これで歌えるぞ~!!
小アンサンブルメンバーの皆さん、やりましょうね!!

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