呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

もんじゃ

2013-02-26 | 食べ物・お酒の話

急にもんじゃ焼きが食べたくなって、生協に寄ったら、ちゃんとありました。ひと昔はスーパーなどでも見かけなかったけど、最近じゃ、東京どころか仙台のスーパーでも売っている。
プレーンと明太子味と2つあったので、両方買ってきた。それとシマダヤのもちもち焼きそば。
昔札幌に住んでいた頃に東京に頻繁に出張していた。羽田でお土産を買おうと思って売店を覗いていて、もんじゃ焼きを見つけた。ヘラ付き。
札幌の家でホットプレートでもんじゃ焼きをやったら、子供達が喜んで食べた。それ以来、東京転勤の度にお土産に買ってきたものだ。

さて、仙台でのもんじゃ焼き。お袋は当然食べたことがないという。こうやって食べるんだよ、と教えたら「へー、美味しいじゃない。あんたと一緒にいると、珍しいものをご馳走になるね」結構美味いでしょう?
もんじゃ焼きを二種類やって、あとは焼きそばを作った。これまた美味かったよ。
いずれも一人ではやれないもんなぁー。


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呑む気オヤジの、読む~「新幹線、お掃除の天使たち」

2013-02-24 | 本の話
新幹線お掃除の天使たち 「世界一の現場力」はどう生まれたか?
クリエーター情報なし
あさ出版


♪「新幹線、お掃除の天使たち」遠藤功著 あさ出版

これも読書部メンバーご推薦図書。久しぶりにノンフィクションを読んだ。

JR東日本のグループ会社の鉄道整備㈱、通称「テッセイ」は、東北新幹線、上越新幹線の車両清掃、東京駅や上野駅構内清掃を請け負う会社。そのテッセイでは社員・スタッフがイキイキと活躍し、自らが工夫して仕事に取り組み、最大限の効果を上げ、新幹線の利用者に感動を与えている。
でも昭和27年創業の同社が、普通の清掃請負会社から「世界一の現場力」を持つ満足度No.1の会社に生まれ変わったのは、ここ数年のことという。その生まれ変わるまでの7年間の取組みを、社員・スタッフの生の声である「エンジェル・レポート」とともに紹介している。

そうなんですよ、仙台に来てから月1~2回は新幹線に乗っている。東京駅で新幹線を待っていると、赤い制服制帽の中年(というかどう見てもシニアが多い)のお掃除隊が、到着する新幹線を整列して出迎える。乗客が降りるとサッと車内に入り、見事な手際で室内清掃に取り掛かる。終わったあとは、またホームに整列して乗客をお見送りする。
子供を見かければ、ポストカードを配ったり、帽子に季節の飾り物をつけたり、お年寄りの介助をしたり、ホントに心の籠った行き届いたサービスだなぁ~と感心していたものだ。
この本を読んで、その会社や社員・スタッフが目指すものが良く分かった。なるほどねぇ~、みんなよく考えているわー。
基本的にメンバーがやっているサービスは自分たちが自ら考えたもの。こうすれば効率的じゃないか、こうすれば喜んでもらえるのではないか…。その集大成が奏功し、お客様から支持されている。
特に競争相手がいるわけではないし、頑張ったから売上が伸びるというものでもない。でも、どうしたらお客様が喜ぶか、また自分たちが楽しく働けるかを一生懸命考える。まさにお客様サービスの原点だ。
「社員自らが考えて行動する」という理念は、多くの企業が掲げている。でもどれだけ実践できているか。この会社には単なるお題目ではなく、社員一人ひとりが本気で取り組んでいることが分かる。

実はこの本を読む前から、あの赤い制服の清掃集団に加わって働いてみたいと思っていた。みんな楽しそうなんだもの。
この本を読んで、その気持ちは更に強くなった。定年になったあと、僕でも雇ってもらえるかしら?


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呑む気オヤジの、読む~「花宵道中」

2013-02-24 | 本の話
花宵道中 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


♪「花宵道中」宮木あや子著 新潮文庫 

会社の読書部のメンバーが紹介してくれた一冊。
う~ん、久しぶりにオジサンは感動の嵐です。江戸も末期の吉原で、自分の意思とは裏腹に、夢も希望もなく男の欲望を満たすだけの日々を過ごす花魁たち。その彼女たちが背負う切なさ、儚さ、か弱さ、したたかさ…。
吉原の中で生まれたり、口減らしのために親に売られて吉原に来たり、事情はいろいろあっても、女たちは人生のほとんどを見世で過ごす。
自分の意思では外に出ることができない。外に逃げるときは命懸け。どこまでも追いかけられ、見つかれば連れ戻され、今まで以上の辛い人生が待っている。
無事に年季が明け外の世界に出ていっても、それまで数十年過ごした中の暮らしが染み付き、結局馴染めずに戻ってくる花魁も多い。
花魁道中の華やかな見かけとは裏腹の、先の見えない閉塞した世界に蠢く女たちの人生が、なんとも胸にグサグサっと迫ってくる。
短編集で、登場する花魁たちが時を前後していろいろ絡み合う。これもまた「あー、そういう関係だったのか」と、オジサンの胸がグサッ!

この小説、「女による女のためのR-18文学賞」受賞作品だ。ということで、結構エッチなシーンも出てくる。でもそれがとても効果的スパイスとなっている。
ちょっとエロが苦手な女性には「ん?」と感じるかもしれないが、それを上回る感動があるし、新潮文庫が出していて、「新潮文庫の100冊」にも選ばれている。だから大丈夫ですよ!
オヤジ大推薦の、久々胸キュンハート5つ!!




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「冬の旅」全曲演奏会

2013-02-17 | コンサート・LIVE・演劇などの話

シューベルトの歌曲「冬の旅」の演奏会を聴きに行った。
全曲を生で聴くのは初めて。北海道出身で新潟大学出身の異色の?若手新進気鋭のバリトン歌手近野賢一さんが仙台の教会で歌うということで、気軽に聴きに行けた。
合唱団で一応バリトンパートを歌っている身。バリトンの名曲「冬の旅」はちゃんと聴いておかないと。

○シューベルト「冬の旅」全曲演奏会
・2013年2月17日(日)午後3時より 仙台市青葉荘教会
・バリトン 近野賢一  ピアノ 小熊由里子

教会での演奏会だったので、本格的なホールの響きは期待できない。でもシューベルトの時代はこういったサロンコンサート的な演奏会が主流だったのだろうから、ある意味当時の雰囲気もこんな感じだったのだろう。なかなか良い雰囲気でした。
さて「冬の旅」、近野さんの訳詞を読みながら演奏を聴いたが、暗い歌だよねー。フラれた女に未練タラタラだし、彼女の家の前をウロウロするし、涙は凍りつくし、犬や鴉に追い立てられるし、雪の降り積もる郊外の道で死にきれないし…。
そして最後は、道端の手回しオルガン弾きのジイサンに惹かれてついて行くのか、何処へ行くのか。
良い曲だが、さみしい辛い曲が多い。訳詞を読みながら聴いていると、首筋が寒くなってくる。
でも、アンコールで演奏した、シューベルト最後の遺作、絶筆と言われている「白鳥の歌」の「鳩の使い」は、明るい曲だ。これでちょっと救われた。

土曜日は横浜でI男声合唱団のイベント(ちょっと歌って、昼から夜まで呑み続けのイベント?)があり、日曜は昼の新幹線で仙台に戻り、この演奏会を聴きに行った。そして夜は合唱団Pの練習…。
まぁ、好きな世界だから別に忙しくもなく楽しんでいますけどね。良い音楽を聴くことは、身も心も豊かにしてくれる。いろんなジャンルの音楽を聴けるだけ聴かなくちゃ!


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呑む気オヤジの、浸かる~福島・高湯温泉安達屋旅館

2013-02-14 | 温泉

職場のメンバーで福島の高湯温泉・安達屋旅館に行ってきた。
みんなは朝から集合して、メンバーが運転するワゴン車で喜多方・会津若松を巡ってきたそうだ。喜多方ラーメンに新島八重か、まさに旬の観光地だ。
僕は日曜の朝から合唱の「アンサンブルコンテスト」があり、合唱団Pを二つに分け小アンサンブルを組んで出場したため、遅れて合流、宿に直行した。宮城インターから東北道に乗って約100Km、時間にして1時間半ぐらいで到着した。近いもんだねー。

僕は4時ぐらいに着いたが、みんなは5時を過ぎるというので、一足先に温泉に浸かることにした。
いやぁ~、久しぶりにとても良いお湯だった。硫黄臭のする白濁湯はとろりと柔らかく、肌に優しい感じだ。お湯の温度も40度ぐらいでちょうど良い。
内湯の脱衣場から繋がっている混浴露天風呂も、これまた最高!湯煙に雪がシンシンと降ってきて、まさに雰囲気抜群だ。
お湯が完全に白濁なので、混浴でも気にならないところだが、如何せん、男女それぞれの内風呂から露天風呂に出てくるところのお湯の深さが膝下ぐらいしかなくて、まさに丸見え。いくらバスタオルを巻いても、ちょっと女性は入りにくいか。それに女風呂には混浴用の?バスタオルは備え付けていないらしい。ちょっと残念!
しかし貸切露天風呂が2つあって、これが5~6人は入れる広さだった。申し込めば無料で50分間入浴できる。雪がたっぷり積もった小ぶりの露天風呂は、これまた最高だった。
みんなで一緒に入っても良かったんだけど、まぁやっぱり職場のメンバーではちょっと遠慮もある。一応、男女分かれての入浴でした…。これがいつもの仲間だったら、全然遠慮もなく混浴なんだけどね。



温泉もとても良かったが、旅館そのものもなかなか良かった。
夕飯は囲炉裏風のテーブルを囲んで、ヤマメや軍鶏のつくねの串焼きを炭火で炙って食す。それ以外にもいろいろなメニューがあり、それぞれ美味しかった。もうすっかりお腹がいっぱいです。
個室のように仕切られるので、ペットボトルに移し替えて持ち込んだ、差し入れで頂いた高級日本酒(乾坤一の大吟醸、浦霞の純米吟醸、etc)を堪能した。
とても満足できる温泉旅行でありました!


貸切露天風呂に浸かる某上司。なかなか良いでしょう?





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揃い踏み

2013-02-06 | コンサート・LIVE・演劇などの話

宮城の銘酒「一ノ蔵」の旬の3本。
左は、一ノ蔵の第二蔵である金龍蔵(県北の栗原市一迫)でのみ製造している純米吟醸酒「金龍」
真ん中は、なんと我が合唱団の名前入り、酒蔵訪問20周年20回記念ラベルの特別純米「大和伝」(宮城限定販売)
そして右は、立春(2/3)の朝に搾り瓶詰めをするため、仕込み期間を逆算して作っている限定特別純米生原酒「立春朝搾り」
いやぁ~、楽しみだなぁ~!体調不良で呑んでいないんだけど、「立春朝搾り」だけは、ボジョレーヌーボーと同じなので、取り敢えず入手した2/4の夜に、ちょっとだけ味見した。旨いなぁー!
早く体調を整えて、美味しく頂きましょう!



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呑む気オヤジの、読む!~「永遠の0」

2013-02-03 | 本の話
永遠の0 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社


♪「永遠の0」百田尚樹著 講談社文庫

我が職場の「仙台支店読書部」内で大絶賛のベストセラー小説。もちろん世間でもミリオンセラーとなった。

大学を卒業して司法試験合格を目指しているが、続けて落ち最近はやる気をなくしてぶらぶらしている健太郎は、フリージャナリストの姉から実祖父のことを調査する手伝いをしてほしいと頼まれる。
二人の母は祖母が再婚する前の夫との間の子。その前夫は、海軍でゼロ戦のパイロットであり、終戦間際に特攻隊員として戦死していた。その前夫のことを調べるというのだ。
二人は実祖父と軍隊時代に関係のあった人々を探し出し、話しを聞いていく。次第に祖父の清廉な人間性と共に、いかに先の戦争が悲惨で残酷で愚かなものだったかを思い知っていく。妻を愛し娘を愛し、絶対に生きて帰ると明言していた祖父が、なぜ最後は志願して特攻機に乗り込んだのか。最後に二人は、意外な人生の巡り合わせ、人間の愛の深さに思い至る。

元戦友たちが語る祖父のこと、そして戦地ごとの悲惨な体験等は涙なくしては読めない。読書部でも世間一般でも「泣けた!感動した!」という評価がほとんどだ。
もちろん、最近涙腺緩みっぱなしオヤジの僕も何度かウルウルする場面があった。でも後半になって、別なことを考えてしまった。「なんで日本はこんな愚かな戦争を始めたのか、誰の責任か、過酷で地獄のような前線に机上の空論で勝ち目のない作戦を指示したのは誰なのか、一人の人間が爆弾を抱えて敵艦船に突っ込むなどどいう成功確率もほとんどない愚かな戦法を誰が考えたのか、誰が命令を下したのか…」

太平洋戦争に関わる書籍や研究などは数えきれないほどあるのだろう。もちろん僕もこれまでにいくつかは読んだことがある。でもこの戦争について、日本国として、日本人として、どれだけ総括したのだろうか。
極東裁判で、戦勝国側からの断罪は済んでいる。じゃ日本は、日本人はあの戦争をどう考えるの?どう反省するの?他のアジア諸国に対する責任問題(大量虐殺や慰安婦問題など)も結論は出ていないが、自分の国のことさえ整理がついていないのではないか。ドイツと比べると、全く生ぬるい感じがする。
日本人は、自分のこと、自分の仲間のこと、自分の国のことになると、冷静な目や公正な目で判断したり発言したりができない民族なのかぁー。
このあたりの話はいろいろ微妙だし、不勉強のままの発言は控えるべきなので、もっと勉強してみます。




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最近購入したCD

2013-02-03 | コンサート・LIVE・演劇などの話

実は、少し前までCDをほとんど買わなかった。
だって、新譜が出るのとほとんど同時ぐらいにレンタルが始まるんだもの。レンタルしてiTunesに入れておけば、高いお金を出して購入するより10分の1ぐらいの負担で済む。これじゃぁ、CDは売れないよなぁー。
でも最近は結構買うことも増えた。なぜなんだろうと考えてみると、そうだAmazonだ!新譜に限らず、随分前に出たCDでも、Amazonや楽天で検索すると大抵出てくる。中古で安い価格のものもあるし、つい買ってしまう。
ワンクリックで簡単にCDや本、その他のあらゆるものが買えてしまうのだから、とても便利だけど、あまり考えずについ買ってしまうのは問題だな。

そんなわけで、最近購入したCDです。
もちろんこれら以外にも、時々紹介しているように、飲み屋で流れていたジャズボーカルが気に入って、歌手名を教えてもらってCDを買ったりもしている。
でもこの御大方のベストCDは別格。もう絶対買うぞ、レンタルなんておこがましい!という感じだ。
もう今更一つひとつのアルバムの感想を述べる必要もないだろう。やっぱり御大はいいなぁ~。懐かしいなぁ~。グッと来るなぁ~!


*結構前にアップするつもりだったブログ。公開を忘れていた…。(F/Bでは公開済みでした)





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