呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

呑む気オヤジの、観る!~辰の5「ブラック・スワン」

2012-01-14 | 映画(DVD)の話
ブラック・スワン [DVD]
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン



♪DVD「ブラック・スワン」

お正月のDVD鑑賞第5弾。この映画も、予告編などで興味があって観たいと思っていた作品。

バレエ団のニナは「白鳥の湖」のプリマ「オデット」の大役を任される。しかしプリマは同時に黒鳥である「オディール」役もこなさなくてはならない。
バレエの技術は高く優等生のニナはオデット役は完璧だが、邪悪で官能的な悪魔の娘オディール役はなかなかうまく演じられない。
舞台監督は「自分から男を誘ってみろ。もっと自分を解放しろ!」と迫るが、殻を破れない。更に代役を任命されたリリーは黒鳥にぴったりの奔放な小悪魔。
ニナは、黒鳥になり切れず不安と焦りと恐怖に葛藤し、精神的バランスも崩していく。しかし本番初日のニナの演技は完璧で、観客の大絶賛を浴びるが…。

う~ん、よくできた映画だなぁ~。ニナが悩んで葛藤して、白と黒の狭間でもがき苦しむところが良く描かれている。(ただ、観ていて痛々しく居たたまれなくなるところもあるけど)
それと、ニナ役のナタリー・ポートマンは、子供のころにバレエの経験があるらしいが、10か月で完璧にプリマになり切った。ほとんどのシーンで本人が踊っているとのことだ。そりゃ、凄い!アカデミー賞最優秀主演女優賞は納得だ。
「最後の忠臣蔵」もとても良かったけれど、こういう外国映画で、いわゆる名匠・鬼才といわれる監督の作品は、本当に見応えがある。
比べること自体にあまり意味はないが、普通の邦画とは格が違うなぁ~。
ハートマーク、4つ半!

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ところで、音楽としての「白鳥の湖」は随分聴いてきた。以前にも書いたかもしれないが、子供のころ、我が家で初めてポータブルステレオ(今の人は分からないよね)を買ったときに、同時に買ったレコード(45回転のシングル)が「ウルトラセブン」「天国と地獄序曲」そして「白鳥の湖(抜粋)」だった。懐かしいなぁ~。
で、バレエ「白鳥の湖」は、生で観たことがない。一度ぜひ観てみたいね。
でも考えてみると、今はあんまり公演がないような気がする。ヨーロッパのバレエ団もあまりしょっちゅうは来日していない?
日本のバレエ人口は、どうなんでしょうかね。


コメント (2)
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