呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

「のだめ」&「ピアノの森」立読み記

2007-03-26 | 本の話
お帰り!
昨日はゆっくり休めたかい?そう、良かったね!
今日は「かすべの煮付け」があるよ。
かすべってなんだ?エイひれだよ。
でも北海道では「かすべ」って言うんだよ。
肉厚で軟骨こりこりで、美味いよう!
煮凝りも美味いんだけどね。

昨日は本屋で思わずお気に入りの雑誌を立読みしちゃったよ・・・。

♪「のだめカンタービレ」Lesson106

のだめは以前の仮装(?)サロンコンサート以来の演奏会に出演する。
今度はまじめなソロのサロンコンサートだ。
千秋も来てくれるはずだし、のだめは本気でピアノを弾く。
聴衆の評判は上々、いよいよ実力発揮だ!
ところが千秋はなかなか現れない。
平静を装って演奏に集中するのだめ。

千秋は、演奏会場に駆けつけるためバスに乗るが
なんとバスの中で、マエストロ・ヴィエラに偶然にも出くわす。
10数年ぶりだろうか。
実の父以上に慕うヴィエラは、千秋のパリでの活躍をちゃんと知っていた。
「これからオケのリハがあるんだけど、聴きに来るかい?」
のだめのコンサートに後ろ髪を引かれながらも、千秋が断れる訳がない。

のだめは、休憩時間に千秋から「ごめん、急用ができた」との携帯メールを受け取る。
「仕事じゃしょーがないですネ」と更に平静を装い、最後まで弾き通す。
観客はのだめの演奏に拍手喝采だ。
お屋敷の執事から「車でお送りしますよ」との申し出も断り
トボトボと石畳の街を歩いて帰るのだめ・・・。
ついに千秋が聴きに来てくれなかった不満と悲しみが爆発するぅ~~!!


♪「ピアノの森」125話

雨宮修平が、ショパンコンクールのステージに登場する。
カイは会場で雨宮を見守る。
見事な演奏が始まる。
会場にきらきらとしたピアノの音のカケラが星屑のように降注ぐ。
カイは両手でその星屑を掬い取り、ひとり納得する。
「あぁ~、今分かったよ。僕は雨宮のピアノの音が好きなんだ」

1曲目を、1音のミスタッチもなく弾き終え、審査員の度肝を抜く。
会場で聴いていた父洋一郎も、息子の完璧な演奏に大満足だ。
2曲目に移る前に、修平は丁寧にピアノの鍵盤をクロスで拭き取る。
その時間がちょっと長すぎるような・・・???
カイは、何かを感じ取る。


「ピアノの森」は毎回楽しみだねぇ。
もうすぐカイがショパンコンクールのステージに現れるよ。
ワクワクするな。
でも相変わらず一色まことは遅筆だからなぁ。
前回も「飛ばした」からなぁ・・・。
隔週なんだから、ちゃんと間に合わせて欲しいよ!
今回単行本を読み直した。
何度読んでもあまりにも感動的で、おじさん涙ぐんじゃうな。
ホントにいい話だ。
夏(?)にアニメ映画化されるらしい。
楽しみだ・・・。
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友人Sの復活

2007-03-25 | 食べ物・お酒の話
♪友人Sはやっぱり蘇った!

高校の頃からの友人Sが目黒で再就職したというので
H夫妻とともに久しぶりに呑むことにした。
彼とは父さんが札幌にいる時に、地元の同業組合の研修旅行で来札した時以来。
多分8~9年ぶりだろうか。

彼は結構波乱万丈の人生を歩んできた。
子供の頃にお袋さんと死別して、お父さんが再婚。
医学部を目指して二浪したけどダメで、全く方向が違うK大学の経済学部に入学。
大学では、小柄な体で支援会(応援団)に入って活躍していた。
某大手鉱業に入社し石油部門や鉱山の労務管理を担当したり、中近東への海外駐在も経験。
労務管理では鉱業部門の独立時に人員整理を担当し、相当辛い思いをしたようだ。
当時一緒に呑むと、相当荒れていたっけ。
そんな時に奥さんの実家が経営する工務店の跡継ぎの話がSに降りかかってくる。
義父の健康上の問題もあって、結局Sは会社を退職し工務店を継ぐことになった。
ところがそこで諸々の問題に巻き込まれ、結果的には会社を追われることになる。
家も地位も取られ、一家離散状態の時もあり
決着をつけるために離婚まで考えていたようだ。

でもSは諦めずに頑張った。
奥さんと協力し合って、一人娘を大学に進学させ
住まいも転々としながら、フリーターまがいの仕事もしたようだ。
昨年末に、Hから「Sが錦糸町の職業訓練校にいるって連絡が来たので
会って呑んできたよ」と知らせてくれた。
この年になって訓練校で何を学んで、何の仕事をするつもりなんだ?と思ったけど
今回話を聞いて、なるほど!と納得した。
彼の通っていた職業訓練校というのはホワイトカラー系の「アビリティガーデン」で
マーケティングや経営戦略、労務人事管理、財務分析などを学ぶところなのだそうだ。
そうだよねぇ、50から旋盤や機械いじりはきついものなぁ。
そこの関係と以前の勤務先の人脈で、今回イスラエル系の機器メーカーに
人事部長として声がかかったそうだ。
でも外資系なので、英語が必須。
彼も中近東にいたぐらいだから、昔は喋れたがもうすっかりさび付いてるらしい。
英語力アップと人事管理の手腕確認のため、当面は「嘱託」待遇とのことだ。

いやぁ~、でもとにかくめでたい!
このまま朽ち果てる奴ではないと思っていたけど、偉いぞSよ!さすがだね。
相当苦労したようだけど、本当に良かった!!
離婚しなくて良かったな!今は家族それぞれが離れて3重生活のようだけど
漸く落ち着けそうじゃないか。
昨日は、なんと奥さんと一人娘のAちゃんも参加してくれた。
嬉しいねぇ、奥さんとAちゃんは10年ぶりぐらいか。
実はAちゃんは、父さんの大学の後輩なんだ。就職活動中だって。
頑張ってくれよ!
6人で目黒駅前の「北前そば高田屋」へ。
実質5人で焼酎を3本も呑んだ。
Aちゃんはバイトがあるので先に帰ったが、二次会は大人5人でカラオケBOXへ。
そこでもワインを3本・・・。
昔はギンギンのロック少年だったSも、今は演歌を上手に歌う。
楽しそうに演歌を歌うSと声を合わせていて、涙が止まらなかった。
本当におめでとう!
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呑みながらの四方山話は楽しい~都知事選 他

2007-03-25 | 徒然なるままに

いらっしゃい!
今日も出社かい?お疲れ様!でも明日は休める・・・、良かったねぇ。
今日はもう初鰹が出ているよ。
もう1月には河岸に出ていたんだよ。やっぱり世の中、ちょっとおかしいかねぇ。
ハイ、脂は乗っていないけど、その分引き締まってさっぱりして
いかにも「初鰹!」って感じで美味いよ。
それに「沖あさり」焼きはどう?貝好きだもんね!ビールにも日本酒にも合うよ。

♪都知事選に俳優Sが立候補?
えっ、Sが出るの?なんで?
まあふたを開けてみれば、有力候補以外にも随分立候補者がいるんだねぇ。
みんなどこまで本気なんだろう。
もちろん自前で選挙資金を用意するんだろうけど
選挙って、税金だって結構使われるんじゃないの?
立候補する権利は誰にでもあるんだから別にいいんだけど、なんかねぇ・・・。
俳優のSなんて、何で突然?という感じだよね。
ひょっとして石原知事サイドの浮動票霍乱作戦じゃないかって、勘ぐっちゃうね。
石原都政に対する批判票を、浅野候補に集中させないための当て馬じゃないかなんてね。
考えすぎだって?そうかねぇ。

浅野さんは、我が母校(高校)の先輩。
宮城県ではいろいろ頑張ってきたと思うけど
母校の共学化を決めたのはちょっと気に入らないな。
まあ世の中の流れから見れば、仕方がない?
でもなんでも平等・均一化の時代だからこそ
質実剛健の公立男子校があったっていいと思うんだよね・・・。
いずれにしろ父さんには都知事選の選挙権がないので、高みの見物だな。
神奈川知事選は、全くわからん。
それも無責任か・・・。

♪ロシアが北朝鮮の借金80億円を帳消し??
なんだい、それ!
80億円の借金を帳消しにして、さらに各種援助を求めるって?
北朝鮮も何を考えているのかねぇ。
呑みながら政治や外交の話しをするつもりもないんだけど
あまりにも理不尽で、頭にくるよね。
6カ国協議もどうなっちゃったんだろう。
どこまで甘やかすんだろう。
そんなにあの国は脅威なんだろうか。
このままでは、一般国民が可愛そうだ。
国内にもまともに現状を危惧する層はいるだろうに。
自浄作用は期待できないのかねぇ・・・。

♪安藤美姫、4回転を封じて「金」
安藤美姫が、フィギュア選手権フリーで4回転ジャンプをやめて
金メダルを獲得した。よかったねぇ。
SPで2位につけていたのだから作戦勝ち?
今までは、前半の失敗を取り戻すために無理して4回転に挑戦することもあったよね。
そういう起死回生は、なかなかうまく行かない。
でも今回は余裕があったせいか、キムの不調を読んだせいか
無理せずにきっちりまとめて金メダル獲得だ。
浅田真央も惜しかったけど、1・2フィニッシュは気分がいい。
会心の演技を決めた二人の涙は、見ていても気持ちのいいものだ。
父さんも年のせいか涙腺が弱くなってきたけど
素直に泣けるって、いいことかもしれない。
父さんも、泣いちゃおうかなぁ・・・。
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呑む気父さんの読書感想文・亥の6 「カラヤンとフルトヴェングラー」

2007-03-25 | 本の話
カラヤンとフルトヴェングラー

幻冬舎

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♪巨匠と帝王の壮絶なる確執

第二次大戦を挟んでクラシック音楽界に君臨した二人の巨匠の壮絶な確執。
フルトヴェングラーとカラヤン。
二人とも、クラシックファンならずとも名前ぐらいは知っているだろう。
特に日本人のカラヤン好きは、世界的にも有名だ。
20歳以上の年の差にも拘らず、フルトヴェングラーはカラヤンの台頭を危惧し
あらゆる手段で「自分のオケ」であるベルリン・フィルからカラヤンを遠ざける。
カラヤンはカラヤンで、フルヴェンに対し報復を企てる・・・。
またカラヤンは、フルヴェンが不得意だったレコードを積極的に活用する。
フルヴェンは1954年に68歳で死去。
録音技術も未熟であり、レコードの出来も悪かった。
それに対しカラヤンはレコードがEPからLPに進化し、更にCDが登場するなど
急激な技術の進歩を先取りして、映像と音響の世界にのめり込む。
しかしフルヴェンの死後相当経ってから
ラジオ放送用の録音がデジタル化されてCDとなり圧倒的な人気を博す。
果たしてカラヤンはフルヴェンに勝ったのか負けたのか・・・。

音楽やその他の芸術を鑑賞するとき、その作品の生み出された背景や歴史
作者や演奏者の人間性を論じることは必要か?という論議がある。
本書の筆者もあとがきの中で述べているが、その曲の演奏された時代背景や
録音時の状況を知った上で聴くことにより、感動が増すこともあるのだろう。
「カラヤンが戦後初めてベルリン・フィルを指揮したときの録音」で
「それまでフルヴェンに邪魔されてベルリン・フィルの録音が出来なかった」ことを
分かって聴くのと、そうでないのとでは、確かに気持ちの入り方が違うだろうね。
そういう意味では、ちょっとした「勉強」をすることにより
更に楽しく音楽を聴くことができるようになるんだね。
改めてフルトヴェングラーとカラヤン、そしてその二人に挟まれて
「抹殺」された(?)チェリビダッケの演奏を聴きたくなった。
レコードは結構持っているんだけどねぇ・・・。

♪そういえば・・・

本書を読んでいて、大昔にカラヤンの「第九」を聴きに行ったことを思い出した!
1977年11月の普門館でのベルリン・フィルのコンサートだ。
すっかり忘れていたよ。
最上階の一番後ろのほうの席だったけど、それでも1万円ぐらいだったような・・・。
学生の身には大金だったけど、実はあまり感動した記憶がない。
こんなに大好きな「第九」なのに。
カラヤンが普門館の音響を酷評したらしいけど、音の悪さのためだろうか。
多分、一緒に行った彼女と気持ちにズレが出始め、別離を考えていたことが主な原因だろう。
カラヤンとベルリン・フィルの「第九」を生で聴いたというのに・・・。
返す返すも残念至極である!!

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ブリテン「戦争レクイエム」

2007-03-19 | コンサート・LIVE・演劇などの話

♪とても不思議な体験のコンサートだった・・・

神奈川県民ホール主催の「戦争レクイエム」(ベンジャミン・ブリテン作曲)を聴いた。
とても不思議な感覚のコンサートだった。
ブリテン(1913-76)は20世紀を代表するイギリスの作曲家だ。
この曲は、空襲で焼け落ちた聖ミカエル大聖堂の復活披露のために作曲された。
62年の発表だから、完全なる現代曲と言える。
この曲の合唱練習に2回ほど参加した。
合唱団にとっては難曲中の難曲だ。
変拍子と不協和音の嵐で、合唱の各パートが更に3部に分かれたりする。
こりゃぁ大変だと思っているうちに、仕事が忙しくなって休団となってしまった。
ちょっとでも参加した曲だから、本番を聴くのを楽しみにしていた。

開演ギリギリに到着したものだから、合唱団の入場が始まっていた。
なんとも凄いステージだ。いつもの県民ホールの倍はある感じだ。
合唱団の最前列が通常のオケの一番前、指揮者が立つあたりだ。
小田原少年少女合唱団を含め合唱がほぼ400名、特設ステージにオケが100名だ!
上手奥に、小アンサンブルのオケが構え、テナーとバリトンのソロがその前。
ソプラノソロはというと・・・、それは後のお楽しみ!
ステージの天井にはスクリーンが吊ってある。

不気味な鐘の音と弦の重苦しいユニゾンで曲は始まる。
やがてこれまた緊張感を持った合唱が「REQUIEM AETERNAM」を囁く・・・。
スクリーンには、CGの炎の輪とロンドン(?)市街の航空写真、兵士の姿が
これでもかというように映し出される。
オケの中ほどにテナーとバリトンが立ち上がり、小オケの伴奏で詠いだす。
オーウェンの現代詩が元となっており、1曲目は「呪われた青春に捧ぐ賛歌」
お、重い・・・。
ソプラノのソロはどこにいるんだ?と思っていたら、なんとはるか頭上で歌い始めた。
舞台下手側の客席上の壁面の照明用(?)の窓から歌っていた!

うぅ~ん、映像も相俟って演奏会というより、一つの芝居を見ているような感じだ。
モーツァルトやヴェルディなどの古典的レクイエムと全く違って
神の安息の祝福などは、微塵も感じられない曲だけど
強烈な戦争批判が込められたメッセージは、ぐっと体の中に突き刺さってきた。
このコンサートは県民ホール主催なので、現田さんの選曲ではないのだろうが
図らずも、マエストロは今年3つの「レクイエム」を神奈フィルと演奏した訳だ。
ヴェルディ、ブラームス、そしてブリテン。
なんか最初は「レクイエム(鎮魂歌)続きで、辛気臭いなぁ」と思っていたが
通して聴いてみると(ヴェルディは歌ったよ)意味のあるつながりのような気がする。
最後の締めがブリテンというのも頷けるね。
改めて非戦の誓いに思いを馳せる気分になるコンサートで、とても満足した。
神奈フィルの皆さんも、合唱団のメンバーもお疲れ様でした。
めったに聴けない、めったに歌えない演目で、貴重な体験でしたよ。
ありがとう!

PS)
コンサート終了後、YurikamomeさんとChisatoさんと、ご一緒させていただいた。
相変わらずYurikamomeさんのクラシックの知識は素晴らしい。
父さんのクラシック好きは、所詮ミーハーのお遊びのようなもの。
これからもいろいろ教えてくださいね、またご一緒しましょう!
関内の焼き鳥、美味しかったですよ!!



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新ビール「KIRIN THE GOLD 」

2007-03-17 | 徒然なるままに

♪キリンの新製品が出るよ!

いらっしゃい!
相変わらず遅いね。なに、この土日も仕事?
3週続けて出社じゃない?体、気をつけてよ!
今日は「アボガドみょうがわさび醤油」なんてどうだい?
簡単だから、家でも出来るよ。
アボガドを皮付きのまま縦に切って、タネをポロンと取る。
その穴に刻んだみょうがを盛り付け、わさびを乗っけて醤油を垂らす…。
スプーンで食べてね!
葱や鰹節を加えてもいいかも。
キリンの新製品「THE GOLD」の試飲缶を貰ったのでお裾分けを・・・。
「隠苦味」とか言っているけど、確かに苦い。
そこに爽やかな味と香りが漂っていて、とても旨かったよ。
吟醸酒みたいは味付けで、いいねぇ。

でも体には気を付けてよ!
家族に病人がいるとみんなが大変だもんな。
元気が一番!頑張るときはガンバって
休むときは休まないとね。
焼ハマグリでも食べるかい?
炭火に乗っけて口を開けたら酒と醤油を垂らして…。
磯の香りがたっぷりで滋味豊かで旨いよ!
実を食べた後のおつゆが、また旨いんだよね~。
人間、旨いものを美味しく食べられることが幸せで、大切なんだよ!
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カツレツで一杯

2007-03-14 | 食べ物・お酒の話

♪これまた、乙なもんだ!

いっらっしゃい、お疲れさん!
寒いねぇ、冬に逆戻りだな。疲れて腹減った?
この時間まで何も食べていないの?そりゃぁ腹減るわなぁ。
豚カツでも揚げてやろうか。
カツじゃ呑む肴にならない?そんなことないよ!
とんかつだって、酒の肴に十分なるさ。
確かにビールって感じだけど、醤油であっさり食べるんなら
純米酒でも、燗酒でも合うよ。
この「豚カツで日本酒を呑む」というのは
彼の池波正太郎がエッセーで書いていたような気がしたんだけど
今回本をひっくり返してみても、載っていなかった。
他の作家かなぁ・・・。
でも旨いから、試してみてよ!

ハイ、その前に「取り敢えずビール」呑むでしょう?
じゃぁ、カツが揚がるまでお新香に厚焼き玉子でもどうだい?

ほら、カツと日本酒って合うでしょう。
父さんなんて、カレーで日本酒呑むからね。
カレーだけを小鉢によそって、ちびちび舐めながら日本酒を呑むんだ。
これは農大の小泉教授だったかなぁ。
呑兵衛は、何でも肴にしてしまうからね!
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サロンパス

2007-03-12 | 健康の話

♪この前まで無縁のシロモノだった・・・

最近、肩こりが酷い。
このところデスクワークで、パソコン使いっぱなしということもあるし
家ではブログで1時間はパソコンに向かう。
それにしてもサロンパスを買う羽目になるとは・・・。
なにせ、首から肩、背骨、背中、肩甲骨と、ビリビリと痛い。
はぁ~、やっぱり半世紀も生きてくると突然ガックリ来るね。
やっぱり運動してほぐし、筋肉も付けないと直らないのかね・・・。
目だって疲れて疲れてきついよ。
よく年をとって時間が出来た時には
目が悪くなって本は読む気がしない、細かい模型作りも億劫・・・
なんて話しは、よく聞く。
人間、なかなかうまく行かないよね。

画像は「サロンパス」140枚入り 998円也。
匂うから会社にはやっていけないけど、確かに気持ちがいい。
でも「ジジムサイこと、この上なし」だな。
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池袋・寿司「幸ちゃん」

2007-03-11 | 食べ物・お酒の話

♪池袋にいい寿司屋を教えてもらった

あれ、今日は日曜日だというのにどうしたの、こんな時間に・・・。
えっ仕事?因果な商売だねぇ。呑まなきゃやってられないね!
今日は「のれそれ」があるよ。
のれそれってなんだっけって?
鰻の稚魚だよ。まあ珍味だよね。
紅葉おろしとポン酢か、わさび醤油だね。
やっぱり燗酒かな?

この前、池袋の東口の寿司屋「幸ちゃん」に行ったよ。
サンシャイン通りをちょっと行って、ケンタッキーを右折したところ。
板さんが3人に、見習いの若い衆が2人ぐらいいて
いつもの「だるま」より一回り大きい店だ。
いろいろ美味しかったよ。


画像は、「生だこ」に「ミルした焼き」。
ミル貝のひも(?)を焼いたもので、磯の香りがたっぷりで旨かった。
生だこ(水だこ?)は「塩でどうぞ」と、焼き塩・黒胡椒・白ごまを出された。
これがまた旨かったね。
握りも、鮪の赤身づけや鯖などもちょうど良い醤油加減と〆加減・・・。
それと隣の常連さんが「ここの海鮮太巻きは旨い!」と話していたので
ちょっと太巻きはボリュームがありすぎるなぁ、と言ったら
「じゃぁ、ハーフにしてあげよう」と細めに巻いてくれた。
サーモン、イクラ、甘エビ、鮪、etc・・・の入った巻物だ。
これが良かったね。今度はぜひフルサイズで食べたいな。

結構食べて呑んで、二人で9,000円まで行かなかった。
う~ん安い!
粋酔亭も負けないようにしないとな。
最近池袋には縁がないのであんまり行くことはないんだよな。
でもこういう店があるんなら、わざわざ行ってもいいなぁ。


「幸ちゃん」のそばに「人生横丁」という呑み屋街があった。
なかなか良さ気な横丁だったけど、半分ぐらいの店は灯が消えている。
再開発で、昔の池袋の猥雑さがどんどん消えてゆく。
どこもかしこもみんな似たような洒落た街並みになってしまい
面白みがなくなってしまうね。
西口の一角に戦後のバラックのような呑み屋が残っていた頃が、懐かしい。
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「Bee's 3大協奏曲 2007」

2007-03-10 | コンサート・LIVE・演劇などの話

♪名曲は、やっぱり名曲だ!

お帰りっ!
もう生とり貝が入っているよ。やっぱりちょっと早いよね。
でも旨いものが早く食べられるんだったら、まあいいか。
ハイ、お銚子1本!


この前、Beeのコンサートに行ったよ。
今回は、ピアノトリオではなくて、それぞれがコンチェルトをやるんだ。
前にも話したけど、Beeというのは
ピアノの及川浩治、ヴァイオリンの石田泰尚、チェロの石川祐支のユニットだ。
若手イケメンのピアノトリオということで、老若女性には大人気だ。
東京芸術劇場がほぼ満席。
神奈フィルだけでは、こんなに入らないよなぁ。たいしたもんだ!

さて、肝心の演奏は・・・

1.石田泰尚:メンデルスゾーン「ヴァイオリン協奏曲」
まず石田の登場だ。
石田が登場するなり、会場は軽くどよめく。
石田は、ソロのときは燕尾服なぞ着ないんだね。
上下黒だが、シャツには赤の花柄(?)の大きな刺繍がある。
最初のフレーズを聴いて「おぉ~、甘いぃ~!ロマンチック~!」と思ったけれど
単純に甘いだけではなかった。
生まれつきの才能と弛まなき努力に裏打ちされた超絶テクに
石田自身の持つ情熱が加味されて、とても「熱い」メンデルスゾーンだった。
演奏は体を屈めたり伸ばしたり、ヴァイオリンを立てたり横に振ったり縦横無尽。
それにしても石田はカッコイイ。
スタイルは抜群だし、服装だって色っぽいね。
今日は短めの金髪に同系色のメガネ、大きめのピアスを含めて
ヴァイオリンの色とコーディネイトされている。
オバサンが夢中になるのは、よく分かる。

石田コンマスのインタビューを見つけたよ。なかなか面白い・・・。
↑こちらをポッチ!

2.石川祐支:ドヴォルザーク「チェロ協奏曲」
トリオでは一番若い石川のドヴォルザーク。
第1楽章の最初のうちは、ちょっと硬さを感じた。
チェロの音色も柔らかさに欠けているような・・・。
でも曲が進むにつれて、硬さもほぐれたようだ。
ドヴォルザークの曲って、スケールが大きくて広々とした感じするがする。
聴いていると、ゆったりとリラックスできるんだ。
第1楽章の後半ぐらいからは、石川の演奏も神奈フィルと溶け込んで
ホール全体を広大な草原に吹く春の風で満たしたような演奏だった。
小田和正似の石川、演奏後は観客だけでなく
神奈フィルメンバーにも一生懸命頭を下げていた。
う~ん、好青年だなぁ。
こころなしか、石田よりも拍手が大きかった気がする。

3.及川浩治:ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」
トリは最年長(といっても今年40歳)の及川のラフマニノフ。
及川の演奏を聴くのは2度目だ。やっぱり情熱的だねぇ。
石田の情熱とはまた違った、パワフルな情熱。
演奏中に立ち上がりそうなるし、最後なんてイスが転がりそうだった(?)。
ショパンコンクールで最優秀演奏賞を取るぐらいだから、テクも素晴らしいし
演奏のスケールも、とても大きい。
でももう少し力を抜いたり、優しさを込めるところなどがあってもいいよう・・・。
20代のパワーをそのままキープして突っ走っているような気がする。
40代にはそれなりの演奏があると思うので、これから更に期待できるよね。
(シロウトのベタな感想でスミマセン)

いずれも名演奏!マエストロ現田+神奈フィルも、黒子に徹していたけど
相変わらず弦の音質も素晴らしく、良くソリストを引き立てていた。
クラシックも、ポピュラーな曲はやっぱりいいね!
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呑む気父さんの読書感想文・亥の5 「ねこのばば」

2007-03-07 | 本の話
ねこのばば

新潮社

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♪「ねこのばば」畠中恵著 新潮文庫

「しゃばけ」「ぬしさまへ」と続く「妖(あやかし)」シリーズの第三弾。
最初の「しゃばけ」から、面白く読んだけど
三作めの「ねこのばば」は、やっぱり一番良い出来だ。
江戸の廻船問屋兼薬種問屋の若だんな一太郎は、病弱で寝たり起きたりの18歳。
いつも二人の手代にあれやこれやと面倒を見てもらいながら、生活している。
この手代の仁吉と佐助は、それぞれ白沢、犬神という妖怪。
そのほかにも若だんなの部屋にはいろいろな妖が出入りする・・・。

シリーズ一作目の「しゃばけ」と較べると、ストーリーが成れてきて
登場人物の輪郭もしっかりしてきた。
そのため話しの幅が広がって、江戸人情噺の趣を呈してきた。
もちろん、若だんなの謎解きもますます冴えてきたし
妖たちとの軽妙でコミカルな掛け合いも楽しいのだが
じわりと心に沁みるエピソードが心憎い。
特に最後の「たまやたまや」なんて、読み終えた瞬間に目頭が熱くなった。

若だんなの幼馴染の妹が嫁ぐことになった。
お春は若だんなに想いを寄せていたが
こちらは、妹のようにしか見れなかった。
しかし、お春の白無垢姿を目にした途端
後悔の念が若だんなの心内にほろ苦く沸き立つ・・・。

『花嫁の列が進み始める。若だんなは一歩踏み出して、止まった。
もう駕籠には、声も届かない。遠ざかってゆく後ろ姿はやがて、
道の先に消えていった。』(完)

今回は「茶巾たまご」「花かんざし」「ねこのばば」
「産土(うぶすな)」「たまたまや」という5つの短編を集めている。
それぞれの噺が趣き深い。
単行本は既に第五作まで出版されているが、文庫の発刊が待ち遠しい。
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神奈フィルの「戦争レクイエム」が日経に!

2007-03-04 | コンサート・LIVE・演劇などの話

♪日経も注目!ブリテンの「戦争レクイエム」

ハイ、鰤大根お待ち!
今の時期の肉厚で油の乗った鰤と、ホクホクトロトロで甘い大根は相性がいいよね!
あれ今読んでいるの、今日の日経夕刊?
日経って面白いよねぇ・・・。


なんと日経の夕刊に、17日の神奈フィルの「戦争レクイエム」が取り上げられたよ。
神奈川版じゃなくて、全国枠だ!
休団の身でも、なんか誇らしい気分だね。

「平和への祈りを込めたブリテンの代表作ながら、(中略)大規模な難曲で
頻繁に上演できるものではない。今回も400人を超える合唱など総勢500人ほどが
舞台に上がる予定だという・・・」(日経新聞夕刊より)

大小2つのオーケストラ、独唱、合唱、児童合唱、オルガンによる大曲に
今回は映像も加わる、と期待を込めた記事の書きっぷりだよ。
はぁ~、そういえば最初にそんな風に聞いていたっけ。
凄いステージになりそうだね。楽しみだなぁ!

うっふっふっふっふ・・・、傍観者はなんとでも言える・・・。
あやさん、頑張ってくださいね!!
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朝日を浴びて

2007-03-04 | 徒然なるままに

♪人間、まっとうに朝日を浴びて1日をスタートしたい・・・?

ウチのマンションは11階建ての10階、リビングは東向き。
何でこの部屋にしたかというと、もちろん間取りがまず第一で
階数とか部屋の向きは、諸事情による。
まず部屋の向きは、迷ったけどお金がないので川崎の駅を望む東向きにした。
階数は、本当は5~6階でよかったんだけど、申込日に出かけるのが遅れて
結局下のほうと、10~11階しか空いていなかったから。
マンションって、基本的に上のほうが高いんだよね。
2時間遅れで100~200万円ぐらい余計にかかった・・・。

東向きだから、当然朝日が当たる。
でももう10時ぐらいになると、日が入らなくなる。
最初は昼間に部屋が薄暗い感じで、ちょっと失敗したかと思ったけど
最近は、たっぷりと朝日を浴びながら朝飯を食うことに満足しているよ。
人間、やっぱりきちんと朝に起きて、朝日を浴びないと!
朝日とともに起き出して活動を始め、日没とともに休む
これは人類発祥のころからの「習慣」なんだな。
夜遅くまで遊んだり仕事したり、夜中に動き回ったりなんて
人類史上では、つい最近のこと。
これって、やっぱり体に良い訳がないんだよね。

これから毎日朝日に向かって、昨日までの健康に感謝し
今日一日の無事をお祈りしよう!
(なんか宗教がかってきた?)

でも、東向きの部屋って、夏の朝はめちゃくちゃ暑い・・・。

(画像は我が家から望む朝日。川崎駅のビル群が都会っぽいでしょう!?)
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毎日忙しくてさぁ~

2007-03-04 | 食べ物・お酒の話

♪仕事が忙しいと、ゆっくり呑みたくなるよねぇ

いらっしゃ~い!
いやぁ、前にも話したように昼間の仕事がめちゃくちゃ詰まってきて
ちょっとこのところこっちの店が開けられず、ゴメンね。
ほたるイカ、食べる?


この前も会社に10時半ぐらいまでお残り・・・。
最近肩こりがひどい。目もしょぼしょぼ。
こんな時は早く家に帰って、風呂入ってビール呑んでぱ~っと寝るべきなんだよね。
でもそうは行かないんだな。こんな時こそ呑みたくなる。それも外で・・・。
金曜だもん!それに明日も明後日も、仕事だぁ~!!
11時から呑んでも、バチは当たらんでしょう??

で、いつもの目黒へ・・・。
隣のお客さんがほたるイカを食べていたんで「ほたるイカあるんだ」と聞いたら
若旦那が「ありますよ~、ボイルだけど。酢味噌がいいですよ」とのこと。
食べましたよ、久しぶりで美味かったね。
でも酢味噌がチューブに入った既製品で、ちょっと甘すぎた。
それに「蛍烏賊」って、5月ぐらいのものじゃなかったっけ?
調べたら、晩春から初夏に産卵期で群れを成しているらしい。
「醤油じゃなくて酢味噌のほうがいい」って言うし
あんまりお勧めでもなさそうだった。
ひょっとして冷凍もんだったかな。それともこの時期は、まだイマイチ?
確認しようと思いながら、忙しそうに他のお客さんの対応をしていたので
聞きそびれてしまった。
もし今年獲れたものなら、あんまり「旬」も関係なくなってきたのかねぇ・・・。

終電に間に合うよう店を出たら、品川で京浜東北線が30分以上遅れていた。
上野駅で、人身事故で到着が遅れた常磐線を待っているとのこと。
沢山の乗客が怒っていたね。なんで常磐線を待っているだよーって。
その辺の説明が不十分で、ただ謝っているだけだから、ますます客はエキサイト。
JRさん、もうちょっとキチンと状況説明しないとね。
結局父さんは家に着いたのが2時過ぎ。
土曜の出社は午後遅くになってしまった・・・・・・・。
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