呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

呑む気オヤジの、読む!~「虹色にランドスケープ」

2013-06-26 | 本の話
虹色にランドスケープ (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋



♪「虹色にランドスケープ」熊谷達也著 文春文庫

7つの話が集まる短編連作集。それぞれの話に1970~80年代のビンテージバイクが登場する。
各話の脇役が次の話では主人公となり、そしてそれぞれの登場人物がバイクとともに絡み合う、ちょっと切ない物語。いや中年のオヤジには相当胸キュンの切なさだ。バイクを中心に登場人物が輪になって、まさにチェーンでつながっていることが分かる。
若い頃バイクで繋がり合っていた男女、今は中年の域に達し、それぞれの人生を歩んでいる。でもふとしたことから再会したり、その子供たちが絡んだり…。いやぁー、とても良い話です。面白い!でも切ないなぁー。

この本を読んでいて、無性にバイクに乗りたくなった。登場人物がみんな、とても気持ちよさそうにバイクを駆る。人馬一体、人とマシンの一体感、これらは残念ながら四輪では、なかなか味わえないのかもしれない。
そして登場するマシンが、なんといっても今やビンテージ物のバイクばかりだ。カワサキZR、ホンダCB750、ヤマハRZ250、スズキ・カタナ、etc。僕はそんなにバイクについて詳しくないが、それでも知っている、聞いたことがあるバイクばかり。
今の若者は分からないが、僕らの年代の男なら、まずはバイクに興味を持ったものだ。実はつい数年前まで、中型~大型のバイク免許を取るつもりでいた。でもなかなかタイミングが合わず、それにいつバイクを買って乗るんだい?ということもあり、最近では、その熱い思いを忘れていた。
今から免許取ってバイクに乗れるかなー。取り敢えずは中型だよなー!究極的にはハーレーのローライダーに乗りたいなぁ。

頑張って60歳までに痩せよう。その時はマツダロードスターの2シーターオープン6MTを買おうと思っていたが、それまでに免許を取得して、中・大型バイクにも挑戦したい。



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呑む気オヤジの呑み日記~天海はま市場

2013-06-22 | コンサート・LIVE・演劇などの話

合唱団パリンカでは、来月の定演で団員以外に公募でメンバーを集め、タダタケの「草野心平の詩から」を演奏する。公募メンバーが40名近く集まっていただき、70名を超えるステージとなる。
先週公募のメンバーとパリンカ団員の懇親会を開催した。場所は仙台駅東口の「天海ハマ市場」、この店は「天海○○」という名前でいろいろある。どこの店も新鮮で美味しい魚類を出すようだ。



ではみんなで定演頑張ろう、乾杯!なんとビールのピッチャーがヤカンです。面白いねー。
それて画像が暗くてよく分からないかもしれないが、刺盛りにマグロのあばら骨のところが出て、中落ちをスプーンでこそげ落として食べる。なかなか美味しかったし、Good ideaだね。




さぁ、宴たけなわであります。男声合唱団は呑めば歌うんです!(それが普段あまりないから、オヤジは不満なんだけどね)
もう日曜日の10時過ぎなので、他のお客さんも2組7人だけ。お客さんと店に了解をもらって、40人強のオジさんで歌った。「大漁唄い込み」、店の什器が棚から落ちるんじゃないか、ぐらいの大迫力の歌声に、お客さんも従業員のお姉さんたちも「目がテン」
いやぁ~、気持ちいいねぇ~。横浜では、いつも小さな声で歌っているけど、こういうふうに遠慮なしで呑みながら歌えるのも最高だ。
定演まであと1ヶ月を切った。みんなで頑張って成功させようね!

  




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呑む気オヤジの呑み日記~ホントに久しぶりのだるま鮨

2013-06-22 | 食べ物・お酒の話

3ヶ月ぶりぐらいで目黒のだるまに行った。結構上京していたけど、土曜の午前中に仙台を出て、午後合唱の練習をして、夜は桜木町で呑んで、日曜は昼の新幹線で戻る、という繰り返しだったので、なかなか寄れなかった。
今回は、定演のために金曜の早めの新幹線で上京したので、久しぶりに寄りました。定演の前祝い、成功を祈念して、乾杯!

カツオと金目を半分ずつ、大アサリ焼き、そしていくつか握ってもらって…。相変わらず気の置けない、家のリビングで呑んでいるような店だ。それが心地よい。
オヤジさん、また来るよ。今度はあんまりしょっちゅうは上京しないかもしれないけど、なるべく顔を出すよ!また呑ませてちょうだい!





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呑む気オヤジの、聴く!~TA14GP

2013-06-19 | コンサート・LIVE・演劇などの話

I 男声合唱団定演の前のこと…。
ジャズギターの渡辺香津美、クラシックギターの村治佳織・奏一兄弟のトリオのアコースティックギターライブを聴きに行った。
このトリオ、名づけて「TA14GP」、なんだこの名前は?
「The Acoustic Fourteen Guitar Project」の略称だそうだ。Fourteenってなに?なんと3人とも14日生まれなんだそうな。
学生時代、クラシックギターをやっていたオヤジです。正調美少女ギタリストの村治佳織の演奏は生で聴いてみたいと、ずーっと思っていた。それから渡辺香津美は僕らが若い頃のフュージョン界の大御所だった。村治兄弟と渡辺がどんなトリオを聴かせるんだろう。
興味はあったが、このところコンサートに立て続けに行っているので、ちょっと迷っていた。コンサートの日になって、当日券もあるようだしやっぱり聴きに行くことにした。

◎TA14GPコンサート
・日時:2013年6月12日(水)午後6時半開演
・場所:仙台市民会館大ホール
・出演:渡辺香津美、村治佳織、村治奏一

バッハのリュート組曲やアランフェス協奏曲などのクラシックから、チック・コリア、そして渡辺のオリジナルなどジャジーな曲まで、ギターの名曲をトリオに編曲して聴かせてくれた。
うわぁ~、渡辺香津美って完璧なクラシックギターを弾くじゃない!村治兄弟はさすがにクラシックギターの人、上手いねぇー。
ギター3台のアランフェスは良かったなぁ。第1楽章が村治、第2楽章が渡辺、第3楽章は主に奏一がソロパートを担当するギターコンチェルトだ。オケのバックとはまた違った味わい。実に面白い!
渡辺のセミアコギターのソロは圧巻だ。この人、クラシックギターも上手に弾くけど、やっぱりジャズの人。ピックを使ったセミアコギターの演奏は一番しっくりくる。とっても聴きごたえのある、楽しいコンサートでした。
コンサート三昧で贅沢かなーと思ったが、前にも書いたようにゴルフと比べたら安いものだ。月1~2回のコンサート、月1本の映画ぐらいは楽しみたい。それだってゴルフよりも安いかも。
仙台ではゴルフもやろうかと思ったけど、やっぱりそのお金があったら、コンサートに注ぎ込みたい。



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I男声合唱団第15回定期演奏会~良き仲間たちに恵まれて

2013-06-17 | コンサート・LIVE・演劇などの話

所属している横浜のI男声合唱団の定期演奏会があった。演奏者としてオンステした立場なので、もちろん演奏そのものの評価はよく分からない。お聴きいただいたみなさんの感想などをお聞きして感じたことをまとめる。

お客様の評判は、一言で言えばすこぶる良かった。第15回目の定演にして、今までで一番良かったというお話もあった。
うーん、なんなんでしょう。
演奏している側としては心配だらけの本番だった。前回の定演を終え、第15回に向けて曲目を決定し練習を始めた矢先に、指揮者の一人Yさんの海外転勤の辞令発令。
僕は、第15回定演は延期すべきと主張した。でも運営委員会の他のメンバーは、このままのスケジュールで、Yさんが担当していた第3ステージも第2ステージ担当のIクンが振ることで乗り切ることに同意し、取り敢えずやってみようということになった。
僕は仙台にいて毎回練習に参加できるわけではないし、運営委員会も然りで、離れている分だけ不安が強かったこともあると思う。でも、それにしても予定通りに進めることは冒険だし、ある意味無謀だと考えていた。
実際、直前までうまくいかない部分が多かったし、下手したら本番で演奏がストップしたり、各パートがバラバラになって、収拾がつかなくなる可能性だってあった。そして完全破綻はなかったが、細かいミスやズレは結構あった。
でも結果的には、Iクンの相当の頑張りもあって、かつみんなで一生懸命練習した甲斐があり、僕の心配は杞憂に終わったことになる。

あれだけ不安もあり、実際の演奏では細かいミスも多かったのに、なぜお客様は満足して褒めていただいたんだろう。
そこで思うことは、音楽の演奏、特に合唱は単にミスのないテクニック的に優れた演奏が感銘を与えるわけではないということ。多少ミスがあっても、荒削りでも、歌い手の人となりというか、人間性というか、そういうものが大きくモノを言うのかもしれない。
本来の合唱としての完成度は決して高くなかったと思う。ミスもあった。でもみなさんが「良かったねー」と言っていただけるのは、団員一人ひとりの日頃の人間性、団員同士の融和、聴きに来ていただいたお客様との絆など、直接的に演奏テクニックとは次元の違う部分で充実しているからではないだろうか。
まさにコンクールで高い評価を受けて上位入賞することと、ある意味対極の音楽表現なのかもしれない。自分で歌っていても、そこは良く分からない。
とにかくみなさんが「良かった!」と言っていただけるのだから、素直に喜ぼう。もう細かいところはいいさ、みんなが良いと心から言ってくれるんだもの。
団員もみんな日頃から良い付き合いをし、良い友人たちを持っている。その人たちはただ単にお付き合いで聴きに来たり、お世辞で褒める方々ではない、本気の応援者だ。だからこそ僕たちの演奏に感動してくれる。
深謝、多謝!



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定期演奏会リハーサル

2013-06-09 | コンサート・LIVE・演劇などの話

I 男声合唱団定演一週間前のリハーサル。本番のホールである大船の鎌倉芸術館で実施した。
ここにきて演奏も随分まとまってきた。ただ本番でお客様に聴いていただくには、もっと細部を詰めなければならない。
歌っていて、自分を含め全体的に自信のなさを感じる。いつもの練習場と違い、600人収容のホールなので響きが違う。周りの歌声が聞こえにくい。そうなると頼りは自分のみ。普段から自信を持って歌えるようにしておかないと、声を出すことにビクついてしまう。
うーん、もう今更ながらではあるが、「歌い込み」の大切さを実感、再認識する瞬間でもある。
ビクつかないためにも、正確に歌うためにも、今回は楽譜を持つことにした。それでも歌い込み不足の場合は、間違えることもある。あと一週間、頑張って復習します。

さてまだ本番前なのに気の早い話だが、次回の演奏会に向けて、合唱団の態勢をどうしていくのかは、重大問題である。
昨年春に中心的指揮者だったYさんが転勤で海外勤務となった。その時に今回の演奏会を含め、今後どうやって団を運営していくのか、いろいろ議論したが、取り敢えずはYさん指揮分を他の団内指揮者で担当して、定演を乗り切ることにした。何とかここまでやってきたが、無理はなかったか、齟齬は生じなかったか、十分検討する必要がある。
そして頑張ってきた指揮者のI さんにも海外転勤の可能性が高くなってきたとのこと。うーん、これじゃ指揮者団崩壊じゃないかー!という団結成以来の重大危機に陥りそうな状況だ。
来週の本番を何とか恙なく終わらせ、その後は早急に団内態勢再構築に取り組まなければならない。
僕自身も仙台から参加することのキツさと限界を感じており、今後どうするかを再検討中である。みんなで本気で考えていかないと、我が団の将来は相当厳しいと考えている。





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オヤジの随想~妻の七回忌に想う

2013-06-03 | 家族のこと


先週は亡妻の祥月命日だった。丸6年、七回忌法要も済ませた。
毎年この時期に書いているが、6年が長かったのか短かったのか…。6年といえば、小学校入学の子供が卒業する年月だ。そりゃ長いよね。
小学生だって、6年間の間には簡単に語り尽くせない「人生」があるだろう。当然、僕にも息子たちにも僕らの親にも兄弟にも、いろいろありました。長く感じるか短く感じるかは別として、それぞれにそれなりの年月がしっかり経過したということだ。
長男は就職して山梨で一人暮らしを始めた。今度転勤で埼玉に移るという。次男は大学に入学したのに、思うところあって中退、ファミレスの準社員をやりながらバンド活動に忙しい。
僕は妻の看病のために異動を申請し、希望は叶ったが時すでに遅し、新しい職場では結構苦労して、今回は実家で両親と同居するため仙台に異動を希望。これまた震災の影響もあって希望が通ったが、父は震災が遠因で僕の異動内示の日に他界。同居は叶わなかった。その分、母親と親子二人暮らしで「持ちつ持たれつ」の生活をしている。
弟のところにも、義妹のところにも結構大変な人生の荒波が押し寄せてきたが、甥姪たちはそれなりに成長している。
そう、6年という歳月は、みんな一人ひとりに均等に淡々と過ぎていく。みんな否応なく成長し、歳をとる。僕だって言うに言えない想いも随分してきた。
空の上にいる妻だけは、歳も取らずに6年前と全く変わらずの姿で、僕らを見守っているのだろう。
地上にいる僕たちは、世の柵に揉まれながら、これからも生きていくしかない。
「想望」想うこと、慕うこと。これからも妻のこと、母親のことを忘れずに、お互いに想い、慕い、助け合って生きていこう。


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呑む気オヤジの、聴く!~中島美嘉 LIVE IS "REAL"2013

2013-06-02 | コンサート・LIVE・演劇などの話

中島美嘉のLIVEを聴きに行った。あのアンニュイな雰囲気、ちょっとハスキーな歌声、そしてなによりも曲そのもが良いので、少し前まではよくCDを聴いていた。しばらく新しいアルバムの話を聞いていないなーと思っていたら、体調不良でしばらく休養したりもしていたんだ。
今回、仙台でもLIVEがあるというので、これはぜひ聴いてみようとチケットを申し込んだ。意外と簡単に入手できた。

◎中島美嘉LIVE「"REAL"2013~THE LETTERあなたに伝えたくて~」
・日時:2013年5月24日(金) 18:30開演
・場所:仙台サンプラザホール

ステージ上には、アンティークな西洋館のようなセットが組まれ、これまで見たことのないような照明効果、完璧といえるバックミュージシャンに5人のバックダンサーに囲まれ、中島美嘉もノリノリのステージだった。初期の頃のお馴染みの曲も演奏して、とても楽しめるステージだったのだが・・・。
どうも僕の持っていた彼女の印象と違っていた。ハスキーではあるけれど、結構低音から高音部まで太めの声質でしっかり歌っている印象だったが、この日はどうも歌声が定まらないというか・・・(うまく言えません)。
このホールの音響が悪いことは、先日のTULIPのライブで分かってはいたけど、なんかバックバンドの演奏がワンワン籠って、肝心の中島美嘉の歌声が聴こえてこない。
鼻炎とかいって、鼻水を啜っていたけど、調子も悪かったんだろうか。声量、音程、歌い方、聴いていてどれも満足はできなかった。
なかなかエンターテイニングなステージだっただけに、残念!

~~~~~~~~~~~~~~~~~
最近、いろいろなライブを聴きに行くと、どうも「声楽・合唱」的な聴き方になってしまい、変に細かいところが気になって楽しめないことがある。音程や表現が分かるなどと気取るつもりは全然ないんだけれど、常に合唱で音程を高めに取る、聴きあって声質を合わせる、なんてことを考えながら歌っているから、どうしてもそうなるんだね。
昔、某合唱仲間が「街の中で流れる人気歌手の音程が気になる」と言っていて、僕もそうだよねーと話していたことを思い出す。そういう玄人チックに音楽を聴いてしまう、聞こえてしまうのも困ったものだ。

と、ここまで書いていて、音大出身者などは常にそうなんだろなー、単純に音楽を楽しめないのかなー、可哀想に・・・などと考えてしまった。


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