呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

セメントフォーク大全集1

2006-01-29 | コンサート・LIVE・演劇などの話
セメント・フォーク大全集 永久保存版 自由国民版―新譜ジャーナルコレクション

自由国民社

このアイテムの詳細を見る


★こんな曲も、あんな曲も載ってる!! 偉い!!
しばらく前に出版された60年~70年代の日本のフォークソング全集です。凄くマニアックでレアな曲も載っています。びっくりしました。
みなさんノラというグループの『懐かしのメロディー』という曲を知っていますか?その当時のフォークファンでも知っている人はそれほどいないと思います。でもとてもいい曲です。30年以上前に組んでいたうちのバンドのオハコでした。なんとこの曲の楽譜も載っているのです。
それからガロの『美しすぎて』。ガロというグループは『学生街の喫茶店』が有名になりましたが、実はそれ以前の曲に沢山名曲があります。「日本版CSN」と言われたぐらい完璧なハーモニーを聴かせるグループでした。ウチにはその当時の手書きの楽譜が残っていますが、今頃出版される楽譜に載っているなんて…。
この前偶然ネットで見つけたのですが、『奥のフォーク道』(ポニーキャニオン)という4枚組みのCDがあります。やはり昔のレアなフォークソングを集めたCD集ですが、これに『懐かしのメロディー』が収録されています。私にとっては昔学校の校庭に埋めたタイムカプセルを、30年ぶりに掘り出したような気持ちです。やっぱり良いものは復活するんですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「輪舞曲」第3回

2006-01-29 | 映画(DVD)の話
★「輪舞曲」~いい役者が揃っていますが…
ミーハーな呑む気父さんはチェ・ジウが好きです。『冬ソナ』は、奥さんがヨン様の大ファンという会社の同僚からDVDを借りて全部見ました。『天国の階段』は会社の仲間のお勧めでレンタルDVDで見ました。「涙の女王」(でしたっけ?)と言われるだけあって、泣き顔が素敵な女優だと思います。
日本の男優のなかで、涙が似合う役者が竹野内豊だと思います。男っぽい風貌でもありますが、あのひげ面に涙がとっても似合うと、昔から思っていました。その日韓「涙役者」が揃っているのだから、なかなかいい配役だと思います。今日の第3回のラストも二人で頬寄せ合って涙を流していました。う~ん、美男美女同士で絵になるなぁ~。
でもストーリーはなんかなぁ。韓流ドラマの二番煎じにならないように工夫しているのはよく分かります。でも「神狗」だとか「もぐら」だとか「カジノ」だとか、それから杉浦さんや橋爪さんの親分方も、現実感がないですね。それとチェ・ジウの店がいつも荒らされるのはなぜ?よく分かりません。
韓流ドラマの「これでもか!」といういじめやすれ違いは、分かっていても引き込まれるところがあります。それなしで韓国の俳優を使って日本を舞台にどんなストーリーにするか。今後の展開に期待したいと思います。(というかそれほど真剣に見ているわけではないのですが…なのにこんな話を載せてすみません…)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

いよいよトロンボーン入手!

2006-01-29 | コンサート・LIVE・演劇などの話
★トロンボーンは手に入ったが…
弟のカミさんからトロンボーンを借りてきました。彼女は小学生から高校までブランスバンドでトロンボーンを吹いていたそうです。本格的!「もう20年ぐらいケース開けていないから腐っているかも…」と言っていましたが、とんでもない、いい楽器です。20年以上前に17万円で買ったというヤマハのボーンですから、今だったら多分30万円近くするんじゃないでしょうか。
早速弟の家で吹いてみました。私も30年前はブラバン経験者。クラリネットをやっていましたが、ペットやボーンもいたずらしていて結構吹けたものです。しかし!やっぱり30年の月日の経過はそう生易しいものではありませんでした。ほとんど音が出ません。弟のカミさんにちょっとアドバイスもらって、ようやくポワ~ンと情けない音が出ました。『ため息キップ』の回にTommyさんからいただいたコメントにご返事したように、なんか自分の「おなら」のような音です。つくづく情けない…トホホです。
頑張るぞぉ~、3年後には会社のオケでデビューするぞ!それと仙台のJAZZ FESに友達と出演するぞ!!やっぱりレッスン受けないとダメですかね。でもサックスやペットは沢山あるのに、ボーンのレッスンってほとんどないんですよ。やっぱりマイナーな楽器かな。前途多難な、かつ結構無謀なオジサンの挑戦であります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呑む気父さんの読書感想文・その13 「ぬしさまへ」

2006-01-29 | 本の話
ぬしさまへ

新潮社

このアイテムの詳細を見る


★「ぬしさまへ」畠中恵著 新潮文庫
「しゃばけ」の続編です。前作が一つの物語だったのに対し、本作は短編集です。日本橋通町の廻船問屋兼薬種問屋長崎屋の若だんな一太郎と妖(あやかし)たちが繰り広げる謎解きものです。前作と比べると、登場人物のキャラクターがより鮮明になり、若だんなの謎解きも腕を上げて冴えてきました。また短編の分噺の展開も速く、さらに面白味を増しています。
「空のビードロ」や「仁吉の思い人」など人情味溢れる話にはほろりとさせられます。本作によりシリーズ化するための『核(骨格)』が完成したようです。もう既に第4作まで刊行されている由、私の読書感想文候補が増えてうれしい限りです。
それにしてもなぜこういう「江戸市井もの」って、読んでいて落ち着くというか、すんなり体に染み込んでゆくのでしょう?それは決して私が年を取ったからだけではないと思います。世の中がどんどん進化して、その結果心身ともに余裕をなくしつつある現代にあっては、一種憧れの時代ですよね!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ため息キップ」

2006-01-27 | コンサート・LIVE・演劇などの話
★「ため息キップ」平井堅
この曲をご存知ですか?この前大ヒットした平井堅の「POP STAR」のカップリングの曲です(息子にB面といったら笑われた)。『歌バカ』には入っていません。平井堅らしいしっとりしたラブバラードです。切ない歌です。ラジオでかかっていて知りましたが、とってもいい曲です。
最近あまり新曲を仕入れていない、かつ平井堅は雰囲気が難しくて挑戦していない呑む気父さんではありますが、次回「仲間うち紅白歌合戦」の出場曲が決定いたしました。ご同輩諸君、乞うご期待!
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーヒーの至福の香り

2006-01-27 | 徒然なるままに
★新しいコーヒーの封を切ったら
私はコーヒーが大好きで、会社でも1日3~4杯は飲みます。インスタントコーヒーなら「ネスカフェ ゴールドブレンド」が好きですね。
今日会社で新しいネスカフェの封を開けました。その瞬間私をホワァ~ンと包み込むコーヒーの香り・・・。あぁ~なんと幸福かつ恍惚とした気分にさせる香りでしょう。この香りと、焼きたてのパンの香りはなんとも言えませんね。パンはともかく、コーヒーのカフェインには酒やタバコ同様の常習性を伴った魅力がありますね。人間を虜にします。
普段の朝食は本当に簡単に済ませていますが、毎週日曜日だけは美味しいパンとたっぷりのサラダと、そしてちゃんと豆を挽いて淹れたコーヒーの朝食です。コーヒーメーカーから立ち昇る香りは休日の朝のひと時を贅沢に豊かにしてくれます。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

面接試験を受ける極意とは?

2006-01-25 | 徒然なるままに
★AMラジオはお父さんの知恵袋・・・
私は昔からAMラジオのファンです。札幌から戻ってきたここ5~6年は毎朝ニッポン放送を聴いています。朝の時間、現在ニッポン放送は森永卓郎さんの「朝はニッポン一番乗り!」という番組をやっています。朝、散歩をしながら、朝風呂に入りながら、着替えながら、そして通勤途中で、とず~っと聴いています。経済アナリストの森永さんがテレビとは違ったキャラで、経済ネタから芸能ネタまで幅広く語ります。私の情報源ですね。
今朝の番組の中で、森永さんと一緒に出演している垣花アナが「面接試験に必ず受かる極意5か条」という話を披露していました。なかなかためになるよい話だったのでご披露したいと思います。

【面接試験に必ず(?)受かる極意5か条】
その1:会場の誰よりも大きな声で明るく挨拶すべし
その2:面接官の目をきっちり見るべし
その3:「この面接の5~10分間は、自分の人生の中で二度と経験できない貴重な時間だ」と思い込むべし → 目が輝く
その4:質問の答えの中に面接官が疑問に思う内容を織り込むべし
→それはどうしてですか?どうしてそう思うのですか?面接官に興味を持たせる
その5:面接の中で1つだけ面接官の印象に残るボケをかますべし
→例えば、10万円もするミニカーを買ったのに、忘れてまた同じものを買ってしまった・・・
「ミニカーに20万円もつぎ込んだアホの森永君!」と面接官にインプットされる

どうですか?面白いし、なるほど~と感心する話でしょう!森永さんは「垣花さんとコンビを組んで1年と少々だけど、今日の話が唯一一番ためになった」と言っていました。
まじめな話あり、二人の大口開けての「ガハハハッ」という笑いありで、一日の始まりが爽やかに楽しくなりますよ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のだめのマングース

2006-01-21 | 徒然なるままに
★「のだめカンタービレ」第15巻の限定おまけ

のだめカンタービレ(15) 限定版

講談社

このアイテムの詳細を見る


本件については皆さんがいろんなところで書いていらっしゃるので、なんか私も載せたくなりました。私のブログを訪れていただいた方にも見ていただきたく…。
う~ん、やっぱりお父さんも欲しい…。可愛いでしょう?お腹を押すと『ギャボッ!』って鳴くんですよ!ああ、なんかオタクの気分…。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呑む気父さんの読書感想文・その12「古典落語100席」

2006-01-21 | 本の話
★「古典落語100席」立川志の輔編 PHP文庫

古典落語100席―滑稽・人情・艶笑・怪談……

PHP研究所

このアイテムの詳細を見る


「タイガー&ドラゴン」のDVD以来落語付いています。この本は有名な古典落語の粗筋が1話につき見開き2ページにまとめられて100話分が載っています。落語好きといってもちゃんと知っている話はそうありません。「タイガー&ドラゴン」がまだ5話残っているし、これから落語のCDを購入する上でも粗筋を知っておきたいと思ったので…。
いやぁ~落語ってホントにいいですねぇ。電車の中や昼飯を食べながら読んでいて、下げのところで思わず声に出して笑ったり、にやついたりしてしまいました。そして人情噺ではちょっと涙ぐんだりして…。短くまとめた粗筋でこうなのですから、実際の噺を聞いたらこの本の10倍は感激することでしょう。志の輔師匠の解説も洒落ていていいんですね。ぜひまた寄席に行きたくなりました。音楽も古典芸能も「生=ライブ」はいいですよね。
それと今日「タイガー&ドラゴン」のDVDを見終わりました。最終回はもう涙もんでしたよ。またこの噺は次回に…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のだめカンタービレ讃歌・その2

2006-01-21 | コンサート・LIVE・演劇などの話
★「ブラームス交響曲第1番」千秋真一指揮・R☆Sオーケストラ

ブラームス:交響曲第1番~のだめカンタービレ
R☆Sオーケストラ 千秋真一, 千秋真一, R☆Sオーケストラ, ブラームス
キングレコード

このアイテムの詳細を見る


桃が丘音楽大学院中退後、世界で活躍する新進気鋭の指揮者千秋真一氏率いるR☆Sオーケストラの演奏するCD…らしい。
いやぁ~ライナーノーツも「のだめ」に出てくる音楽評論家や音楽雑誌のライターが書いているし、ここまでパロッていると完全に本物ですね。でも「千秋が実在すればこういう風にブラームスを振った」というのが再現されていて、とても興味深いです。ブラームスの交響曲№1は大好きな曲です。CDの演奏もとっても良いです。
それと「のだめ」を読んだ方はお分かりのように、コンクール課題曲の間違い探し用のドボルザークも、そのまま再現されています。「スコア片手にあなたも間違い探しを!」とありますが、これも面白いですね。でも私はそこまで専門的かつマニアックではありませんが…。
このCDだけでなく、「のだめ Seleiction CD book」や「のだめキャラクターbook
」、楽譜集なども出版されています。近頃のクラシックブーム、音楽関係者や出版関係者のこのようなウイット豊かな感性と弛まぬ努力も影響しているのでしょうね。Bravo!

でも気になるのは、このCDは誰が演奏しているのか…、まさかホントにR☆Sみたいな音大生じゃないだろうし。上手いもんなぁ~。

PS)5月にでる「のだめ №15マングースぬいぐるみ付」、呑む父さんも欲しいデスぅ~。予約しちゃおうかな…。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

のだめカンタービレ讃歌・その1

2006-01-21 | コンサート・LIVE・演劇などの話
★「のだめカンタービレ」 二ノ宮知子著 講談社

のだめカンタービレ (2)

講談社

このアイテムの詳細を見る


この漫画は絶対にお勧めです!特に音楽、それもクラシック音楽が好きな方は必見・必読デスゥ~、ギャボ!!(急におじさんどうしたの?のだめちゃんの影響デスぅ~)
桃が丘音楽大学(一説には国立音大がモデルらしい)を舞台に、才能豊かな音大生が繰り広げるドタバタ喜劇なのですが、単にギャグ漫画に留まらず、確かなクラシック音楽知識に裏打ちされたストーリーが展開します。う~ん二ノ宮さんはクラシック素人らしいけれど、だとすれば凄い!
私はこの漫画を読むと登場人物に嫉妬を覚えます。なんと活きいきと楽しそうに音楽をやっていることか、羨ましい!自分ももっとちゃんと楽器を続ければよかった、あっちこっちに手を出さず一つのことをきっちりやればよかった…。(詳細は「第九の〆は…」の回を参照)
あぁ~それなのに、それなのにぃ~。また昔の二の舞で、ギターとトロンボーン両方やろうとしています。あっ、それと合唱も…。50を目の前にまた『虻蜂取らず』の人生か…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

iPodが壊れたお陰?

2006-01-20 | 徒然なるままに
★iPodが壊れたぁ~!でも安心??

正月にうっかりしてiPodにお茶をかけてしまいました。ほんの少しだったのに段々動きが鈍くなって、そのうち全然動かなくなってしまいました。数日経ったら充電もできなくなりました。なんか年末にはVaioは壊れるし、ついていません。
Vaioの修理のついでにヤマダデンキでiPodの事を聞いたら「ウチでは修理を受け付けていません、直営店に行くかネットで修理依頼してください。」ですって。なんだそれ!って感じですね。でも仕方がないのでこの前休みの日にわざわざ渋谷のアップルショップまで行ってきました。いやぁ~、街も店の中も人だらけ・・・。
ショップの人に「iPodの修理なんですが」と告げたら「ご予約はされていますか?」「えっ、なにそれ?」「あぁ~では店内のMacから予約してください、これこれこのように・・・」なんなんだぁ~!!結局90分待ちでした。
夕飯の買い物のついで(というほど渋谷は近くないのですが)に来たものだから、女房殿も一緒です。ほとんどパソコンなどに興味のない彼女ですから、手持ち無沙汰の様子。「コーヒーでも飲みにいくか・・・」ということで、隣のEXCEL SIORへ。
ここも若いカップルや女性同士の客で一杯でした。
私「なんか、渋谷も特別に用事がなければ来たくない街だね、人が多くて疲れる・・・」
妻「オジサン、オバサン、ほとんどいないしね」
私「ホントに・・・」
でもそういいながら女房殿は満更でもなさそうに美味しそうにカフェモカを飲んでいました。そういえば女房と二人でカフェなんて何年ぶり?普段あまり出歩かないけど、たまにはこういうところにも来たいんですかね?

散々待った挙句に「あぁ~水没は修理受付しないんです」なにぃ~、それならそうと早く言え!とむっとした私でしたが・・・・・思い出しました!「保険が使えるはずだ!!」そうなんです、こういう家財道具の偶然の損害にも適用できる保険に入っていたはずです。
私 「じゃあ、修理不能の証明書を下さい!」
店員「えっ?そういうの出せるかどうか・・・」
私 「普通出しますよ、見積書という形で」
店員「判りました、お出しします」
詳細は省きますが、私は1年ちょっと前にiPodを約20,000円で購入しました。私が加入している保険は偶然の事故が発生すると、家財の「修理費または再取得価格」を支払ってくれます。でも私のiPod-miniはもう生産中止です。となると、なんと後継機種の最新型の「iPod-nano」を買い換える費用27,800円が損害額として認定されるのです。もっとも5,000円は自己負担額があるので、22,800円が支払われます。ということは私は5,000円で新型超薄型の「iPod-nano」が買えててしまうということです!!
もちろんダウンロードした曲はiPodとVaioとともに消えてしまいましたが、でもなんか得した気分です。ご同輩諸氏の皆さん、いい保険でしょう!!なんという保険でどこで加入できるかって?それは『個人財産総合保険』という商品で、呑む気父さんが勤務する弊社でご加入いただけます!!
お後がよろしいようで・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立ち呑みROCK居酒屋からFOLK酒場になだれ込む・・・

2006-01-17 | コンサート・LIVE・演劇などの話
★立ち飲み処「しょっと おかめ」 千代田区神田佐久間町(総武線高架下)



以前から弟とFOLK居酒屋に行こう、と言っていたのですがなかなか機会がなく、今般漸く実現しました。我が弟が、どうせならもう一つ行きたい店があるのでと1軒目にと指定したのがこの「おかめ」です。総武線の高架下にあって店の入り口の上には「おかめ」の絵が大きく描かれた看板。どうみても普通の立ち飲み居酒屋です。
ところが一歩店に足を踏み入れると、そこは別世界!店の造作こそその辺の立ち飲み屋と似たり寄ったりですが、流れる音楽は70年代のロック、壁には所狭しとロックのLPのジャケットやコンサートチケットが貼り付けてあります。エレキギターも10本ぐらい掛かっています。それに約200本はあると思われる懐かしのロックバンドのVTRとDVD。好きなものを選んで店内で見れます。
カウンターには全然年齢の釣り合わないオジサンと若者が酎ハイを傾けながらロック談義の真っ最中!なんなんだぁ~この店は!!と言う感じです。20人も入れば一杯の店内はロック魂に溢れ30年前にタイムスリップしたようです。やっぱり東京、いろんな店がありますね。肴の味云々を超越した満足感がありました。

ウチの弟君(結構凝り性で自分の思いつきに溺れるタイプ=私に似ている)は、結局「ROCK居酒屋からFORK酒場への一貫した正当な一次会と二次会の関係(?)」を目指し、
Narcissisticな満足を得たようであります。


★FOLK酒場「昭和」 千代田区内神田3-22-10 ハチヤビルB1 03-3253-7970

二次会は本日の本命「昭和」です。カウンター席に7~8人、テーブル席に15~6人座れば一杯のこじんまりした店ですが、隅に小さなステージがあってギターやベース、ドラムが置いてあります。定期的なライブもあるようですが、なんといってもお客さんが順番に思い出の曲をギター弾き語りするところが凄い!みんな上手です。なんか昔のバンド仲間が集まって、飲みながら自分のレパートリーを披露しあう、みたいなコンセプトでとっても懐かしく、楽しく、気持ちがいいスペースとなっています。マニアックでかつアットホームな不思議な空間でした。
私も弟も、30年前はそれなりのミュージシャン(?)、一発ご披露しようかとも思いましたが、なにせここ10年ぐらいのブランクは如何ともしがたいものがあります。気持ちよさそうにかぐや姫や陽水を歌うオジサン方を横目で見ながら「今度来るときは兄弟デュオをやろうな!」と誓い合った兄と弟でした。
ROCKからFOLKへ、30年前にタイムスリップしたような不思議かつとても気持ちの良い時間を過ごし、大満足の一夜でありました。

PS)私は早速家のギターの弦を張替えました。弟は自慢のマーチンのケースをうん年振りに開け、反ってしまったネックを撫でつつ修理しようか迷っているようです。でもSよ、絶対「昭和」で兄弟デュオでデビューするぞ!!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呑む気父さんの「札幌呑む気満々紀行ー その2」

2006-01-16 | 食べ物・お酒の話
★第2日目~ 小樽「青塚食堂」ってこんなに美味かったのぉ~?

2日目は小樽へ。みんなもう何度目かの小樽なので、特に見たいところもなし。でも雪の小樽運河はやっぱり何度来てもいいものです。つい記念写真パチリ。(いつものPCが故障中でデジカメ画像のアップができません、修理出来たら載せますね!)北一硝子なども立ち寄れば、それなりに楽しいですね。
メンバーのSがお土産を買いたいとのこと。夕べFさんが「小樽で土産を買うなら『南樽市場』だべさぁ~」と言っていたので、タクシーの運転手さんに聞いたら南樽市場は遠いし、それよりも絶対『灯台市場』がいいと言う。札幌の二条市場だって中央市場だって小樽漁港から持っていくんだから、そのそばの灯台市場が良くないわけがない!と言うのです。それにもう少し先に行くと絶対お勧めの食堂もあるとも言うので、その話を信じてタクシーに分乗しました。

◎「おたる灯台市場」~(有)長福水産 0134-24-1605
確かに運転手さんの言うとおり毛蟹もタラバも安くて味見をしたら美味しかった。ホッケの干物も肉厚のものが一枚500円。ホタテが1枚100円!牡蠣もホッキ貝も安い!「お父さんだけ美味しいものを食べて!」と言われることが目に見えているので、奮発してタラバ+ホッケ+イカの沖漬け+岩のり=10,000円+送料1,200円のお土産を買ってしまいました…。でもタラバ、美味しくて家族の評判も上々でしたよ。

◎昼食~「青塚食堂」小樽市祝津 0134-22-8034
【飲み物】当然昼から生ビール&ダラ燗
【食べ物】鰊・八角・アオリイカの刺身、しゃこ、特大鰊焼き、ウニ、花魚丼
私は6年札幌にいて、実はこの「青塚食堂」の前を何度となく通っています。いつも店の前で鰊やイカを焼いていていい匂いがしていました。でも「どうせ観光地の食堂で大して美味いものもないだろう」と高を括り入ったことがありませんでした。なんと浅はかなドジ父さんだったのでしょう!う、う、美味ぁ~い!!
アオリイカがこりこりして、甘くて最高!しゃこも大振りで甘い、鰊の香ばしくほくほくしていること!小骨なんて全然気になりません。八角の刺身は少々淡白すぎたかな?それと意外だったのは「花魚丼」。要するにホッケの切り身の竜田揚げをうな丼風にタレを絡めてご飯に乗っけた丼です。これが何とも美味しかったです。
こんなに美味しいイカ刺しは生涯2度目です。幸せなお昼ご飯でありました。

◎夕食~炉端焼き「大助」 札幌市中央区南6条西4丁目
【飲み物】生ビール+國稀(くにまれ)純米酒(増毛町の地酒=お気に入り)
【食べ物】石狩鍋、生ラム炭火焼、カレイ刺身、イカゴロルイベ、鰊漬け
アイヌネギキムチ、他
さすがに食べ疲れ…。それにもう生ものはいいなぁ~という贅沢なメンバーのリクエストに、父さんは「鍋にしよう!」と「大助」にやってきました。この店は前もってインターネットで調べておきました。店に入って思い出した、ここ来たことがある~。「ごっこ鍋」があるということでこの店にしたのですが、今日はないということで、残念!「ごっこ」というのは鰍(かじか)のこと(だったと思う…)。鍋やお汁がいい味が出てうまいのですが、なければ仕方なし。
でも石狩鍋が、これまた美味かったです。合わせ味噌にバター、それと軟骨が混ざった鳥団子のために甘く濃厚な味に仕上がっています。これに鮭の切り身、ねぎ、白菜、ダイコンなどが入ります。家で作っても簡単です。決め手はバターですね。これで北海道の居酒屋で食べる石狩鍋の味になりますよ!
カレイ刺しも白身ながらコクがあって美味しい。昼の八角が淡白すぎたので、カレイのほうが味がしっかりしていて旨みがありますね。アイヌネギは行者ニンニクともいいますが、韮を5倍ぐらい濃厚にした旨さです(美味さ、ではない)。「アイヌ」が差別用語という意見もありますが、この店ではそのままの呼称でした。これまた滋養強壮にあふれる食べ物(俗に○○○)といいますが、のん気父さんにはあまり影響なし…。
イカゴロルイベとはイカの内臓を生きのいいうちに薄皮ごと抜いて、醤油に一晩漬けたものをラップで包み、冷凍庫で凍らせたものです。凍っているうちに薄く削ぎ切りしてシャーベット状のまま食べます。日本酒にぴったり。鰊漬けも北海道の冬の名物ですね。
さすがにそれほどは食べられなかったのですが、やはり昔の仲間で昨年7月に札幌に転勤したYが同席してくれて、久しぶりに会えて楽しい時間を過ごすことができました。

◎やっぱり〆はラーメンだべさ!~「北海ラーメン」
Yお勧めのラーメン。塩が美味しいとのことでしたが、私はやっぱり醤油を。味噌も食べたかったけれど、札幌ラーメンの醤油味も捨てがたし。
醤油味は美味しかったですよ。昨日の釧路ラーメンが不完全燃焼だったので満足です。塩はちょっと味見しましたが、いわゆるトンコツ塩?なんで札幌でトンコツ??ちょっと疑問ですね!


★第3日目~新千歳空港の「あずきミックスソフトクリーム」はあっさり味

あっという間の札幌呑む気満々ツアーでした。安いツアーのため、帰りの飛行機はなんと新千歳11:20発です。本当は最後の昼飯に味噌ラーメン+ビールにしたかったのですが、これまた残念!!
空港内は汗をかくぐらい暑かったため(と理由をつけて)ソフトクリームを食べました。昔は「夕張メロンソフト」だったけれど(というか夏限定?)、今は「あずきソフト」です。ミックスをたべましたが、さっぱりしていてのどの渇きに心地よかったです。今回最後の北海道の味覚ですね!
Tが搭乗ゲートまで見送ってくれて、最後まで手を振ってくれました。Tも寂しいんだよね。その気持ち分かるよ、私も経験者だから。まだまだ寒いけれど頑張ってなぁ~!!

羽田で昼食。往きは正月休みから札幌に戻るTも一緒だったので5人でしたが、復りは4人。多少の寂しさと旅の疲れ、というか食べ呑み疲れ、それに明日からの仕事へ馳せる思いなどが綯い交ぜになり、やや無口になりがちなメンバーです。
「またどっかに行こうね。Tも一緒に行けるところがいいね。こうやって集まれる仲間は大切だよね。大事にしようね。」なかなかお尻の上がらない4人でありました…。
お疲れ様でしたぁ~。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呑む気父さんの「札幌呑む気満々紀行 その1」

2006-01-11 | 食べ物・お酒の話


神奈川の仲間に「札幌に行こうよ~、ツアコンは任せてよ!」と言い出したのはもう随分前です。「よし行こうか!」と盛り上がった10月後半に、なんとメンバーのひとりのTが札幌転勤の辞令・・・。嘘みたいな話です。しかし残されたメンバーは「こりゃ、なんとしても札幌に行かねばなるまい!」と一気に札幌ツアーが実現したのであります。
 冬の札幌はほとんど見るところなし、となれば「呑み食いツアー」に徹するしかありません。斯くて我々老若男女混合札幌漫遊ツアーの始まりです!
(誰が「若」だって?ああそうか・・・では一応そうしておこう)

★第一日目~ついに来ました札幌へ!

◎昼食「札幌ら~めん共和国内 釧路ラーメン河うち」
 もう2時、しかも札幌は吹雪です。ツアコンとしてはいくつかお勧めラーメン店もあったのですが、みんな死ぬほど空腹で我慢できないと・・・。いつの世もツアー客は身勝手。仕方がないので札幌先遣隊長のTの案内で駅ビル内の「ら~めん共和国」へ行きました。その中の「河うち」へ。ラーメンは可もなく不可もなく、個人的にはもっと『札幌ラーメン!』っぽいのが食べたかったのですが、已む無し。

◎アペリティフ:「サッポロビール園」
【飲み物】生ビール中ジョッキ(といっても800ml以上)
【食べ物】カマンベールチーズ、ポテトグラタン
 夕食まですることがないので、ビール工場見学がてらアペリティフに生ビールでも、と出かけました。ところが工場はもうないとのこと。跡地がヨーカ堂とショッピングモールに変わっていました。折角古いレンガ造りの建物に風情があるのに、周りがケバケバしくなってしまい、残念です。でも相変わらず雪の中のレンガ造りは美しい!それとやっぱりビール園の生ビールは旨い(ような気がする)。

◎夕食:「またつ」(大通り西15丁目) TEL 011-616-0077
【飲み物】生ビール、ダラ燗の日本酒(ぬる燗のこと)
【食べ物】ツブ・ホッキ・ソイ・ぼたんエビの刺身、ホッキのガーリックソテー
     殻付き牡蠣の卵グラタン風、毛蟹、ホタテ、ローストビーフ 他
 先遣隊長のTがその任務を全うし見つけたお店。ご兄弟(だったかな?)が経営する水産会社から毎日新鮮な魚介類が入荷するということで、たらふく頂きました。いやぁ~、美味い、旨い、うまい~!どれも新鮮、量もたっぷり。特にツブとホッキ、ソイ刺しが最高でした。貝類は全部ひとりに1個ずつです。牡蠣もプリプリで旨かったぁ~。これだけ食べて、なんと料理はひとり4,000円でした。信じられない!T隊長、でかした!!

◎二次会:「幸」(南6条西5丁目 大松ビル6F)
 今日は私が札幌時代に公私ともにお世話になったFさんもご一緒しました。この「幸」にはFさんと何十回通ったことか。いわゆるススキノのクラブ(スナック?)です。ほぼ6年ぶりですが、ママも覚えていてくれました。懐かしいなぁ。みんなで散々歌いまくり、なんとFさんにご馳走になってしまいました。Fさんに感謝、多謝、深謝!!

 本来なら〆はラーメンですが、さすがにお腹一杯で本日は終了です。明日は小樽で食べるぞぉ~!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする