呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

日々雑感

2006-03-31 | 徒然なるままに
最近、ふと考えたり思ったことを1つ2つ…。

♪iPodと本の関係
音楽好きの父さんは、いろんな音楽を毎日聴きたい。で、iPodも買ったのだが、実は通勤途中などではあまり聴いていない。なんでかというと、音楽を聴いていると本が読めないから…なんだな。
それこそ「読書感想文」を見ていただければお分かりのように、乱読(濫読)もいいところだけど、読書も大好き。だけど本を読む時間もそんなにない。だからせめて通勤時間と昼食時間は本を読みたい。そうすると音楽を聴く時間がない。クラシックやJAZZならBGMとして本も読めるけど、歌詞のある奴はダメだな。ということで、最近は運動しているときと駅から家までの帰り道ぐらいしかiPodは使っていない…。勿体なし…。

♪教科書
高校の教科書に、ノートを取らない生徒向けに「メモ欄」を付けたものが出たって。ばかじゃないの!?と思ったけど、よく考えてみたらそれもいいアイデアかな。うちの息子を見ていても、ホントに勉強しないよ。そういう子供が増えているんだから、せめてもの工夫かもしれない。
「二極化」って問題になっているけれど、今後いろいろな面で益々二極化するんだろうな。大学希望者総入学時代だって言うけれど、かえって昔の学歴社会に回帰しちゃうんじゃないの?
「ゆとり教育」だって結局なんだったのかね。朝令暮改もいいところだね。父さんたちだったら「あの部長、また言ってることが変わるんだから…」なんて愚痴言っていれば済むけれど、巻き込まれた子供は可愛そうだね。うちの子供もそうだけど、中学あたりの教育って取り返しがつかないよね。
なんか世の中まちがっているよなぁ~。どうなっちゃうんだろうなぁ~。

♪世の中は桜とともに転勤の時期か
合併前は父さんの会社も4月1日が定期異動だった。だから2月ぐらいになると、そわそわ。そして転勤が決まれば、この時期は年度末の仕事を終わらして来週は引越し!みたいな季節だった。
でも新会社になって7月1日が定期異動となった。だから世の中の送別会や引越しを横目で見ながら年度末の追い込みに全力投球!って感じだな。最初はなんで異動が夏なんだ?と思ったけれど、会社的にはこれが正解かな。
まあ小さな子供がいるところは大変だけどね。「入学したと思ったら3ヶ月で転校」とか、いくらでもある。だから単身赴任が増えるんだな。父さんはたまたま巡り合わせが良くて単身赴任しなくても済んだけれど、あれも大変。経済的な面だけじゃなくて、子供の教育上も家族の繋がりという面でも、決していいことではないと思うよ。
でも、父さんは最近たまに単身赴任してみたくなる…。子供が大きくなって言うことを聞かなくなる頃になると、おじさんたちはみんな少なからずそう思うらしい。なんたって家にいてもあまり面白いことないんだよなぁ…。
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呑む気父さんの読書感想文・その19「第三の時効」

2006-03-31 | 本の話
第三の時効

集英社

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♪「第三の時効」横山秀夫著 集英社文庫
こりゃぁ、凄い話だな。こんなに「刑事部屋」の雰囲気がリアルに迫ってくる本は読んだことがない。まるで自分がデカ長の机の隣に座っていたり、現場で刑事と一緒に聞き込みに歩いているような感覚になる。
父さんも仕事の関係で所轄のマル暴担当に面会に行ったり、署長室に入ったこともあるけれど、事件で殺気立っているときはこんな感じなんだろうな、と思わず引き込まれる。
横山秀夫ってどういう経歴の人だったっけ?と調べたら、地方新聞の記者だった。やっぱりね!「新聞記者と刑事の駆け引き」も上手く書いているわ。「半落ち」の時も思ったけれど、警察官や検事、弁護士、犯人、それぞれの家族などの想いや悩み、葛藤などが、これでもか!というリアルさで読者側に飛び込んでくる。話の展開にリズム感とスピードがあるんだな。一気に読ませる「力強さ」を持ってるね。
「半落ち」の直木賞落選問題には、父さんも思うところがある。林真理子などの「犯罪者が骨髄ドナーたり得るか?」の疑問もあるが、途中までの息詰まるような主人公(犯人)と刑事、検事の攻防が面白すぎるのに較べて、ラスト近くから説得力がなかったかな。なんで2日間黙秘したかの説明がよく分からん。その辺を問題視した審査員も多かったようだ。
でもこの作者一流の「リアリティ」はなかなか他の人には真似できないと思うけどねぇ。「第三の時効」は連作短編集だけど、一つの物語のように一気に読めた。これからもどんどん書いて欲しいし、「直木賞との決別!」なんて言わないで、機会があったら獲って欲しいな。
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R・ストーンズ日本公演

2006-03-29 | コンサート・LIVE・演劇などの話

♪そのチケットは、奇跡のように降ってきた…!
前に書いたようにこの前昔の職場の仲間が集まったんだけれど、その時のO先輩から携帯にメールが来た。なんだよ仕事中に、あの先輩も自営業で悠々自適だからなぁ~と開けてみると…☆ぎゃぼ~~「明日のストーンズのチケット余ってるんだけど、行かない?」だってぇ~!!もう仕事中でも関係なくメール返信したよ!「行きます、行きます!絶対行きま~す!!」
一緒に行く予定だった友人が急遽だめになって、それでふっと父さんの顔が浮かんだらしい。持つべきものは友、先輩、大昔の同窓会もやってみるもんだね。どこでどう良い話に繋がるか分からんね!17,500円のs席で、アリーナじゃないけれど1Fバックネット裏の結構いい席だよ。チケット代は?って聞いたら、キャンセルした奴からもらったからいいよ、帰りにラーメンぐらい奢れ!だって。昔から態度はデカくて厳しくて怖いけど、ホントは心根が優しくて、まだ新入社員に近かった父さんをいろいろ面倒見てくれたOさんに、25年ぶりに大感謝だな。
当日は7時開演だったけど、前座バンドが30分以上やって休憩がまた30分近く入って、結局ストーンズが出てきたのは8時過ぎだった。いやぁ~カッコいい~!カッコ良すぎ!ミック・ジャガーは62歳だって。それなのに東京ドームのライトからレフトまであるどでかいステージを駆け回っていたよ。キースも同じ。全員お腹も出ていないし、汗もあんまりかいていないようだし、とにかく凄い、偉い!!
実はストーンズの曲って、ビートルズなんかと較べるとあまり知らないんだけど、それでも楽しめたねぇ。ただ細かいことを言えば、ドームの中であの大音響でロックンロールをやるから、ぐわんぐわんでキースのギターのリフなんかほとんど音が潰れて聴き取れなかった。まあ雰囲気を楽しむようなものだから仕方がないんだけど、もうちょっと音響のいい状態で聴きたかったな。だけどストーンズが3000~5000人収容のコンサートホールでやったんじゃぁ、気分が乗らないし儲からない?だろうしね。
でも外タレ特有の派手なステージと演出で、とても楽しめた。ミックは大画面に映し出された観客の女性に日本語で「コノアト、イッショニイキマスカァ~?」なんて言っていた。
お酒を飲まないOさんは、ホントにコンサートの後の「ラーメン+餃子」だけで済ましてくれたよ。多分友人からチケット代貰ったって話も、後輩の父さんから取るわけにはいかないという、Oさん特有の「恰好つけ」かなとも思うんだ。あの人は昔からそういう人だった。カッコマンのOさんに多謝!深謝!!
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「輪舞曲(ロンド)」終了

2006-03-27 | 映画(DVD)の話
♪「輪舞曲」が終了、イマイチかなぁ?

最初は随分期待していたんだけどな。チェ・ジウに竹野内だもんな。それに「天国の階段」のシン・ヒョンジュンまで出ている!その他に橋爪功や杉浦直樹、石橋凌に風吹ジュン、もこみちまで…。
その割りにはなんか話しに厚みがなかったな。まああんまりじっくり見ていた訳じゃないので偉そうには言えないけれど。日本を舞台にしたストーリーとしてはちょっと荒唐無稽だったのかな。これが韓国や台湾あたりを舞台にすると、はまるのかもしれないね。
それにしてもチェ・ジウとシン・ヒョンジュンが揃うと、どうしても「天国の階段」を思い出すな。韓流ドラマはそれこそすれ違い、いじめ、荒唐無稽のオンパレードだけど、不思議と引き込まれる。シンの「オッパー」は良かったよな。いい奴過ぎたよな。
決して重厚な内容ではないのに引き込まれる韓流ドラマ。日本のドラマは3ヶ月単位でせいぜい10話、毎回1時間とは言っても実質40分程度、脚本も吟味して練り上げる時間もないのにキャストだけ豪華に揃えれば視聴率が取れるかのような安易な作り方。だから面白くないんだな。過去のヒット作のリメイクや、有名な小説を原作とするドラマが増えるのも頷ける。韓流ドラマとどう違うのか、よく考えたほうがいいと思うよ。
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少年少女オーケストラ

2006-03-27 | コンサート・LIVE・演劇などの話
♪少年少女オーケストラの第九に感激!
父さんが今月から参加したKP合唱団がC県少年少女オーケストラと第九で競演するというので聴きに行った。練習に参加して2~3回なので、父さんは今回は出演せずということになったので…。
最初「少年少女オケ」というので、多少バカにしていたところがあった。ところが!とんでもない!!めちゃくちゃ上手い。普通素人のオケ(学生オケとか)はどうしても弦の厚みに欠けて貧弱になってしまうのだが、全然そんなことはない。20歳まで参加資格があって、また物理的にも各パート、特に弦の人数が圧倒的に多く、フルートやトランペットも7人ずついる陣容だから当然かもしれないが、それにしてもびっくりするサウンドの厚みだ。管も上手、ソロでも安心して聴いていられる。C県は子供の音楽教育にとても熱心な県らしい。だからこれだけ立派なオケもあるんだろうな。
で、我が合唱団は…、きっちりまとまっているように聴けたが、何せボリュームで負けちゃったな。先週の練習の時、事務局の担当者が「少年少女オケといっても、すごいボリュームですからバカにしないでください。でもあんまり意識して大きな声を出そうとすると汚くなるので無理しなくていいです」と言っていた。確かにその通りだと思うけど、やっぱりバランスがイマイチだったな。合唱団はあと20~30人欲しかった。参加したばっかりだけど、父さんは第九完璧だし、声も結構デカイんだけどなぁ。残念~!
でも自分の所属する合唱団の演奏を客席で聴くなんて、今後はなかなか出来ないから、いい勉強になったよ。いろんな意味で学ぶべきことの多い1日でありました。

PS)エキストラ(ヘルプ)の音大生(テナー2、バス2)が先週から参加してきたんだけど、凄い迫力。一人で素人3人分ぐらいの声量があるな。まあプロの卵だから当たり前だけど。なんで同じ人間で、こんなに声量、声質が違うんだろう…。いやになるね。
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呑む気父さんの読書感想文・その18「宿命」

2006-03-26 | 本の話
宿命

講談社

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♪「宿命」東野圭吾著 講談社文庫
東野圭吾ネタが続いて恐縮だね。でも父さんがそれだけ気に入っているということですよ。
さて「宿命」は1990年の作品で、文庫の解説によれば「東野圭吾の転機となった作品」だそうだ。それで読む気になったんだけどね。前から言っているように、東野圭吾は昔デビュー作を読んで好きになれず、その後ず~っと読んでいなかった。でもミーハー父さんが直木賞とTVドラマの「白夜行」で読んでみようかな、と思ったんだよね。
この話は、確かに東野の転機だと思う。以前は「本格推理」分野で活躍していたけれど、「宿命」には複雑なトリックや謎解きはほとんどない。多少推理小説的ではあるけれど、小学生のころから一緒だったライバルの同級生が刑事と被疑者に分かれて繰り広げる物語は、ミステリーとしてなかなか読み甲斐がある。
前にも言ったけれど、父さんは小説の良し悪し(好き嫌い)の判断として、最後の一文、一語に拘るんだな。「かぁ~、こう終わるかよ~!」という言葉が思わず出てしまうような小説、作家が好きだな。その点、この話も気が利いている。ぜひ読んでみて欲しい本だよ。
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映画「秘密」も良かったよ!

2006-03-25 | 映画(DVD)の話
秘密

東宝

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♪映画版「秘密」(原作 東野圭吾 主演 広末涼子・小林薫)
この前も書いたように、東野圭吾の「秘密」がとても良かったので、映画も見たくなってビデオ借りてきたよ。広末涼子主演で結構話題になった作品。
原作のディティールを随分カットしているけれど、映像になっている分違和感もなく良い出来だと思う。原作の雰囲気を上手に残しているな。ただ夫(父)役の小林薫がホワ~ンとしたいい味を出しているんだけど、それが原作の設定と違うところ、それと広末が熱演だと思うけれど中年の母親役を表現し切れなかったところが惜しいな。
原作の夫(父)は、「体は娘、中身(精神)は妻」を前にして、どう振舞って良いか戸惑うんだな。そして妻は抱きたいが、娘の体を抱くわけにはいかず苦しみ葛藤する。妻(娘)に彼氏が出来たんじゃないかと疑って、電話に盗聴器を付けたりする、その苦悩があまり出ていなかった。それと10代の娘の体を持った40代の女性の滑稽さも、広末の演技では表現不足だった。
でも原作の「味」をスポイルせずに、よく出来た映画だと思うよ。ラストが原作と違っていたけれど、父さんは映画の方がしっくり来たな。もし見ていないご同輩は、原作を読んでから見て欲しい。まだ5~6年前の映画だけど広末が初々しくて可愛い…!
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WBC優勝!日本人のナショナリズムとは・・・

2006-03-23 | 徒然なるままに
♪誰もが感動!王JAPAN、優勝
いやぁ~感動したね。トリノがイマイチだったから、尚更の感動だよね。でも今回の優勝劇はいかにも日本人好みだな。だって韓国に2敗して、アメリカにも負けて、審判にも邪魔されて、それでも『神風』が吹いて準決勝進出!そして今度は韓国に6-0で快勝して、決勝では初回からガンガン飛ばして、後半はハラハラもして、最後は優勝!!日本人の大好きなパターンだ。イチローも浪花節語りみたいだったしなぁ。とにかくめでたい!
今回はみんな素直に日の丸や君が代に感激したよな。荒川静香の金メダルのときもそうだと思う。でも学校の卒業式では、君が代を歌ったり日の丸を見上げたりがなかなか簡単にできないんだよな。なんでだろう…。
もちろん父さんは右よりじゃないよ。若い頃は学生運動華やかなりし時代だったから、どちらかというと左寄りの思想が主流だったな。だから「日の丸・君が代」に反対する意見も分かるよ。国に対するロイヤリティも含め、強制するものじゃないと確かに思う。
でも諸外国では、人々は素直に自分の国を誇りに思い、胸に手をあて国旗を見上げて国歌を歌う。なんで日本人はそれができないんだろう。それができない国になってしまったんだろう。やっぱり敗戦後に戦前のナショナリズムを徹底的に否定し、教育の中でも「自分の国を想う、考える」ことを意識的に避けてきたからじゃないんだろうか。なんかそんな気がしてならないんだな。
オリンピックで金メダルを取ったり、渡辺謙がアカデミー賞にノミネートされたりすれば、素直にうれしいじゃないか。でもその気持ちと、教育現場での日の丸・君が代が、常にずれているのは寂しいな。どこの国の国民でもナショナリズムは持つべきだよね。わが国が過去に間違った道を歩んだことは確かだと思う。だからといってこれからの未来も自分の国に誇りを持てない訳ではないはずだ。なのに戦後60年間、やるべきことを逸してしまったのではないだろうか。
ウチの息子たちを見ていても、「国家」に対する意識は相当曖昧だ。普段はどちらかと言うと「日本が一番」みたいな右翼的発想だが、国だとか天皇だとかの話になると全く興味を示さない。もちろんしっかり考えている若者は大勢いるだろう。でもウチの息子が今の若者の「標準」のような気がしてならない。自分たち自身が何をしていいのか分からないのだから子供たちだって分からないよな。父さんたちは戦後教育の申し子のような存在だと思う。その我々が何をして良いか分からず、国歌も国旗も中途半端に気持ちでしか捉えていないのだから…。
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鉄ちゃんネタ・その3~交通博物館も閉館

2006-03-22 | 徒然なるままに
♪神田・交通博物館の閉館は寂しい!
東海道線の113系車両の引退と時を合わせるように、神田の「交通博物館」が5月で閉館になる。残念だなぁ。とっても残念!
この「交通博物館」は創立85周年だそうだよ。うちのじいさんが生れる前からあるんだ。名前の通り乗り物全般の博物館だから、電車も飛行機も車も、何でも展示されている。実物も模型も、父さんの好きな鉄道模型なんかもいっぱいあって、一日飽きずに楽しめるな。男の子だったら絶対好きだよな。新聞に「親子三代で楽しめる」って出ていたけれど、その通りだね。父さんだって小学校1~2年生の頃に親に連れて行かれて、30年後には自分の息子を連れて行った。うちの息子たちもその頃は本当に喜んだよ。
この博物館は旧万世橋駅の基礎の上に建てたらしい。その昔、中央線の終点は万世橋だったが、延長になって東京駅になったんだって。その万世橋駅の跡が、この期間見学できるっていうから、また嬉しいじゃないか!
でもこういうのって『男の世界』で、女性はほとんど興味を持たないんだよな。だいたい女にはメカニカルなものに対するロマンがなさ過ぎるよな。鉄道模型なんて、高くて場所とって細かくて…いったいどこがいいの?子供じゃあるまいし!といった程度の認識しかないんだ。だから閉館前に一度行こうよ、って女房に言ったってほとんど反応なし。寂しいねぇ。
どなたかご一緒しませんか?春の一日、博物館や万世橋、神田明神でも散歩して、夕方から「神田藪」か「まつや」あたりで軽く一杯やって蕎麦を手繰って…。えっ、結局呑む話かって?当たり前でしょう!一杯やらなきゃ一日は締まらないでしょう!これもまた、男のロマンってもんですよ。
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鉄ちゃんネタ・その2~「小田急ロマンスカー」

2006-03-21 | 徒然なるままに
♪ロマンスカーもカッコ良すぎ?
新宿駅西口を出ると「1st Anniversary Romancecar」というポスターが目に付く。あぁ~そうだ、ちょうど1年前に友人連中と小田原城址に花見に行こう!と言う時、父さんは新型ロマンスカーの展望車両で行くことに拘ったんだっけ。でも新しい電車で、土日は予約で一杯だった。あれから1年か…。
昔から、子供達の憧れの電車は「小田急ロマンスカー」だよな。40年ぐらい前の「のりもの絵本」には、必ずロマンスカーが載っていたね。今から見ればたいしたことはないけれど、その当時は最先端だったロマンスカーの展望車両に乗りたかったなぁ。
絵本には必ず展望車両に乗って箱根に家族旅行に行く親子のイラストがあった。どういう訳か、お父さんは七三の髪型にきっちり背広(スーツじゃないんだな)を着ている。お母さんも帽子にワンピースの正装、お兄ちゃんもブレザーに半ズボン、妹はやはりフリルのワンピース。その頃、家族で箱根旅行と言えば、ひょっとしたら今のハワイ旅行ぐらいの重みがあったのかもしれないな。
ロマンスカーも無骨で、小田急カラーの朱色にグレーのオールペイントだった。最新の車両はロケットかジェット戦闘機のようなデザインだ。父さん達子供のころの未来の夢は、40年後の今になって現実のものになりつつある。今のことばで言えば「ハード」は整いつつあるな。でも当時理想とした21世紀の「ソフト」の面では、果たして望み通りの方向に向かっているんだろうか…?なんとも言えんなぁ。
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鉄ちゃんネタ・その1~湘南電車の引退

2006-03-21 | 徒然なるままに
♪ロートルは去るのみ?
東海道線から113系と言われる旧型車両が引退した。鉄製のボディーにオレンジとグリーンのオールペイント車両は、17日が最後だったって。
前に藤沢に通っていたころ、遅い時間になるとこの旧型車両が走っていたな。グリーン車でもシートが古くて高級感はなかった。でもあの昔ながらのお見合い席は、通勤電車なのにお父さん方に缶ビールを呑むことを許す雰囲気があったよ。もちろん隣り合わせたOLなんていやな顔をするけれど、俺たちゃ関係ないね。特に一杯呑んだ帰りなんかは同僚と必ず缶ビールを持ち込んだものだよ。
でもジュラルミン製のボディーになってからは、ちょっと遠慮しちゃったな。なんかその気にならないんだよね。寂しいもんだなあ。
30年前に父さんが東京に出てきた時は、当時の国鉄の車両はみんな鉄のボディーだったよ。山手線は黄緑、総武線は黄色、中央線はオレンジ…。それがいつの間にか新型のスマートな若手に取って代わられてしまったな。同じボディーに路線を見分けるカラーのラインが入っているだけ。
113系も他の地域に回されて、まだ活躍はするそうだ。なんか父さんの近い将来を見ているようだ。いつまで会社の現役でいられるんだろう。そのうち「片道切符の出向」が待っているんだよな…。
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昔の職場の同窓会 「ラ・マニーナ」

2006-03-19 | 食べ物・お酒の話
♪「ラ・マニーナ」(タカシマヤタイムズスクゥエア14F)
25年前に同じ職場だった仲間が久しぶりに集まった。新宿支店で一緒だった仲間だ。8人集まったが、そのうち1名は代理店さん。Yさんはもう定年で悠々自適、スケッチ旅行三昧だそうだ。2名は随分前に転職し、それぞれの道を歩んでいる。残りの4人はそのまま現役組。
あの当時は父さんも「父さん」ではなく、20台中ごろの元気一杯の若者だったな。その頃30歳の主任なんていったら、すごく上の先輩って気がしたものだ。でもこうやって集まると、みんな年齢を超越した「気の置けない仲間」だね。昔話は盛り上がるもので、あっという間の3時間だったな。みんな名残惜しそうだったけれど、次回の再会を約束して解散。今度はとことん呑んで話せるように温泉にでも行くかな。

さて今回は父さんが幹事を務めたんだけど、会社の呑み会というと寿司屋の2階とか鍋ものとかが多いので、今回は「イタリアン」にしたよ。「ラ・マニーナ新宿店」で個室が取れるというので、そこに決めたんだ。
個室の場合は@6,000円のコースのみということだったので、そのコースにした。前菜盛合わせ、フォアグラソテー、シーフードサラダ、ホタルイカのパスタ、ピザ2種、魚(鱸?)、デザート…といったところ。それぞれが美味しかった。前菜もデザートもたっぷりだったよ。
でもピザは「TVチャンピオン」で優勝したシェフが焼いている、ということだったけど、冷めてしまってペチャっとしていた。あとパスタも冷めちゃったな。まあ話に夢中で食べるタイミングを逃したということもあるんだろうけど…。その点がちょっと惜しかったな。
ワインもキャンティ・クラシコが3,900円とリーズナブル。父さんはイタリアとかチリのワインが好きなんだ。生ビールも美味しかった(銘柄は忘れた)。アラカルトのほうが美味しく食べられるかも。
う~ん、父さんはやっぱりイタリアンのこってり系が好きだな。赤ワインに良く合うもんな。これじゃ痩せんわなぁ~。
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suicaは偉い

2006-03-19 | 徒然なるままに

♪あのペンギンには癒される…
最近のJRの駅やその周りには例のペンギンが溢れているな。なかなか愛嬌のある「癒し」系の顔だ。テレビのCMに出てくるペンギンも可愛いし、女の子も可愛い。BGMはユーミンだもんな。演出が上手いよね。
でもこのsuica、凄いよね。何が凄いって?だってもうすぐ首都圏は私鉄も地下鉄もみんなsuicaが使えるようになるんだろ。suicaを使うと「キセル」出来ないもんな。もちろん父さんはそんなケチなこと、しないよ。でもJRや私鉄にとって、これは凄いことだよね。それに前払いで割引一切なし!考えた人はたいしたもんだね。
父さんは今「JAL・suicaカード」を使っているんだ。これってクレジットで買い物をすると、まずJALマイレージバンクにポイントが溜まる。これを航空券などに使わない場合は、suicaにチャージできるんだ。この前、1万円分チャージしたよ。なんか財布の現金以外にsuicaカードの中に1万円入っていると思うと、リッチになった気がするね。そしてこのカードでJR駅構内のキオスクや、駅ビルのファミリーマート、SAKURAYAなんかで買い物できちゃうんだからねぇ~。なんか感心してしまうな。
それと首都圏のあらゆる駅でsuicaが使えるようになるということは、改札口の機械を数年で全部取り替えるってことだよね…。あの自動改札機はどこのメーカーが作っているんだ?誰か知っていたら父さんにこっそり教えて!

それにつけても世の中はどんどん進んでいるね。おサイフ携帯も、これからもっと普及するんだろうな。そんな時代に、当社は未だ定期券の現物支給だよ。給料に通勤交通費を載せるシステムが出来ないわけないんだから、どう考えたって社員を信用していない、ってことだよね。現金で支給すると定期買わないで、呑んじゃう奴が多いと思っているんだろうなぁ。えっ、お前のことだろう?そんなことは、多分、しませんよ。早くsuica定期にしましょうよ!!

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引き続き新聞の話

2006-03-16 | 徒然なるままに
♪常連願望
1月に日経新聞の夕刊が紙面構成を新しくしたんだよね。夕刊の第一面に「波音」というコラムが毎日掲載されている。これがまた面白いんだ。
今日の話は『常連願望』。「飲み屋などで下手に常連扱いされると、他の客の嫉妬が気なる。山口瞳のエッセイのような一定の距離を保った常連がいい。今は常連ブーム、ハウツーものも出ているが、なろうと思ってなるのが常連だろうか…」という話。そりゃそうだ。
でもやっぱりおじさんは「常連」に憧れるんだよね。人間っていうのは他人と差別化することで優越感を味わいたい動物なんだな。だから他人の前でいい格好をしたいんだ。「常連」っていうのは、まさに優越感だと思うよ。まあ、ちょっと穿った見方だけどね。そこまで言わずとも、気の置けない店を見つけて(作って)、気楽に親爺と会話しながら一杯やる…これは至福の呑み方だな。
う~ん、常連になりたい店はいくつもある。所詮ミーハーなんだなぁ。

でも友人のYのように、初めての店でもあっという間に常連のごとく店の親爺と仲良くなる奴もいるんだ。別に皮肉とかじゃないよ、父さんには羨ましい性格なんだよな。
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呑む気父さんの読書感想文・その17 「秘密」

2006-03-16 | 本の話
秘密

文藝春秋

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♪「秘密」 東野圭吾著 文春文庫
友人Hに勧められた「秘密」、読んだよ。「白夜行」に引き続きの東野圭吾だけど、すごく面白くていい話だった。
スキーバスの転落事故に妻と娘が巻き込まれ、妻は死亡し娘が一命をとりとめた。でも意識を取り戻した娘の体には亡き妻の精神が宿っていた…。主人公の、夫として父としての葛藤が手に取るように分かる。それと急に体が中学生に戻ってしまった妻の戸惑いと深い苦悩も…。
最後の最後にどんでん返しがあって、小説の題名「秘密」の意味が分かるんだけど、主人公の気持ちがぐいっと父さんのハートに食い込んできて、ちょっとウルッと来たな。うちは息子ばっかりだから、娘の父(夫)の心持ちにはあまり実感がない。でも年頃の娘を持っている父さん方には実に身につまされる、たまらない話だと思うよ。
妻の決断には賛否両論あるようだ。確かに「それはないだろうよ!」と思わないでもないよね。う~ん、なんとも判断がつかんなぁ~。Hはどう読んだんだい?こんど聞かせてね!
デビューはトリックを駆使した「本格推理小説作家」だった東野圭吾だけど、途中で明確に路線変更をしたらしい。方向性に間違いはなかったな。
この本は広末涼子の主演で映画化されたんだね。そういえば結構話題になったな。結末が原作とは違うらしい。これはぜひ観てみたい。がっかりする出来じゃなければいいなぁ…。
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