呑む気オヤジ/蔵王山麓蓬莱庵便り

蔵王山麓暮らしのオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

コブクロの武道館コンサート、取れた!

2006-07-29 | コンサート・LIVE・演劇などの話
桜(通常盤)
コブクロ, 小渕健太郎, 黒田俊介, 21STREETリスナーの皆さん
ワーナーミュージック・ジャパン

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♪武道館コンサート、取れちゃったよ!
この前新聞で「コブクロ」の武道館コンサートプレオーダー受付の広告が載っていた。コブクロは「桜」以来好きになって、前にもこのブログでも取り上げた。黒田が「桜」で、感極まって歌えなくなった、それを小渕が励まして、観客もみんなで一緒に歌って・・・という、武道館初コンサートの様子を新聞で読んで、おじさんもウルッと来たんだな。
いつも使っている「e+」で申し込めるので、ダメもとで入力した。そうしたら今日メールが来て「チケットがお取できました」だって!

7月に転勤したSが、カラオケに行くとコブクロの「桜」と「ここにしか咲かない花」をよく歌った。本当は父さんも歌いたかったけど、Sに先を越されてしまった。それで父さんは小渕役を引き受けることにした。「桜」のメインボーカルは黒田で、小渕がハモッテいる。結構聴きこんで、これでハモリばっちり!「S&Y、復活だぁ!!」と思った矢先に、Sは福島に転勤してしまった。なんかそれ以来(まだ1ヶ月だけど)PJTも盛り上がらない。O嬢、K、それに父さんの3人だもんな。
そんなに遠くに行ってしまった訳ではないが、やっぱり寂しいよね。コブクロを聴くにつけて、Sを思い出していた。
そこに武道館コンサートのチケットが取れた。11月1日(水)で、営業担当部署は忙しい時期だが、「行く?」とOとKにメールしたら、普段なかなか返事が来ない二人とも、ソッコーで「行くー!」と言ってきた。うん、そうだよね!やっぱり3人で行かなきゃ!4枚あるんで、ホントはSも行けたらいいんだけど、平日の武道館はどう考えても無理だわなぁ・・・。残念!
コメント (2)
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「ピアノの森」休載中?

2006-07-29 | 徒然なるままに
♪久し振りに立ち読みをしたのに・・・
最近、コンビニでの雑誌立ち読みがすっかり減ってしまった。なんか興味がなくなってきたんだよね。でもこれって老化現象らしいね。アルツハイマーの兆候でもあるらしい・・・。
でも「ピアノの森」が気になって、久々に「コミックモーニング」を立ち読みしたら、載っていなかった。なんで?休載中?一色まことは以前にも結構長い間「ピアノの森」を休んだらしい。今回もそうなのかね。誰か知っていたら教えてくださいな!

少女漫画「KISS」もたまに立ち読みする。「のだめカンタービレ」が気になるから・・・。でも、断片的に読んでもあまり面白くないね。やっぱりまとめて読んだほうが面白い。「ピアノの森」の12巻が4月の発売だから、そろそろ13巻が出るんじゃないの?楽しみだなぁ。
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子供は独立させるべし!

2006-07-28 | 徒然なるままに
♪離れて身に染む親の恩・・・?

長男が大学生になった。それなりの数の大学を受験したが、結局滑り止めのところしか受からなかった。
親としては浪人も覚悟したが、本人が「ぜ~ったい浪人しない。もう受験勉強やりたくない!」と言うので、本人の意思に任せることにした。それほど一生懸命勉強していたようには,見えなかったがなぁ・・・。
それでも長男は、今まで抑えてきた欲求が爆発している。特にTVは大好きで、家にいるときは夜遅くまで四六時中観ている。それも父さんにしてみれば、どうでもいいくだらないお笑い番組を、大口開けて「ぎゃはははっ!」と笑いながら・・・。
う~ん、親としては耐えられないんだよね。いくら大学生になって時間があるといっても、もうちょっと時間の使い方があるだろう!って感じだ。息子も19歳にもなって、親からうるさく言われたくないだろうから、こっちも我慢して黙っている。

あぁ~、やっぱり子供は一定の年齢になったら独立すべきだな。自分も学生のころに一人暮らしをしていたが、決してきちんとした生活をしていたわけではない。どちらかと言えば「自堕落」一方だった。でも限られた金で1カ月生活し、掃除洗濯、炊事も自分でやり、それなりに苦労もしたものだ。親の有難味も身に染みて判ったっけ。
親にしても、息子は一人暮らしで苦労していると、心配し愛おしかったに違いない。同居じゃ、お互いそうは行かない。仕事に疲れて家に帰ってくると、デカイのが二人でリビングでTVを見ている。親だって子供がウザイんだよね。
この前新聞に載っていたけど、35~40歳のパラサイトシングルの割合が30%を超えているらしい。おいおい、うちは早く独立してくれよ!
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「ピアノの森 6~12巻」一色まこと

2006-07-27 | 本の話
ピアノの森 12 (12)

講談社

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♪海は逞しく、綺麗に、素直に成長した!
「ピアノの森」の残り6~12巻を読了した。最近これほどに「心が波立つ」漫画はない。いい漫画だなぁ~!ピアノコンクールの地方予選を、あまりに奔放な演奏で落ちた小学5年生の一ノ瀬海は、6巻で16歳に成長していた。天才的なピアノは更に磨きがかかり、聴く者全てを虜にする。阿字野先生は海を表舞台に出さず、じっくり育ててきた。そしてついに満を持してM響の「ソリストコンテスト」に出場する。
いやぁ、いいぞ、いいぞぉ~!相変わらず奔放さは残っているものの、審査員やM響の団員を唸らせ、見事「ソリスト賞」を獲得しM響との共演が実現する。この場面は、ウルッと来たな。海は格好良過ぎる!16歳でオーケストラ共演だよ!そして、いよいよあの「ショパンコンクール」に挑戦することに・・・!?

この話し、出てくる人がみんな良い人ばかりなんだ。悪人は一人もいない。みんな個性的で、かつ良い人。こういう話もまた珍しい。あぁ~でも「ショパンコンクール」が楽しみだな。海は、阿字野はどうするんだろう・・・。詳しくは言わないが、16歳の海は、本当に魅力的。なんと女装でピアノを弾くし、彼女もできるんだ。この漫画は講談社の「コミックモーニング」に連載中。またコンビニ立ち読みが復活か!
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湘南カラーの郵便ポスト

2006-07-25 | 徒然なるままに

♪こういうの、好きだナァ・・・
JR品川駅の改札内に、こんなポストがある。この前廃止になった湘南カラーの東海道線旧型車両を摸した郵便ポストだ。こういうの好きだなぁ。人間、やっぱり「遊び心」がないとね。これを見た大半の人は、ほのぼのとした気分になるだろう。郵便を出したくなるね!
横には、山手線と品鶴線の「0km」ポストの標識も立っている。日本の鉄道黎明期の名残(の模型)だ。昔は山手線が環状になっていなかったとか、恵比寿のビール運搬用だったとか、品川と鶴見を結ぶ「品鶴線」があったとか、興味深い話はたくさんある。
こういう話、江戸庶民文化の話とともに大好きなんだ。浅草もいいし、深川もいいし、神田もいいね。鉄道に関して言えば、新橋近辺にも面白い史跡が残っている。

あぁ~、そう言えば交通博物館に行きそびれたことを思い出した!足さえ無事だったら、5月の連休に神田探索とセットで行くはずだったのに・・・。返す返すも残念!あの大量の展示品はどうなったのだろう。新博物館に行ったものは別として、細かい模型類なんか、ファンに分けてくれたら良かったのに・・・。
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「胡同(フートン)のひまわり」(中国映画)

2006-07-23 | 映画(DVD)の話

♪「親子の葛藤」は万国共通、普遍のテーマ?
文化大革命で強制労働所送りとなった父は、6年振りに戻ってきて、果たせなかった画家の夢を息子に託す。息子は顔も覚えていない父親が突然帰ってきて、毎日口煩く絵の指導をされ、うんざりする。親子の反目は70年代から世紀末まで30年も続く。成人して画家として大成した息子は、漸く父親の深い愛情に気づくのだが、その時父は・・・。
「胡同(フートン)」とは、北京市内に残る、レンガ積みの塀によって細かく区画された路地のこと。そこに「四合院」という中庭を囲む4軒の家が共同生活を営む。日本の長屋生活を思い起こさせる古い北京市街地の風景も、08年のオリンピックに向けて急速に取り壊されつつあるようだ。父は「ひまわり」に思い入れを持ち、息子を「向陽」と名付け、四合院の中庭にひまわりを植える。そして映画の最後にも、ひまわりが・・・。
息子が大人になっても反目が解けず、葛藤を抱えながら取り壊されつつある胡同や四合院跡に通う父親。年老いた父に打ち解けようと努力するが、その頑固さにいつも距離を縮められない息子。北京の古い街並みと、その奥に聳え立つ現代的なマンションのコントラストが象徴的だ。
親子の反目、親の心子知らず、頑固一徹な父親の鬱陶しさ、etc。どこの国にも、どの時代にもあるものなんだなぁ。でも血を分けた親子、最後は語らずとも分かり合えることを信じたい。ラストシーンに出てくる「父のひまわり」には、やっぱり泣けた。

今日は、ダンナ(H)がいない隙に、奥さんのMちゃんとデート。Hは泊りがけで同期会ゴルフらしい。「へっへっへっ、奥さん、ダンナがいない間に・・・」、なんてね。当然ダンナ公認のデートです。二人を誘ったのに、Hはゴルフだから仕方がないね。Mちゃんは、こういうマイナーな秀作が好きで、その辺は父さんと趣味が合う。まあ夫婦揃って30年以上の友人だけど、いい付き合いをさせてもらっていますよ。ただし、諸事情によりMちゃん単独では、夜の食事は制限ありのため、夕方5時に解散でちょっと残念。もっともランチビールは、しっかり楽しんだ。
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「バルトの楽園」その3

2006-07-22 | 映画(DVD)の話

♪しつこくも、またマーチの話し・・・
先週「バルトの楽園」を観てから、マーチが頭から離れない。良かったなぁ、 マーチで戦友を出迎えるシーン。
先週のブログのなかで、あのマーチが最初から「旧友」と分かっていたように書いたが、実は映画を観ているときは別な曲と勘違いしていた。「ワシントンポスト」と思い込んでしまったんだよね。でも、ドイツの軍人が「ワシントン・ポスト」で戦友を迎えるはずないなぁ・・・と、ず~っと気になっていた。でもブログには「とっても良いシーンでウルウルしたが、曲がワシントンポストなのはご愛嬌・・・」と書いてしまった。そして次の日に、ハタと気がついた。「そうだぁ!あれは『旧友』だぁ!!!」
あの曲が、ドイツの不朽の名作マーチ「旧友」と分かった瞬間、またドバ~ッと涙が出た。あぁ~坂東のドイツ人は、各地の収容所からボロボロになってたどり着いた戦友に対して、祖国の名曲「旧友」で出迎えたんだ!と思ったら、もうダメ・・・。史実はどうか分からないが、やっぱりあそこでドイツ軍人が演奏するのは「旧友」だよなぁ。今思い返してもウルウルしてくる。
敵国のマーチを演奏する訳ないよね。気づいてすぐブログを訂正した。でもよく似た曲なんだよね。間違えても仕方がないぐらい似ているんだ(ホントだよ)。この一週間、朝夕駅に向かって歩き始める時に、父さんの頭の中でマーチが鳴り響く。もちろん「旧友」と「ワシントンポスト」だ。

タン、タカタカタン、タカタカタッタカタッタッタン!(これは「旧友」です)

PS)松平健もブルーノ・ガンツも良かったよ。松平健はサンバばかり踊っていないで、もっと映画をやればいいのに。ブルーノ・ガンツは「ヒトラー~最後の12日間」のあと「もう軍人の役はやりたくない」と言っていたが、この映画には喜んで出演したらしい。渋い演技だった・・・。
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来てしまった!だるまへ・・・

2006-07-21 | 徒然なるままに

♪もうすぐ閉店と言われりゃぁ・・・
今日はどうしようかと思いながら、9時ごろ会社を出た。というか、考えている振りをして、ホントは「だるま鮨」に行くことを決めているんだなぁ。だって移転のために、今月末で一旦店を閉めるというんだから、こりゃぁ通わなきゃ!(って言うか、一時閉店なんだから、大袈裟だよね)
本日は取り敢えず、「たこ酢」でビール。そして最近おなじみの「沖あさり」。今日の「酒の友」の日経新聞は相変わらず元気だ。「昭和天皇、靖国A級戦犯合祀に不快感」という、富田元宮内庁長官の日記をスクープした。
ぬる燗をちびちびやりながら今朝の朝刊を熟読してしまった。昭和天皇も、いろいろ言いたいことはあったろう。でも立場が発言を控えさせた。我々国民としては、本当は戦争にも深く関わった天皇の本音の発言をきっちり聞く権利を持っているのではないだろうか。都合のいい(だれに?)理屈で、大事な発言や証言を封じてしまうのは、いかがなものか!と思ったね。
まあ終戦記念日(相変わらず敗戦記念日とは言わない)が近づくと、とかくこういう話題が豊富になる。それもいかがなもんかね。考えるべきことは、年中意識するべきだ!

このブログは、だるまで寿司をツマミながらアップしている。携帯から送れるんだよ。まして父さんのはウイルコムの「ZRRO3」という特殊な携帯を使っている。キーボードがついているので、いつでも画像付き文章入力OK、ブロガーの御用達!なんだけどねぇ~。携帯電話としては使いにくい・・・。亀梨君の宣伝しているdocomoに、また代えようかな・・・。

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「バルトの楽園」その2

2006-07-17 | 映画(DVD)の話

♪松江豊寿中佐

「バルトの楽園」で、ドイツ人捕虜に人道的対応を行った松江豊寿中佐は明治5年生まれ。旧会津藩士の長男として生れた。戊辰戦争後斗南藩(現在の十和田市、むつ市辺り)に押しやられ、冬の荒地の開拓で旧会津藩士は苦労を重ねる。子供の頃のそんな経験が、捕虜収容所の所長になってからも反骨精神として活きているようだ。親が会津から追われた松枝中佐だが、その後会津市の市長に就任している。故郷に錦を飾った、というところだな。
ドイツ人捕虜による「第九」初演のエピソードが感動的だが、松枝所長の人となりにも興味を持った。会津若松市には子供の頃に1年間住んでいた。弟は会津の生まれ。会津の歴史も興味深い。まあ会津はいつでも行けるのだが、鳴門市も是非訪れたいな。「鳴門市ドイツ館」には、収容所の当時の模型や第九を演奏した楽団が再現されているらしい。行ってみたいなぁ~!

PS)映画の最後のタイトルバックに現在の「第九」の演奏会の模様が映し出される。その部分に関連して、ちょっと物申したいが、それは姉妹店「cafe In Chorus」のほうで詳しく・・・。覗いてみてちょうだいね!
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鯨三昧! その2

2006-07-17 | 食べ物・お酒の話

♪この雰囲気、いいでしょう!
ちょっと分かりにくいけれど、画面右側が板張りの壁。ここにいろいろな人のサインが直接書き込まれている。なんかみんな新しそうに見えるんだけれど、相当古い漫画家のサインやイラストも描かれているよ。一際目を引くのは、ど真ん中に大きく書かれた「あしたのジョー」のイラスト・・・。これってやっぱりちばてつやが書いたんだろうね。う~ん、凄い!
生れてこの方、こんなに旨い鯨は食べたことがない。小学校の給食時の硬い竜田揚げや、高いばかりで薄っぺらな脂っこいベーコンの印象しかなかったが、今日は大満足で店を後にした。
伝法院通りは、なんかすっかりしゃれた街並み(今風ということではないよ)に変わってしまっていた。仲見世通りに向かって、左側は今まで通り、でも右側は変わったな。建物も江戸の街並みを表現した新しい外観に変わったし、店ごとのシャッターにまた風情のあるイラストが描かれている。
江戸の情緒をそのまま残した街は、ひょっとしたらここ浅草しか残っていないのかも・・・。貴重ですよ、この街は!旨い鯨とハイボールの心地よい酔いに浸りながら、人気の途絶えた浅草の商店街を、ポツリポツリと歩いた。
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鯨三昧!

2006-07-16 | 食べ物・お酒の話
♪浅草伝法院通り先「捕鯨船」
前に通りかかってすごく気になっていたら、父さんの愛読書「酒の細道」にも載っていたお店。ようやく来ることができた。
う、旨え~!!鯨ってこんなに旨かったの?と、再認識させられた。上の画像は左から、ベーコン、竜田揚げ、皮と赤身ミックス(すんません!それぞれ半分試食済み)。どれも肉厚で、トロリフワフワでクセや臭みなんか全然ない。ホントに最高だ。
このほかにさえずり、豆わた(腎臓)など、ほとんどのメニューを平らげた。豆わたはちょっと独特の味だったが、牛レバ刺しに近く、全然OK!日本人は何百年も前から(数千年?)鯨を食っていたんだろうが、これを食べていれば牛や豚は食べなくても大丈夫。だから日本人は「四足」の動物を暫く食べなかったんだろうな。鯨で十分だ。日本人の食生活に根ざしているんだろうな。

鯨も部位によっては脂っこい。そのしつこさに角瓶のハイボールが合うね。大振りのグラスを3杯もお代わりしてしまったよ。
板張りの壁には、有名人&素人のサインがびっしり。みんな直接書き込んでいる。ここは浅草の芸人さんや有名漫画家が昔から集まる店らしい。隣にいたお兄さんに、店主(若旦那?)が「今日の26時間TVどうだった?」なんて聞いている。業界人も多いかのな。父さんもサインしたかったが、さすがに言い出せなかった。
普段いろいろ呑み歩いて、ここが美味しかった・・・と言っているけど、ホントにもう一度行ってみたい店はそう多くはない。でも「捕鯨船」は絶対にまた来たい!ぜひ呑兵衛たちを連れて行きた~い!

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「バルトの楽園(がくえん)」

2006-07-16 | 映画(DVD)の話

♪かくして「第九」は日本で演奏された・・・

楽しみにしていた「バルトの楽園」を、漸く観ることができた。この映画は、第一次世界大戦中に中国青島(チンタオ)の攻防で降伏したドイツ兵捕虜と鳴門市坂東の収容所所長松江中佐や地元民との交流を描いた作品だ。
松江中佐は「捕虜は国のために戦った戦士だ。ここは刑務所ではない!」と捕虜の人権を極力尊重する。収容所の中で、捕虜たちはパンを焼きソーセージを作り、ビールを呑む。軍楽隊出身者や音楽愛好者が楽団を組んで練習したり、地元の子供にバイオリンを教えたり・・・。ちょっと気になって調べたら、実際に本国との間で送金はあるし手紙のやり取りもできるという、第二次世界大戦以降では考えられない自由さが捕虜にもあったようだ。
1918年11月に大戦が終了し、捕虜たちも本国へ送還されることになった。その時に収容所の日本軍人や地元民へのお礼として演奏されたのが、ベートーベンの交響曲第九番だ。人類の兄弟愛を高らかに歌い上げるこの曲を演奏したなんて、出来すぎの話だが、もちろん実話。この演奏が、今でも日本人が一番好きなクラシック音楽の「第九」の日本初演なんだね。

映画の前半で、他の地域に散らばっていた捕虜が坂東俘虜収容所に移送されるシーンがある。坂東収容所の捕虜たちはマーチを演奏して出迎える。少人数の限られた楽器で演奏するゆっくりのんびりしたテンポのマーチ(これがドイツのマーチの名曲「旧友」だ!)・・・。もう父さん、この曲を聴いただけで、涙ポロポロ。父さんは昔ブラスバンドにいたので、マーチには特別の思い入れがあるのだが、「旧友」のメロディーで歓迎を受けた捕虜たちの感激はいかばかりであったことか!(ウルウル)
そして「第九」だ。「第九をやろう!」と楽隊長が言い出したとき、メンバーは半信半疑。「合唱は混声だよ。女性パートはどうするんだ?」「楽器が足りない。こんな田舎にオーボエやファゴットはないよ!」etc・・・。でも楽隊長は「男声合唱に編曲し直そう!ファゴットは足踏みオルガンでいいじゃないか!(確かにちょっと音は似てる?)」そしていよいよベートーベンの「歓喜の歌」が始まる!!

『汝の優しき翼のとどまるところ、人々はみな兄弟になる!』

あぁ~、もうダメだ。父さん、もう涙、涙! 誰も回りにいなければ号泣だぁ~!!
この曲を、松江中佐や収容所で世話になった日本人達に届けようとしたドイツ人捕虜たちの心意気やいかに!? 国同士の事情で戦うことになったが、人間同士が憎みあっているわけではない。我々はみな兄弟ではないか!という叫びが100年近く経つ今でも、我々に心に響き渡る。この心持が、今はあまりにも希薄になった気がしてならない。全世界の人々に観て欲しい映画だ。
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立川から、わざわざ

2006-07-15 | 食べ物・お酒の話

♪海竹貝の美味なこと!
今日は立川で会議に出席し、軽く一杯やってきた。ホントに軽くだよ。懇親会のお店が6時半から2時間の予約だったのに、会議が延びて着いたのが7時半。料理はまとめて出てくるし、呑み放題ったってそうぐびぐび呑めるもんじゃなし・・・。で、中途半端に終了した。
う~ん、どうしようかなぁ。支店の連中と2次会に行くのが正しいサービス部所属の社員の在り方なんだろうが、あまり知らないメンバーと呑んでも気を遣うだけだしな。このまま南武線に乗れば一本で家に帰れるし・・・。でも呑み食い足りないし・・・。ん?中央特快、まだあるじゃないか。ということは新宿経由でも大して時間はかからないということだ。じゃぁ目黒経由でしょう!「ではここで失礼しま~す!」
どうも金曜というと「だるま寿司」に寄りたくなる。月に2回は来ているな。今日のお勧めは「海竹貝(シロミル貝)」だ。磯の香りがたっぷりで、岩がきのようにミルキー、そしてボリュームもあり満足でした!それに「ちょっとだけ、カツオのポン酢で和えた奴、食べる?」「はいはい、もちろんです!」
〆は、またオヤジさんが「ヘルシーにね」と握ってくれた貝類などと、大好きな超辛巻き。飲み物は、さすがに燗酒は呑む気がせずウーロンハイにした。「だるま寿司」は7月一杯で店を閉め、8月末に元の場所(駅東口のロータリーのところ)に戻る。やっぱりもう1回は行かねばなるまい・・・!

【本日のメニュー】
海竹貝、カツオポン酢、青柳・赤貝・シャコ・穴子の握り各1貫、激辛わさび巻き
小生1、ウーロンハイ3 食事の友=夕刊フジ&オヤジとの会話


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呑む気父さんの読書感想文・その26 「小さき者へ」

2006-07-14 | 本の話
小さき者へ

新潮社

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♪「小さき者へ」重松清著 新潮文庫
二番煎じどころか、三番煎じ、四番煎じの「重松」チックな話しだ。でも、泣ける。悔しいね。
息子の煮え切らない態度やよわっちぃところが、情けなくて仕方がない父親のやるせなさを描いた「海まで」。学校で同級生に暴力を振るい、家では自分の部屋に引籠もる中学生の息子に、結局何も言えず手紙を書き綴る自分の不甲斐なさに苛立だつ父親を描いた「小さき者へ」。この二つの話しは秀作だ。泣けるね。
前から重松清の本は、親子や夫婦間の葛藤を描いて、心に迫るものがふんだんにあるのだが、その問題に関する解答は一切ない。そこに多少の不満を持っていたら、読者はみな同じなんだね。重松自身も、本書の後書きでそのことに触れている。

『「問題が何も解決していないじゃないか」と叱られることの多い僕のお話しの中でも、本書の六編はとりわけ「解決しなさかげん」が際立つものとなった・・・。』

しばらく前の新聞でも、そのことについて自身で触れている。その要旨は、「親子や夫婦の問題を他人の自分が解決するなんて、おこがましい。そんなに簡単なことではない。ただ世の中には同じ悩みを持った仲間がそれこそたくさんいることを分かって欲しかった。」というもの。(記事が手元にないので不確か)
そうなんだよね。確かに作者なりの解決策を本に求めても、多分ほとんど役に立たないんだな。世の親の悩みには、星の数ほどいろいろあるんだろう。
それに答えを出すのは到底無理な話だ。悩みを共感、共有することで、少し安心したり気が楽になったりするのかな。

ところで!話しは全く違うんだけれど、この本の解説はなんと15歳の「華恵」さんが書いている。モデルで小説も書き、TVにも出ているらしい。小学生の頃から重松のファンだって。女の子はすごい!男の子は、ダメだな!
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粋酔亭姉妹店「cafe In Chorus」もよろしく!

2006-07-11 | コンサート・LIVE・演劇などの話
♪音楽好きのご同輩、姉妹店も覗いてやってちょうだい!
この粋酔亭の姉妹店が出来たことは、前にご紹介した。でもあっちの店は閑古鳥が鳴いている。もちろんこっちもそれほど繁盛しているわけではないが、それでも1日に20~30人のお客様はいらっしゃる。ところが姉妹店「cafe In Chorus」のほうは毎日数人しか訪れていただけない。
まあこっちと違ってマニアックな店で、クラシック音楽、それも合唱に興味のない人は行っても面白くはないかもしれないな。だけど、こっちに寄るついでに、ちょっと覗いてくれると嬉しいな。ご同輩諸氏、なにとぞ宜しくお願いする次第でありますよ!
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